ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 646466
全員に公開
雪山ハイキング
飯豊山

飯豊連峰 「杁差岳が石転び沢へ急遽変更」

2015年05月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:07
距離
25.1km
登り
1,673m
下り
1,665m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:23
休憩
0:44
合計
11:07
距離 25.1km 登り 1,673m 下り 1,674m
4:45
63
梅花皮荘冬季閉鎖ゲート前駐車場
5:48
5:49
163
飯豊山荘上駐車場
8:32
8:45
128
石転びの出合
10:53
10:54
39
草付き手前1593m地点撤退
11:33
12:01
163
石転びの出合
14:44
14:45
67
飯豊山荘上駐車場
15:52
梅花皮荘冬季閉鎖ゲート前駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●杁差岳
奥胎内ヒュッテまで車で通行できませんでした。
【県道53号】 二王子公園羽黒線
奥胎内ヒュッテ手前 胎内川ダム付近で通行止め
通行止め解除 6月下旬予定

●飯豊梅花皮荘冬季閉鎖ゲート前に駐車
ゲート(長者原口)から飯豊山荘(天狗平)まで車道歩き約5km 徒歩1時間ほど
尚、道路は積雪はまったくないので徒歩の移動が大変なら自転車を使うのもあり。
コース状況/
危険箇所等
●温身平〜石転び出合
・夏道の登山道が一部崩落していて通行には注意が必要。
・倒木で通行が大変。
・スノーブリッジが薄い箇所があるので渡る時には厚さに注意して渡ったほうが良い。
・沢の雪渓を登る場合、石転び沢出合手前の沢中の大岩辺りからなら問題なかった。
・スキーならもう少し手前から雪渓を登っている人も居た。

●石転び沢出合〜草付き
落石に注意、登っている最中にも小さな岩が落ちてきていた。
その他周辺情報 梅花皮荘
日帰り入浴 500円
奥胎内ヒュッテに向かう道路
通行止めで杁差岳に行くのを断念

予定を変更して石転び沢へ向かうことに―――
2015年05月24日 03:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/24 3:29
奥胎内ヒュッテに向かう道路
通行止めで杁差岳に行くのを断念

予定を変更して石転び沢へ向かうことに―――
梅花皮荘駐車場に車を止めいざ石転び沢へ
飯豊山荘まで向かう途中、車道で熊に遭遇、焦ったぁ

温身平より飯豊連峰
2015年05月24日 06:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
5/24 6:14
梅花皮荘駐車場に車を止めいざ石転び沢へ
飯豊山荘まで向かう途中、車道で熊に遭遇、焦ったぁ

温身平より飯豊連峰
砂防ダムの脇の階段を上り本格的な登山道へ
自転車が数台ここに止まっていた。
なるほど、自転車って手もあるのか
2015年05月24日 06:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/24 6:30
砂防ダムの脇の階段を上り本格的な登山道へ
自転車が数台ここに止まっていた。
なるほど、自転車って手もあるのか
夏道登山道の崩落箇所
手がかりにする潅木もなく通過には神経を使った。
2015年05月24日 06:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/24 6:57
夏道登山道の崩落箇所
手がかりにする潅木もなく通過には神経を使った。
石転びの出合に到着
相変わらずの迫力
残雪と新緑がキレイ
2015年05月24日 08:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
5/24 8:33
石転びの出合に到着
相変わらずの迫力
残雪と新緑がキレイ
崖崩れ
落石に注意
2015年05月24日 10:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
5/24 10:05
崖崩れ
落石に注意
草付き手前まで登ってきました
2015年05月24日 10:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5
5/24 10:35
草付き手前まで登ってきました
時間はまだあったが、足の疲労が厳しかったのでここで断念
しかしすごい斜度だ・・・
2015年05月24日 10:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
5/24 10:51
時間はまだあったが、足の疲労が厳しかったのでここで断念
しかしすごい斜度だ・・・
石転び沢を振り返って
2015年05月24日 10:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5
5/24 10:51
石転び沢を振り返って
雪がまだ多いからかまだ落石はあまり見られなかった。
2015年05月24日 11:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6
5/24 11:26
雪がまだ多いからかまだ落石はあまり見られなかった。
石転びの出合まで戻ってきました。
下りはホントに楽^^
2015年05月24日 11:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
5/24 11:49
石転びの出合まで戻ってきました。
下りはホントに楽^^
今回あそこまで登ったことでかなり自信がついた、最後の急斜面がまだ体験できてないが、今度は稜線まで行くぞ!
2015年05月24日 11:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
12
5/24 11:49
今回あそこまで登ったことでかなり自信がついた、最後の急斜面がまだ体験できてないが、今度は稜線まで行くぞ!
砂防ダムまで下ってきた
そういえば、ここで幕営していた人が居たな〜
2015年05月24日 13:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5
5/24 13:58
砂防ダムまで下ってきた
そういえば、ここで幕営していた人が居たな〜
飯豊連峰を最後に眺める
2015年05月24日 14:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/24 14:09
飯豊連峰を最後に眺める
飯豊山荘からの車道歩き5kmが大変だった・・・
お疲れ様でした。
2015年05月24日 15:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
5/24 15:49
飯豊山荘からの車道歩き5kmが大変だった・・・
お疲れ様でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 帽子 ザック サブザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 虫除けネット

感想

 当初の予定では奥胎内ヒュッテから杁差岳へ日帰りで登る予定でしたが、通行止めで奥胎内ヒュッテまで車で通行できなく急遽、石転び沢に予定を変更する羽目になった。

 梅花皮荘付近の長者原冬季閉鎖ゲート前より徒歩で出発、飯豊山荘までは約5km、約一時間の道のりです。冬季閉鎖中ですが道路には雪はまったくありませんでした。ただし、道路には小さな落石があるので通行には十分注意をした方が良いだろう。
 そんな飯豊山荘までの道を快調に歩いている中、いきなりヤツが現れた―――

熊だ。

前方約30m、ヤツはこちらを一瞬だけこちらを見るとそそくさと道路下の林の中に入っていった。
あーびっくりした・・・今年初だったので一気に冷や汗が出た。
それからまた出てくるかと不安でわざと音を立てながら飯豊山荘まで歩くことになった。

 温身平を抜け砂防ダムまでやって来た。するとダム脇のベンチ付近にテントが一張り、ここで幕営とは珍しいな。ベンチ付近には他にも自転車が5台ほど止まっていた。そうか、ここまで自転車って手もあるのか、覚えておこう^^

 砂防ダム脇の階段を登りいよいよ本格的な登山道に突入、しばらくは雪もなく快調に進むことが出来た、しばらくすると夏道の登山道が崩落している箇所があった。
ここで足を滑らしたら沢にドボンだ、潅木も手がかりもあまりなく通過には神経を使った。
 夏道は雪の重みで木々が登山道に倒れてきて木々を乗越え掻き分けながら進む所が何ヶ所もあるので歩きづらい・・・
またスノーブリッジも数ヶ所出来ていた、一部薄いところがあり踏み抜かないように厚さを確めつつ渡った方が良い。

 石転び出合の手前の沢中の大岩あたりから夏道から雪渓のへ降りた、スキーヤー達はもう少し手前から雪渓を進んでいたが、雪渓のスノーブリッジを踏み抜いて沢へドボンなどは簡便なので、雪渓が安定しているここまで、大変だが夏道を歩いた方が良いかと思う。

 雪渓を少し登れば石転びの出合に到着、約一年ぶりの石転び沢の大雪渓は相変わらずの大迫力だった。去年より一ヶ月早いだけあって雪もまだ大分残っていた。新緑と残雪と青空のコントラストが素晴しい。
本当はここまでで帰る予定にしていたんだけど、まだ9時も回っていないし、登れるだけ登ってみますかね。

 アイゼンを装着して登りはじめる、雪質は気温が上がってきて少し緩んできたかな、でもまだザクザクというわけでもない。
まだ雪が多いからか落石はあまり転がっていなかったが、やはり時々小さな石が落ちてくることがあった、油断は禁物。雪がまだ多いということは雪崩も注意が必要、雪渓には雪崩れたヶ所はあまり見られなかったがまだこれからなのだろうか?
ほん石転び沢出合、北俣沢出合を通過、調子よく登っていたがだんだんとへばってきた・・・
もう少し登り、まだ時間はあったが草付きから先は傾斜がきつくなるので稜線まで登ったとしたら帰宅が遅くなる恐れがあったので草付き手前の傾斜が緩む1593m地点で断念することになった。

 下りは本当に楽だった、40分ほどで石転び出合まで下ることが出来た。石転び出合で昼食をとり下山開始。スノーブリッジと崩落箇所の通過は帰りのほうが注意が必要かもしれない。
砂防ダムまで下れは終わったようなもの―――ではなく今日は車道歩きが5kmあるんだった、今日は気温が高く車道歩きは暑く大変だった、なんとか駐車場まで戻ってきました。

結構ハードな山行かと思ってはいたがログを確認したら歩行距離25kmだった、どうりで疲れるわけだ・・・帰りは梅花皮荘の日帰り入浴でさっぱりして帰路に着きました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1022人

コメント

駐車場の車はもしかして・・・
石転び沢、お疲れさまでした。
今回は途中まででしたが、ぜひ次回は最大傾斜部の痺れる登りを楽しんで下さい
飯豊の中でも最も事故が多い登山道ですので、安易に薦めてはいけない登山道だと思いますが、 奥穂高岳のあずき沢や北穂高岳の北穂沢を登れたmanimaniさんであれば、充分登れるレベルだと思います。

ところで、当日は私の車の隣に駐車してませんでしたか?
帰る時、隣にmanimaniさんの車と思える車両が駐車してありましたので、
気になっていたところでした。
私の方は、23日に飯豊に入山しており、24日の昼頃に下山して参りました。
訪れたのは石転び沢ではありませんが、それと同じくらい雄大な雪渓です^^b
2015/5/25 23:32
Re: 駐車場の車はもしかして・・・
Luskeさん、こんばんわ〜
石転びの最大傾斜部は痺れますか
今回、落石はほとんどなかったですが、雪が少なくなると落石多くなるんでしょうかね?
この日は日帰りでザックも軽かったですが、泊まりの場合重いザックを背負ってあの傾斜部を登るのはさぞ大変なのだろうな思ってしまいました
奥穂高や北穂高が行けるなら大丈夫ですか!Luskeさんがそう言ってくれるだけで自信がでてきちゃいました

駐車場の隣の車は・・・はい、私です^^
またLuskeさんがいる〜と思わずつぶやいちゃいました
車が朝露で濡れていたので前日から入山してるな〜と思いました、さてどこに登ったのかなと考えていたところです^^
2015/5/26 19:34
ゲスト
25km!!
お疲れ様でした!
通行止め、クマに崩落斜面に落石、オンパレードでしたね!
石転びの状況の詳しいレポもありがたいです!参考にさせてください^ ^
2015/5/26 9:57
Re: 25km!!
dokkoishoさん、こんばんわ〜
25km疲れました・・・
石転び沢は雪渓より、石転びの出合までの登山道のほうが大変のような気がするのは私だけでしょうかね^^
2015/5/26 19:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら