十種ヶ峰 - 幻想的なヤマシャクヤク
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 605m
- 下り
- 595m
コースタイム
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1.7km先に登山口駐車場の看板あり。 駐車場には300円の協力金を支払って駐車。 ここは元々田んぼだったのを登山者の利便性を考えた農家さんが駐車場として開放したのだとか。 その後、記録的な豪雨災害が発生したこともあり、登山道の補修や駐車場の管理等に当てるために協力金をお願いしているのだそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤマシャクヤクの自生地手前は豪雨災害の爪痕が深く刻まれています。 不安定なガレ場や滑りやすい場所もあります。 |
写真
感想
朝から雨。
ネットで雨雲レーダーを確認すると10時半〜12時頃まで雨雲が途切れそうだ。
雨に濡れたヤマシャクヤクを見てみたいと思い、急きょ十種ヶ峰を目指す。
神角地区の駐車場には5台程度の車。
協力金を支払って車を停めたら早々に出発。
雨の山行は数年ぶりかな?
歩きだして数分すると、ラショウモンカズラが花を付けている。
前回はどれがラショウ(略)か判らなかったが、
名前の由来にもなった鬼の腕のような花というヒントを得てから改めて見てみると
あ、これだな!とすぐに判るようになった。
確信が持てない部分はあるのだけども(笑
心臓破りの急な林道を登り、登山道に入ると去年と同じように豪雨の爪痕が深く刻まれたままの沢。
それでも新しい案内看板が設置されていたりして、ありがたく思う。
ヤマシャクヤクの自生地に着くと白いキャンディーのような花が
新緑の森にぽわんぽわんと浮かんでいる。
雨は未だ止む気配はない。
ザックの中にしまった一眼は出せそうにないので、コンデジだけで撮る。
白く透き通るような花弁の曲面に水滴がキラキラと輝いている。
陽が出ていないので輝きはギラギラしたものでなく、落ち着きがある。
マイナスイオン飽和状態!といった趣のヤマシャクヤクの森を抜け、
稜線の分岐に出ると左へ歩みを向け、十種ヶ峰の山頂を目指す。
山頂に近づくと何やら賑やかな声が聞こえて来た。
山口県内の某中学校の林間学校だろうか、たくさんの生徒が麓の青少年自然の家から登ってきたようだ。
まだ山頂を目指して頑張っている生徒も続々登ってくる。
「がんばれー!」の声が響く。
雨の関係で早々に山頂を後にしようと決めた私も、すれ違う生徒たちに一人ひとり「あともう少し!」と声を掛けて励ました。
下山して駐車場に向かう際、去年は「畦道を通らないで」と書かれた立札があったハズの田んぼに「駐車場への近道」という立札があった。
見ると田んぼの一部を埋立てて?畦道の幅をおよそ2.5倍に広げて登山者が駐車場まで楽に戻れるようにしてあった。
畦を広げたことで、田んぼに作付出来る稲の量、つまり収穫出来る米の量は減るだろう。
それでも登山者の便宜を図ってくれる『神角(こうづの)地区』の住民の皆さんに深く頭が下がる思いでした。
コメント
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Hans-R1さん、こんばんは。
いつも山行レポ楽しく見ています
僕も、前の日(4/29)にヤマシャクコースを歩いてきました。
(jewel7さんの10分位前を歩いていたようです。)
あぜ道がコースになっていたのに、とても感動しました。
雨のヤマシャクヤクも素敵ですね。
いつかお会いできる日を楽しみにしています。
chikakuさん 初めましてこんばんは。
コメントありがとうございます。
前日に登られてたんですね。
「天気も良く、開花状況も最高の日だったと登った人から聞いたよ」と、
駐車場係の地元住民さんからお聞きしました。
山頂からの眺めを求めるなら晴れの日がいいのでしょうけど、森に咲く花を愛でるには
雨の日も捨てたもんじゃないなぁと再認識しました。
あの畦道は昨年も登られた方なら、きっと感動しますよね。
僅かな距離ではあるかもしれないですが、その気持ちがありがたいですね。
私はレコにもあるように、多くの場合鮮やかなグリーンを身に纏ってます(笑
お金ないのでおなじ服装になっちゃいます。
「もしや?」と思った時はどうぞお声を掛けてくださいませ。
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