黒川鶏冠山

2015年06月20日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.6km
• 登り: 785m
• 下り: 1,035m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:08
• 合計: 5:35

9:40 落合登山口
10:30 横手山峠分岐
11:05 鶏冠神社分岐
11:17 11:20 鶏冠山(鶏冠山東峰・黒川鶏冠山東峰)
11:53 横手山峠
12:25 12:30 六本木峠
13:02 天庭峠
13:14 寺尾峠
13:34 丸川荘(丸川峠)
14:58 裂石駐車場（下）
15:15 大菩薩峠登山口(裂石)

天候

曇時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き…8:30 塩山駅2番バス停（落合行き）→神金小・中学校跡地
帰り…塩山駅から臨時列車のさくらんぼ号乗車

コース状況／危険箇所等

登山口から丸川峠まではキツい登りはなく、苔道が印象的な樹林帯です。
鶏冠山手前だけが険しめな岩場になっていて、若干踏み跡が分かりづらいのですが、まき道もあったようです。

写真

今日は塩山駅の2番バス停に並びます。

この時点では快晴。

バスはICカードが使えないので、バス停前のこのお店で信玄餅を購入してお金をくずします。

塩山駅から約1時間、自由乗降区間の「神金小・中学校跡地」と伝えて降ろしてもらいました。運転手さんには「ヘリポートの所ね」と言われました。

バスの進行方向に歩くとすぐに見つかる案内板。

ゲートっぽいのが気になって下りてみました。

ただの河原…ですが気持ち良い場所。

寄り道は終了して登山口を目指します。

なんとなく、遠い夏休みを思い出しました。

登山口到着。

このまま晴れ続けてくれないかなぁ。

しばらくは沢の音を遠くに近くに聞きながら、緩やかな登りを淡々と歩きます。

この辺りはまだまだ新緑。

ありゃー、ガスってきた。

薄暗い樹林帯を淡々と黙々と歩きます。

鶏冠山までもう少し。鶏冠神社のある所が山頂らしいのですが、祠は奥まった場所に鎮座していて分かりづらいらしく、ちゃんと辿りつけるか若干不安。

気を付けます。

ここまでとても穏やかな道だったのに、ここからはプチ岩登り。
左側に踏み跡らしきものがありましたが、このまま岩をよたよたと登りました。帰宅してから調べてみると、やはりまき道があったようです。

何がなにやらわからない。

道には見えないのですが、コンパスの指す方角はこちらなのでまたよたよたと乗り越えます。

あった！明確な踏み跡！

着いた！ちゃんと着けた！祠に頭を垂れてお礼を言いました。

ガスガスです。足元にもうっすら白いものが忍び寄ってきて不気味な雰囲気。眺められるはずの、富士山や大菩薩嶺はどこ？

あともう数か所、赤テープがあれば歩きやすいのになぁ。

ここが黒川山？よくわからず。

曇天の薄暗い景色の中、視界に飛び込んできた鮮やかな赤。沁みる〜

ここから一瞬林道へ出ます。ちょっと晴れてきた？

出てすぐ向かい側から再び山道へ入ります。

おー！陽射しが！

再び、緩やかな道を淡々と黙々と歩きます。

六本木峠着。丸川峠を目指します。

「ズジーッ、ズジーッ」という地を這うノイズ音のような、虫の鳴き声と思われる効果音に山中が包まれていました。気分的にはホラーゲームの嫌な場面。

いい色。

寺尾峠を過ぎてから再び苔道になり、沢の音が近づいてきたら丸川峠はもうすぐです。

長かったダンジョンの出口が見えてきました。

丸川峠着。

裂石バス停へ。

お天気は微妙ですが、暗い樹林帯ばかりを歩いた後なので、開けた空にホッとします。

大きな岩のついた道を急降下していく箇所が何度か出てくるので、注意しがら下ります。

たまに穏やかな道。

また太陽が出てきてくれました。やっぱり明るいのがいい。

ここの沢水で手を洗わせてもらいました。水が冷たくて手がさっぱり。

林道に出る手前の道は両側に沢が流れていて涼しくて気持ちいい。

緑てんこ盛り。

きノこという表記の仕方が気になる。

この立派なお手洗いが出てきたら裂石バス停はすぐそこです。

裂石バス停で購入できました。バスが来るまで30分、いただきます！

感想

suitosuito

大菩薩嶺の北にある、鶏冠山（けいかんざん）へ行ってきました。西沢渓谷を歩くときに見える、鶏冠山（とさかやま）と区別するために黒川鶏冠山とも言うらしいです。
今日歩いたハンノキ尾根や、西方向にある柳沢峠から丸川峠へ至る道は、苔道の美しい穏やかな樹林帯になっていて、名前のついた山頂を踏む事にこだわるより、お天気の良い日を選んでのんびり散歩しに来るのが楽しそうだなと思いました。
山梨百名山の最難関のひとつと言われている鶏冠山（とさかやま）には及びませんが、こちらの山のトサカ部分も距離は短いですが立派な岩場になっていて、登り応えがありました。