笠ヶ岳（新穂高温泉から鏡平を経て周回）

2015年08月09日(日) ~ 2015年08月11日(火)

• GPS: 54:38
• 距離: 32.4km
• 登り: 2,538m
• 下り: 2,484m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:31
• 合計: 5:36

距離 11.2km 登り 1,262m 下り 32m

5:38 市営穂高第３駐車場
6:51 中崎橋
7:02 7:05 笠新道登山口
7:18 7:19 わさび平小屋
7:38 7:42 小池新道入口
8:31 8:45 秩父沢出合
9:00 チボ岩
10:09 10:18 シシウドヶ原
11:14 鏡平山荘

2日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:42

距離 9.7km 登り 1,038m 下り 508m

6:07 鏡平山荘
6:56 7:14 弓折乗越
7:21 7:23 弓折岳
8:43 大ノマ岳
9:29 9:41 秩父平
11:09 抜戸岳分岐
11:13 分岐指導標（仮称）
11:17 笠新道分岐
12:03 12:04 抜戸岩
12:46 12:59 笠ヶ岳山荘
13:16 13:36 笠ヶ岳
13:49 笠ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:34
• 合計: 6:14

距離 11.5km 登り 239m 下り 1,958m

6:02 笠ヶ岳山荘
6:26 抜戸岩
7:03 7:05 笠新道分岐
7:07 7:17 分岐指導標（仮称）
7:20 笠新道分岐
8:14 8:17 杓子平
11:04 11:20 笠新道登山口
11:31 中崎橋
12:09 12:11 新穂高温泉駅
12:13 12:14 中崎山荘 奥飛騨の湯
12:16 登山指導センター

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

市営新穂高第3駐車場（登山者用無料駐車場、150台）に駐車。
8日(土)14:30時点で約15台の空きあり。係員の指示により
奥から2段目のスペースに駐車出来ました。
登山者が下山して来る時間帯なので、運よく空きが発生したようで、
おそらく深夜や早朝であれば、満車で駐車出来なかったと思われます。
新穂高駐車場マップは、下記URLへ。
http://www.okuhida.or.jp/archives/5001

コース状況／危険箇所等

登山ポストは登山指導センターと林道入口にもあります

その他周辺情報

●鏡平山荘
１泊２食付：9,500円、水は宿泊者には無料で分けてもらえます。
●笠ヶ岳山荘
１泊２食付：9,600円。山荘直下のキャンプ場には水場はありますが、
笠ケ岳山荘は天水利用のため、洗面用の水を一人500mlだけ分けてもらえます。
なお飲料水は、ペットボトル(500ml)300円で販売しています。

写真

市営穂高第3駐車場へはスノーシェッドの途中にある深山荘前バス停で左の脇道に入ります

市営第3駐車場の入口。満車の場合は、他に無料の駐車場が3ケ所ありますが、離れた所にあるので徒歩で戻って来るのに1時間程度かかる様です。

ここの駐車場は登山口から近いので、深夜や早朝にはすぐに満車になる様です

下山して来た登山者が出て行ったので、所々空きスペースがありました。

登山指導センター

登山届を提出します

登山指導センター横の恵橋を渡ります

笠ヶ岳・双六岳方面は左へ

林道入口にも登山ポストあり

わさび平までは、林道を1時間程歩きます

林道をひたすら歩きます

わさび平小屋

流水でよく冷えたトマトやキュウリが1個100円で販売しています。下山して来た時に買って食べると格別のうまさです。

鏡平山荘まで3時間半、双六小屋まで6時間の表示

数百メートル残雪がありました。

傾斜がきつくなります

秩父沢で休憩

水を補給します

稜線が見えてきました

イタドリケ原

シシウドケ原

湿原の木道

『鏡平まで500m』に励まされます

木道が現れると、鏡平山荘が近い

鏡池に到着。槍・穂が絶景です。
水面に写った『逆さ槍』

槍のアップ。槍ヶ岳山荘がよく見えます

鏡平山荘に到着

山荘玄関前の掲示版

山荘玄関前の掲示版

鏡平山荘のすぐ横にも池があります

山荘周辺を散策します

コバイケイソウ

イワオトギリ

ハクサンボウフウ

カラマツソウ

シラネニンジン

ミヤマリンドウ

ミヤマキンポウゲ

双六岳方面

明日登る弓折乗越が見えます

鏡平山荘の夕食

鏡平山荘の朝食

鏡池の朝

モルゲンロートを期待して待っていましたが、
槍の穂先が赤く染まっただけでした。

鏡平山荘を出発

弓折乗越へ登って行きます

登山道横の斜面はお花畑です

弓折乗越に登って来ました

早朝の槍穂

弓折乗越は笠ヶ岳方面と双六岳方面の分岐点です

今朝出発した鏡平山荘が下に見えます

双六岳と三俣蓮華岳、右の奥に鷲羽岳

鷲羽岳アップ、左奥に顔を出しているのは水晶岳か？

焼岳と乗鞍岳

弓折岳の雪渓ごしに見る双六岳・三俣蓮華岳

弓折岳から見る槍・穂

双六岳と三俣蓮華岳、左の奥に黒部五郎岳

黒部五郎岳のアップ

弓折岳から見た笠ヶ岳

笠ヶ岳方面の縦走路

ハクサンフウロ

ウサギギク

キンロバイ

ハクサンイチゲ

稜線を行きます

槍穂を眺めながらの稜線漫歩

槍ヶ岳アップ

大ノマ岳

笠ヶ岳はまだ遠い

トリカブト

ミヤマトウキ

笠ヶ岳まではまだいくつかのピークを越えて行きます

秩父平から見上げる秩父岩

残雪の端を登ります

抜戸岳を登ります。ここを登り切れば、後は比較的なだらかな稜線のはず…。

まだまだ続く縦走路

抜戸岳はピークを踏まずに巻いて行きます

抜戸岩をくぐります

笠ヶ岳山荘へはテント場を通って行きます

『山荘スグソコ』に励まされます

やれやれ笠ヶ岳山荘に到着です

山荘で宿泊の手続きをして笠ヶ岳を登ってきます

山頂の祠

祠のあるとなりのピークが三角点のある山頂です

笠ヶ岳山頂はすぐそこです

笠ヶ岳山頂に到着。ガスが出ていて景色は何も見えません

山荘裏から見る夕焼け

山荘に明かりがともります

山頂直下の山小屋なのに、豪華な夕食でした

山荘の玄関前からご来迎が拝めます

テント場にも朝が来ました

空が明るくなって来ました

槍ヶ岳から日が昇ります

いよいよご来迎です

完全に日が昇りました

山頂も赤くなりました

朝食を頂きます

山荘を後に下山します

テント場でも出発の準備です

笠ヶ岳山頂と山荘を振り返ります

笠新道の分岐までは来た道を戻りますが、帰りは下って行きますので気分的に楽です。

小さなピークを越えて行きます

笠新道への分岐に着きました

笠新道へ行くには分岐を少し登ります

手前から焼岳、乗鞍岳、御嶽山

焼岳のアップ

乗鞍岳のアップ

御嶽山のアップ

今日も晴れて、槍穂の稜線がきれいです

槍のアップ

穂高のアップ

新穂高ロープウェイの西穂高駅が見えます

中央アルプス

黒部五郎岳(左)と薬師岳(右)

薬師岳アップ

黒部五郎岳アップ

笠ヶ岳を振り返ります

杓子平へ向かって下って行きます

下って来た急坂を振り返ります

笠ヶ岳に別れを告げます

杓子平

ここから笠新道の長い下りが始まります

最初は緩やかですが、すぐに急坂の連続です

岩がごろごろした急坂が続きます

笠新道を登って来ると、ここで槍穂が拝めます

笠新道をこんなに下ったのに、まだ中間地点だと！？

所々、鉄板や短い梯子で整備されています

ようやく笠新道の登山口へ降りてきました

この水は格別にうまかったです！

やれやれ登山指導センターに戻って来ました

今回初めてバッジを買いました。笠ヶ岳山荘で1個400円にて販売しています。4種類もあったのでどれにしようか迷いましたが…

感想

wandererM

笠ヶ岳に登頂するには、笠新道を登るのは手ごわいので、双六からの稜線上から行くのが楽だとずっと以前から思っていました。今回、鏡平を経由して、一旦稜線に上がって笠ヶ岳を目指しましたが、いくつものピークを越えて行き、何度もアップダウンがあって、思っていた以上に結構疲れました。ただし、天候に恵まれたこともあり、槍穂を始めとした山々の眺めや色とりどりな高山植物に、気分的に慰められて縦走することが出来ました。さすがに笠ヶ岳は遠くから見ても、実際に登って見ても存在感のある山だったと改めて実感しました。