勇気ある‥？ 谷川岳 240529

2024年05月29日(水) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 5.9km
• 登り: 673m
• 下り: 689m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:18
• 休憩: 1:18
• 合計: 5:36

距離 5.9km 登り 673m 下り 689m

9:13 天神平
9:29 9:34 天神尾根・田尻尾根分岐点
9:44 9:45 天神平・天神峠分岐点
10:13 10:19 熊穴沢避難小屋
11:06 11:07 天狗の留まり場
11:43 12:22 天神ザンゲ岩
12:54 13:08 天狗の留まり場
13:52 14:06 熊穴沢避難小屋
14:29 14:30 天神平・天神峠分岐点
14:41 14:41 天神尾根・田尻尾根分岐点
14:47 14:47 天神平
14:52 ゴール地点

天候

前日大雨、
当日、午前曇り、午後晴れの予報
実際、午前霧雨、午後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

湯檜曽温泉で前泊

コース状況／危険箇所等

天狗の留まり場前後、鎖場、滑りやすい蛇紋岩
肩の小屋手前、雪の壁。前日の大雨で雪が溶け、シャーベット状

その他周辺情報

谷川岳ロープウェイスカイレストラン

写真

ロープウェイ乗り場を後に登山道出発

早速、シラネアオイの群落がお出迎え。気持ち良く登山開始

ユキザサが結実している。

この時点では、イワカガミと思っていたが‥
後でよく観察すると一つの花茎から一つの花弁ゆえ、イワウチワと判明。薄いピンクがしおらしい。葉がウチワのように大きいことから。

これがイワカガミ、一つの花茎に複数の花

鎖場や

雪渓を横目に登っていくと

熊穴沢避難小屋で休憩。名前が怖い。この赤い扉に鉄製で相当に重い。熊に壊されない強度かと思うと、一段と怖さも‥

托葉のあるタチツボスミレだが、どうも葉脈が赤い。アカフタチツボヅミレ。

樹々の間に一瞬、サラサドウダンに似た朱色の花冠が見える。しかし、どうも形がいびつ。帰って調べてみると、クロマメノキと似るクロウスゴの花と判明。花冠が浅く五裂し、反り返り、1個しか付けない。
サラサドウダンは、5から10個付ける。
私なりの同定ポイントは、サラサドウダンは花冠が釣鐘型でスマートなのに対して、クロウスゴは同じく仏具だが、「お鈴🛎️」型のいびつな寸胴

断崖にお花畑が、北アルプスでよく見たヤマハタザオ。

昨日尾瀬の鳩待峠付近でよく見られたオオバキスミレに似るが、なんとなく葉が小さい。オオバキスミレの変種で葉が少し小型で花茎が赤いナエバキスミレ

雪渓の傍に、ショウジョウバカマが群れて。
濃い赤紫色

その雪渓は、こんな急斜面。四つん這い状態でないと登れない。

四歩ほどキックステップで試みたが、その上部はシャーベット状態。トレースもないし、登りはどうにか登っても下りは？？？
勇気ある撤退決定

下山しかけると雲が少しずつとれはじめる

シロバナイワカガミ

エンレイソウ

谷川岳の山頂付近、まだ雲がとれず。ムラサキヤシオが手前に

これは、ツバメオモト。葉のみはたくさんあったが、やっと花に出会えた。白い清楚な花が素敵

コメント

tomoshige

こんにちは！山わくわくさん、勇気ある撤退、賢明と思います。ここは毎年雪が残るので、私も6月でも軽アイゼン持っていきましたし、つけている人が多かったです。沢山の花のお写真ありがとうございます！

山わくわく

tomoshigeさん、こんばんは。
返信遅くなってすみません。
tomoshigeさんも行かれたんですね。
山はその日の天候で楽しみ方が変わりますよね。自然に合わせないと大変な目に遭うと謙虚な姿勢で「登らせていただく」という気持ちでいます。素敵な花を見せてくれるだけでもありがたいですね。見られなかった光景はまた今度見に行くつもりです。山は逃げない。