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Yamareco

記録ID: 697207
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沢登り
丹沢

葛葉川本谷はヒルもおらず快適な沢登りが楽しめました

2015年08月12日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.8km
登り
798m
下り
794m

コースタイム

日帰り
山行
4:42
休憩
0:13
合計
4:55
6:00
75
7:15
40
表丹沢林道下
7:55
87
富士形ノ滝
9:22
9:35
10
9:45
70
10:55
ゴール地点・葛葉の泉
天候 くもり(霧)
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口のくずはの泉には駐車場あり(15台ほど)。ナビで出ない場合は、表丹沢野外活動センターにセットすればあとは一本道です。
コース状況/
危険箇所等
ガイドブックの遡行図を持参すれば迷うことはありませんが、図と滝がなかなか一致しませんでした。
入渓口の葛葉の泉にはヒル対策用の塩がビニール袋に小分けされておいてありました
2015年08月12日 06:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 6:06
入渓口の葛葉の泉にはヒル対策用の塩がビニール袋に小分けされておいてありました
橋を渡ってちょっと歩くと沢への降り口があります
2015年08月12日 06:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 6:07
橋を渡ってちょっと歩くと沢への降り口があります
今回新調したキャラバンの渓流シューズ。快適です
2015年08月12日 06:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 6:10
今回新調したキャラバンの渓流シューズ。快適です
最初はこんな流れの脇を歩きます
2015年08月12日 06:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 6:13
最初はこんな流れの脇を歩きます
左にロープが垂れた登路がありました
2015年08月12日 06:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 6:15
左にロープが垂れた登路がありました
ここは右の土手を歩いたかな?
2015年08月12日 06:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 6:17
ここは右の土手を歩いたかな?
ここは左側を登りました
2015年08月12日 06:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 6:19
ここは左側を登りました
左の崖が崩れていました。滝自体は右側から越えれました
2015年08月12日 06:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 6:24
左の崖が崩れていました。滝自体は右側から越えれました
こんな滝も快適に越えられます
2015年08月12日 06:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 6:25
こんな滝も快適に越えられます
横向きの滝に出ました。左側にしっかりしたホールドがあり、以外と簡単に登れました
2015年08月12日 06:37撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 6:37
横向きの滝に出ました。左側にしっかりしたホールドがあり、以外と簡単に登れました
奥にちょっと大きな滝が見えます
2015年08月12日 06:46撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 6:46
奥にちょっと大きな滝が見えます
右側のチムニー?の右側に登路があります
2015年08月12日 06:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 6:47
右側のチムニー?の右側に登路があります
本命の板立ての滝。ここは素直に右手の巻き道へ逃げました
2015年08月12日 06:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 6:57
本命の板立ての滝。ここは素直に右手の巻き道へ逃げました
これは林道下の曲滝ですね。流れの脇を濡れずに登れます
2015年08月12日 07:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 7:21
これは林道下の曲滝ですね。流れの脇を濡れずに登れます
林道の先にある名前のない滝です。ここは直登を避け写真に写っていない右手前の岩場を登った気がします
2015年08月12日 07:29撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 7:29
林道の先にある名前のない滝です。ここは直登を避け写真に写っていない右手前の岩場を登った気がします
誰が立てたか測量用のポールが立っていました
2015年08月12日 07:39撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 7:39
誰が立てたか測量用のポールが立っていました
左手に流れのない涸れ滝がありました
2015年08月12日 07:54撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 7:54
左手に流れのない涸れ滝がありました
沢が二分しますが左の奥に富士形ノ滝が見えました
2015年08月12日 07:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 7:59
沢が二分しますが左の奥に富士形ノ滝が見えました
これが富士形ノ滝です。どこでも登れそうですが、左に岩に沿った形のしっかりした登路があります
2015年08月12日 08:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 8:00
これが富士形ノ滝です。どこでも登れそうですが、左に岩に沿った形のしっかりした登路があります
これも名前がありませんが、左に取り付き、途中で右にへつり、流れの左側にしっかりしたホールドがありました
2015年08月12日 08:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 8:21
これも名前がありませんが、左に取り付き、途中で右にへつり、流れの左側にしっかりしたホールドがありました
最後の滝?になるつるつる岩。中程のバンドを左にへつって草付きのへりを登りました。滑りそうですが渓流シューズのフェルトがしっかりホールドしてくれました
2015年08月12日 08:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 8:31
最後の滝?になるつるつる岩。中程のバンドを左にへつって草付きのへりを登りました。滑りそうですが渓流シューズのフェルトがしっかりホールドしてくれました
再び沢が二分しますが左の沢の入口に目印の草鞋がぶら下がっています。ここから沢を離れて左の小尾根に逃げます
2015年08月12日 08:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 8:35
再び沢が二分しますが左の沢の入口に目印の草鞋がぶら下がっています。ここから沢を離れて左の小尾根に逃げます
目印の草鞋です
2015年08月12日 08:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 8:36
目印の草鞋です
この小尾根にはしっかりとした踏み跡があります
2015年08月12日 08:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 8:51
この小尾根にはしっかりとした踏み跡があります
木の根、木の枝、岩角を掴んでの急登です
2015年08月12日 08:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 8:56
木の根、木の枝、岩角を掴んでの急登です
檜の植林地に出ますが霧が立ちこめていました
2015年08月12日 09:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 9:04
檜の植林地に出ますが霧が立ちこめていました
階段状の三の塔尾根
2015年08月12日 09:08撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 9:08
階段状の三の塔尾根
表尾根縦走路に出ました。左に一投足で三の塔です
2015年08月12日 09:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 9:25
表尾根縦走路に出ました。左に一投足で三の塔です
綺麗に整備された三の塔
2015年08月12日 09:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 9:40
綺麗に整備された三の塔
トレイランの若者がいました
2015年08月12日 09:28撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 9:28
トレイランの若者がいました
登山路に咲くアザミ。なかなか綺麗です
2015年08月12日 09:49撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 9:49
登山路に咲くアザミ。なかなか綺麗です
二の塔。ここから二の塔尾根を葛葉の泉に向けて下ります
2015年08月12日 09:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 9:52
二の塔。ここから二の塔尾根を葛葉の泉に向けて下ります
二の塔尾根には○○が群生していました
2015年08月12日 09:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 9:56
二の塔尾根には○○が群生していました
今回は寄りませんでした
2015年08月12日 09:58撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 9:58
今回は寄りませんでした
色の付いた花はこれだけでした
2015年08月12日 10:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 10:02
色の付いた花はこれだけでした
一度表丹沢林道に出ます
2015年08月12日 10:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 10:35
一度表丹沢林道に出ます
林道を横切って砂利道を行くと再び登山道に
2015年08月12日 10:37撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 10:37
林道を横切って砂利道を行くと再び登山道に
またまた砂利道に出ます。
2015年08月12日 10:44撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 10:44
またまた砂利道に出ます。
葛葉の泉のすぐ上の林道に出ました
2015年08月12日 10:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/12 10:59
葛葉の泉のすぐ上の林道に出ました
葛葉の泉。冷たくて美味しいお水です
2015年08月12日 11:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/12 11:01
葛葉の泉。冷たくて美味しいお水です
撮影機器:

感想

葛葉川には行ったことがあるような気がするのだが、私の登山年表には記録がなかった。菩提からヤビツ峠を経て表尾根を縦走したことがあるので、このときに葛葉川の名前が記憶されたのかも知れない。

 葛葉川本谷は、水無川、勘七沢と並んで人気のある初級沢登りコースだ。暑い夏は沢登りが一番なので、週間天気予報で一番天気が良さそうな水曜日に出かけることにした。

 先日の勘七沢には地下足袋、草鞋姿で登ったもののぴったりすぎる地下足袋のおかげで足の親指を痛めてしまったし、好日山荘で買った草鞋は1回の沢登りにも耐えられないくらい出来の悪い草鞋だったので、今回は奮発して沢登りシューズと渓流ソックスを購入して出かけた。

 登山口の「くずはの泉」まで車で入れるので快適だ。車で準備するとすぐに入渓できるのがいい。午前6時前だというのにくずはの泉に水を汲みに来ている人が何組かいた。

 葛葉川は意外と流れが小さい。取り付きは木々が覆い被さっており薄暗いが連続する滝は小さく、快適に乗り越えられた。新調した渓流シューズも快適だ。

入渓して30分ほど、いくつもの小滝を越えるとちょっと大きめの滝に出た。葛葉川には名前の付いた滝が4つほどあるが、水無川と違って滝に番号がふってないし名前の掲示もないのでよくわからない。

用意してきた遡行図と比べあわせるとどうも横向きの滝らしい。それほど横を向いているとは思わないが場所的に間違いなさそうだ。8メートルだがしっかりしたホールドが左側にあるので危なげなく直登する。

 横向きの滝の上にも5メートルほどの滝があったが右側のチムニーの横にしっかりとしたホールドがあるので快適に乗り越える。

 そしてこの上に葛葉川本谷のメインの滝「板立の滝」8メートルがある。私には直登は無理なので素直に右側の土手につけられた巻き道を利用する。

 板立ての滝を過ぎれば後は難しい滝はないはずである。東丹沢林道で壊されたという3段の曲滝も難なく乗り越え、橋脚の下をくぐって上流へと進む。その先に二筋に分かれて落ち込む5メートルほどの滝があったが左端にルートがあったので直登する。意外と楽しく登れた。

 流れが細くなり、誰が立てたのか測量用の赤白ポールが沢の真ん中に立っていた。左側からちょっと大きめの枯れた木の沢が入ってきたと思ったら沢が二つの分かれた。右側はガレだ。左の沢に葛葉川最後の大滝の富士形ノ滝10メートルが見えた。

 いろいろなルートがあったり懸垂下降の練習に時間をつぶしたりする楽しい滝のようだ。滝の中程にバンドがあるので、左右、真ん中どこでも登れそうだが一番オーソドックスな左側を岩の形に沿って登った。登るというほど難しくなく、階段状にしっかりと足場があった。

 富士形ノ滝の上にもいくつか滝があったが、どれもよく見るとさほど難しくないルートがある。またどれも滑りそうな岩肌をしていたが、新調したフェルトの渓流シューズがしっかりと岩肌にフィットした。

 一枚岩のつるつるの滝?を越えると再び沢が二分する。右側の方が大きいが上部がガレになっている。左の涸滝の入口に草鞋がぶら下がっていた。これが左の尾根に上がる目印だ。ここで渓流シューズを脱いで登山靴に履き替えた。心配していたヒルも付いておらず快適で楽しい沢登りだった。

 涸滝の左手前の土手を登って一旦滝上に出て、その先で再び踏み跡をたどって左の小尾根へと登る。三の塔尾根へ続くこの小尾根には登山道のようなしっかりとした踏み跡がついていた。丹沢の沢を詰めるといつも藪漕ぎをするのだが、こんなにしっかりとした踏み跡をたどるのは初めてである。

 葛葉川は3時間ほどの沢登りだが、この三の塔への登りは木の根、木の枝、岩角を掴んでの急登で、この日一番のきつい登りだった。

 20分ほどで三の塔尾根に出るとさらに20分ほどで三の塔だ。40年ぶりだ。塔の岳の同様、山頂には階段状の石積みで整備されていた。頑丈な休憩小屋もあった。

 好天の日を選んで登ってきたのに山は霧に包まれ何も見えなかった。入れ替わり立ち替わりトレイランの若者の姿があった。丹沢はトレイランには手頃な山なのであろう。

 二の塔から二の塔尾根を下って「くずはの泉」に戻ったのは、まだお昼前だった。身を切るような冷たい湧き水で体を拭き、記念にポリタンクに10リットルの湧水を汲んで帰途についた。

 お盆を控えて東名高速や保土ヶ谷バイパスの下り線は大渋滞だったが、上り線は計算通り、渋滞なしで快適に走れた。

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表丹沢 シンナシ沢最上部
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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