丹沢/四十八瀬川水系/勘七ノ沢
- GPS
- 07:30
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 745m
- 下り
- 725m
コースタイム
天候 | 小雨(気温低し14〜15度・四月上旬の気温とのこと) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
メンバー次第だが堰堤でも結構ロープや「お助けスリング」を多用した。 大倉尾根のザレ場は、崩落しやすく、一部でザイルで引き上げ |
ファイル |
(更新時刻:2010/05/30 10:10)
|
写真
感想
当日は天気がイマイチであったが、予報では0ミリということなので、現地判断とし、全員のモチベーションを確認のうえ、入渓。
入渓前にロープ等の共同装備と個人装備を確認したが、F1手前で、僕の分担の50ミリハーフロープを車に置きっぱなしでザックに詰めていないことが判明。予定では小草平ノ沢を下降することとしていたため、ハーフロープ50ミリ2本としていたが、1本でこなすこととなってしまった。勘七遡上程度では、1本でも支障は無いが、アルパインクライミングであれば、ロープ等の重要装備を忘れることは致命的な状況にもなる場合がある。猛省すべき点だ(前夜の仕事が遅くなり、ロープ等の装備は車に積んであるからと、事前準備・確認の手を抜いていたのが一因。水も忘れた)。猛省しつつ、Yちゃんの50ミリハーフ1本で対応することとする。こんなときにはポカミスがあるかもしれないと慎重にいく。
F1(Kリード)最初が逆層気味で細かいが支点は適度にあり、最初のトライとして最適か
F2(Yちゃん)支点が無く、流芯近くも登れるがもろい。流芯を少しはなれた右側を登る
F3(K)右側をへつる。少しバランス感覚が必要。夏なら落ちても楽しかろうが、水温が冷たければ、悲しい。Oさんが2度ほど落ちて、すこし体力を消耗? Oさん、手も暖かく、しゃべりはいつもの通りなので問題はなし。
F4(Yちゃん)2段になっている1段目を登ったところでロー
プを出す。ビレイをするにも良いスタンスが無く、1段目の上りきったところすぐのハーケンでセルフを取りビレイ。出だしの滝口の取り付きへのトラバースがやや緊張する。滝の右側を登りきるところが少しオーバーハング気味
F5(SBさん)滝を少し離れた左側からトラバースし流芯左に。ガバもあるが、豊富には無い。支点は適度にあり、終了点も3箇所ペツル等の支点が構築されている。
F6以降(SBさん)美しい連瀑帯で僕的には勘七の美的ハイライト。一部でロープを出し、肩がらみで確保
沢のツメ 一部のガレ場がもろく、ロープを出し引き上げ。バイルもあった方がいいかな。。。
(反省点)
●ロープ等の共同装備の点検(前述)
●まだ水温が低く、水に落ちると体力(モチベーションも)が消耗する。OさんがF3で落ちてから以降は、しんどそうだった。
●しんどそうなOさんをSBさんが重点的にフォロー。僕とYちゃんだけでは、相当難儀する状況になったかもしれない。
SBさん感謝またよろしく♪、Oさんリベンジしましょう、Yちゃん新企画頼むね
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
おー、もう記録が載ってる。早い〜
超有名どころの沢ですが、何気に初めてでした。
評判どおり、楽しめる滝がボコボコ出てきて面白かった。
体力が低下した人のフォローは私も勉強になりました。
さすが、SBさん☆
またよろしくです〜☆☆(便乗)
ホイッスルによるコミュニケーションも課題と思った。
沢では滝の水音で声が聞こえないからね。
ホイッスルに加えロープの引きで念を入れることが必要か
例えば
YES/OK/GO ⇒ 長く一回(ピー) + ロープの引き1回
No/WAIT/STOP ⇒ 短く3回(ピピピ) + ロープの引き細かく3回
相手にもう一度気聞く?/どういう状況か聞く ⇒ 長く2回(ピー、ピー)
合図の件、
確かにロープの引きも加えたほうがいいですね。
今回ちょっと不安でした。
特に自分がリードのときは、ちょっと不安を感じました。
ビレイ解除のつもりで吹いた笛を、登ってOKと解釈されて、ロープセットする前に登り始められたらどうしよう〜、と。
それと、セカンド以降が登り終え、次の人に合図する際、登り終えた本人が合図するのか?確保している人が合図するのか?
細かいことですが、統一したほうがいいかも・・・。
今回は場面場面で変わってましたね。
リードして支点を構築しフォローを引き揚げる人が、それに当たると思います。フォローは、登るときにはコールを確認するとともにロープを引っ張って、確実に確保されていることを確認してから登るのが必要だと思います。
.蝓璽匹登り切り「ロープ解除のコール」
▲咼譽ぅ筺爾「解除した旨のコール」
リードがフォローに「登っていいよコール」
ぅ侫ロー1が、ロープを引っ張り確保されていることを確認し「登りますコール」
ゥ侫ロー1が登り切り、セルフを取りロープを解除したら、リードがフォロー2に「次登っていいよコール」
Α以下、い鉢イ魴り返す。
ってな感じかな。
いずれにしても、実践で呼吸(コミュニケーション)を合わせておかないと、だね
こういう点、沢はアルパインよりも難しいと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する