花と景色見ながら南八ヶ岳縦走（赤岳〜権現岳〜網笠山）

2015年07月18日(土) ~ 2015年07月20日(月)

• GPS: 46:45
• 距離: 22.6km
• 登り: 2,875m
• 下り: 2,795m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:25

距離 9.2km 登り 998m 下り 139m

10:45 八ヶ岳山荘
11:55 12:25 美濃戸山荘
14:20 14:30 赤岳鉱泉
15:10 行者小屋

2日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 2:05
• 合計: 8:15

距離 9.6km 登り 1,735m 下り 1,695m

5:20 宿泊地
6:35 6:50 文三郎尾根分岐
7:20 8:15 赤岳
8:20 8:25 竜頭峰
9:45 10:00 キレット小屋
10:40 10:50 ツルネ
11:20 旭岳
12:10 12:20 権現岳
12:25 12:40 権現小屋
13:35 青年小屋

3日目

• 山行: 2:50
• 休憩: 0:35
• 合計: 3:25

距離 3.4km 登り 10m 下り 954m

6:05 青年小屋
6:45 7:10 編笠山
8:20 8:25 押手川
8:50 8:55 雲海
9:30 観音平

天候

18日：午後から小雨、夕方から強風
19日：朝から強風、昼前は良い天気、昼過ぎから雨、夕〜夜は小雨と風
20日：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

18日：
新宿5:38-茅野9:23（JR中央本線3,350円）
茅野9:45-美濃戸口10:30頃（アルピコ交通930円）
※バス2便目の為、約15分遅れて発車

20日：
観音平-小淵沢駅（タクシー約3,800円）
※小淵沢タクシー0551-36-2525
小淵沢10:40-12:33（JR中央本線　あずさ12号4,500円）
※回数券利用

コース状況／危険箇所等

18日
・美濃戸-行者小屋は、雨天時、南沢は増水で渡れない可能性有るので、遠道の北沢を選択。雨天時は美濃戸の小屋の方に南沢の状況を聞いた方が良いです。

19日
・文三郎尾根-赤岳は岩稜地帯。鎖場、はしご多数。
・赤岳-キレットはガレ・ザレ・岩場・ヤセ尾根あります。小天狗から下は落石注意。ヘルメットは必要、登山初心者は控えた方が良いでしょう。

・朝日岳-権現岳は60段強のはしご有り。但し、下りに比べ登りが怖さないだけ楽かも？
・権現小屋-青年小屋の前半の岩場は雨に濡れてツルツル滑ります。鎖場の連続有り。

20日
・青年小屋-編笠山は前半岩稜歩きですが、特に危険なし。岩の間に物落とさないように。

その他周辺情報

温泉：利用しませんでしたが小淵沢駅近くにスパティオ小淵沢（延命の湯）あります。
http://www.spatio.jp/hotspring/index.html

写真

7/18 10:46

美濃戸口到着と同時に小雨。天候悪いけど3連休初日なので登山者多めです。

7/18 10:50

初日は美濃戸の花を見ながら行者小屋を目指します。ウツボグサ

7/18 10:57

キバナノヤマオダマキ

7/18 11:00

シモツケ

7/18 11:02

ヤマホタルボクロ

7/18 11:35

イブキジャコウソウ。高地と違い、背も高く、花も大きい気がします。

7/18 11:53

クルマユリ

7/18 11:59

美濃戸山荘で昼飯休憩。持参したアンパンを八ヶ岳牛乳で。うまい！小屋の主人に南沢の状況を確認したところ、歩行は大丈夫だが雨で滑りやすいとの事。歩き慣れた北沢ルートを選択。

7/18 12:20

ハリブキ。葉に針がたくさん。

7/18 13:36

北沢を選択しましたが、雨の影響か川の流れが強い。しかし、迂回時使わなくても平気でした。

7/18 18:38

行者小屋に到着。雨は止んでましたが、強風の為、幕営にかなり苦戦。

7/18 18:41

小屋の周りにはミヤマガラシが咲いてました。

7/18 16:48

初日なので肉食べて寝ます。

7/19 5:21

2日目。翌日は風治まったものの、ガス晴れず

7/19 6:50

急登のマムート文三郎尾根を登ったら強風。分岐点で雨具とメットを装着。少し登ったら、タカネツメクサが咲いてました。

7/19 7:24

イワベンケイ

7/19 7:24

阿弥陀岳方面は早い流れのガスで見えず

7/19 7:31

なんとか2度目の赤岳登頂。空に浮かんでるみたい。

7/19 7:31

青空の下にどこかの山見えます

7/19 7:35

赤岳頂上荘前の北峰はこんな感じ。青空見えて良かった。

7/19 7:41

前回赤岳と同じく今回も展望無し。代わりに展望図。どこからも見える八ヶ岳だけあって、日本有数の山々が見える（はず）

7/19 8:03

八ツのキレットを下って、青年小屋まで歩きます。

7/19 8:10

背後の赤岳方面

7/19 8:12

東側の県界尾根、真教寺尾根方面もガスの流れが早い

7/19 8:14

と思ったらガス晴れたりします。

7/19 8:21

これから下る道。そのまま尾根沿いを下るのではなく、右へトラバースする箇所ありました。

7/19 8:32

富士山山頂は雲隠れ。

7/19 8:32

奥秩父方面は晴れ。五丈岩も確認出来た

7/19 8:33

強風の中のコマクサ

7/19 8:35

背後の赤岳方面

7/19 8:39

富士山見ながら下ります

7/19 8:41

また背後を確認

7/19 8:45

ヨツバシオガマ

7/19 8:46

岩に張り付いたように見えるイブキジャコウソウ

7/19 8:48

ミネウスユキソウ

7/19 8:49

大天狗、小天狗の奥に富士山

7/19 8:49

絶壁の尾根沿いを下り、高度感あるはしごを降ります。緊張。

7/19 8:50

怖いところを下ったら、キンロバイ咲いてました

7/19 8:50

イワオウギ

7/19 9:02

ルンゼ（岩壁の溝）を降りてきました。落石注意

7/19 9:08

険しい道でした

7/19 9:18

チシマギキョウ

7/19 9:26

コマクサ

7/19 9:29

阿弥陀岳山頂はガス取れず

7/19 9:36

赤岳方面

7/19 9:36

キレットの手前。晴れてたら眺め良さそうな場所です。

7/19 9:46

八ヶ岳で一番奥地にあるキレット小屋に到着。小休憩。

7/19 9:45

小屋の側にはコマクサが咲いてました。

7/19 10:05

休憩後、権現岳を目指します。キスミレのキバナノコマノツメが咲いてました。

7/19 10:09

近くにはタカネグンナイフウロも

7/19 10:32

阿弥陀岳（左）から中岳、赤岳にかけて。山頂がガスで見えず。

7/19 10:44

ツルネに到着。展望良し。富士山頂にも雲

7/19 10:45

これから登る権現岳方面。ザックが重い。

7/19 10:49

ツルネのコマクサ

7/19 10:51

ゴゼンタチバナ

7/19 11:13

コケモモ

7/19 11:23

ミヤマダイコンソウ

7/19 11:26

イワカガミ。高地だからコイワカガミかも？

7/19 11:43

コバノコゴメグサ

7/19 11:44

ミネウスユキソウ

7/19 11:56

権現岳近くの61段のはしご。緊張してたのか数えたら64段だった

7/19 11:59

上から見た図。怖い

7/19 12:06

ハクサンシャクナゲ

7/19 12:12

権現岳では雨に降られ、ささっと離れる

7/19 17:53

無事に青年小屋に到着。雨と風が強い中の幕営。

7/19 17:57

小屋の近くの花。ヨツバシオガマ

7/19 17:59

ネバリノギラン

7/20 5:50

翌朝の青年小屋。ここはコルになってるので風の通り道なのか一晩中風が強かった。マイザックの背後に網笠山。

7/20 6:20

岩場を超えて、青年小屋方面。権現岳はガスの中。

7/20 6:21

変わったコケ

7/20 6:30

権現岳方面にはガスが

7/20 6:41

ハクサンシャクナゲ

7/20 6:44

コガネイチゴ

7/20 6:46

編笠山に登頂。強風です。

7/20 6:58

八ヶ岳方面はガスが流れてますが、

7/20 7:02

南アルプス方面は良い展望

7/20 6:57

アップで甲斐駒ヶ岳（左）と仙丈ヶ岳

7/20 7:01

北岳山頂は雲の中でした。

7/20 7:00

中央アルプス（左）と御嶽山。どちらも雲がかかってる。

7/20 7:00

蓼科山（左）と北横岳

7/20 7:02

富士山方面は良い感じです。

7/20 7:13

パノラマで。左から奥秩父、富士山、南アルプス（北面）

7/20 7:19

下山します。ゴゼンタチバナ

7/20 7:35

八ヶ岳っぽい雰囲気の森

7/20 8:44

コバノイチヤクソウ

7/20 8:52

雲海（地名）まで降りてきました。富士山の下に雲海が

7/20 9:32

無事に観音平に到着。シモツケが咲いてました。

7/20 9:32

ニッコウキスゲが咲いてたのにはびっくり。お疲れさまでした。

撮影機器：

E-M5 OLYMPUS IMAGING CORP.

E-PL5 OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

AGING TAL CAMERA

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

vvaren3

本当は南ア・北岳へ行くつもりでしたが、台風の影響で南アルプス林道が不通なり、八ヶ岳へ変更しました。
観音平から赤岳へのコースが希望でしたが、安価な交通手段が無く、ルート的に容易と考え逆コースにしました。

初日、2日目は夏山らしく強風や雨など天候の変化が激しかったのですが、なんとか完歩でき充実感に浸ってます。
赤岳〜キレットは山と高原地図では危険マークついてませんが、自分的には落石多いスリル満点の場所でした。

今回は行者小屋、青年小屋でテント泊となりましたが両日とも強風で幕営に手惑いました。
特に青年小屋は権現岳、網笠山のコルに位置してるので風の通り道なのかな？

下山する3日目朝にに網笠山から素晴らしい展望が見れたので、満足して下山出来ました。

コメント

ウメちゃん

青年小屋
初めまして・・
　青年小屋のテン場の奥で騒いでいた者です！
　雨が降ると　やはりテントは遠慮したいですね
自分達のレコは後ほど・・。

vvaren3

Re: 青年小屋
umeteyanさん、コメントありがとうございます。
風が強くて、騒いでても誰も気づかなかったかも（笑）
こういう天候の時は小屋泊まりしたいとつくづく思いました

レコ、楽しみにしてますね