装備の油断が敗退の要因・爺ヶ岳東尾根(P1まで)

2024年02月11日(日) [日帰り]

• GPS: 10:09
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,481m
• 下り: 1,458m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:07
• 休憩: 0:10
• 合計: 10:17

距離 10.5km 登り 1,482m 下り 1,485m

3:41 鹿島山荘
6:25 ジャンクションピーク
7:39 ピーク3
8:50 8:51 ピーク２
10:03 10:09 矢沢の頭
10:16 10:18 ピーク１
10:22 10:23 矢沢の頭
11:42 ピーク２
12:25 ピーク3
12:55 ジャンクションピーク
13:58 鹿島山荘

コース状況／危険箇所等

登山口より全面積雪あり。
P3からはトレースが残るも膝下ラッセル。急斜面は膝上。
P1からは更に雪が深くなり股下ラッセル。

写真

さて行きますか爺ヶ岳東尾根初チャレンジ

雪深い

序盤からモフモフ

稜線出たが雪降ってる

2/11 6:53

夜明け。結局晴れず。

P3かな。向かう先は天国か地獄か

霧氷は綺麗

トレース残るも雪は深い。

進まない

でもひたすら進む

ここか。ナイフリッジ。よく見えない

P1手前の急登。雪深く這いつくばりながら進む。きつすぎ

標識見えた！

ようやっとここまで着いた、、！

山頂が見えない、、、、

少し進むも股下ラッセル。身動きできずここで敗退を決める

反対は晴れているのに。悔しいのう

スノーシュー持ってた人とすれ違う。ツボ足でここまでど驚かれました。

戦いの跡

2/11 11:18

一瞬だけ晴れてここでドローン撮影。この後また山頂はガスになりました

撮影機器：

X-S20 FUJIFILM

FC3582 DJI

感想

kloundin

爺ヶ岳東尾根初チャレンジ。南岸低気圧通過によるドカ雪後の初めての週末。まあ1週間もあれば雪締まってるんじゃね？という油断した気持ちでワカンを持参せず、P1まで行くものの、そこから先が股下ラッセルとなり身動きが取れず敗退となりました。
◆登山口〜JP
一応知っていたもののスタートから急登。トレースが残っていたので何とか道迷いはせず進めましたが思っていた以上に雪が深い。2時間目安だったものの160分と大幅に時間ロス
◆JP〜P2
夜明けになるもガスで先が見通せず、白の世界を黙々と進む。急斜面のラッセルは酷。
◆P2〜P1
痩せ尾根と最後の急登がポイント。ラッセル地獄。P1着く頃にはヘトヘト。
◆P1
山頂まであとちょっと何とか頑張ろうと思ったものの、ここから先は風が強くなり雪が更に深くなる。登り始めてから7時間が経過。ここまでで大幅に時間ロスしており、更に股下ラッセル＋ホワイトアウト＋暴風の中進むのは危険と判断し、ここで敗退を決める。引き返すとちょうど今日初めて人とすれ違う。スノーシュー履いててこの先も進んでた。いやーワカン持ってこなかったのを超後悔。

厳冬期の北アルプスの厳しさを身にもって学べた山行となりました。次回必ずリベンジ。

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