猿倉ー親不知1泊2日山スキー
- GPS
- 37:33
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 3,397m
- 下り
- 4,536m
コースタイム
- 山行
- 11:03
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 12:00
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
備考 | 食料が多すぎで重たい。カロリーをしっかり考え厳選する必要がある。アミノ酸は6包、1日4包でもよい。カバヤの塩補給、黒飴は結構いける。スナッキーよりバーの方が美味しく食べられる。タルタルソースは食が進まない。マヨネーズがよい。 コンデンスミルクも候補にすべきか。 シールが後半濡れて使えなくなった。もともとノリも弱くなっていたか。 大きなビニル袋が数枚あると便利 アイゼンの必要性・・・天候にもよる。 装備軽量化の余地があるもの。スキー板、ツェルト、コンロ 更新の必要あるもの:ザック |
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感想
友人と3名で猿倉ー親不知の栂海新道へ5月2・3日で行きました。自分的には2泊3日が妥当と思いましたが、行ける時に行かなくては。
車回送のため3時に親不知に集合。深夜に自宅出発。集合後、4時過ぎに猿倉到着。駐車場は既に多くの車が駐車中。
軽量化のためメットはやめ、ピッケルはウイペットがあるからやめ、一応アイゼンは持って、水もたっぷり2リットル。17キロはさすがに重い。
まあ、順調に白馬大雪渓と詰めて、白馬岳は踏まずに鉢ヶ岳のコルに滑り込み。鉢ヶ岳をトラバースし、避難小屋の手前から、スキーを担いで、雪倉岳に夏道を登る。雪倉岳からは雪が順調にあり、滑降、シール登攀を繰り返して幕営地の吹上のコルに17時に到着したのでした。
ツェルトを設営後、明るいうちに夕食。α米にカレー粉ルーをまぶして食べたあと、空袋に粉末トマトスープとマカロニを入れお湯を注いて、更に食べる。翌日の行動に備えて食えるだけ食うという感じ。
その間、ざらめ雪にウイスキーを注いてシャリシャリと飲む。
19時には、皆寝床に入った。ほどなく隣のツェルトから聞こえる、いびきの2重奏。少し離して、設営して良かったと思いながらほどなく眠りにつきました。
1時に目が覚めた。爆睡したようで眠気はない。
起床3時にまだなのでシュラフの中でうつらつら。軽量化のため、天山のコンパクトシュラフ+シュラフシーツ+シュラフカバーという仕立て。
足先は窮屈だが、寒さを感じずに寝られた。
朝食はマカロニトマトスープ。チゲスープ、ココア。
水もたっぷり取る。床の雪を掘って、水を新たに作る。
今回、イグルーもどきをやってみたが、慣れればこの方法いいかも。ツェルトのバタつき感がないのいい。
5時出発
犬ヶ岳までの間、3分の2程はスキーを履けて、行程を稼げた。途中からは担ぎ。板靴合わせて25キロあまり。重たいにつきます。1890円で靴屋で買った安物靴はそれでも体を支えてくれました。
栂海山荘9時40分。ここから少し滑って、白鳥山まで担ぎ。
ホントのところ、何度靴を履き替えたか、何度背負ったか、とにかく多すぎてよく覚えていません。
下駒ケ岳の登りは、夏でも難所、四つん這いでよじ登りです。そんなしんどい歩きの中、春の花が心をなごませてくれます。驚いたのはカタクリ。そこら中に咲いていました。
モクレンは四つん這いの登りの最中、顔を上げたら目の前にあってびっくりしました。
白鳥山13時48分着。そこからスキーで坂田峠の150m上までスキーで降りて、坂田峠16時。
ここから先、里山といった趣だが、ここから先にこの栂海新道の真髄があるかも知れない。疲れた体に結構な上り下り。植生の変化、山の香りの変化。
飛ばす、二人の姿は見えず、一人で薄暗い山道を行く。
18時10分、最後の416mピークに到着。ここで大休止。荷を降ろし、オシッコをしたら、茶色で驚いた。荷が重いので、しゃがんで荷に肩を通し、前のめりに四つん這いになって立ち上がらないと背負えない。
ウエストベルトをギュッと締めて下る。途中、夕日が沈むのを目にし、18時48分親不知駐車場着。
お風呂に入った、親不知観光ホテルの主人は今シーズン初の栂海新道のお客だと言っていました。
コメント
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私も夏に栂海新道を歩いているし、山スキーもやっているのでいかに大変なコースであるかは十分理解できます。しかも猿倉から2日間で走破されるとは驚きです。※ちなみに私は1日〜2日杓子岳双子尾根を登っていました。
いつもは筋肉痛になることはないのですが、今回ばかりは最後の下りで太ももに負荷が・・・。筋肉痛になりました。
でも、夏もそうですが、歩いたなりの達成感があるコースですね。
もう少し雪が残っていれば、もう少し楽だったでしょうが。
私もです。無雪期に猿倉から親不知までを1泊で歩き、雪倉岳と白鳥山にはスキーで行ってますので、このコースをスキーでやることの大変さは想像つきます。一方で真似してみたいなと。もう少し早い時期で雪が多く残っているときが良いかななどともう考えています。
4月18日蓮華温泉に泊まりましたのでニアミスでしたね。
>Nishidenさん
無雪期1泊2日とは凄いですね。水の確保も大変でしょうし。その点、積雪期は冷たい水分取り放題です。
自分も、もっと雪の残ってる時期に再度、荷物はもっと軽量化して行きたいと思います。やった後の満足感といいますか、苦る楽しいとでも言いましょうか。(どMとも言いますか)心に残るコースなので。
4月18日、蓮華温泉泊だったのですか!自分も今度は泊まりで行きたいですね。
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