長瀞岩畳・秩父事件の碑
- GPS
- 08:22
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,279m
コースタイム
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:17
天候 | 晴れ ちょっと薄曇り 風強め |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(1)
ソフトシェル(1)
ズボン(1)
靴下(1)
グローブ(1)
雨具(1)
帽子(1)
靴(1)
ザック(1)
昼食(1)
行動食(1)
非常食(1)
飲料(1)
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ストック(1)
カメラ(1)
ロープ(1)
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感想
長瀞あたりに行ってみた・・・みた。。。
奥武蔵秩父ベストハイクの「長瀞岩畳」「秩父事件の碑」を廻ってこようと思って考えたルートだったが・・・果たして。
バイクを停めたのは蓬莱島公園駐車場の奥の隅。数年前に出来たGoogleストリートビューでも出てこない所だが、紅葉シーズンと思って出掛けてくる人も居るかと思い、バイクで割と早めな時間に到着した・・・ら、停まっている車は1台だけ。立派なトイレも有るけれど、それ程混まないのかも。
まずは、金石水管橋を越えて対岸の北桜通りをから長瀞岩畳を目指す。
金石水管橋の下あたりは広いキャンプ場になっており、土曜の早朝の割には混み合っているようだった。一方、長瀞あたりは売店のシャッターも閉まっていて閑散としており、散策している人もポツポツ程度だった。
長瀞岩畳:名所だけあって白っぽい岩の両岸の間を流れる長瀞は風情が有る。
河川沿いには「この先キケン」のロープが張ってあり、ロープ脇あたりの岩場を歩いて行く。ザックにぶら下げている気温計は12℃程度で冷え込んではおらず、長瀞の対岸の岩壁あたりや、月の石もみじ公園あたりの木々の紅葉はまだまだ進んでおらず、これから更にキレイになるのだろう。
岩や流れを眺めながらの歩きを楽しんだら、親鼻橋を渡って赤城大神社へ・・・その対面の階段を上がると墓地が有り、その裏から角山への尾根を目指すのだが、取付きは完全に間違いだった。墓地から上がるとスグに笹薮が有り、尾根の方に方向転換して登り出すが、キノコ栽培していた榾木の様なものが倒れていて、滅茶薮。しかもトゲの有る木や草も多い。振り返ると眺めは良くなるのだが、そんなのは何の気休めにもならない。最後の極めは尾根の西側は岩崖になっていて上がれない。崖沿いを少し降って足掛かりの有る所を見つけて何とかよじ登り尾根に出る。ココの尾根は城址の西北尾根道と言うらしいが、今回のように西寄りからの攻めには鉄壁の守りなので、尾根から登るのであればどちらかと言うと東寄りの方が良いようだ。
角山:三角点が有るだけの場所で西側が大きく開けているので眺めが良い。
琴平山:琴平神社が有ったらしく、土台らしい真ん中に石が立っており琴平神社と刻んであり、建物を解体したと思われる木材が脇に積んである。眺めは無い。
竜谷山:龍ヶ谷城が有った城跡らしく、それと思わせるような地形が見て取れる。城跡を解説した看板が有ったが、これを見てから来た方がより簡単に楽しると思う。
コースを舗装路まで降ったら釜伏峠の方に進み、コーナーの所から山道林道に入り登って行くと大きな落石防止柵の所で行き止まりになる。柵沿いを西に進み、柵が途切れた所から(柵が無いということは落石の恐れが少ない尾根だと思うので)上に向かう。ここから標高を150m程上げる間、大岩ゴロゴロの急坂が続く。垂直な岩壁は無いので全く登れない所は無いが、間を縫ったり登ったりしながらヒーヒー楽しく登る。尾根上に出る頃にはあたりが広く見渡せるようになり、上々の眺めが楽しめた。
あとは尾根を荻根山を目指して行くが、荻野山の一つ手前の小さなピークのあたりには小さな祠が有り、展望岩?からまずまずの眺めが楽しめる。
荻根山:不動明王と良く判らないことを書いた板が中央にある。箱のようなベンチで昼食を摂り、終わって歩き始めで振り返るとお印が有った。ベンチの方から見ると黒い柱の様なものにしか見えなかった。
ココからの下りも岩っぽい急坂で、途中には展望台らしき場所も有り、眺めも楽しめる。
で、次は釜伏山。
釜伏山:参道らしき狭い杉並木、コンクリート階段、岩場を登り切ると祠と狛犬?が頂上に鎮座している。後ろにお印板も下がっている。木が疎らなのでそこそこの眺めは有るが広くは見渡せない。
釜伏山から北への下りも岩っぽい急坂が多く、北東側が広く見渡せる所が多い。
尾根を折れてからはコースらしく歩き易い山道で無事に舗装路まで降りる。
次に向かったのは秩父事件の碑。良く知らなかったが、碑の有る斜面はほとんどがミカン園になっており多くの人がミカン狩りを楽しんでいた。ミカン園の間を縫うように登ると、尾根上のあたりに秩父事件の碑が有った。
秩父事件の碑:平成6年にJR東労組により建立されたもののようだ。碑には秩父事件の経緯や解説などが書かれている。隣と又隣には神社が有る。
とりあえず、これで必ず廻ろうと思っていた所は終わったのだが、地図を見ていて前から気になっていた、山名もピークの表示も無い笑った顔に見えなくもない頂上に行ってみる。付近に向かうと思われる林道を登って行くと行き止まりに無線鉄塔が有る。そこからは頂上と思われる方向に藪中を登って行くと、山頂下に祠が有った。頂上まで登ると南側に少しだけ眺望が有る。北側を覗き込むと地図に有ったような岩場は見えないが鋭く落ち込んだ谷になっているので、もしかしたら岩壁になっているのかもしれない。後は、尾根筋を降り舗装路に出る。
もし、調子が良かったら高岩山を経由して尾根を降りて行くことも考えていたが、最初の薮漕ぎで思った以上に時間を取られて15:00近くになっており、山中で薄暗くなるのは避けたいので以降は舗装路を戻ることにした。
所々でまぶしい西日を浴びながら舗装林道を降り、駐車場が近付く頃には太陽は山の陰に消えていた。
ベストハイクの2カ所を、歩いたことの無いルートで廻ってみようと思っただけだったが、多彩な薮漕ぎ・急坂な岩場・崖上のような所からの眺めなど、思わぬ楽しみ満載のハイクになったので、ベリー・・・グッド。。。
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