平治岳
- GPS
- 08:40
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 790m
- 下り
- 774m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 7:42
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。但し坊ガツルから大戸越までは滑るところがあるのでポールは必要。またこの時期、多くのハイカーが平治岳を目指すため、途中で渋滞は覚悟して登った方がいいですね。 |
写真
感想
令和6年6月3日、早朝6時に博多を発つ。
9時、大分県九重町吉部の駐車場から一路平治岳に向けて歩を進める。大船林道のゲート脇から鳴子川の沢沿いにいよいよ登山開始。暫くは沢音を楽しみ、野鳥達の囀りをBGMに、登りにかかる。同行の先輩の靴がワニさんになってしまった❗️しかも両方。なんと今回が2回目に履いたらしいが、前回は10年前。そりゃ加水分解はしますな。
行きかう方々にガムテープをもらって靴の先から踵までグルグル巻きにして騙し騙し坊ガツルへ。やっと着いた。坊ガツル。オラはといえば脚が攣る。\(//∇//)\
坊ガツルから大戸越へ向かう。しかしここからが大変❗️なにせ日陰は粘土質の黒土がまぁ滑る滑る。件のワニ先輩は既にワニの下顎に当たる靴のソールを捨てていたので、ほぼ地下足袋のような状態で踏ん張りが効かず、段々と太腿に疲労が溜まる。そして大戸越迄後100mといったあたりで“give up❗️”
それをなだめすかしてやっとこさ大戸越へ❗️なんと吉部をでてからここに着くまで5時間❗️
昼食をとり、少し休息を取った後、ワニ先輩にはココでオラ達のデボしたザックの見張をしてもらってオラ達だけ平治岳山頂を目指す。
しかしこの時期ならではのミヤマキリシマ見物ハイカーが数珠繋ぎで、登りと下りは一方通行。やっとこさ山頂手前まで来ると、そこはピンクの可憐な花のミヤマキリシマが満山一杯に咲き誇るまさに“桃源郷”❗️
その美しさに暫く“ボーッ”ふと気づくとなんと10分近くも花に見惚れていた。連れに促されて下山。大戸越に着くとワニ先輩と合流して坊ガツルへ。下りは登りほど時間はかからず1時間足らずで坊ガツルへ。そして16時20分には法華院山荘に投宿。
チェックインもそそくさとみんな着替えを持って温泉へドボン❗️いや~コレがあるから九重は堪らない。そしてあったまった後はお約束の500mlのプレミアムモルツ❗️コレがまた美味いのなんのって、小田和正じゃないけど、♬もう言葉にならない~
缶ビール2本飲んだ後はそろそろ夕食。夕食の時もビールを飲み、更に日本酒五合を4人で。食後は談話室で持参の焼酎で反省会。すると同行のもう1人の先輩(竹田市出身)の中学の同級生と〇〇年の邂逅❗️更に岡山のゴルフのキャディーさん達も一緒に杯を重ねる。
夜も更けて、そろそろお開き。みんな床に入る。特別室とは名ばかりの6畳に前期高齢者が4名…もう早く寝たもん勝ちという状態。
2時半過ぎ、小用で目が覚める。用を足し、外を見ると満天の星々❗️
酔った足で外に出て、ベンチで仰向けになり、天を仰ぐ。そこにはもう目も眩むほどの銀白色の星々が点滅を繰り返し、囁きかける。“梅雨前の九重もいいだろ⁉️”
暫くそのままでいたが、段々と寒さが身に染みてきた。酔い覚めもあり、ベンチから身を起こし、特別室のイビキの合唱隊の中へ戻る。
そして迎えた翌朝。半分二日酔いのアタマを目覚めさせるためアタマから法華院の湧き水をかぶる。目が覚めた❗️そして朝食を取るとそそくさに下山を急ぐ。
8時20分、法華院山荘に別れを告げ、一路吉部へ。坊ガツルから大船林道、そして鳴子川の沢沿いの道をきた道の逆に降りる。そして2時間足らずで駐車場に着いた。
今回の九重行は、平治岳のミヤマキリシマの素晴らしさは言うに及ばず、深山に分け入るその清々しさが思い出に残る山行となった。
できる事ならまた来年のこの時期に平治岳のミヤマキリシマを観に行きたいものだ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する