【お花の宝庫(50種以上)】霧ヶ峰〜八島湿原を朝から晩まで32kmぐるぐると歩き回ってみました。

2015年07月20日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 32.2km
• 登り: 852m
• 下り: 850m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:45
• 休憩: 0:40
• 合計: 12:25

6:05 八島湿原バス停
6:15 八島湿原
7:30 鎌ヶ池
8:26 物見岩
8:41 蝶々深山
9:14 車山乗越
9:47 車山高原リフト山頂駅
9:50 霧ヶ峰
10:21 車山肩分岐
10:25 10:45 車山肩（休憩）
12:01 沢渡
13:04 八島湿原
13:15 13:25 八島湿原バス停
13:44 鎌ヶ池
13:50 鎌ヶ池キャンプ場跡
14:15 沢渡
14:37 八島ヶ原湿原-車山分岐(第五園地分岐)
14:56 霧ヶ峰園地
15:00 霧ヶ峰インターチェンジバス停
15:11 蛙原
15:20 15:30 霧ヶ峰インターチェンジバス停
16:25 車山肩駐車場
16:45 車山乗越
17:12 南の耳
17:21 北の耳
17:37 男女倉山（ゼブラ山）
17:51 鎌ヶ池キャンプ場跡
18:11 鎌ヶ池
18:21 八島湿原
18:30 八島湿原バス停
18:30 ゴール地点

写真

【八島ヶ原湿原】


今年はここからスタートします。雲が多いのですが、吉と出るか凶と出るか？

【八島ヶ原湿原】

(1)ユウスゲ（夕菅）
ニッコウキスゲとは違うレモン色をした花が一輪。
「夕」菅とはいうものの午前中も咲くようですね。

【八島ヶ原湿原】


シシウドの大海原を漂う影。

【八島ヶ原湿原】

(2)ノアザミ（野薊）
巨大なジュースを相手に無我夢中のハチ君。

【八島ヶ原湿原】

(3)オオカサモチ（大笠持）
大風呂敷を広げたような、とはこのことか。

【八島ヶ原湿原】

現物はもっとキラキラしていたんですよ。

【八島ヶ原湿原】


(4)カラマツソウ（唐松草）
この花を見ると何故かのんびりします。

【八島ヶ原湿原】

(5)キンバイゾウ（金梅草）
ほんの数輪しか咲いていませんが、この存在感は他を寄せ付けません。

【八島ヶ原湿原】

(6)ノハナショウブ（野花菖蒲）
紫色の花は緑色と同化して目立たなくなってしまいますが、青空が入ると生き返るのが分かりました。

【八島ヶ原湿原】

(7)ハクサンフウロ（白山風露）
風露、いい響きだね〜。

【八島ヶ原湿原】

(8)グンナイフウロ（郡内風露）
鉢に首根っこ？を捕まえられて悲しいのか嬉しいのか・・・

【八島ヶ原湿原】


撮った時にはノジコかと思っていたのですが、家で写真を見直してみたら冬に平地でもよく見かけるアオジでした。

【八島ヶ原湿原】


意外といい声で囀るんです。
今日お目にかかったのはこの一羽だけでした。

【八島ヶ原湿原】

(9)ヤナギラン（柳蘭）
毎年このお花を見かけると夏も後半戦かという気持ちになるのですが、早くも咲き始めていました。

【八島ヶ原湿原】


鷲が峯方面。
今度歩いてみようかな・・・

【八島ヶ原湿原】

(10)タイツリオウギ（鯛釣黄耆）
目立ちませんが、ブーツのような形をしているお花で結構かわいい。

【八島ヶ原湿原】


ヒョウモンチョウさん、こんにちは！
近くでお目にかかるのは今年初めてかな？

【八島ヶ原湿原】

ミニ仮面ライダー登場！

【八島ヶ原湿原】

(11)ヨツバヒヨドリ（四葉鵯）
赤い花もあるんですね。
この花に集まるアサギマダラを探したのですが、今回は見つかりませんでした。

【八島ヶ原湿原】


(12)シシウド（猪独活）
宇宙ステーションのような形状。

【八島ヶ原湿原】

(再掲)グンナイフウロ（郡内風露）
先程は鉢に翻弄されていましたが、今度は素顔。

【八島ヶ原湿原】

(13)イブキトラノオ（伊吹虎の尾）
太っちょのもいれば・・・

【八島ヶ原湿原】

(再掲)イブキトラノオ（伊吹虎の尾）
細っちょもいて・・・

【八島ヶ原湿原】

(14)オミナエシ（女郎花）
夏を謳歌する準備完了。

【八島ヶ原湿原】

(15)チダケサシ（乳茸刺）
美味しそうに見えてしまうのは何故？

【八島ヶ原湿原】


(16)ニッコウキスゲ（日光黄菅）
いよっ、大統領！っと声をかけたくなります。

【八島ヶ原湿原】

(17)調査中
ミズチドリかとも思いましたが、どうも違うような気がしてなりません。

【八島ヶ原湿原】


狂喜乱舞・・・

【八島ヶ原湿原】


独占して我が物顔・・・

【八島ヶ原湿原】

(再掲)イブキトラノオ（伊吹虎の尾）
もくもくと・・・

【八島ヶ原湿原】

(18)オオダイコンソウ（大大根草）
胸を張って深呼吸しているかのよう。

【八島ヶ原湿原】

丁度手頃なお立ち台。
これはただのヒョウモンチョウではなさそうですが、蝶についてはもっと勉強が必要だな・・・

【八島ヶ原湿原】

なんて気持ちいいんでしょう〜！

【八島ヶ原湿原】

(19)ウツボグサ（靱草）
ワサビが突然紫色の花を咲かせたらこうなるのか・・・

【八島ヶ原湿原】


遥か左奥には車山。
これからあちらに向かいます。

【八島ヶ原湿原】

う〜ん、なんという色使い・・・

【八島ヶ原湿原】

最近ニッコウキスゲを見ると、いたずらせずにはいられませぬ。

【八島ヶ原湿原】

改めて見るととても流麗なヤナギラン。

【八島ヶ原湿原】

(20)マルバダケブキ（丸葉岳蕗）
咲く直前のこの構え、見かけると何故か嬉しくなります。
後ほどきちんと花を咲かせた姿も登場する予定。

【八島ヶ原湿原】

(21)ワレモコウ（吾亦紅）
唐突に「一曲いかが？」と言われてもねえ・・・

【八島ヶ原湿原】


おお、ホオアカ君！

【八島ヶ原湿原】

(22)アカバナシモツケソウ（赤花下野草）
いい色ですね。益々の活躍を期待。

【八島ヶ原湿原】

そんなに撮って撮ってと訴えんでもいいじゃないか・・・

【八島ヶ原湿原】

(23)アキノキリンソウ（秋の麒麟草）
おや、早くも・・・

【八島ヶ原湿原】

コメツキムシ。
触角をウリウリさせながら、この崖っぷちからどんなウルトラCを見せようかと虎視眈眈・・・などという野望は彼にはありませぬ。

【八島ヶ原湿原】


木道からかなりズームアップしてパチリ。
ああ、もっと近くで観察したかった。

【八島ヶ原湿原】


鎌ヶ池。近くまで寄れないのが残念。

【八島ヶ原湿原】

離合集散。

【八島ヶ原湿原】


霧ヶ峰の中心で愛を叫ぶホオアカ。

【八島ヶ原湿原】


早くもマルバダケブキが開花していました。
鹿は食べないらしいが、蝶は寄りつくんですね。

【八島ヶ原湿原→物見石】


黄金色に輝くセセリを発見！

【八島ヶ原湿原→物見石】


湿原を抜けて、草原の斜面をジグザグに登ります。

【八島ヶ原湿原→物見石】

(24)オンダデ（御蓼）
そういえば、利尻・礼文でも富士山でも見かけました。目立たないが、君は全国区かのかね？

【八島ヶ原湿原→物見石】

(25)ヤマハハコ（山母子）
あなたは母なのか子なのか？

【八島ヶ原湿原→物見石】


ノビタキの♂
草原性の夏鳥。軽井沢発地、日光戦場ヶ原、尾瀬ヶ原でも見かけました。

【八島ヶ原湿原→物見石】

(26)シロバナニガナ（白花苦菜）
白で咲くか、黄色で咲くか誰が決めるんだろうか？

【物見石】


岩場が出てきました。
向こうに見えるのは蝶々深山。

【物見石】


物見石から鷲ヶ峰を振り返る。

【物見石】


こちらは八島ヶ原湿原。雄大かな。

【物見石→蝶々深山】


今度はノビタキの♀。
ちょっと睨まれちゃったかな・・・

【物見石→蝶々深山】

なかなかうまく写ってくれない光彩が、目で見たとおりに撮れて満足です。

【物見石→蝶々深山】

(27)ハクサンシャジン（白山沙参）
8月に咲く花がここでも咲き始めていました。

【物見石→蝶々深山】


(再掲)ハクサンシャジン（白山沙参）
ツリガネニンジンとも呼ぶようですが、私はこちらの名前の方が好きです。

【蝶々深山】


なんと心地のよいトレイルなんでしょう！

【蝶々深山→車山乗越】

(再掲)ウツボグサ（靱草）
まだ時期が早いのか、ひっそりと咲いています。

【蝶々深山→車山乗越】


太陽、青空、白い雲、緑の大草原・・・

【蝶々深山→車山乗越】


(28）トウダイグサ（燈台草）

【蝶々深山→車山乗越】

美しいね〜

【蝶々深山→車山乗越】

(28)ウスユキソウ（薄雪草）
青空と草の緑にちょっと圧倒され気味・・・

【蝶々深山→車山乗越】


月面基地のような佇まい・・・

【蝶々深山→車山乗越】

今日は青と緑ばかりなので、赤い色を見つけると更に嬉しくなります。

【車山乗越】


去年は向こうから来て、左に曲がりゼブラ山方面に向かいました。

【車山乗越→車山頂上】

ニッコウキスゲと車山というお似合いの組み合わせ。

【車山乗越→車山頂上】


車山の斜面の向こうには八ヶ岳の錚々たる面々。

【車山乗越→車山頂上】

(29)タカネナデシコ（高嶺撫子）
この形状、この色、このシチュエーション、
何と表現してよいやら・・・

【車山乗越→車山頂上】

(29)オオバギボウシ（大葉擬宝珠）
ニッコウキスゲとセットで撮ってみました。

【車山乗越→車山頂上】

ヨツバヒヨドリ越しの蓼科山。
眼下には賑やかそうな白樺湖。

【車山乗越→車山頂上】

ここの斜面は天に向かってお花が撮れる好きな場所なんです。

【車山乗越→車山頂上】

滅多に撮らない裏側から・・・

【車山乗越→車山頂上】

(29)調査中
小さいお花でタカネツメクサかと思ったのですが、よく見ると花弁が2列に分かれているので、特定できず。

【車山乗越→車山頂上】

(30)マツムシソウ（松虫草）
君は秋の花じゃないのか？
山頂付近に一輪だけ咲いていました。

【車山乗越→車山頂上】


優美なスカイラインを描く八ヶ岳。

【車山乗越→車山頂上】


こちらは車山湿原方面。
真ん中に見える道を左から右に歩いてみました。
夕方には奥の稜線沿いを右から左に歩くことになります。

【車山頂上】


霧ヶ峰高原美術館の彫刻です。
頂上標識付近は人でごった返していたので、写真は割愛。
この後、右足の靴の底のソールがはがれてべろべろに・・・

【車山頂上→車山肩】

(31)コキンバイ（小金梅）△
車山山頂〜肩の間にぽつぽつ咲いていました。

【車山頂上→車山肩】


ビーナスラインの曲線美を愛でながら・・・
靴をかばいながら・・・

【車山頂上→車山肩】


肩の賑わいが視野に入って来ました。

【車山頂上→車山肩】


あれはひょっとして穂高連峰ではないか？

【車山頂上→車山肩】

(32)シモツケ（下野）
小さいお花達が集まって、こぞって手を挙げているように見えます。

【車山肩】

はがれた靴のソールをテーピングで応急修理。
その後、レストハウスでおそばを頂きました。
長野のおそばはどこで食べてもおいしい、というのは言い過ぎか？

【車山肩】


ここに来たらやっぱりニッコウキスゲですよね！
電気柵の中にはたくさん咲いていました。

【車山肩】


ビーナスラインは大渋滞、カメラマンの砲列・・・

【車山肩】


若い頃に初めてビーナスラインを走った頃を思い出しました。

【車山肩】


蓼科山＋ニッコウキスゲの図。

【車山肩】

車山＋ニッコウキスゲの図。

【車山肩】


車山（霧ヶ峰）と蓼科山の日本百名山2ショット。
地味なコンビですが、意外とみかけない光景。

【車山肩】


蝶々深山のなだらかで広大な草原。

【車山肩】

【車山肩】

【車山肩→車山乗越方面】

(33)キバナノヤマオダマキ（黄花山苧環）
ニッコウキスゲに負けじと・・・

【車山肩→車山乗越方面】

(34)キンポウゲ（金鳳花）
ウマノアシガタとも呼びますが、やっぱりキンポウゲでしょう。

【車山乗越方面→沢渡】


さっきは向こうから歩いてきました。今度は左折して車山湿原を通って沢渡経由、八島ヶ原湿原に向かいます。

【車山乗越方面→沢渡】


白い雲がぽっぽっぽっと。
のんびりしていてなんだかとても幸せな気分・・・

【車山乗越方面→沢渡】


車山肩の喧騒とは打って変わって誰もいない世界。
う〜幸せ！

【車山乗越方面→沢渡】

(35)キオン（黄苑）

【車山乗越方面→沢渡】


北アルプスも眺められるし・・・

【車山乗越方面→沢渡】

この光景、自分だけで独占して、すいません！

【車山乗越方面→沢渡】


おっと君はビンズイ君だね。

【車山乗越方面→沢渡】


去年来た時に車山への登りの濃霧の中で見かけたのは君だと思っていたが、やっぱりそうだったか。

【車山乗越方面→沢渡】


実にキリッとしてるね。

【車山乗越方面→沢渡】


それに比べてホオアカ君、君は庶民派だね。

【沢渡】

(36)サワフタギ（沢蓋木）△
一旦沢沿いの日影に入りました。

【沢渡→諏訪神社】

蝶の世界もかなり奥が深そうです。

【沢渡→諏訪神社】

(37）シラネニンジン（白根人参）△
小さい花が企画学的模様を形成。

【沢渡→諏訪神社】

そこには・・・小さなカミキリムシ。

【沢渡→諏訪神社】


いい感じの砂利道を下っていきます。

【沢渡→諏訪神社】

(38）ハナニガナ（花苦菜）

【沢渡→諏訪神社】


遥か彼方には美ヶ原・・・

【沢渡→諏訪神社】


王ヶ頭の鉄塔群も見えますね。

【諏訪神社→八島湿原】


ここは左に曲がってみましょう。

【諏訪神社→八島湿原】

(39）クサフジ（草藤）

【諏訪神社→八島湿原】

沢を渡って・・・

【八島ヶ原湿原】

木道を進むと再び八島ヶ原湿原。

【八島ヶ原湿原】


木々の間から広大な湿原とヤマドリゼンマイ祭り。

【八島ヶ原湿原】

またまたグンナイフウロにいちゃもんをつけている虫がいました。君はウマオイか？

【八島ヶ原湿原】

誰にも邪魔されずにふわふわ浮かんでしたヤマオダマキ。

【八島ヶ原湿原】

(40)ホソバノキリンソウ （細葉麒麟草）
最初はベンケイソウかと思ってしまいました。

【八島ヶ原湿原】

再びキンバイソウ。
何度見ても撮らずにはいられません。

【八島ヶ原湿原】

(41)キンミズヒキ（金水引）
このお花も夏の後半の定番ですよね・・・

【八島ヶ原湿原】

沸き立つ雲の形の変化を眺めているだけでも楽しい。

【八島ヶ原湿原】

(42)コウリンカ（紅輪花）
君もどちらかというと8月の花だよなあ・・・

【八島ヶ原湿原】

再びオオダイコンソウ。
低山でみかけるダイコンソウよりも気品があってよい。

【八島ヶ原湿原】

(43)シナノオトギリ（信濃弟切）
オトギリ軍団は正直言ってなかなか見分けが難しい・・・

【八島ヶ原湿原】

(44)トリアシショウマ（鳥足升麻）
なかなか見事な咲きぶりです。

【八島ヶ原湿原】


駐車場で壊れた靴を履き替え、少しのんびりしていると、餌をゲットして得意げな表情のキセキレイが登場。

【八島ヶ原湿原】


アカネさんの季節か・・・

【八島ヶ原湿原】


さて靴もはきかえたことだし、再び出発しますか！

【八島ヶ原湿原】

(45)ノリウツギ（糊空木）
このお花、写真をたくさん撮ったのですが、なかなか旨く撮れず・・・これがベストショットです。

【八島ヶ原湿原】

(46)コバギボウシ（小葉擬宝珠）
オオバギボウシほど大きくないので、蕾しかないのをいいことに勝手にコバギボウシと認定。

【八島ヶ原湿原】


今日は最終的に、向こうの中腹（左→右）、裾野（左→右）、稜線（右→）とあちらを3回歩くことになりました。

【八島ヶ原湿原】


鎌ヶ池もいい色してます。

【奥霧小屋】


向こうには飛んでもなく異様な形をした雲が出現。

【奥霧小屋→沢渡】

(47)カワラマツバ（河原松葉）
これまで意識したことがありませんでしたが、意外と面白いお花です。

【奥霧小屋→沢渡】

(48)ハナチダケサシ（花乳茸刺）
チダケサシとはちょっと違うなあと思って調べてみたら、もっとコンパクトに咲く花があるのが分かりました。

【奥霧小屋→沢渡】

(49)ヤマホタルブクロ（山蛍袋）
ホタルブクロの違いが分かりました。

【奥霧小屋→沢渡】


(50)メタカラコウ（雌宝香）
これだけ歩いてまだ新手の花が現れるとはびっくりです。

【奥霧小屋→沢渡】


砂利道をのんびり歩きます。
暑いですが、じめじめしていないのでいい気分。

【沢渡→自然植物園】

(51)調査中
クワガタソウ系のお花ですが、未だ特定できず。

【沢渡→自然植物園】

沢渡から車山肩に向かって登りだし、すぐに右折するとm大変気持ちのよい唐松林と草原の境を歩くことができます。

【沢渡→自然植物園】

そして唐松の美林。秋は黄葉して綺麗なんだろうなあ。

【沢渡→自然植物園】

おや、盗賊のような怪しい輩が約一名・・・

【沢渡→自然植物園】


車山肩から蛙原に向かう下り道に合流します。

【沢渡→自然植物園】


下方に見えるのは霧ヶ峰インターチェンジ。
昔有料道路だった頃が懐かしい。

【自然植物園】


ここは自然植物園だったのか、知らなんだ・・・

【霧ヶ峰インターチェンジ付近】

ムムッ、向こうに見えるのはひょっとして南アルプスか？

【霧ヶ峰インターチェンジ付近】

左は甲斐駒、右は仙丈、真ん中は鋸、その左は北岳・・・位置関係はピッタリ、間違いない！

【霧ヶ峰インターチェンジ付近】
あの雲、掴んでシロップをかけたらかき氷にならないか？

【蛙原周辺】


おおっ！何かが顔を出しました！

【蛙原周辺】


あれは富士山か！

【蛙原周辺】


こちらは八ヶ岳。
雲が多いですが、夕立ちを恐れていたこの時間帯にこれだけの山々を目にすることができて本当にラッキーです。

【蛙原周辺】


こちらは北ア方面。雲で稜線は見えないなあと思ったら・・・

【蛙原周辺】


Mr槍のシルエットが！

【蛙原周辺】


あの白い玉、なぜ転がらないか不思議・・・

【蛙原周辺】


こんなに広大で雄大な光景を見たのはひょっとして初めてかな？

【霧ヶ峰インターチェンジ（IC）付近】

暑くて流石に疲れてきたので、カリンとバニラのミックスソフトで一休み。何しろ今日は気楽な散歩ですから♪

【霧ヶ峰IC→車山肩】

(52)ミズチドリ（水千鳥）
これだけ歩いて、まだ新顔が登場！

【霧ヶ峰IC→車山肩】

(53)ノコギリソウ（鋸草）
さらに！あなたはヤマハハコではありませんね？

【霧ヶ峰IC→車山肩】


車山肩に向かう砂利道の横に、これまた気を引く美しいお花がたくさん・・・

【霧ヶ峰IC→車山肩】


本当に罪ですよね〜、今日はいったい何枚の写真を撮ることになるのやら・・・

【霧ヶ峰IC→車山肩】

太陽さんまで俺を撮れっていいますか！

【霧ヶ峰IC→車山肩】


草原のジェントルマン、ノビタキ（♂）君。

【霧ヶ峰IC→車山肩】


再びニッコウキスゲ村にやってきました。
青空や雲をバックに撮るのって、花が暗くなって意外と難しいんですね。

【車山肩→車山乗越】


ここを通るのは今日二度目。
さっきは我が物顔の小学生の長い隊列に閉口しましたが、今回は至って静か。ここからゼブラ山を経由して八島ヶ原湿原まで誰一人会うことがありませんでした。

【車山乗越】


ここを通るのも本日2回目。
そよ風が気持ちよいです。

【車山乗越→南の耳】


向こうに見えるのは南の耳。
左から吹く風が心地よく、まるでお風呂あがりに強風の扇風機にあたったような感じ。

【車山乗越→南の耳】


車山を振り返ります。
あの雲・・・

【南の耳】


向こうに見える蓼科山が雲の影でブラックなのが不気味ですが・・・

【南の耳】


次は北の耳を目指します。まさにトレイルですね。

【南の耳→北の耳】


ごまプリンを思い出してしまうのは、お腹が減った証拠？

【北の耳】


大分水嶺トレイルという赤い看板が何となくうれしい。
向こうにはとんでもない形をした雲。

【北の耳→ゼブラ山】

(54)イブキジャコウソウ（伊吹麝香草）
このお花は、車山の山頂とこちらの稜線にたくさん咲きます。まだ咲き始めだったかな。

【北の耳→ゼブラ山】


北の耳に登りながら振り返ります。あそこの稜線を歩いてきたんだなあ〜

【ゼブラ山】


本日最後のピーク。どうしてゼブラというのか分かりませんが・・・しばし風に当たって360度眺めまわします。

【ゼブラ山→奥霧小屋】


ゼブラ山からは急降下。
何方かのレコで北海道のようなと形容されていたのを思い出しました。

【奥霧小屋→八島湿原】


いやあ〜、今日も残りあとわずか。
左から吹いてくる風に冷やされる汗、ぞくぞくするほど気持ちよい瞬間、ふらふらと歩いていきます。

【八島ヶ原湿原】


一度園地に戻りましたが、スビャーク、ズビャークと鳴き轟音を立てて飛び回るオオジシギという鳥が見たくて、再び湿原を回ってみることにしました。

【八島ヶ原湿原】


しかしオオジシギは現れず。代わりにアオサギ。
でも君ではねえ・・・

【八島ヶ原湿原】


湿原のベンチに寝っ転がって空を眺めていたら、浅間山方面にとんでもない大きさのキノコ雲が・・・

【八島ヶ原湿原】

カメラの電池がなくなったので車に戻って充電し粘ったのですが、ついにオオジシギは現れず。
左上には月、右下には一番星が。

【八島ヶ原湿原】


なぜかムーミン谷を思い出す三日月。

感想

yamahiro

○折角の三連休、初日は朝方、中途半端な尾瀬レコをアップした後、
　休日出勤。中日は疲労困憊で爆睡。
　最終日は天気は悪くないが午後は大気が不安定・・・
　でも折角の休みだし、ウィークデイは仕事が山積みで山どころではなく、
　あたふたすればするほど体重が増える悪循環・・・

○こんな時は来るべき時？に備えて高尾山で修業を積もうかとも
　思ったのですが、なぜか霧ヶ峰が呼んでいる気が・・・
　そうなんです、霧ヶ峰、以前からいつかは一日中歩きまわってみたいと
　思っていて去年実行に移したのですが、雷雨であえなく中断。
　午後は入笠山に転進して、霧ヶ峰VS入笠のお花対決企画が
　実現したのですが、本来の狙いは霧ヶ峰をくまなく歩くことだったんです。

○天気予報はイマイチでしたが、ええい！と半ばヤケクソで
　出かけてしましました。
　その結果、朝方は雲が多かったのですが、昼は快晴、
　青空にいろんな形を白い雲、大草原にお花、お花、お花・・・
　何時間歩いても飽きない展開。
　終始散歩モードで、途中登山靴のソールがはがれたりしましたが、
　苦にもならず。
　長らく胸に抱いていた願望を思いっきり実現することができました。

○今週末は山を諦め、本日も休日出勤。
　自宅に戻ってからレコ作成を再開、
　写真はまたまた200枚を漸く切ったところで、
　みなさんは今週末の山行記録をどんどんアップする中、
　小生は漸く一週間前のレコを周回遅れでアップ。
　まだ一つ前の尾瀬レコの整理も行っておらず、どうしたものか・・・
　
○こんな状態ですが、今回の霧ヶ峰の数々の忘れられない光景、
　自分でも諦め切れずに大量の写真アップになってしまいましたが、
　最後までお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。
（なかなか懇意にさせていただいている皆様のレコにも
　お邪魔できておりませんが、落ち着きましたらすぐにでも・・・
　どうぞご容赦くださいませ。）

コメント

aotty

がっつり霧ヶ峰！！
yamahiroさん、こんばんわ

いつもながら大作のレコですね。霧ヶ峰を一日でこれだけ歩かれているのはyamahiroさんが初めてなんじゃないでしょうか？この時期はとっても暑いとも思うので炎天下の中、これだけ歩ける体力がすごいです。

蝶好きなのでワクワクしてしまう写真の連続ですね。
おそらく蝶の写真は、コヒョウモン、ヒョウモンチョウ、ウラギンヒョウモン、ギンボシヒョウモンとコキマダラセセリだと思います。ウラギン〜とギンボシ〜は、裏翅の白い点の数で判断できますよ。

花の写真も背景に空が入っていてとってもいいですね。これだけ歩きながらも写真の手抜きも無く見習いたいです。

大作レコお疲れ様でした

yamahiro

Re: がっつり霧ヶ峰！！
aottyさん、こんばんは！

霧ヶ峰、いつかじっくり歩いてたいとうずうずしていたんですが、
今回実現できてとても嬉しかったです

そうそう、ここは色んな蝶がいるんですね
でも驚きました 、そんなにたくさんの種類が撮れてたんですね。
私は翅の裏側がオレンジ色のと白っぽい奴の２種類しか判別できなかったので
きちんと見分けられて真面目に追いかけたら
もっとたくさんの種類が撮れたのかもしれませんね

いずれにせよ、一瞬で見分けるとは、さすが蝶博士のaottyさんですね。
恐れ入りました
今後も蝶類のアドバイス、よろしくお願いいたします

コメント、ありがとうございました

obanyan

ワォ〜 即お気に入り登録させていただきました。
yamahiro様
おはようございます。
ゆっくり何度も 少しずつ楽しみたいので…
おババにとってはもはや写真集、美しすぎる図鑑的存在です。

yamahiro

Re: ワォ〜 即お気に入り登録させていただきました。
obanyanさん、こんばんは！

炎天下の下だったんですが、美しい光景ばかりで
写真を撮り過ぎてしまい、レコに掲載するものを絞り込むのが難儀・・・
落選した子たちにも、一つ一つ思い入れ・愛着がありまして・・・
かえってコメントを入れる方が手がかからないこともあり、
一向に掲載写真が減らない病にかかってしまっております

コメントにお気に入り登録までありがとうございました

youtaro

徹底して霧ヶ峰！
yamahiroさん、こんにちは。

高尾の記録や今回の記録など、yamahiroさんの
歩いた軌跡をたどるにはヤマレコの機能が必須
ですね

それにしても、霧ヶ峰、これほど徹底した内容を
見たのは当然のことながら初めてです。
自分でも今月歩いているので、咲いている花に
関して記憶と重なり楽しさも倍増です。
（特に八島ヶ原湿原）
この天気とお花、高原の景色、ロングを歩いても
ストレスは0ですよね。とっても共感します

それにしても、浅間山方面のこの雲の写真は
え！噴火！？とか思ってしまいますよね。

次はどちらへ？楽しみにしています！！

yamahiro

Re: 徹底して霧ヶ峰！
youtaroさん、こんばんは！

そういえば仰るとおりですね。
今回も（高尾山の時も）自分が歩いたところをヤマレコのルート図なしに
説明して理解してもらうのは至難の業に思えてきました

あの雲は本当に驚きました
その後更にでかくなって稲光が走っていました。
天気予報で大気が不安定といっていたのは間違いなかったようで、
自分の頭の上であのような雲が湧き出なくて助かりました

ここの所レコにお邪魔できておりませんが、
霧ヶ峰、尾瀬と似たような場所、
でも普通の人では考えられないルートを撮られているんでしょうね。

次は・・・こちらこそyoutaroさんが次に何を仕掛けるのか、
とても楽しみであります

コメント、ありがとうございました