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Yamareco

記録ID: 68599
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ハイキング
北海道

利尻岳

2010年06月13日(日) [日帰り]
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nonnnonn その他15人
GPS
--:--
距離
6.5km
登り
1,581m
下り
18m

コースタイム

北麓野営場5:30 甘露水5:40 4合目6:10 5合目6:45 6合目7:15 長官山8:45
頂上11:30 登山口下山4:10 (休憩含)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
午前5時ホテルを出発、鴛泊登山口(標高210m)へは7分で着きました。
準備運動をすまし、「さぁ、これから登るぞ!」と気合十分です。遊歩道を歩くと10分で名水百選の甘露水に着きました。
すぐにポン山の分岐、右に進みます。なだらかな樹林帯足元にツバメオモトが出迎えてくれます。葉が大きく、花と両方楽しめます。
マイズルソウの群落は規模が広く見事、ツルシキミ、ウコンウツギも開花
三合目を過ぎると普通の山道、樹林歩きも花を楽しみながら進みます。
5合目では、振り返ると鴛泊港から広がる海を眼下に見ることができます
徐々に見晴らしが良くなり六合目到着で。そこから5分で最初のトイレブース到着(六合目半)。
利尻岳には携帯トイレ用ブースが設けられ、入山者は必ず持っていかなくていけません。
この辺りから次第に勾配を増してジグザグの道。七合目・七曲と標識されている。
石をゴロゴロと敷き詰めたような浮石の上り坂。活力をもらったのは、オオバナエイレンソウ白い花が大きく豪華です。
みずみずしい状態で、しかも大群落が迎えてくれるとは思ってもいなかったので感激です。
八合目到着。ようやく利尻岳と対面で〜す。
雪が残る利尻山頂、まだまだ遠くて、尖っている。ここで見るとあんな場所まで行けるの??
とても厳しいそう!!長官山から少し下がった場所に二回目のトイレブース。ザゼンソウがあちこち見られる。
九合目到着、「ここから正念場」の標識に心身を引きしめる。ここからは空色のエゾエンゴサクの大、大、群落が広がる。
色鮮やかなスカイブルーの斜面は、見ても見ても飽きない青色の絨毯。
山頂への急坂に威圧されそうだ。赤い火山灰、足元も悪い。ロープを持ったり、ストックで支えたり、慎重に高度を上げる。
つかまれば崩れ、踏み出す足元から土砂が流れおちる。
写真を撮る余裕もなく必死でのぼり、ようやくロウソク岩が見える山頂直下までくることができました。
山頂(北峰)には、祠があり、狭い頂上からは尾根伝いに南峰への路が続きますが、ロープが張られ通行禁止となっています
利尻岳は、たくさんのお花に出会える高山植物の宝庫でした。山頂からは往路を戻ります。

 ツバメオモト
花畑を見ながら快適に進む。
 
 ツバメオモト
花畑を見ながら快適に進む。
 
  黄花シャクナゲ
 高さは10〜30センチ
  黄花シャクナゲ
 高さは10〜30センチ
6合目の第二展望台で大休止
6合目の第二展望台で大休止
  ハクサンイチゲ
  ハクサンイチゲ
8合目長官山からの利尻岳
尖っていて…厳しそう!
8合目長官山からの利尻岳
尖っていて…厳しそう!
火山礫の急斜面,踏み出しても
ズルズルとずり落ちる。
火山礫の急斜面,踏み出しても
ズルズルとずり落ちる。
   ハクサンイチゲ
  (白い梅のような花)
   ハクサンイチゲ
  (白い梅のような花)
礼文島、鴛泊港を望む。
礼文島、鴛泊港を望む。
ザレた火山礫に足を取られそう。
ザレた火山礫に足を取られそう。
  頂上からの眺め
  頂上からの眺め
エゾエンゴサク空色が地味な
森を華やかにしてくれる。
エゾエンゴサク空色が地味な
森を華やかにしてくれる。
見ても、飽きない青色の絨毯。
見ても、飽きない青色の絨毯。
   エゾエンゴサク
地面を青く染める大群落もすばらしい
   エゾエンゴサク
地面を青く染める大群落もすばらしい
雪渓を歩くとヒンヤリと気持ちいい
雪渓を歩くとヒンヤリと気持ちいい
  オオバナノエンレンソウ
  葉も花も圧倒的に大きい
  オオバナノエンレンソウ
  葉も花も圧倒的に大きい
9合目「ここから正念場」の標識
9合目「ここから正念場」の標識
 赤い火山灰、足元も悪い
 赤い火山灰、足元も悪い
山頂に近づくに従い稜線の幅は狭くなり、
西側が大きく切れ落ち断崖となってくる。
山頂に近づくに従い稜線の幅は狭くなり、
西側が大きく切れ落ち断崖となってくる。
  山頂からの眺め
  山頂からの眺め
   ローソク岩
   ローソク岩
頂上は多くの登山者でいっぱい。
頂上は多くの登山者でいっぱい。
  フェリー乗り場
  フェリー乗り場
 何度見ても飽きない山容
 何度見ても飽きない山容
島全体が一つの山を形成し、
しかもその高さが1700m。
島全体が一つの山を形成し、
しかもその高さが1700m。
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利用交通機関: 車・バイク
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体力レベル
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