大日岳〜飯豊山
- GPS
- 49:09
- 距離
- 40.8km
- 登り
- 3,140m
- 下り
- 3,113m
コースタイム
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 8:08
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 8:21
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京駅鍛冶橋駐車場 23:15出発 オリオンバス/6,000円 8/2(日) 04:30 米沢駅東口着 - 05:57 米沢駅 - 07:27 小国駅 (JR米坂線/1,140円) 08:28 小国駅 - 09:25 飯豊山荘 (町営バス南部線/700円) http://www.town.oguni.yamagata.jp/life/life/road/bus/south.html --- 8/4(火) 11:20 弥平四郎登山口 廃校学校前 - 12:10 JR野沢駅 (西会津町民デマンドバス) http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/2012/03/post-277.html(要予約/500円) 13:12 JR野沢駅 - 14:00 JR会津若松駅 (JR磐越西線/760円) 16:00 会津若松駅 - 20:30 新宿駅東口 (JRバス 夢街道会津/3,010円(Web早割)) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 石転び沢の雪渓の状態注意、最終的には傾斜45度以上につきスリップ注意。 (私はチェーンスパイク+ストック、相方は12本爪+ストック) 雪渓も落とし穴がいっぱいあるので注意。(破線ルート) 他は終始特に危険個所無し。 ■登山ポスト 飯豊山荘にあり。 |
その他周辺情報 | ■登山後の温泉 富士の湯 http://www.fujinoyu.jp/ 400円、温泉の種類が豊富! 参考にさせて頂いたブログで紹介されていたロータスインと迷うものの、 帰りのJRが1〜3時間に1本しかないので、会津若松駅近のこちらを選択。 ■登山後の食事 えちご家 http://tabelog.com/fukushima/A0706/A070601/7004780/ JR野沢駅の駅員さんに紹介してもらって。 味噌ラーメンが売り!だけど、暑くて冷やしぶっかけラーメンを。 合わせて紹介された同気食堂にも惹かれたが、 近いえちご家さんを選択。 |
写真
感想
会社の同僚と初東北、初飯豊山の縦走へ
・きっかけはこちらのブログの記録を見て相方が誘ってくれたところから
ttp://bluesky.rash.jp/blog/hiking/iidesan.html
・飯豊のハイシーズンは7月〜8月のしかなく、
東北の梅雨は長いと7月末まで続くため、実質8月しかチャンスがない。
・公共交通機関と車で2案で検討するものの、
車の方が2人で1万円以上高いので公共交通機関に。
・3日目の下山時間はデマンドバスの時間に制約されるので、
泊まるのは飯豊本山小屋よりも切合小屋のほうが良いと判断。
ハイシーズンにつき、マイタビ等ツアー客が多い。
避難小屋には管理人さんが居るので、要事前問い合わせ。
・雪渓の状態が時期によって変わるので、最新情報を仕入れて入山すること。
http://www.ogunikankou.jp/03play/tozan/tozan1.html
http://www.ic-net.or.jp/home/iide/
・米沢行のバスは1か月前から予約可、クレジット払い可。
出発がディズニーランド(舞浜発)だったせいか、
すぐ予約が埋まるので要注意。(7/1予約開始で、7/6には売切れでした)
・新宿に戻るJRバスもWebで予約可、
早割が2段階有り、結構安くなるのでお勧め。
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・行きの東京駅の夜行バス集合場所のトイレで見知らぬおっちゃんに話しかけられる。
「にいちゃん山屋か!俺も昔やってたんだよ、これやるよ!」
食べかけのプリッツを半袋もらう…トイレでプリッツ…美味しく頂きました。
・相変わらず、夜行バスは寝れない&酔う…要対処。
・米沢駅で電車の待ち時間が1時間半、
誰もいないロータリーで個人マット引いて爆睡。電車も1時間なので爆睡。
その後の飯豊山荘までのバスも爆睡しようと思ったが、やはり酔う…
・飯豊山荘から石転び沢の取り付きまでは、長い低山歩き。
とても日差しが強く、気温も35度近くあり、ふらふらになる。
天候も崩れる気配が無いので、日陰で休憩というか、
昼寝をしつつトコトコ登る。
・石転び沢の雪渓に着いてから涼しく、ところどころ寒く感じる。
雪はベシャベシャでアイスバーンなところはないものの、
特に後半、傾斜が結構あり登りづらい。
足を滑らすと止まらない感じもするので要注意。
・何とか初日の宿泊地、梅花皮小屋へ。素泊り1500円/1人。
この時期管理人さんが居ます。
飯豊方面から来るツアー客がバテて、梅花皮小屋まで辿りつかないらしく
そのために空けていた1Fが全く使われないとのこと。
1Fを2人で自由に使っていいと許可を頂き、広々と過ごす。2Fも6人ぐらい?
トイレも水洗で、室内のコンクリートエリアで自炊も可能。水は無料(豊富)。
めちゃくちゃ虫が多いものの、蚊取り線香のおかげで快適に睡眠。
・2日目もゆっくり出発、朝食は早茹でパスタとミートソースに
フリーズドライのスープ、グレープフルーツ。
御西岳避難小屋に着いたところで、
相方から俺は疲れたから、大日岳ピストンは1人で行って来い!待ってる。
と進言有り。ガスってて眺望無いけど、飯豊連峰最高峰は惜しい。
待たせるのは申し訳ないので、休んだ後ゆっくり飯豊山〜本山小屋に
向かっててほしい。と伝え、アタックザックを借りて、大日岳ピストンへ。
追いつくために超高速ピストン、本山小屋手前で追いつき合流。
日本一の稜線を堪能しつつも、
ちょっとガスガスなのでブログ通りの写真の絵が見られず残念。
お花はとても綺麗でした。本山小屋でキンキンに冷えたコーラを頂き、
2日目の宿泊地、切合わせ小屋へ。虫は少なく、逆にトンボが異常繁殖。
・切合わせ小屋、素泊り3,000円/1人。1Fも2Fもほぼ満席。
自炊は小屋の外のプレハブっぽいスペースを使用。水は無料(豊富)。
大阪の山岳会の方々6名と一緒に自炊させて頂き、おすそ分けを頂く。
皆さん40年来の付き合いだそうで、
内2名は30代のころバリバリのクライマーだったそうで、
小西さんのライバル、植村さんとも会って話したことがある。
とおっしゃっていた。すごい。
夕食は、鶏出汁鍋、具材はお肉代わりにソーセージ、
しめじ/えのき/長ネギ/筑前煮の素(人参/こんにゃく/筍…)
〆に手打ちうどんを用意、おつまみに缶ツマシリーズ。
・3日目は早めに出発(2時30分起き、4時出)、
朝食はα米雑炊で、鯖缶/さんま缶とフリーズドライのスープでささっと済ませる。
相方のアルコールバーナーのアルコールが行程中のどこかでロスト、
自分のガスの残量が気になるので、α米を前の日から、水で戻しておき省エネ。
いくつかのアップダウンを繰り返し、デマンドバス予約時間の1時間前に下山。
弥平四朗登山口から1時間ほど歩くと村に出る。
村の奥の方に廃校となった学校があり、
そこにデマンドバスが迎えに来てくれる。廃校に着くと、
地元の方から、そこの蛇口から出る水は使ってよい、
学校の中のトイレも使ってよいからゆっくり待たれ〜と言って頂いたので、
手足顔頭を洗わせて頂き、ゆっくり待たせてもらい帰路へ。
(商店も自販機もないので注意、旅館は2つ有った)
・初の東北、飯豊山は山深く、標高2000mとはいえ中々大変だった。
特に序盤の標高500m前後の灼熱のアプローチ、
石転び沢の雪渓の傾斜にはだいぶ体力・時間を持って行かれた。
稜線の眺望がとても美しく、高山植物も綺麗、沼や湿地もいい感じ、
東北の村の人、駅員さん、バスの運転手、お店の人、
みんなとても優しくて、素敵な旅となりました。相方含め多謝。以上。
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