白馬三山 Episode1

2015年09月20日(日) ~ 2015年09月21日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 19.9km
• 登り: 2,344m
• 下り: 2,341m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:45
• 休憩: 2:00
• 合計: 9:45

5:35 猿倉荘
6:40 6:55 白馬尻小屋
7:30 7:40 大雪渓始まり
8:45 8:50 大雪渓終わり
9:15 9:30 休憩
9:50 石室跡
10:05 10:20 休憩
11:20 10:30 避難小屋
11:55 12:00 看板
12:40 12:50 頂上宿舎
13:15 13:50 白馬山荘
14:10 14:20 白馬岳
14:30 白馬山荘

2日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 2:20
• 合計: 10:10

6:15 白馬山荘
7:35 7:45 杓子岳
9:00 9:15 鑓ヶ岳
9:30 鑓温泉分岐
10:25 10:40 休憩
11:15 12:15 白馬鑓温泉小屋
13:00 杓子沢
13:50 14:00 サンジロ(三白平)
14:20 小日向のコル（1824m）
14:30 14:50 休憩
15:35 水芭蕉平
16:10 16:20 猿倉荘
16:25 猿倉登山口駐車場

一日目
5：35猿倉荘ー6：40白馬尻小屋6：55ー9：50石室跡ー11：20避難小屋11：30−11：55看板12：00−12：40頂上宿舎12：50−13：15白馬山荘13：50ー14：10白馬岳14：20ー14：30白馬山荘

二日目
6：15白馬山荘ー7：35杓子岳7：45ー9：00鑓ヶ岳9：15ー9：30鑓温泉分岐ー10：25休憩10：40−11：15白馬鑓温泉12：15ー13：00杓子沢ー13：50サンジロ14：00−14：20小日向のコルー14：30休憩14：50−15：35水芭蕉平ー16：10猿倉荘16：20ー16：25猿倉登山口P

天候

晴れと曇り、雨は無し

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車 飛行機

9/19（土）
札幌出発ー(マイカー移動)ー千歳P 1,700円(四日間)−(Pマイクロバス移動)ー新千歳空港ー(エアー移動)ー羽田空港ー(ダチの車移動)ー猿倉荘宿泊(素泊まり6,300円)

9/20（日）
猿倉荘ー(大雪渓)ー白馬山荘宿泊{二食付9,500円＋(個室料23,000円÷10人)＝11,800円)}

9/21（月）
白馬山荘ー鑓温泉ー猿倉荘ー猿倉P−(車移動)ー御殿場(ダチんち泊)

9/22（火）
御殿場ー(小田急バス移動)ー羽田空港ー千歳空港ー帰宅

コース状況／危険箇所等

登山ポストは、猿倉荘に有り。

大雪渓は全て危険個所？
上の方で、石が転がってる音が何度か聞こえた。
大雪渓を途中から端折って、右のお花畑へトラバースする時に、
なるべく斜めのじゃなく、底が平らなスプーンカットを選んで歩いた。
雪渓での装備は、四本軽アイゼンとシングルステッキで、ゴムキャップは外した。

メットを被ってた人が多かったけど、チャリ用やドカヘルも見かけた。
ワイらは初めてメットを被っての山行だったけど、ゴツンの横木には、凄く威力を
発揮することが解り、これからの山行でも使おうと思った。

その他周辺情報

猿倉荘（内も外にもトイレ有り、荷物を預かってくれた）
白馬山荘（ケーキセット800円、生ビール850円、枝豆700円、カツカレー1,300円、ラーメン1,000円）
鑓温泉（うどん700円、カップ麺500円、インスタントコーヒー200円、トイレ、足湯）
御殿場とらや工房（セット物で、あんみつ820円、お汁粉820円、お代わり自由の煎茶が非常に美味し！　小売りで、南瓜きんつば300円、どら焼き240円）

写真

千歳空港近くの民間P　6：05
開店時間は6：00からなで、いつも開店前に並ぶもんだから、
今回はちょっと遅くしてみたんだけど、最初のマイクロバスに
乗れず、この20分ほどの差が後々尾を引くことになろうとは思わなんだ親爺

千歳空港　6：50
さすが五連休のSW！
どこもかしこも長蛇の列に参るどセブン親爺。

それでもアイスは食うべ、がはは

アイスが食い終らないかと焦った親爺、あは

ビュンと飛んで羽田空港
御殿場＠ランディーがキャンパーで迎えに来てくれた！
ありがたや〜
他にランディーJr.@レンちゃん、テクニシャン＠S隊員とも合体成功

途中の高速PAにて
相棒＠カズミンの卵とじカツ丼！

親爺は、ソースかつ丼！
これで、お山に勝つ！がはは

遅刻ながらも板橋＠三時半も合流！

途中のPAで

やっぱり、アイス！

最終買い出しは、スーパーへ！

登山口でもある猿倉荘、19：00
八ヶ岳の主＠モリアーニと、相方ちゃん＠ヒトちゃんが待っててくれたんだ

必要最低限の物はある売店

買ってきた夕食を食う！

一夜明けて、4：00起床
一階の食堂で、朝食を食う

トイレ横に、コーション！

1、うん、すぐは寝なかった
2、いや、着いてすぐビール飲んだ！がはは
3、うん、スポドリは一日1本とした
水は2Lは持ちましょうとあったんで、3L持った

外にはもう、バスが着いてた

屋外にもトイレ有り
特に値段は書いてないけど、有料です

猿倉荘全景
500mばか下の無料Pでキャンパー泊した本州面々と集合

他の岳人様方も出発準備

食堂もある猿倉荘

5：35、出発！

猿倉荘横から始まる登山道を行く

ゆるゆると続く登山道

だのに遅れる、親爺

今度は林道歩き
あっ！忘れてた！
クライモォ〜ン♪
shizuさぁ〜ん！　白馬三山、やっつけてきまぁ〜す！

鑓温泉分岐
翌日降りてくる分岐ですわ

セリ科のお花が伸び放題

またセリ科ダブルX
がはは

エゾアジサイ

あれが目指す白馬岳？

ツルニンジン

コガネギク

やっぱり遅れてる、親爺

オオカメノキの熟した実
赤から黒くなるですね

セリ科と、変な足の親爺

ゴマナ

コウメバチソウ
ウメバチソウとの違いは、仮雄しべの本数

必要はないような木道

ノコンギク

オヤマリンドウ

滝パフォーマンス親爺、あは

レイヤード調整してるのかな？

振り返って見た朝暘に輝く川

この天気が山頂まで持ってくれたらな〜
と、あんたも思うしょ？いつも

オヤマボクチ

ツルニンジンの実

サラシナショウマ

オオカメノキ、と親爺

ここで林道が途切れて、登山道へ

ボケた、ダイモンジソウ

そそるね〜

どんどん抜かれる

木道が有り難い

ミヤマトリカブト

ミソガワソウ

おっ！建物が見えてきた！

テン場に二張り

白馬尻小屋だ！

御殿場＠ランディーと、ミスターX＠葛やんが待ってる

白馬尻小屋到着！　6：40
標高差で300m稼いだ感じ

ドリンクが売ってます
高いけどね

4本軽アイゼンも売ってた

振り返れば、やっぱり朝暘がマブいぜ

そして、白馬尻小屋出発！
6：55　

やっぱりもう秋だわ
大雪渓はもっと上

タケシマランの実

ミヤマトウバナ

メット装着率は高い
チャリ用やドカヘルの人も居たけどね

ミソガワソウ

なんかトンガリが見えてきた
杓子岳？

クロクモソウ

おっ！いよいよ雪渓が見えたきた！

落石注意ですと

陽が随分登ってきた感じ

まだ夏道で行けます

スノーブリッジも間近で見えてきた

頭くらいの石が転がってる

も少し夏道で

エゾシオガマ

ヤマガラシ

ミソガワソウと、ウラジロタデ

ミヤマキンポウゲ

ここで、四本軽アイゼン装着
7：30

仲良く数珠繋ぎで登る

クレバス

やっぱり置いてかれる、親爺

そう言われても、なす術はないのだよ、親爺はよ

相棒＠カズミンが待っててくれる

クラック

気分はチョモランマに登ってる感じ

重装備の岳人様にも置いてかれる

上を見る余裕なぞ全くない、親爺

ため息ばかり出る、親爺
いかん！パワーブレスを繰り返せ！

相棒＠カズミンは、何度も待っててくれる

横にも雪渓が

あの落石の帯が気になる

相棒＠カズミンが上を見ててくれる

後からもドンドン来る岳人様方

ジワジワ段々と傾斜も急になる

まだ大雪渓は上へと続くんだけど、右側にお花畑が見えたんでなるべく底が水平に平らなスプーンカットを選んで雪渓をトラバースして右側へ行く

軽アイゼンを外す相棒＠カズミン
8：45　1時間15分の大雪渓歩きでした

うわお！下を見ればガスまみれ！

お花畑の正体は、ミヤマキンポウゲ

黄色いのは花弁じゃなくガク
ガクっとするしょ？がはは

シロウマタンポポ

大部分は、そのまま大雪渓を行くけど、時にお花畑に来る岳人も

もともと白いのか、ヨレて色が抜けるのか

ミヤマオダマキ

ミヤマシオガマ

ゴロタ石が多くて、雪渓歩きの方が楽な感じ

ヤマガラシ

クロクモソウ

ここでほんとの雪渓も終わり
9：15

先行する仲間も、ここで休憩がてら待っててくれたよ

杓子岳からの崩落石があんなに沢山

お腰につけたキビ団子食った、あは

BKも喰った

スポドリも飲んだ

喰うもんくったし、再出発！
9：30

ミヤマアカバナ

大きく口を開けたブラックホール

恐ろしげな風景なのに、みんな平気顔

鬼の角みたい

ここらが一番急坂

オノエリンドウ
北海道では、羊蹄山にだけ咲くお花

ビビり渡る、親爺

へタレまくってる、親爺

親爺を気遣う相棒＠カズミン

止まらないで！
と言われても、へタレな親爺には無理！

石室跡のようです
こんなとこにね〜

ちょい休憩
10：10

北海道土産なんだけど、喰っちゃった、あは

で、出発！
10：15

この大岩が落ちたら、どないなるやろか？

ガスの向こうには山頂が！

圧し掛かるように聳える天狗菱

スノーブリッジ見学場

けど、親爺には見る余裕もなし！

ウサギギク

シロウマオウギ

イワギキョウ

クロトウヒレン

避難小屋到着！11：30
ここでも休憩
兎も角、他の岳人様が休憩してたら親爺も休憩にした

オタカラコウ

まだあんな〜

ハクサンフウロ

なんか看板が見えてきた

ウラジロナナカマドの紅葉

タカネナデシコ

看板に到着
11：55

木階段歩き

杓子岳か？

下界は雲海の下！

頂上宿舎までもう少し！

相棒＠カズミンに置いてかれた〜

頂上宿舎到着！
12：40

宿泊者専用だってさ
けど、あまのじゃくな親爺は一歩だけ入ってみたよ、がはは

泊まる白馬山荘が見えた！

さあ、行くぞ！
12：50

ツツジなんだか、クワガタなんだか解らんの〜

白馬山荘は、でっかいな〜

これは丸山？

杓子岳と鑓ヶ岳

近くても、親爺には遠い白馬山荘

も少し！

ここで息絶えた親爺、がはは
この日は今までのお山では最高の10人は抜いた
けど、1000人には抜かれた感じ、あは

正面が宿泊受付

左が親爺らが泊まる棟

白馬岳は、すぐそこ！

息絶えた親爺はカツカレーで生き返る！あは
1300円

相棒＠カズミンのラーメン1000円

相棒＠カズミンとシェアして親爺もラーメンくってみた

受付横には、煉瓦看板が

白馬岳めざして行くぜ！

白馬山荘を見下ろす

この人、誰？

山座同定かい？

雲で見えんじゃん

そして、白馬岳、一等三角点、ゲッツ！
14：10

白くて馬い大福喰って、白馬岳サミット、ゲッツ！がはは

皆とも記念写真！

相棒＠カズミンは、まだ餅喰ってるし、あは
いくつ持ってきたのさ

左を剥けば、鉢ヶ岳か？

正面は、おお〜釼の頭だ！

ここからなら丸山に見えるね

さぁ〜て、帰って一杯やるかね

降りよう、降りよう
14：20

先行く相棒＠カズミン

白馬山荘は、定員800人だってさ
勿論、日本一だそうな

シルバールームNO.1
あんまりうれしくないネーミング
このシルバールームは、NO.3まであったよ

入口にはダンスするわけじゃないけど踊り場があって

中はこんな感じ
八人部屋だけど、踊り場にも二人寝て10人丁度

お着替え中のモリアーニが睨んでる、がはは

さてと、白馬山荘名物スカイプラザで、生ビール850円と枝豆700円！
っか〜美味い！　すこぶる旨いぞ！

相棒＠カズミンは、黒物ケーキセット800円

山女＠タ〜たんは、白物ケーキセット
これも、シロウマだね！

部屋へ帰って宴会！
それで、えんかい？がはは

酔い覚ましに、おんもへ
やっぱり、釼岳が見えてる
山女＠タ〜たんは、今年やったんだって

おっ！槍も見えた！
来年は、あっちかな〜

静かに陽は落ちる

影も伸びる

杓子岳(手前)と鑓ヶ岳
明日行くから待っててね！

陽がもっと落ちる

明日また、お願いしますね、お日さま！

暮れなずむ釼

夕飯の為に、食道に並びます
18：00
なんたって800人がここで食うんだも

個室でない方は、布団が敷き詰められて、ザックは廊下

二畳に三人か

そして、ディナー
18：30

部屋に戻って、呑み直し

つづく

感想

セッチ

本州遠征登山は、これで四回目。
富士山、八ヶ岳×2、そして、小心者のワイなぞ、ほんとは怖いんだけど、
白馬の大雪渓から白馬三山をやろうと言うもの。幸いなのは、今年のシルバーウイークが5連休になったのも大きかったな。でなきゃ、せいぜいピストン登山になってたであろう。

それもこれも、本州にお山をやるダチが居るお蔭で為し得ることで、
この場をお借りして感謝申し上げる。サンキュでぇ〜す！

で、その本州のダチとは、御殿場＠ランディーと愉快な山屋達。
御殿場＠ランディーなぞ、わざわざ羽田空港まで迎えにきてくだすった。
ランディーは、偉い！すこぶる、えらい！

今回のパーティーは、10名。
北海道からは、
ワイ
相棒＠カズミン
山＠タ〜たん
ミスターX線＠葛やん

本州迎撃隊は、
御殿場＠ランディー
ランディーJr.＠レンちゃん
板橋＠三時半
テクニシャン＠S隊員
八ヶ岳の主＠モリアーニ
の相方ちゃん＠ヒトちゃん

今回は、特別スーパースペシャル・ハイブリッド二部編成でやらしていただきやす！
クライモォ〜ン♪

コメント

minoco

まってました！
お疲れさまでした！

とりあえず一言！

セッチ親爺さんのガンバリとカズミンさんの愛に、またもや泣かされてもうたや〜ん(T_T)

episode2、楽しみに待ってます(^-^)/

セッチ

Re: まってました！
minoハハ！　こんちゃ〜！

へ〜い！　お疲れました！がはは
minoハハは、あいかわらず涙腺が弱いの〜あは
もちょっとドラマチック仕立てにしようと思ってたんだけどさ、
なにせ画像が多過ぎた、あは、苦肉の策で急遽、二部構成にしたんで、
キャプションを練り直す時間が足りんかったな〜

episode2？　まあ、気長に待ってて下さいましな、明日のお山次第かな〜

ほなどもね＠セッチでした。

hobbit

クレバス〜
他人事とは思えなくてどきどきしましたよ。
バームクーヘンやお餅をクレバスに落とさないでくださいね。
本州でも愛と勇気まき散らしてください。

セッチ

Re: クレバス〜
hobbit さん！　こんにちは！

やる前は、大雪渓、クレバス、落石にビビってましたんですけどもね、
実際は、そんな大したこともなくやれましたんですわ。
てか、既にへタレてて、登る以外に気を回す余裕がなかったと言うとこなんでしょうね、あは

餅！
実は、クレバスではなかったんですけども、休憩時に餅を落としてしまったですよ！
いや〜ガッカリしまくりましたですわ！
ええ、ちゃんと拾って、最後の最後まで、只のお荷物になってしまったですのよ、がはは

愛と勇気？
そんな大層なもんは持ち合わせてませんのですけども、なんでも楽しくやりたいのがワイ
なんですよね。

ども、ありゃとんした！＠セッチより

kamekon

お疲れ様でした(*^▽^*)
@セッチさん@カズミンさんお疲れ様でした(^o^)
今回も楽しさいっぱいのレコ良かったです〜(*￣∇￣*)
本州の山の様子はテレビでしか見た事ないけど興味深いですね！
大雪渓の登り大変そうですけど面白そう〜(*￣▽￣)ノ~~ ♪
山小屋も個室とかあるんですね！？
写真で見る限りどこかの温泉旅館のようですヽ(￣▽￣)ノ
続編も楽しみにしてます(*^▽^)/★*☆♪
kamekonでした！

セッチ

Re: お疲れ様でした(*^▽^*)
kamekonさん！　こんにちは！

はい！ほんとに、お疲れましたです！あは
標高差が1600ｍですから、ワイにとっては難敵なもんで、気合十分で臨みましたんです
けども、ワイのへタレは予想通りで、ほんと千人くらいの岳人様に抜かれましたですよ。

本州のお山は、一年にひとつずつでも行けたらいいな〜って思ってますですよ！
標高こそあるですが、山小屋泊まりが可能にしてくれますしですね。
来年でも、ご一緒にいかがですか？　

山小屋の個室！
これはもう、個室のあるとこしか行ってない、泊まってないって感じですよ。
まあ、一期一会の出会いも楽しいんでしょうけどもね、気兼ねなく眠れる方を優先してる
ですね。金はかかりますけどもね、あは

白馬山荘は、さすがに日本一でかい山小屋！
その分、なにをするにも長蛇の列ですわ。食事は夜が30分、朝は40分並んだですよ。
そうそう！トイレは、街と違って、男の方が列を作るですね。

どもでした！＠セッチより