冬山合宿(硫黄岳・東天狗岳)
- GPS
- 19:45
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,860m
- 下り
- 1,873m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:14
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 4:02
- 合計
- 10:36
天候 | 1/6(土):晴れのち曇り 1/7(日):曇り時々晴れ 風強し 1/8(月):雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
主稜は風が強く吹くことがあるため注意。爆風で雪は飛ばされ、積雪は極少。 しらびそ小屋手前あたりまでは雪量少なく(10cm程度?)、ツボ足で歩行可。 |
その他周辺情報 | 1/7(日):本沢温泉、野天風呂にて入浴。 1/8(月):下山後、八峰の湯にて入浴。露天風呂有。硫黄岳・天狗岳の展望良好。 |
写真
感想
新年初登山。成人式の3連休は嶮稜の冬山合宿で八ヶ岳へ。
【1日目:1/6(土)】
10時50分みどり池入口よりスタート。駐車場には既に10台程度止まっており、満車だった。
この日の目的地は本沢温泉。雪量少なく道も比較的なだらかなので、坪足にストックで歩いた。
最初はなだらかな林道を行く。途中体温調整をしながら進む。
やがて、しらびそ小屋手前のつづら折りの急坂に差し掛かる。息を整えながら登る。
急坂を登り終えると程なくして、しらびそ小屋に到着し、休憩。小屋前には雪に埋もれたミドリ池が広がり、池の中心に立つことができた。
ここから先は、ほぼ平坦な道が続く。最後にわずかな下りを経て林道を歩き、14時50分本沢温泉に到着。
設営後はお楽しみの宴会。この日の夕飯は秋田県出身I先輩プレゼンツきりたんぽ鍋。具沢山できりたんぽに味が染みて美味でした。ご馳走様でした(´▽`)
【2日目:1/7(日)】
4時半起床、6時20分本沢温泉発。この日の装備はピッケルにアイゼン。
夏沢峠までは樹林帯のつづら折りの急坂が続く。息を整えながら登る。
7時35分、西沢峠にて小休止。ここで登山組(5名)とアイスキャンディー組(5名)に別れる。我々登山組は稜線歩き仕様に、バラクラバ、グローブ等の防寒対策をした後、硫黄岳を目指し出発。
樹林帯を抜けた先は、身体を煽られるほどの爆風。飛ばされぬよう一歩ずつ踏みしめる。道中、大ケルンで風をしのぎながら山頂を目指す。
9時10分、硫黄岳登頂。生憎周囲はガスに覆われ展望は利かなかった。天気が荒れていたので、記念写真をとり、すぐさま下山。道中僅かにガスが抜け、硫黄岳の大迫力の爆裂火口壁を拝むことができた。
一気に夏沢峠まで下り、次は天狗岳を目指す。しばらくは平坦な林道歩きが続く。先ほどとは一転、風がしのげるので安堵する。
箕冠山を越えもうじき根石岳山荘…、というところで、今日一番の大風に吹かれる。耐風姿勢をとりながら風上に向けて一歩ずつ進んでいき、何とか山荘に到着。小屋で暖を取らせてもらいながら、名物プリンとカレーを食べて英気を養う。
休憩後、有志3人で東天狗岳を目指す(1名は小屋で待機、1名は根石岳のみ登頂)。相変わらず稜線上は風が強かったが、天気はやや好転し、根石岳からは硫黄岳に天狗岳、東天狗岳からは蓼科山が良く見えた。
登頂後は、根石岳山荘にてメンバーと合流、夏沢峠を経由し、15時本沢温泉に到着。
日本最高所の野天風呂と激熱の内湯(石楠花の湯)に浸かり冷え切った身体を暖めた。入浴後はお待ちかねの宴会。この日の夕飯はK先輩プレゼンツ絶品豚汁。具沢山でゆずがいいアクセントになっており、とっても美味でした!ご馳走様でした(´▽`)
【3日目:1/8(月)】
合宿最終日。5時半起床、朝食を済ませテント撤収し、7時40分本沢温泉発。
この日の装備はストック・アイゼン。夜中に20cm程度の雪が降るも、出発する頃には、軽く粉雪が舞う程度に収まっていた。
下りは早い。山麓は晴れており、樹林帯歩きが気持ち良かった。そして、10時30分無事下山。
下山後は、八峰の湯にて入浴。露天風呂から眺める硫黄岳〜天狗岳の眺望が見事だった。
爆風吹き荒れる中での稜線歩きは、立っているだけで体力を消耗し、かなりしんどかったが、事故なく硫黄岳・東天狗岳の頂に立つことができて良かった。
厳冬期の日本最高所の野天風呂に浸かれたこと、とっても美味な夕飯を食せたのも良き思い出だ。
企画してくださったI先輩、食事担当のK先輩始め、皆さんありがとうございました!
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