大日岳(富山百山 55座目)
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,573m
- 下り
- 1,558m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
称名滝駐車場〜大日岳登山口 アスファルト道路です。 大日岳登山口〜猿が馬場 最初は傾斜が緩い登山道ですが後半はやや急登です。登山道はよく整備されています。 猿が馬場〜牛ノ首 結構な急傾斜です。梯子があったりロープ設置されているところもあります。 牛ノ首〜大日平山荘 牛ノ首から大日平へ出るまでは梯子を上ったり苔むした岩の上を歩行したりして地味に気を遣います。 大日平へ出ると木道歩きになります。 大日平山荘〜大日小屋 しばらく木道ですがそれが終わると涸れ沢を登るような登山道になります。大日岳直下あたりから右にトラバースして大日小屋に至ります。 大日小屋〜大日岳 稜線の北側に道がつけられています。登山道はよく整備されています。 |
その他周辺情報 | 立ち寄り湯は利用しませんでしたが亀谷温泉とかグリーンパーク吉峰ゆーランドへ行かれる方が多いようです。 |
写真
装備
備考 | 大日平山荘から大日小屋までの間に断続的に水場があるのでペットボトルに随時補給して「飲み放題」状態をキープしました。めちゃくちゃ暑い日でしたのでこれが大成功したと思います(自分が用意した水は2.5リットルなのに対し、摂取量は4リットルほどになっていたと思います)。 ストック、スパッツは持参するも使用せずでした。 |
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感想
(前置き、思い出話等)
大日岳登山道は牛ノ首付近で2010年に崩落が発生し登山道が埋まりました。
自分は2011年7月(標高1800mで足を痛めて敗退)、8月(リベンジ成功)に通過していますが、7月の時点でむき出しの斜面をトラバースする感じで道がつけられていて仮復旧という感じでしたが8月にはルートが変更され土留めや階段が整備されて歩きやすくなっていました。
参考
http://sanzoku7go.exblog.jp/12796977/
その後、2012年10月に室堂から奥大日岳、大日岳と経由して称名に降りてくる山行をやりましたが、その時の様子ははっきり覚えていません(整備がきちんとしていて印象に残らなかったのだと思います)。
牛ノ首では2013年9月に滑落死亡事故が発生しています。
参考
http://blog.goo.ne.jp/syoumyoujiji/e/0781a7187534c78f2086929423dc0c33
整備はされていますが猿が馬場から上部、大日平の木道に到達するまでははっきりと危険とは認識しにくいけど要注意個所である、というのが自分の意見です(特に下山では)。
(本編)
桂台のゲート前に5時30分頃に到着しましたがすでに2台ゲートオープン待ちの車がいました。
自分は称名から大日岳往復を狙う場合はゲートオープンの前に登山靴に履き替え、準備運動も済ませておくようにします。自分の体力では(オープンの時間帯が13時間ある)7,8月なら大丈夫だろうと思うのですが時間制限があるということが微妙に行動に影響を与えるのでなるべくの事はしておきたいといのはあります(心配性)。
称名滝駐車場〜大日岳登山口
車を降りて速攻で歩きはじめます。他の方々は駐車場で登山装備を準備したり、タクシーで乗り付けた後に準備運動をしたりしていました。ここは称名滝への遊歩道なのですが一番乗りで誰もいない状態でした。
大日岳登山口〜猿が馬場
鈍足の自分を次から次へと登山者が追い抜いて行きます。単独男性、男性3人パーティ、単独の兄さん、手ぶらの兄さん(途中で引き返してきた)、男女4人パーティ・・・・さすがにハイシーズンの北アルプスです。
このうち、男性3人パーティは山頂まで同じようなペースでした。自分は鈍足なのですが休憩をあまりとらないスタイルで3人パーティの方々はそれなりのスピードで登りながら休憩をしっかり取るスタイルだったので抜きつ抜かれずの状態になっていました。
猿が馬場〜牛ノ首
ここからは急登です。冒頭にも書きましたが登山道は依然と比べてとてもよく整備されていると感じました。
ルートも少し変えられたようです(トラバースではなくて直登気味になっていたと思います)。
とにかく体力の消耗を押さえるためゆっくり登りました。
牛ノ首〜大日平山荘
牛ノ首はその名の通り、それなりに痩せた尾根なのですが両側の崖が樹木に隠れているため危険が認識できないのかもしれません。道幅は十分あるので普通に歩けば何でもないところなのですが苔むした岩にステップが刻まれているようなところでは慎重に歩を進めました。
大日平の木道に出てからは快適な木道歩きなのですが日差しが強くて大日平山荘まで到着するまでが少し長く感じました。
大日平山荘〜大日小屋
木道を歩いていると最初の沢を横断します。水の流れが鈍いので水を採取しようかどうか迷っていたらちょうど下山してこられる女性登山者に行きあい、上部の水場まで少し距離があることを教えて頂きました(自分は3年ぶりだったので水場の位置をよく覚えていなかったです)。ペットボトルに水を入れてここから「水飲み放題」スタートとしました。当日はとても暑かったのでこれはとてもよかったと思います。
木道が終わってからの登山道ははっきり言って悪路です(これはしっかり覚えていました)。なので体力の消耗を押さえるため本当にステップの段差を極力小さくおさえてゆっくりと登るようにしました。
2000mを超えるあたりまで水場は断続的にあります。
大日小屋〜大日岳
稜線にでると剱岳の雄姿がどーんと出迎えてくれます。疲れが吹き飛んで足取りも少し軽くなり、頂上までとんとんと歩みを進めることができました。
下山
先ほども書きましたが大日平が終わって牛ノ首に降りるまで、そこから猿が馬場までは要注意なので時間をかけて慎重に降りました。
4年前に同じコースを歩いた時よりも1時間以上時間短縮となりました。これは自分の体力がついたのもあるかもしれませんが登山道の整備状況が良くなったことによるものと思います。
あと、夏場に行かれる方は水場で飲料水の確保を十分にされると良いと思います(沢水がダメな人はたくさん水を担ぐ等)
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