剣山→次郎笈→丸石→高ノ瀬→中東山分岐 〜 落し物を探す旅 〜
- GPS
- 10:05
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,811m
- 下り
- 1,819m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 9:56
天候 | くもりガス→ガスとれる→ガスわく小雨ずっと強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
438号と439号の交点にあります。 立体駐車場になっているので、下に駐車すればオールウェザーです。 |
写真
感想
※ 追記:落し物見つかりました!S様ありがとうございました。
実は25(木)の山行でまたまた落し物をしてしまいました。
本当は真冬に山頂直下で撤退した阿波のマッターホルンに小島峠から行こうと思ってたのだが。
日曜なら天気も安定していそうなのだが所用がある。
アテにならない気象庁だが、日中は回復する予報になっている。
降水確率10%。
徳島新聞ピンポイント天気で確認しても昼以降は大丈夫なようだ。
起きられるかどうかわからないが、3時15分に目覚ましセット。
毎回のことだが、山登りのときは熟睡できない。
これでもかとゆうぐらい夢を次々と見せつけられ、お時間となるのがパターンなのだ。
目覚めると凄い風が吹いているじゃないか (゜▽゜;)
☆<( ̄□ ̄;)>☆シマッタ
天気予報は穴が開くぐらい見ているのに風のことをまったく気にしていなかった。
すぐさまてんきとくらすで確認してみると、登山指数Cで14mになっているじゃないか!
しかしそれごときで山行断念するわけにはいかないのだ。
見ノ越までの所要時間を計ってみました。
高松空港起点です。
三頭トンネル 28分 → 貞光ローソン 42分 → 龍王でんがく 50分 →
岩戸温泉 59分 → 小島峠口(県道261号) 65分 → 剣橋 71分 →
葛籠 74分 → 第1ヘアピン 78分 → 第2ヘアピン 80分 → 第3ヘアピン
85分 → 第4ヘアピン 86分 → 第5ヘアピン 87分 → 第6ヘアピン 90分 → 第7ヘアピン 92分 → スキー場 94分 → 夫婦池 99分 → 見ノ越 105分
と、ここで気づいたことが!
以前小島峠経由で三嶺、天狗塚登山口へのアクセス時間を計ったことがある。
http://www.yamareco.com/modules/diary/137809-detail-97317
結局どっちから行っても変わりないな (^^;;
ただ距離は10km以上短縮できるのだ。
見ノ越経由よりは運転に気を使わなくてすむと思う。
それともう一つ気づいたことが。
何でヘアピンなのにヘヤーピンと書いてあるのか。
ネイティヴで発音するとそうなるのか......
見ノ越駐車場と言えばリフト乗り場の駐車場がメインである。
しかし新見ノ越駐車場の存在を知る人は意外にも少ないようなのだ。
立駐になっているので下に駐車すればオールウェザーになる。
雨降りでも余裕で準備ができて、帰り支度も余裕なのである。
ガスっているけど風は弱い。
今日のお目当ては何と言っても落し物を見つけることだから、雨さえ降らなければいいのだ。
積雪期には1時間半もかかった西島駅も30分ほどで到着。
ヒュッテまで来ると大学生風3人組と会う。
そのまま山頂へ。
かなりガスっていて視界は30m,
なーんにも見えません。
山頂の写真だけ撮って足早に次郎笈へ。
次郎笈は人気のお山なので、帰りに寄るのはパスして行きに踏む。
次郎笈まで2時間かからないとはなかなか好タイムだな。
ここから先は未知の世界。
丸石はいいお山らしいがどんなのだろう。
ガスでよく見えないが気持ちのいい稜線歩きのようだ。
しかしここで不気味な音?を聞くことに。
遠雷かと思って焦ったが、1回きりであとがない。
もしかして森の熊さん ( ̄(エ) ̄)y-°°°
距離は30mぐらいはあるはず。
知らないふりして先に進む。
熊も人間が怖いのだ。
お互い何もなかったことにしたいのである。
笹原を通っているとズボンが一気に濡れたので、ここでスパッツ装着。
丸石が近づくとガスが一気に抜けて、難攻不落の石立山が姿を現した。
ちょうど3時間で丸石到着。
オニギリ1個だけ頬張って先を急ぐ。
一昨日昼ごはんを食べた場所にさしかかると、石立山が綺麗に見えていた。
さあ落し物は二重かずら橋降下点から高ノ瀬の間だ。
ザックの外に引っ掛けてたからたぶんなにかに引っかかってそのときに落ちたんだろうな。
誰かが見つけてわかるところに引っ掛けてくれていたらいいのだが。
風が強いので飛ばされたことも考えて登山道の左右も広範囲に確認しながら進む。
しかしない。
一番ありそうだった高ノ瀬手前の急登り箇所にもない。
すれ違った方に伺ってもなかったとおっしゃる。
とりあえずここまで来たのでオオヤマレンゲの群生地まで足を延ばす。
すると、防護ネットに鹿が絡まっていた。
近づくと暴れ出して物凄い勢いで威嚇してくる。
こんな凶暴な鹿は見たことがない。
首が真っ赤になって可哀想だが、自然の掟。
オオヤマレンゲは防護ネット近くに咲いていました。
結局、中東山分岐まで行って引き返すことに。
高ノ瀬手前で休憩されている方がいらした。
挨拶をすると4月に三嶺でお会いしたsaibabaさんだった。
またお会いしたら楽しいお話お願いします。
帰りもくまなく探すがやはり見つからなかった。
んーなんだか未練たらたらだけど、ないものはないんで仕方がないな。
強風の上に雨まで降り出してきた。
ちょうど丸石避難小屋があったので、そこで昼ごはんに。
とても助かりました。感謝です。
いつまでも雨宿りしていられないので出発。
今日ボクは大きなミスをしました。
こんな天気にもかかわらず、三種の神器とゆわれるレインウェアを持ってこなかったんです。
これ以上荷物を増やしたくなかったのと、天気は回復するとゆうのを鵜呑みにしてしまったからだ。
(」・∀・)」 気象庁のバカヤロー!!
とりあえずそうゆうことにしておこう。
強風と雨とガスで寒くなってきた。
なんと10℃しかないじゃないか!
手はかじかんでくるし、見ノ越までの道のりを思うと心折れそうになる。
そんな中、絶対誰にも会わないだろうと思っていたこのエリアでご夫婦にお会いした。
白髪避難小屋で泊まって、明日は三嶺に登るそうだ。
前を見るとガスが抜けて次郎笈が姿を現した。
同じくして剣山のガスも抜けて剣次郎揃い踏みに。
この天気じゃ山頂も人はいないだろうし、もう次郎を登り返す気力もない。
ここは次郎に気づかれないようにトラバースしようか。
トラバース道が綺麗に見えて誘ってくる。
朝も何も見えなかったし、人はいないだろうしやっぱり行ってみるか。
石立山方面を見ると、次のガスが迫ってきた。
今度のはかなり濃いやつじゃないか!
次郎が早く来いと手招きしている “ヘ(゜▽゜*)オイデオイデ
泣きながら登り返す。
剣もおいでおいでをしているが、コメツツジとのツーショット写真を撮ってなだめることに (^^;;
山頂は誰もいなかったが、飛ばされそうな突風が吹いている。
急いで写真を撮って下山。
降りて行くと8人ほどとすれ違った。
ガスが抜けたのを見て登りにきたんだな。
みんな素人のようだったが、大丈夫なのか。
剣ちゃんに気づかれないようにトラバース道へ逃げ込む ε=ε=ε=ε=ε= ヾ(;゜ロ゜)ノ
トラバース道はヒメレンゲ祭り開催中。
凄い数の群生がそこかしこにありました。
その度に足を止めるのでなかなか前に進めない。
西島で休もうとしたら、団体さんがいたのでパス。
ほとんど休んでいないので、辛かったが一気に下山。
今日のコースタイムを見直して、次は三嶺までの縦走を検討しよう。
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