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Yamareco

記録ID: 6762403
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
飯豊山

越後のクラシックルート 二王子岳から飯豊主稜線門内岳へ

2024年05月03日(金) ~ 2024年05月05日(日)
 - 拍手
chee2005 その他1人
GPS
34:41
距離
34.1km
登り
3,090m
下り
3,096m

コースタイム

1日目
山行
12:28
休憩
0:39
合計
13:07
4:05
4:06
69
5:15
5:24
43
6:07
6:17
58
7:15
7:23
39
8:02
31
8:33
8:44
500
17:04
宿泊地
2日目
山行
9:46
休憩
0:24
合計
10:10
4:32
239
宿泊地
8:31
8:55
347
14:42
宿泊地
3日目
山行
10:05
休憩
1:19
合計
11:24
4:20
109
宿泊地
6:09
6:44
132
8:56
9:11
1
9:12
9:22
17
9:39
11
9:50
9:51
28
10:19
10:25
13
10:38
10:39
25
11:04
11:13
70
12:23
36
12:59
13:00
60
14:00
14:01
101
15:42
2
15:44
ゴール地点
天候 3日間とも快晴
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
梅花皮荘近く駐車場に1台をデポしてから二王子神社をスタート
コース状況/
危険箇所等
◇二本木山から門内岳まで登山道はありません。今後融雪が進めば「さらに」藪漕ぎとなります。

◇数箇所で熊の足跡、糞を見かけました。また全行程においてブヨ対策が必要。

◇その時の雪と藪の具合で難易度は変化するでしょう。稜線通り藪を進めば細尾根以外危険箇所は特にないと思われますが、雪を利用し急坂を上ったり下りたり、際どい残雪をトラバースする場合等アイゼン、ところによってピッケルも必要になります。簡単に引き返すことのできない道なきロングルートですので、計画、準備は慎重に万全を期してお願いします。
その他周辺情報 梅花皮荘(@500円、この日はシャワーの不具合あり@300円、日帰り入浴最終受付16:00)
この日1番で二王子神社を歩き出す。整備の行き届いたありがたい登山道、ブナの新緑が美しい。
2024年05月03日 05:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 5:15
この日1番で二王子神社を歩き出す。整備の行き届いたありがたい登山道、ブナの新緑が美しい。
見上げる五号目定高山の鉄塔
2024年05月03日 06:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 6:07
見上げる五号目定高山の鉄塔
実は10日ほど前にのんびり小屋泊で訪れた。その時はまだ数十センチの雪があったのに、もはや積雪はまるで無し…募る不安
2024年05月03日 06:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 6:08
実は10日ほど前にのんびり小屋泊で訪れた。その時はまだ数十センチの雪があったのに、もはや積雪はまるで無し…募る不安
山頂からのぞむ飯豊、取り付けられていた青春の鐘
2024年05月03日 08:02撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 8:02
山頂からのぞむ飯豊、取り付けられていた青春の鐘
二本木山からしばらくは広い尾根、ぐんぐん標高を落とす
2024年05月03日 08:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 8:56
二本木山からしばらくは広い尾根、ぐんぐん標高を落とす
近づく雷岳、その次の桝取倉山の奥に見えているのが目指す門内岳、遠い…。
2024年05月03日 09:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 9:41
近づく雷岳、その次の桝取倉山の奥に見えているのが目指す門内岳、遠い…。
軽快に雪を下りてきたが、ここでついに藪へ突入
2024年05月03日 09:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 9:46
軽快に雪を下りてきたが、ここでついに藪へ突入
藪の中での励ましは斜面に咲き誇るカタクリ
2024年05月03日 10:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 10:11
藪の中での励ましは斜面に咲き誇るカタクリ
長バナからふり返る二王子岳
2024年05月03日 10:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 10:37
長バナからふり返る二王子岳
ズームしたら見えた小屋と鐘、今頃は賑わっていることだろう
2024年05月03日 10:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 10:37
ズームしたら見えた小屋と鐘、今頃は賑わっていることだろう
見上げる雷岳、雪はほとんど使えそうにない…。出会ったモフモフのカモシカがずっと私を見ていた。
2024年05月03日 10:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 10:37
見上げる雷岳、雪はほとんど使えそうにない…。出会ったモフモフのカモシカがずっと私を見ていた。
どこの藪でもマンサクが花盛りなのだが、マンサクの木は硬くて手強い。そしてこんな山行というのに、濃い藪で早々にバランスを崩し重荷を背負ったまま前のめりに転倒、弁慶の泣き所を灌木に強打して打撲を負った。
2024年05月03日 10:41撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 10:41
どこの藪でもマンサクが花盛りなのだが、マンサクの木は硬くて手強い。そしてこんな山行というのに、濃い藪で早々にバランスを崩し重荷を背負ったまま前のめりに転倒、弁慶の泣き所を灌木に強打して打撲を負った。
ヒィヒィの藪漕ぎから飛び出したら雷岳山頂。打ちつけたスネはみるみる腫れて足首から膝下まで全てが内出血していた。雪でしばし冷やす。
2024年05月03日 11:16撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 11:16
ヒィヒィの藪漕ぎから飛び出したら雷岳山頂。打ちつけたスネはみるみる腫れて足首から膝下まで全てが内出血していた。雪でしばし冷やす。
次に目指す桝取倉山、残雪が比較的多い年でもここは藪が濃いらしい。記録的少雪の今シーズンはより一層だと思われる。
2024年05月03日 11:18撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 11:18
次に目指す桝取倉山、残雪が比較的多い年でもここは藪が濃いらしい。記録的少雪の今シーズンはより一層だと思われる。
雷岳から桝取倉山は細尾根でひたすらに続く藪、片足をかばいながらの藪漕ぎ
2024年05月03日 11:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 11:36
雷岳から桝取倉山は細尾根でひたすらに続く藪、片足をかばいながらの藪漕ぎ
所によっては踏み跡が見られるものの、その上にはガッツリ藪が生い茂っているので大変なのは変わらない
2024年05月03日 11:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 11:56
所によっては踏み跡が見られるものの、その上にはガッツリ藪が生い茂っているので大変なのは変わらない
ほとんどがこんな、足が地につかないまま枝を渡り歩く
2024年05月03日 12:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 12:04
ほとんどがこんな、足が地につかないまま枝を渡り歩く
それでもやっぱり花は癒し、青空に映えるタムシバ
2024年05月03日 12:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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それでもやっぱり花は癒し、青空に映えるタムシバ
桝取倉山の三角点
2024年05月03日 13:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 13:43
桝取倉山の三角点
延々続く藪と繰り返されるアップダウン
2024年05月03日 14:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 14:14
延々続く藪と繰り返されるアップダウン
ふり返る桝取倉山と二王子岳、気になり出す時間
2024年05月03日 15:26撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 15:26
ふり返る桝取倉山と二王子岳、気になり出す時間
そろそろ幕を張ろうかと思った辺りで見つけた熊の足跡、そしてさらにその先で熊の糞。ここはやめておこうとさらに進んだ。
2024年05月03日 16:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 16:15
そろそろ幕を張ろうかと思った辺りで見つけた熊の足跡、そしてさらにその先で熊の糞。ここはやめておこうとさらに進んだ。
時間が気になるのに、遅々として進まない
2024年05月03日 16:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/3 16:43
時間が気になるのに、遅々として進まない
結局1212P手前の雪堤で張ったテント、二王子岳に沈む夕陽
2024年05月03日 18:16撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 18:16
結局1212P手前の雪堤で張ったテント、二王子岳に沈む夕陽
小屋と鐘と茜色の空、テントと星空も撮りたかったのだが、この日は疲れ果てとても起きられなかった
2024年05月03日 18:16撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 18:16
小屋と鐘と茜色の空、テントと星空も撮りたかったのだが、この日は疲れ果てとても起きられなかった
翌朝、テントを撤収した頃の二王子岳、見送りの朝陽色
2024年05月04日 04:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 4:59
翌朝、テントを撤収した頃の二王子岳、見送りの朝陽色
1212Pに上がったら、飯豊が丸見え
2024年05月04日 05:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1212Pに上がったら、飯豊が丸見え
朝の光の中、残雪を繋いでゆく
2024年05月04日 05:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 5:28
朝の光の中、残雪を繋いでゆく
こんな薄い残雪すら宝、藪にしがみつきながら進む私
2024年05月04日 05:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 5:31
こんな薄い残雪すら宝、藪にしがみつきながら進む私
それでもヤンゲン峰からはなんとか雪を繋ぎながら快適
2024年05月04日 06:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 6:03
それでもヤンゲン峰からはなんとか雪を繋ぎながら快適
ゼブラ稜線の向こうに大日様
2024年05月04日 07:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 7:04
ゼブラ稜線の向こうに大日様
いよいよ向かう赤津山、雪と藪を行ったり来たり、山頂直下は雪の急登をひたすらに上がった。しんどくて写真は無し。
2024年05月04日 07:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 7:10
いよいよ向かう赤津山、雪と藪を行ったり来たり、山頂直下は雪の急登をひたすらに上がった。しんどくて写真は無し。
そしてようやくの赤津山三角点
2024年05月04日 08:29撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:29
そしてようやくの赤津山三角点
出会えた銀のピッケル
2024年05月04日 08:29撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:29
出会えた銀のピッケル
さらに赤津山のまん丸雨量計へ、向こうに二王子岳と遠く日本海
2024年05月04日 08:43撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:43
さらに赤津山のまん丸雨量計へ、向こうに二王子岳と遠く日本海
焼峰山への稜線と蒜場山、その向こうには
2024年05月04日 08:44撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:44
焼峰山への稜線と蒜場山、その向こうには
粟ヶ岳
2024年05月04日 08:44撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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粟ヶ岳
守門岳
2024年05月04日 08:44撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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守門岳
荒沢岳、兎岳、中ノ岳、越後駒、その手前は浅草岳だろうか。先週は日向倉山でテント泊をした♪
2024年05月04日 08:44撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:44
荒沢岳、兎岳、中ノ岳、越後駒、その手前は浅草岳だろうか。先週は日向倉山でテント泊をした♪
赤津山から眺める飯豊のパノラマ
2024年05月04日 08:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 8:32
赤津山から眺める飯豊のパノラマ
さぁゆこう、しばらくは雪をゆったり下りてゆく
2024年05月04日 08:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 8:56
さぁゆこう、しばらくは雪をゆったり下りてゆく
全行程のようやく真ん中くらい、目指す門内岳はまだまだ遠い。稜線は右へ左へとうねって続く
2024年05月04日 09:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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全行程のようやく真ん中くらい、目指す門内岳はまだまだ遠い。稜線は右へ左へとうねって続く
二ツ峰へは長く厳しい藪漕ぎとなりそうだ
2024年05月04日 09:25撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 9:25
二ツ峰へは長く厳しい藪漕ぎとなりそうだ
見守ってくれるのは北股岳と大日岳、真ん中奥にちょこっと見えているのが飯豊本山。なんて素晴らしい光景だろう。
2024年05月04日 09:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 9:03
見守ってくれるのは北股岳と大日岳、真ん中奥にちょこっと見えているのが飯豊本山。なんて素晴らしい光景だろう。
道なき名山烏帽子山から大日岳への稜線もずっとずっと見えていた
2024年05月04日 09:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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道なき名山烏帽子山から大日岳への稜線もずっとずっと見えていた
この景色の奥深くへ。千石平から万石平のあたりは大雪原を遊歩できる素敵な場所だった。
2024年05月04日 09:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 9:40
この景色の奥深くへ。千石平から万石平のあたりは大雪原を遊歩できる素敵な場所だった。
藤十郎山へはやはり藪
2024年05月04日 09:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 9:58
藤十郎山へはやはり藪
それでも雪の助けを借りながら
2024年05月04日 10:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 10:14
それでも雪の助けを借りながら
小さな草原状の山頂へ
2024年05月04日 11:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 11:15
小さな草原状の山頂へ
その中に藤十郎山三角点
2024年05月04日 11:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 11:15
その中に藤十郎山三角点
グッと近づいた大日岳、奥に本山もチラリ
2024年05月04日 11:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 11:15
グッと近づいた大日岳、奥に本山もチラリ
そこからも比較的拾えた雪
2024年05月04日 11:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 11:55
そこからも比較的拾えた雪
相変わらずアップダウンは繰り返されるけれど、雪を歩けるならちっとも苦にならない。
2024年05月04日 13:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 13:17
相変わらずアップダウンは繰り返されるけれど、雪を歩けるならちっとも苦にならない。
大きな岩はトラバースして回避、岩と雪の間に落ちないように、かつ谷へ落ちないように緊張した場所。ふり返って撮ったけれど、写真じゃなかなか伝わらないな。
2024年05月04日 13:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 13:27
大きな岩はトラバースして回避、岩と雪の間に落ちないように、かつ谷へ落ちないように緊張した場所。ふり返って撮ったけれど、写真じゃなかなか伝わらないな。
どんどん近づく主稜線、真ん中に門内、左に北股
2024年05月04日 13:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 13:46
どんどん近づく主稜線、真ん中に門内、左に北股
ふり返る藤十郎山と赤津山、ずいぶん遠くなった。
2024年05月04日 14:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/4 14:32
ふり返る藤十郎山と赤津山、ずいぶん遠くなった。
眼前に迫った二ツ峰、あの先で幕営できたら翌日楽をできるけれど、今日は暑さもあり、疲れた体であの藪を漕ぎ二ツ峰を越えるのは厳しいだろう。早めに幕を張ってゆっくりする。
2024年05月04日 14:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 14:45
眼前に迫った二ツ峰、あの先で幕営できたら翌日楽をできるけれど、今日は暑さもあり、疲れた体であの藪を漕ぎ二ツ峰を越えるのは厳しいだろう。早めに幕を張ってゆっくりする。
ここからは目の前に門内と北股、
2024年05月04日 14:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 14:45
ここからは目の前に門内と北股、
そしてその先には
2024年05月04日 14:46撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 14:46
そしてその先には
飯豊の屋根、大日岳。御西から見るとんがり大日岳とはまるで違う山容。
2024年05月04日 14:46撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 14:46
飯豊の屋根、大日岳。御西から見るとんがり大日岳とはまるで違う山容。
ここが今宵の我が家
2024年05月04日 16:03撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 16:03
ここが今宵の我が家
テントの中からも見える門内、北股
2024年05月04日 16:06撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 16:06
テントの中からも見える門内、北股
この日はゆっくり楽しんだ星空
2024年05月05日 02:41撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 2:41
この日はゆっくり楽しんだ星空
二ツ峰の上空にはひっきりなしに衛星が飛んでいた
2024年05月05日 02:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 2:54
二ツ峰の上空にはひっきりなしに衛星が飛んでいた
翌未明の二ツ峰と門内
2024年05月05日 04:03撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 4:03
翌未明の二ツ峰と門内
月と北股のブルーモーメント
2024年05月05日 04:04撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 4:04
月と北股のブルーモーメント
テント撤収の頃、輝き出す東の空
2024年05月05日 04:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 4:26
テント撤収の頃、輝き出す東の空
朝を待つ赤津山と二王子岳、向こうにはヴィーナスベルト
2024年05月05日 04:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 4:47
朝を待つ赤津山と二王子岳、向こうにはヴィーナスベルト
藪を漕ぎながらふり返る
2024年05月05日 05:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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藪を漕ぎながらふり返る
朝焼けの大日岳
2024年05月05日 05:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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朝焼けの大日岳
背を押してくれる蒜場山や赤津山
2024年05月05日 05:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 5:14
背を押してくれる蒜場山や赤津山
雪に出たその時に、門内の肩から日の出
2024年05月05日 05:26撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 5:26
雪に出たその時に、門内の肩から日の出
そしてついにやってきた二ツ峰、三角点からの門内岳
2024年05月05日 06:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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そしてついにやってきた二ツ峰、三角点からの門内岳
見渡す飯豊、エブリ差、地神山
2024年05月05日 06:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:21
見渡す飯豊、エブリ差、地神山
門内、北股
2024年05月05日 06:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:21
門内、北股
向こうに大日
2024年05月05日 06:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:21
向こうに大日
ふり返れば二王子、おーい!ここまで来たよー♪と手を振る私の影
2024年05月05日 06:22撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:22
ふり返れば二王子、おーい!ここまで来たよー♪と手を振る私の影
胎内尾根と向こうには
2024年05月05日 06:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:23
胎内尾根と向こうには
アゴクや足の松、どこも思い出がいっぱい
2024年05月05日 06:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 6:23
アゴクや足の松、どこも思い出がいっぱい
二ツ峰からの飯豊パノラマ
2024年05月05日 06:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 6:15
二ツ峰からの飯豊パノラマ
そして二王子岳から歩いてきた稜線
2024年05月05日 06:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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5/5 6:16
そして二王子岳から歩いてきた稜線
ゆっくり休んだら、二ツ峰を恐る恐る降下する
2024年05月05日 06:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ゆっくり休んだら、二ツ峰を恐る恐る降下する
雪原に降り立った豆粒が私
2024年05月05日 06:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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雪原に降り立った豆粒が私
藤七ノ池はまだまだ深い雪の下
、私の豆粒感から残雪の多さがうかがえる
2024年05月05日 06:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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藤七ノ池はまだまだ深い雪の下
、私の豆粒感から残雪の多さがうかがえる
いよいよ向かう門内岳
2024年05月05日 07:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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いよいよ向かう門内岳
胎内尾根からやってきた紅葉真っ盛りのあの日は背丈を遥かに超える根曲竹の鞭を受けながら歩いたここも、今は夢のように快適
2024年05月05日 07:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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胎内尾根からやってきた紅葉真っ盛りのあの日は背丈を遥かに超える根曲竹の鞭を受けながら歩いたここも、今は夢のように快適
門内に近づくのが嬉しいような、もったいないような不思議な感覚
2024年05月05日 07:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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門内に近づくのが嬉しいような、もったいないような不思議な感覚
左からはエブリや地神、
2024年05月05日 07:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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左からはエブリや地神、
右からは北股や大日の励ましを受けながら
2024年05月05日 07:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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右からは北股や大日の励ましを受けながら
進む雪原、このパノラマに
2024年05月05日 08:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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進む雪原、このパノラマに
吸い込まれるようにゆく
2024年05月05日 08:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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吸い込まれるようにゆく
ふり向けば越えた二ツ峰のとんがり、二王子から歩いてきたうねる稜線
2024年05月05日 08:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ふり向けば越えた二ツ峰のとんがり、二王子から歩いてきたうねる稜線
そして笹原の先にとらえた、門内の赤い祠
2024年05月05日 08:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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そして笹原の先にとらえた、門内の赤い祠
ついに届いた門内岳、向こうには飯豊本山
2024年05月05日 08:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ついに届いた門内岳、向こうには飯豊本山
出会えた大好きな景色
2024年05月05日 08:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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出会えた大好きな景色
長いこと見つめていた、二王子から歩いた稜線
2024年05月05日 08:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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長いこと見つめていた、二王子から歩いた稜線
ゆく登山道、歩きやすくて感動。整備してくださる方々に心から感謝
2024年05月05日 09:03撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ゆく登山道、歩きやすくて感動。整備してくださる方々に心から感謝
門内小屋で大休憩、そこからの景色今朝は美しく焼けただろうなぁ
2024年05月05日 09:18撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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門内小屋で大休憩、そこからの景色今朝は美しく焼けただろうなぁ
登山道脇にはイチゲがスタンバイ
2024年05月05日 09:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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登山道脇にはイチゲがスタンバイ
所によっては雪の上を歩く
2024年05月05日 09:46撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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所によっては雪の上を歩く
見えた梅花皮小屋とスキーヤーのシュプール
2024年05月05日 09:47撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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見えた梅花皮小屋とスキーヤーのシュプール
頼母木山に近づいた辺りで見つけたイチゲ、嬉しい初イチゲ♪
2024年05月05日 10:30撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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頼母木山に近づいた辺りで見つけたイチゲ、嬉しい初イチゲ♪
こんな子もちらほら
2024年05月05日 10:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こんな子もちらほら
頼母木平辺りでは濃い笹藪を漕ぎ、三匹穴へは残雪をザクザク。見上げる新緑彩るゼブラエブリ。
2024年05月05日 13:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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頼母木平辺りでは濃い笹藪を漕ぎ、三匹穴へは残雪をザクザク。見上げる新緑彩るゼブラエブリ。
残雪と踏み跡を辿り、西俣ノ峰からふり返る主稜線
2024年05月05日 13:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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残雪と踏み跡を辿り、西俣ノ峰からふり返る主稜線
西俣尾根は花盛り、イワウチワやカタクリ達の見送り
2024年05月05日 13:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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西俣尾根は花盛り、イワウチワやカタクリ達の見送り
見え始めていた十文字池。この先は梅花皮荘のお風呂の受付時間が気になって(笑)ひたすらに下山。
2024年05月05日 14:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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見え始めていた十文字池。この先は梅花皮荘のお風呂の受付時間が気になって(笑)ひたすらに下山。
ついに繋いだ二王子-門内、藪と雪を繋ぎ、一歩一歩近づいた飯豊。私の飯豊旅はまだまだ続く。
2024年05月05日 06:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ついに繋いだ二王子-門内、藪と雪を繋ぎ、一歩一歩近づいた飯豊。私の飯豊旅はまだまだ続く。

装備

個人装備
テント アイゼン ピッケル ストック 予備日も含めた十分な食料 雪山テント泊装備

感想

近年は少雪が続き、天候と休日の都合もあってなかなか実行できずにいた越後のクラシックルート門内二王子。今年はさらに記録的少雪、厳しい藪漕ぎが続くことは目に見えていた。山は逃げないと言うけれど、自らの体力は逃げてゆくばかりだ、しかし今回は天気予報が味方している。悩んだ末に行くと決めてからは烏帽子山の時と同様、不安と楽しみでソワソワと落ち着かない。

初日、二王子岳へは良く整備された登山道、以降は道がないことを思えばますますありがたい。山頂の鐘からのぞむ遥かなる飯豊、いよいよ歩き出すのだと意気が高まる。その先はどんな藪かと覚悟を決めていたのだが、二本木山からの下りは幸いたっぷり雪があってホッとする。しかしそれも束の間、雷岳と桝取倉山では藪に行手を阻まれた。地に足がつかないほどの密藪で早速私はバランスを崩し重荷を背負ったまま前のめりに転倒した。その際に左脚の弁慶の泣き所を灌木に強打、患部はみるみる腫れ上がり、ただでさえ太い脚がさらに太く、ふくらはぎが前後についているかのようだ。藪の洗礼、痛み腫れ上がってはいるけれど、ちゃんと歩けることは不幸中の幸いだった。小枝が患部に触れただけで痛み、顔が歪む。なるべく右脚を使っての藪漕ぎを強いられた。

できればヤンゲン峰まで行きたかったけれど、時間も体力も限界を迎え、雪を整地して張ったテント。この調子だともしかしたら予定の2泊では抜けられないかもしれない。3泊か、もしかしたら4泊にだってなり得る。食事と水作り、二王子岳への日の入を眺めたら、不安を抱えながらも泥のように眠った。

2日目は朝から一片の雲もない。脚の腫れも少しは引いたようだ。笹の葉くらいなら当たっても痛くない(笑)。ヤンゲン峰から先は藪に入ることもありながら際どい残雪を繋ぐことができた。辛抱の急登を経て赤津山を越えてからは快適な雪原歩きが続く。千石平、万石平はゆったりと広い大雪原、藪も脚の痛みも忘れて稜線漫歩を楽しんだ。ようやく近づいてくるのは鋭く尖った二ツ峰、その手前の稜線は黒々と私を待ち受けている。あの二ツ峰を越えられれば3日目が楽になるのだけれど、あの藪の中で日の入を迎えるわけにはいかない、疲労も暑さもあるしとその手前でテントを張ることにした。早めに休んだおかげかその夜は星空を眺めることができた。眼前の飯豊主稜線、その上には天の川のアーチ。山も天の川も近過ぎて、私の技量では撮りきれなかった。

3日目朝、ブルーモーメントに浮かび上がる主稜線のゼブラ。明るくなると同時に二ツ峰への藪へと突入した。藪は濃いが比較的背は低く、時々頭を出して朝陽に焼けていく大日岳や二王子岳を眺めることができた。脚の痛みもおさまり、いよいよ主稜線が近づいて気持ちも軽くなったようだった。二ツ峰からの下降はやはり肝を冷やしたけれど、その先はどんな急登であろうともう悦びしかなかった。何度も二王子岳や赤津山をふり返りながら、笹原の向こうに門内の赤い祠が見えた時には歓喜した。胎内尾根から辿り着いたあの日と同じ気持ちだった。門内からのぞむ大好きな景色、今日はさらに格別だ。そこからは快適な登山道にあらためて感謝しながら小躍りで歩く。いっぱいのイチゲの赤ちゃん達に、疲れを忘れ顔がほころぶ。長い西俣尾根を転がり落ちるように下りるのは辛かったけれど、梅花皮荘の最終受付時間に間に合いたくてなんとか頑張れた。

結局二王子岳で朝駆けの人に会ってからここ梅花皮荘まで一頭のカモシカ以外誰1人にも会わなかったが、駐車場で久しぶりに人に会う。なんとao_hachiさんだった。門内小屋を歩き出してまもなくふり返った時に見えた人影が門内沢を上がってきたao_hachiさんだったようだ。飯豊か朝日で出会えるお方(^^)クタクタだったけれど、お喋りで元気をいただきました、ありがとうございました♪

ようやく歩けた越後のクラシックルート、二王子門内。無事に歩き通せて感無量、あらためて古来からの飯豊の先人、岳人達に、そして山に尽力してくださる全ての方に感謝の山旅となりました。藪を漕ぎながらでも一歩一歩、飯豊が少しずつ近づいてくるあの高揚感を、きっと忘れることはないでしょう。

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コメント

二王子岳〜門内岳、私も長年訪れてみたい道で今回の連休の候補にもあがりましたが、雪が少なすぎて藪が…と懸念して回避した次第です。cheeさん行かれていたとは〜笑。烏帽子山〜大日岳も魅力的です。
おつかれさまでした!
2024/5/7 8:28
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bonchan1988さんこんにちは♪
ようやく歩くことができました、今もまだ余韻の中にいます。少雪が嘆かれたシーズンでしたが、近年高温となる3月が今年は案外冷え込んだのが少しは幸いしたと思います。藪漕ぎは十分過ぎるほど多くありましたが、さすがの豪雪地、特に2日目は大好きな雪もたくさん繋ぐことができました♪辛かった密藪のことは早くも忘れてしまいそうなほど、二ツ峰、そして門内に届いた時の喜びが上回りました(^^)
こうして雪と藪を繋ぎながら歩くと、上越国境の藪を漕いでbonchan1988さんと出会ったあの日の丹後小屋を思い出します。来年の残雪期にはどこかの藪でお会いできるかもですね♪
いつも各地の山のためにご尽力をありがとうございます。
2024/5/7 12:39
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1
chee2005さん、こんにちは!
長年あたためてきた越後クラシックルート完歩おめでとうございます。
 異常とも言えるここ数年の雪の少なさ。止める理由はいくらでもありそう。
それでもなおチャンスを掴み、足の痛みに耐えて、歩いても一向に近づかない飯豊主稜線までの藪が立ちはだかるうねる尾根を歩き通したことに感動しました。

まだまだ続く飯豊旅。
こらからもレポ楽しみしています。
2024/5/7 12:00
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山人さんこんにちは♪
お祝いのお言葉をありがとうございます。「完歩」という言葉がまた嬉しいです。制覇とか踏破とか、そう言った言葉は私の考える山歩きには使いたくないなぁと常々思っているので、尊敬する山人さんからそう言ってもらえて本当に嬉しいです!
飯豊烏帽子山そして今回の山行においても、いつもなのですが山人さんの記録にはいつも助けられています。ありがとうございます。
長い山旅をするたび、山人さん達ならこんな時どう歩いているのかなぁと良く考えます。今回私はフリーズドライ中心で、やはり味気なく食については寂しくなりました。きっと山人さん達なら美味しい食材もたくさん担いで、山を全身で楽しまれているんだろうなぁと。
またどこかの小屋でお会いできたなら、そのあたり、じっくりお聞かせいただきたいです。その日を楽しみにしております(^^)
2024/5/7 12:48
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こんにちは。YAMAPユーザーの野蒜と申します。

GW前半は烏帽子山のほうにいまして、赤津山のほうの稜線を見て今年は無理だなあと諦めてましたが、まさか歩かれてる方がいるとは…。相当な激闘だったと思います。烏帽子山も雪はありませんでしたがマタギ道ありすんなり登れてしまいました。

今年4月にクサイグラに登らせていただきまして、そのときはcheeさんの記録も大いに参考にいたしました。赤見堂・障子でニアミスしていたようで柴ナデにいらっしゃるのが見えました。この秋には胎内尾根と思っていますので、その時も参考にさせていただきます。

行きたいなというルートを調べるとことごとくcheeさんの記録が出てくるほどですので、いずれどこかでお会いできるかなと思います。そのときはよろしくお願いいたします。
2024/5/7 15:37
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teizan_nobiruさんこんにちは♪
烏帽子山お疲れ様でした。私も烏帽子山から、赤津山を何度も見ていました。立派な山容だなぁと惚れ惚れと。蒜場山から烏帽子山、そして大日岳へと続く稜線がこちらからもずっとよく見えていて、この間はあそこにいたんだなぁと感慨深く見つめていました。

クサイグラを歩いた時の感動もよく覚えています、もちろん胎内尾根も。いずれもとても苦労した山行でしたが、だからこそその時見えた景色が今も鮮明に思い出されます。不思議と辛さは忘れてしまうのですが(笑)

きっと近々どこかでお会いできることと思います。その時はこちらこそいろいろなお話が聞けることを楽しみにしております(^^)
2024/5/7 18:10
cheeさん、こんにちは‼️
越後のクラシックルートの完歩お疲れ様でした🏔
写真拝見するだけで藪漕ぎに次ぐ藪漕ぎが…😱
丁度門内小屋に着いた時に稜線を行くお二人が見えた時に、まさかこのルートを歩かれていたとは想像も出来ませんでした😆そして下山後にもお会い出来るとは‼️
大変お疲れの所お話頂きありがとうございます🙇歩き切った直後の感想を聞けてとても貴重な時間でした😄また何処かでお会いしましょう🙆
2024/5/7 17:49
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ao_hachiさんこんにちは♪
二王子以降、どなたにも会わない3日間でしたので、久しぶりに人間(笑)に出会った瞬間でした。あれから急いでお風呂に入って自分の顔を3日ぶりに見て、あちゃーと思いました。あんな顔なのにお話ししてくださってありがとうございました(^^)

一応写真は多めに載せましたが、いずれも撮る余裕がある状況で撮ったものです。本当に濃い藪の中や、疲弊し切っている場所では写真を撮ることすらできませんでしたので、どうぞご了承ください(笑)

次はどこでお会いできるかな、楽しみにしております♪
2024/5/7 18:17
プロフィール画像
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