便石山、天狗倉山 河津桜を愛でる熊野古道周回行

2024年02月16日(金) [日帰り]

• GPS: 06:02
• 距離: 10.9km
• 登り: 933m
• 下り: 943m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 1:12
• 合計: 5:59

距離 10.9km 登り 947m 下り 943m

8:24 馬越峠海山登り口
9:10 馬越峠
9:35 10:00 天狗倉山
10:17 10:31 馬越峠
11:15 野頭林道出合い
11:22 野頭林道分岐
11:40 11:49 象の背
11:56 便石山
12:05 12:29 象の背
12:30 便石山
13:29 便石山登山口
13:38 キャンプinn海山
13:56 種まき権兵衛の里
14:23 馬越峠海山登り口

天候

晴れのち薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深夜到着し道の駅海山で仮眠後、馬越峠登山口駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

良好
熊野古道を含めて巡るだけによく整備されています。ただ便石山側の近年に改修されたような部分を中心に、キャンプ場側はやたら階段が細かく刻まれており、下りは躓く事を恐れかえってベースが遅くなるような場所もありました。

その他周辺情報

道の駅海山
種まき権兵衛の里(河津桜が見事)

写真

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オチョボ岩も立ち寄ろうかと思ったけど遠いようなので断念
熊野灘方面はこの先の岩陵からの眺めでじゅうぶん満足できました。

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この一枚岩の重なりの下潜れましたが特に何も無いようでした。

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山頂エリアに到着

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山頂はこの一枚岩の上
ハシゴは急で、下りはクライムダウンでしか降りられなかったチキンの私

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無惨な落書きがたくさん彫られていた山頂
ここに来る人は自然を愛でる人ではないのかなぁ
残念❗️

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山側は尾鷲トレイルの全貌が見渡せます

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やたら細かく刻まれた階段が、かえってスリップを誘うようで怖くペースが遅くなる。

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権兵衛の里側登山口に到着
この先は林道

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キャンプin海山の敷地を横切るため、ゲート入り口のインターホンで許可を得てから入場します。

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結構な範囲で河津桜が満開を迎えているようです

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綺麗な銚子川

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石畳がコンクリートで覆われてしまっているようです

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馬越峠登山口に戻ってきました♪

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物価高の折、全て下道で往復400キロ余りを0.5泊でほぼ日帰りする計画を立てましたが、熊野古道周辺の道路事象は高速以外とても脆弱で流石に下道オンリーはキツく、帰路は高速を利用しました。(それでも帰路で3時間はかかる)
昔の人はよくこんな距離を徒歩で移動できたものだと改めて感心しました。

撮影機器：

iPhone 14 Pro Apple

装備

MYアイテム

sun_99jp

重量：0.35kg

個人装備

グローブ 防寒着 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート コンパス 笛 ヘッドランプ ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル トレッキングポール

感想

sun_99jp

熊野で河津桜が満開になったとTVニュースで見て、その近くで以前から行ってみたいと考えていた熊野古道の便石山とセットで行ってみることにした。
深夜下道を4時間ほどひたすら走り、道の駅海山で仮眠したのだが外気の冷え込みも無く、心地良さから二度寝してしまい、結局予定より1時間余り遅いスタートとなってしまった。
遅くはなったものの、馬越峠登山口から歩き出してしまえば、峠まではさすが世界遺産の熊野古道、古の頃から整備されしっかり足元を固められた石畳を踏みしめながら軽快に歩ける。更に今回今年初の鶯の声も聞け、着実な春の足音が感じられる山行となった。
今の時代トレッキングシューズだからこそそんな歩き方になるが、昔の人がわらじを履いてこういった街道を何日も歩いたと考えると現代人の想像を超えた苦労があったのではないかと想いを馳せながら歩みを進めた。
峠から便石山に至る尾根のトレイルルートを含めて周回したコース全体には手厚い整備の行き届いているのだが、近年整備されたと思われる便石山側のキャンプ場側に至る箇所はコンクリート製の杭を組み合わせた階段に仕立て上げてあるようで、これが歩きにくい。何もそこまで短く段を刻まなくてもと思うほどの手の入れようだ。石積みにするとコスト増になるからなのか、もう少し自然を残しても良いのではないかとも思えた。
このエリアのハイライトは象の背だが、景観から言えば天狗倉山の山頂も尾鷲トレイルルートの山々を一望でき予想より良かったと自身では感じた。