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Yamareco

記録ID: 6877776
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ハイキング
甲信越

雨で妄想捗る…村上の"お城山"・臥牛山

2024年06月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:02
距離
2.3km
登り
138m
下り
139m
歩くペース
ゆっくり
2.12.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:38
休憩
0:25
合計
2:03
11:48
49
スタート地点
12:37
13:02
49
13:51
ゴール地点
天候 本降り,からの小やみ。下山後に土砂降り。
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・城址入口・駐車場は住宅地の細い路地の先ですが,電柱などにある案内標識に従って進めば迷うことはあまりなさそうです。駐車場は広くて停めやすいです。
コース状況/
危険箇所等
■公園です。園内にゴミ箱,トイレ,自販機,灰皿等は一切ありません。最初の登りでコーナーごとにベンチがあるのはありがたい配慮です。

■ブルーシートに覆われた災害の跡(豪雨による?斜面崩壊)が多々残っていて,地方の文化財行政の厳しさを感じさせます。

■城址の東側斜面の「中世城郭コース」は崩落のため?全面立ち入り禁止になっています。
その他周辺情報 ■新潟で中世の山城を訪ねるときは,往々にして戦国後期の上杉一党の動向が視野に入ってきますが,このお城は明治維新まで営まれていたので,東日本人としては必然的に(?),戊辰戦争の際の村上藩の様子が気になって参ります。調べると,なかなか...悲惨な歴史です。ほんの160年前,日本人同士が殺し合いをして社会変革がなされた経緯はメンタルにわるいですね...
『村上藩の戊辰戦争』
http://park2.wakwak.com/~fivesprings/toti/tera/data/murakamijyou4.html

■かつての村上城のビジュアル的復元は下記のサイトがおもしろいです。
『ビジュアル再現 村上城』
https://vr-murakamicastle.jp/rekishi/rekishi_top.html
園内の案内図です。左がだいたい北です。図の下の駐車場から登って,南北に平らで細長い城郭主部に達します。図の上半分の東斜面の「中世城郭コース」は災害のため,×印のところで現在立ち入り禁止です。
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園内の案内図です。左がだいたい北です。図の下の駐車場から登って,南北に平らで細長い城郭主部に達します。図の上半分の東斜面の「中世城郭コース」は災害のため,×印のところで現在立ち入り禁止です。
入城で〜す。雨はけっこうはげしく降ってます。誰もおられません。
2024年06月02日 11:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 11:52
入城で〜す。雨はけっこうはげしく降ってます。誰もおられません。
入口の石碑は稲葉修氏の筆。当地出身の政治家で,1970年代に文部大臣・法務大臣を歴任されました。「ロッキード事件」との関わりでご記憶の方も多いかと。
2024年06月02日 11:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 11:53
入口の石碑は稲葉修氏の筆。当地出身の政治家で,1970年代に文部大臣・法務大臣を歴任されました。「ロッキード事件」との関わりでご記憶の方も多いかと。
ガスがいい感じです◎ 公園なので傘さしてるんるんです♪
2024年06月02日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:10
ガスがいい感じです◎ 公園なので傘さしてるんるんです♪
雨を集めて流す樹幹流が,とうとうと流れていました。「循環」には生物もふかーく関わってるんだなーと。。
2024年06月02日 12:11撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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6/2 12:11
雨を集めて流す樹幹流が,とうとうと流れていました。「循環」には生物もふかーく関わってるんだなーと。。
イイ(・∀・)v!
2024年06月02日 12:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:12
イイ(・∀・)v!
山頂の主要部分に着きました。石垣がスゴイ!
2024年06月02日 12:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:13
山頂の主要部分に着きました。石垣がスゴイ!
ここが入口です。わくわく。
2024年06月02日 12:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:14
ここが入口です。わくわく。
入口は「四ツ門」だそうです。※正面の黄札が,東斜面の立ち入り禁止区域を示す。
2024年06月02日 12:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:15
入口は「四ツ門」だそうです。※正面の黄札が,東斜面の立ち入り禁止区域を示す。
ここがお城っぽさマックスで,自分は気分スーパーアゲアゲになりました。物陰から「名をなのれ!」なーんて叫んで衛兵さんがバラバラっと出てくるのでは!?出てこいっ!?とわくわく。※雨で無人で妄想はかどってます(^^;)
2024年06月02日 12:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:21
ここがお城っぽさマックスで,自分は気分スーパーアゲアゲになりました。物陰から「名をなのれ!」なーんて叫んで衛兵さんがバラバラっと出てくるのでは!?出てこいっ!?とわくわく。※雨で無人で妄想はかどってます(^^;)
「御鐘門」だそうです。ゴーン♪ゴーン♪
2024年06月02日 12:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:22
「御鐘門」だそうです。ゴーン♪ゴーン♪
味わい深い山名板。残念ですが今は木が伸びて,この図の左半分はまったく展望がききません。
2024年06月02日 12:26撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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6/2 12:26
味わい深い山名板。残念ですが今は木が伸びて,この図の左半分はまったく展望がききません。
中心部に近づいてきて,石垣がいっそう立派になってきました。カドの立ち上がりの鋭い曲線が絶賛イケてます。「出櫓」とあり,この上が見張りスポットらしいです。
2024年06月02日 12:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:27
中心部に近づいてきて,石垣がいっそう立派になってきました。カドの立ち上がりの鋭い曲線が絶賛イケてます。「出櫓」とあり,この上が見張りスポットらしいです。
その出櫓の上に登ってみました。行く先に見えるのが本丸です。わくわく〜
2024年06月02日 12:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:29
その出櫓の上に登ってみました。行く先に見えるのが本丸です。わくわく〜
「冠木門」から本丸に入ります。サムライ出て来そう・・
2024年06月02日 12:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:41
「冠木門」から本丸に入ります。サムライ出て来そう・・
じゃ〜ん♪,と本丸の中です。
2024年06月02日 12:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:42
じゃ〜ん♪,と本丸の中です。
「舞鶴城址」の碑は,旧藩主の子孫の「従三位子爵内藤信任」(ないとう しんにん,1871年生)氏によるものです。特徴のある字だなぁ。裏面には,築城以来の城主の系列が彫られていました。
2024年06月02日 12:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:47
「舞鶴城址」の碑は,旧藩主の子孫の「従三位子爵内藤信任」(ないとう しんにん,1871年生)氏によるものです。特徴のある字だなぁ。裏面には,築城以来の城主の系列が彫られていました。
本丸内で使われなくなった百葉箱。これを毎日見に来ていた人がいたのは,いったいいつごろまでだったでしょう。どんな人が見に来ていたでしょう。。白い半そでワイシャツでメガネの測候所員...(妄想)
2024年06月02日 12:49撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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6/2 12:49
本丸内で使われなくなった百葉箱。これを毎日見に来ていた人がいたのは,いったいいつごろまでだったでしょう。どんな人が見に来ていたでしょう。。白い半そでワイシャツでメガネの測候所員...(妄想)
北西側の眺望がひらけ,街の中心部,三面川の河口,蒲萄山地,など良い眺めです。三面川と一体になった街だとよくわかります。地元民さんたちは「お城山」と呼ぶのでした。
2024年06月02日 12:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:49
北西側の眺望がひらけ,街の中心部,三面川の河口,蒲萄山地,など良い眺めです。三面川と一体になった街だとよくわかります。地元民さんたちは「お城山」と呼ぶのでした。
本丸の北寄りに二重の鳥居,
2024年06月02日 12:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:54
本丸の北寄りに二重の鳥居,
でも社殿は残っていません。「秋葉神社」の碑は,同じく内藤家の別の方(「従三位子爵内藤信(之?)」)の書です。
2024年06月02日 12:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:52
でも社殿は残っていません。「秋葉神社」の碑は,同じく内藤家の別の方(「従三位子爵内藤信(之?)」)の書です。
本丸をじっくり味わって,そろそろ退出します。今日来てみて,このお城の大きな特徴が,
2024年06月02日 13:01撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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6/2 13:01
本丸をじっくり味わって,そろそろ退出します。今日来てみて,このお城の大きな特徴が,
この重厚かつ精緻な石垣だとよくわかりました。
2024年06月02日 13:01撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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6/2 13:01
この重厚かつ精緻な石垣だとよくわかりました。
現地に来ないとわからない質感です。石工さんや人足さんたちの掛け声が聞こえます(妄想)。
2024年06月02日 13:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 13:08
現地に来ないとわからない質感です。石工さんや人足さんたちの掛け声が聞こえます(妄想)。
こちらは山頂平地の北側。この半分やれた雰囲気が,古城っぽくていいです。
2024年06月02日 13:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 13:20
こちらは山頂平地の北側。この半分やれた雰囲気が,古城っぽくていいです。
駐車場まで戻ると,この看板に強く「石垣推し」が書かれているのに気づきました。さもありなんです。
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駐車場まで戻ると,この看板に強く「石垣推し」が書かれているのに気づきました。さもありなんです。
お城のあちこちでいろどりをふりまいていたのはノアザミでした。
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お城のあちこちでいろどりをふりまいていたのはノアザミでした。
白花のノアザミを初めて見ました。
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白花のノアザミを初めて見ました。
おわりかけのユキノシタ。集団がえっさえっさと歩いてくるかんじ。
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おわりかけのユキノシタ。集団がえっさえっさと歩いてくるかんじ。
サイハイランが集まってるところがありました。
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サイハイランが集まってるところがありました。
このびみょうな色づかいが,
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このびみょうな色づかいが,
雨にしっとり。
トチバニンジンが咲き始め。
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トチバニンジンが咲き始め。
これは...外来種のセイヨウエンゴサクというもののようです。
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これは...外来種のセイヨウエンゴサクというもののようです。
オオナルコユリがすごい花付き。
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オオナルコユリがすごい花付き。
アップで。茎がつるっとしてるのも特徴です。
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アップで。茎がつるっとしてるのも特徴です。
サルナシが咲いてました。
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サルナシが咲いてました。
これが花かよ〜という装いのカジノキの雌株。和紙の原料だそうです。
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これが花かよ〜という装いのカジノキの雌株。和紙の原料だそうです。
いつもポツリと咲くコナスビ。
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いつもポツリと咲くコナスビ。
ハナウド花盛り。
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ハナウド花盛り。
イワガラミが咲き始め。
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イワガラミが咲き始め。
サンショウの実はまだまだ青いままです。
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サンショウの実はまだまだ青いままです。
イチゴ類はみな結実中。ナワシロイチゴに,
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イチゴ類はみな結実中。ナワシロイチゴに,
ヘビイチゴ。
にょきにょきトウバナの花盛り。
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にょきにょきトウバナの花盛り。
ケキツネノボタンはぽつりぽつりでした。
6
ケキツネノボタンはぽつりぽつりでした。
地味ですが気になる,初秋の花々のじっくりした準備姿。モミジガサ(か?)と,
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地味ですが気になる,初秋の花々のじっくりした準備姿。モミジガサ(か?)と,
オクモミジハグマ。こんなに早く花芽を伸ばしているのでした。
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オクモミジハグマ。こんなに早く花芽を伸ばしているのでした。
下城しました。入口脇の園地は,植えられた木々が大きく育って迫力です。メタセコイア(たぶん)や,
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下城しました。入口脇の園地は,植えられた木々が大きく育って迫力です。メタセコイア(たぶん)や,
カロリナポプラ(たぶん)。どちらも移入種ですね・・ 涼しい夕方にぼーっとしに来るのに良い場所だなと思いました(蚊がでなければ...)。
2024年06月02日 13:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 13:44
カロリナポプラ(たぶん)。どちらも移入種ですね・・ 涼しい夕方にぼーっとしに来るのに良い場所だなと思いました(蚊がでなければ...)。
2024年06月02日 12:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/2 12:13

感想

誰もいなくて静かで幻想的で草木が光ってました。

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