勘七ノ沢ワンダリング
- GPS
- 08:57
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
天候 | 晴れ 上のほうは曇りがち |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
朝の渋沢駅。眠そうな顔の6名が集まった。
今日は新人体験ワンダリングということで、青木が参加してくれた。
彼女は南ア、北アとあっちこっち行っているらしく、丹沢にも去年の12月登山しに来たそうで、アウトドア一家の愛娘である。
込んだバスで見慣れた大倉に到着。翌日も沢の4人はデポし、林道へ出発。
五月晴れの気持ちよい天気。無積雪期の到来を告げるように、登山客を何組も見かける。
新人女子がいるからか、みんなのテンションは高め。相変わらず保延が佐久間にいじられているうちに、入渓点に着く。
さて入渓。オーダーは、慧、古、佐、青、保、沼。
堤防を越して、小草平ノ沢を青木に地形図上で確認させると、F1が出てくる。先行パーティーがちょうど越えていったところで、ザイルを出し、リードを古川にやってもらう。ビレイは保延。できるだけ3年に実地経験を積ませたい。
やはりここは出だしが難しい。古川はさすが、しっかりとスタートし、ザンチハーケンに中間支点をとって登っていったが、他は大半一歩目で滑って苦労する。青木は足を下から支えてあげれば、しっかり登っていった。ザイルを出すとやはり時間がかかる。ここの連携をどうスムーズにするかも、隊のカギだ。
続くF2、F3、F4はザイルなしでも越えられる。ときどきお助けロープが出たりする。釜をヘツってたら、どぼんっ!した以外は、青木はいたって順調。なかなかやりますな。佐久間のフォローも効いている。
F4を過ぎて堤防を一つ二つ越えたところで、休憩。青木はお姉さんお手製のおにぎりを食べていた。なんでも早朝に起きて作ってくれたそうで。
休憩でわいわいしたら、気を引き締めてF5に向けて出発。また先行パーティにF5で追いついた。ここは無理して全員登らなくともいいところ。リードは3年怖いかなとも思ったが、保延が大丈夫です!とやる気を見せる。3年にリードとビレイを練習をさせることに。保延に古川とルートや中間をとるところなど、しっかり手順を確認させる。ビレイの慧には、笛の合図の確認や最後の手順をおさらい。
まだ支点作成が不慣れなので、Lは青木と佐久間とで巻き道から、滝の落ち口へ先回りする。
しばらくすると保延の真剣な顔が、滝から現れた。間違いがないか見守りながら、確保させ、ザイルアップ、固定。笛を吹くと、中間の古川が登ってくる。エイトでラストの慧を確保し、終了。3人上げるのに、一時間かかった。
その後のゴルジュは青木にすごいですね〜とのコメントをもらう。岩と岩が離れていて飛び移るのに勇気がいるところも、ひょいっと越えていくから、青木はいい感じだ。
F7、F8はなんとなく過ぎて左にガレたところが見えたあたりで、休憩。13:35。あとちょっとだ。
三俣の真ん中、その後は正確に2本目のザレを選んだつもりだが、今までの勘七3回とも、最後違う場所をツメてる気がする。いずれにしろあまり嫌な感じではなかったので良かった。
花立山荘の10mほど下に出て、山荘の端っこで休憩。14:22。お疲れ様〜
大倉尾根にはたくさんの人、人。汚く異様な格好の私たちは、ジロジロみられる。が気にせず、遡行終了の開放感を味わう。勘七はやっぱりおもしろい。
あとはすたすたと尾根を下る。途中何パーティも抜かした。どうしてもここは走りたくなるが、穏やかにカ行限定のしりとりをして下った。かき→金貨→過去…最後、バス停に着いたときにターンだった人が、罰ゲームという話だったが、私が到着〜!と言った瞬間と保延が答えた瞬間が同時だったので、ウヤムヤになった。保延の次は私だし…
打ち上げはラーメン。みんなお疲れな様子。青木はいかがだったかな?
混雑したバスに慧と青木が乗り込み、ワンダリング終了!
古、佐、保、沼の4人は取り残される。。
荷物をいつものあずまやに移動させて、自由時間。
明日も頑張ろう!
今回は、新人に体験をさせるとともに、3年は沢でのフォローの仕方やザイルワーク、トップなど身についてきただろうか。4年は少しでも多くL層の経験を積み、下級生の状況を把握していかねばならない。夏まで時間も少ない。一つ一つ、積み上げていかねば。
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