コマクサ日本一の岩手山（柳沢コース〜八合目泊〜焼走りコース）

2015年07月03日(金) ~ 2015年07月04日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,682m
• 下り: 1,744m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:28
• 合計: 7:28

9:50 馬返しキャンプ場
10:40 10:50 0.5合目
10:50 一合目
12:05 12:15 新道５合目
12:20 駒鳥清水
13:37 七合目
13:50 14:25 八合目避難小屋
13:37 不動平
15:07 15:30 岩手山
16:10 16:20 不動平避難小屋
16:30 八合目避難小屋
16:30 宿泊地

2日目

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:30
• 合計: 4:05

5:45 宿泊地
6:20 焼走り分岐
6:40 6:55 平笠不動避難小屋
7:40 ツルハシ
8:25 第１噴出口跡
8:35 8:50 第２噴出口跡
9:50 岩手山焼走り登山口
9:50 ゴール地点

天候

1日目：晴れ
2日目：曇り一時雨

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

東京06：32の東北新幹線で盛岡へ
盛岡から滝沢へ電車移動
滝沢からタクシーで馬返しへ（3400円）
帰途は焼走り登山口→大更駅へタクシー（3000円）

コース状況／危険箇所等

全体に歩き易く、標識豊富で道迷いの心配なし
柳沢コース：新道は樹林帯なので、5合目から旧道へ/旧道の方が見晴らし、高山植物豊富
焼走りコース：コマクサは当日がピーク/見頃は今週末ぐらいか（例年より開花が早い）

写真

馬返し登山口にて登山カード提出

一合目まで樹林帯を進む
これからの登りは新道を選択

カラマツソウがいっぱい

ヤマオダマキも

ハクサンチドリ/新道は花が少ない

新道五合目から連絡道を通り旧道へ

途中に駒鳥清水の水場

明るい旧道へ出ました

タニウツギ

旬のミネウスユキソウ

いっぱいあります

マルバシモツケ

イワブクロも咲き始め

残っていたエゾツツジ

ころがりそうな大岩

に”キケン”の文字が逆さまに/下から書いたのでしょうね？

ベニバナイチヤウソウ

コケモモ

チングルマは羽根毛

ミヤマハンショウヅル

シラネアオイ登場

七合目で遂に山頂が見える

本日の宿泊は立派な八合目避難小屋

小屋前には水がジャバジャバ

荷物を置いていざ山頂へ

山頂に光が

急に広がる青空の山頂へ

ミヤマキンバイがいっぱい

不動平小屋と不動岩

右奥の山頂へは外輪山を祈りの道で

御苗代湖とお花畑の木道

火口中心部の妙高岳

こちらは険しそうな鬼ヶ城

明日下る平笠不動小屋方面

妙高岳と顔面の石碑

姥倉山から裏岩手縦走路

岩手山山頂に到着

百名山の標識

お鉢めぐりを時計回りに進むとわずかなコマクサ

白煙上がる活火山

岩手神社奥宮が火口内に

外輪山の内側にタカネスミレの大群落

黄色に染まっています

旬です

綺麗！

二日目はガスの中出発/焼走り分岐

イワウメが岩に沢山咲いています

キナバノコマノツメ/タカネスミレとよく似ている

平笠不動小屋と後ろの大岩

ミネザクラで今年最後のお花見

シラネアオイもたくさん

サンカヨウも今が盛り

ツマトリソウ

ツルハシ分岐を通過

コマクサパラダイスへ到着

写真ではなかなか実感をお見せできないですが

凄い大株！

所狭しと

色んな形で

色も真赤に近いのも

何十個咲いているのでしょうか？

斜面を埋め尽くしています

盆栽のようです

百花繚乱

美しい！

第一噴火口跡

第二噴火口跡は岩の見晴台

見上げると山頂はガス/第一噴火口跡が茶色に見える

溶岩流台地はガスの中

焼走り登山口に下山完了

感想

yamatake01

JR大人の休日倶楽部フリー切符（4日間、新幹線を含めJR東日本乗り放題）を利用し、恒例の東北遠征。今回は�ヾ篌蟷魁↓�岩木山、�７郢海鮗�りお花を中心に楽しんだ。

・岩手山といえば焼走りコースのコマクサはこの時期見頃を迎える。
斜面を埋め尽くすコマクサの大群落に圧倒される。今まで、八ヶ岳や大雪・銀泉台のコマクサ群落を見たが桁違い。
・数もさることながら、一株に咲く花弁の数が50個もついているのはザラ。本当にびっくりの日本一間違いなしである。
・今年はどの山の花も開花が1週間以上早いが、岩手山のコマクサも例外ではない。今が見頃のピーク。群生地の下部のエリアはしぼみかけた花弁もでてきているので今週末までが見頃か。今年のコマクサ鑑賞は急ぐべし。

・もう一つも群生はお鉢に咲くタカネスミレの大群落
奥宮側の斜面を黄色で埋め尽くしている。

・岩手山はコマクサ、タカネスミレ以外の高山植物も豊富でこれまたびっくり。お花の山である。30種近いお花を観察。
ただ、個々の花は月山のように群落しているわけではなく、道端や岩近くをよく見て見つける必要あり。