弥山川から大雨の弥山へ
- GPS
- 30:40
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,383m
- 下り
- 1,384m
コースタイム
8:40 熊渡登山口
9:40 釜滝
11:20 つり橋 11:35
13:00 双門ノ滝 13:25
15:15 河原小屋
17:05 狼平避難小屋
<2日目>
7:35 狼平避難小屋
8:35 弥山小屋 9:35
11:50 トンネル西口 12:30
15:20 熊渡
天候 | 曇り/大雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回で4回目の弥山川アドベンチャーコース。
過去3回は全て日帰りで、双門ノ滝までだった。
さらに奥の狼平まで行ってみたいと以前から狙っていた!
そして会社の後輩「中型新人くん」と日程が合い、いよいよ出発。
ふいに以前行った時の写真を見ると・・・
11年前の20代・・・
ジーパンにバイクのブルゾンで挑んでいた。。。恐ろしい。
熊渡に車を駐車し、曇り空で出発。
今日は後半が雨になる予報で、明日は曇り予報。
なんとか狼平まで雨はもってほしい。
林道から左に折れて白川八丁へ。
帰りはカナビキ尾から下る予定。
伏流の渓谷を歩き、川の流れが現れだして釜滝に到着。
滑り台の様な滝だが、水量は少ない。
エメラルドグリーンの水が美しい。
ここから谷を離れて山の中を谷沿いに進む。
昨日の雨で岩や木道が滑り、神経を使う。
再び谷に出て渓谷沿いを歩き、最初の渡渉ポイント。
でも、どこを探しても対岸に渡れる岩場がない。
水量がやっぱり多いのか。。。
上流に移動し、なんとかギリギリ足が届くポイントを発見。
滑る岩にヒヤヒヤしながら無事通過。
次に現れたのが岩が水で削られた、へつり渡り。
ぶら下っがているロープを頼りに、ギリギリ届く足場へ一気にジャンプ!
滑る岩が怖い・・・落ちたら上半身までずぶ濡れ間違いなし。
さらに岩に打ち込まれている鉄クイを足場に、岩の上部へ登る。
運動神経のいい中型新人くん、難なくクリアー。
さらに前進するとつり橋が見えた。
そして目の前に一の滝、二の滝がド迫力の音と水しぶきで現れる。
ここでザックを下ろして少し休憩。
ここから先はしばらく谷を離れる。
双門ノ滝までが垂直の鉄梯子の連続するハードなポイント。
登り始めてすぐ、鉄梯子が登場。
クリアーしてもすぐに次の梯子・・・どんどん高度を上げる。
数あるこの梯子、11年前とは違い、全部頑丈な物に取り替えられている。
そして梯子に番号が書かれてて、何番目かがわかる。
17番梯子がとんでもなく長く、高い!
ザックが重いのでさすがに一気には無理。。。
途中で息を整え、再びガシガシ登る。
垂直、水平、斜め・・・いろんな鉄梯子をいくつもクリアー。
やっと双門ノ滝テラスに到着。
久々に見る絶壁に囲まれた双門ノ滝はやっぱり迫力満点!
ここで昼飯。そしてポツポツと雨が・・・。
ザックカバーを取り付け、未踏のコースへ前進出発。
少し登ると、今度は一気に下り。
鉄梯子と鎖場で谷に向けて下降する。
この区間で確か60〜70番梯子だったような・・・。
エメラルドグリーンの谷に出た。
暑かったので久々の水が嬉しくなる!
ザックを下ろして顔を洗い、頭から水をかぶる!
まるでオアシスに辿りつた気分。
雨もほとんど降らず、河原小屋に到着。
中はキレイで5〜6名が泊まれそう。
ここから先が何度もルートに悩んだ。
どこを探しても赤テープがない。
山沿いか?谷沿いか?
そして対岸に小さな赤テープ発見。
渡渉ポイントを探して対岸へ。
しばらくするとまたルートを見失う。
そして対岸に赤テープ・・・谷沿いへ。
次は山側に赤テープ・・・山沿いへ。
ルートファインティングに苦労し、
さらに渡渉ポイント探しと、滑る岩に神経を使う。
途中で集中力が切れかけてきたので、休憩と行動食。
その後も何度も渡渉し、鎖の梯子が登場。
ブラブラと揺れる梯子は登りにくかったが、危険性はなかった。
次に岩に10数本打ち込まれた鉄クイの上を通過。
川との高さがない分、恐怖感はなかった。
ここまで記憶にある鉄梯子の数は約80本だった。。。スゴイ。
そしてやっと河原が開けた、狼平避難小屋に到着。
小屋に入りザックを下ろすと、何ともいえない安堵感。
滑る岩と、ルートファインティングに手間取り、予想以上に時間がかかった。
穂高付近の北アルプス縦走と同じぐらいの、充実感と疲れを感じる。。。
夕食は焼肉とビールで宴会。
頑張った1日を中型新人くんと振り返る。
2日目・・・
6時に起きたときは降っていなかった雨も、出発の7時半には本降りに。
レインウェアーをしっかり着て弥山に向かう。
小屋のすぐ近くにオオヤマレンゲが咲いている。
花にはあまり興味が無いがとりあえず写真を撮る。
弥山小屋に着くと雨は土砂降り。
しばらくトイレ前で雨宿り。
1時間たっても雨は止む様子は無い。
八経ケ岳〜明星ケ岳〜レンゲ道〜カナビキ尾で下る予定だったが・・・
雨で視界が悪く、下ばかり向いて歩いてしまうので、
行ったことがカナビキ尾への下降点の発見に自信がない。
安全で登山道が確かなトンネル西口に下りることに変更。
ただ林道歩きが10km近くある・・・トホホ。
雨はバチバチと体に叩きつけてくる。
登山道もほとんど川と池になっている。
こんな大雨でも10パーティー以上が登ってくるのにはビックリ。
やっぱりオオヤマレンゲ目当てなのか??
トンネル西口に下山すると、バスが4台に乗用車も10台ほど。
この大雨で登る気力に感心する。
トンネル内で雨宿りしながら、ラーメンを食べて体力回復。
長い林道歩きに出発。
目標は2時間!
・・・だったが、着いてみれば3時間弱かかった。
今日は8時間、大雨に打たれ続けた1日だった。
この先3年分の雨に打たれた気がするので、次の山は晴れをヨロシク!!
大峰の水はいいねぇ〜
沢靴の方が良さそうな場所もあるね。
楽しそうなコース・・・
行って見たい
晴れた日に
11年前の20代・・・
ふ〜〜ん。。。
10年前は?
ここは何度行っても楽しいし、歩き応え抜群!!
晴れで太陽が水面に反射すれば、もっとキレイなはず
小屋の河原で全身水浴びをしようかと思ったけど、冷た過ぎてとてもムリ・・・。
10年前もギリギリ20代やで・・・
せっかく狼平に泊ったなら八経ヶ岳まで行けば、オオヤマレンゲが沢山見れたのに
今年はシャクナゲが遅かったのでオオヤマレンゲも遅いかなぁと思っていましたが、例年通りの様ですね
オオヤマレンゲの咲くこの時期は梅雨ですから仕方が無いですね。
来週にでもオオヤマレンゲを見に行ってきます
情報有難うございます
jiji さん
狼平周辺で1本の木に1輪って感じでしたよ
八経ケ岳まで行けば自生地があるのは知ってましたけど・・・もともと花には興味がなくて
花より絶景派で・・・
何年経っても花のことは全く分からず、どんな花が咲いていてもいつも素通りなんです。。。
オオヤマレンゲは有名で知ってたので、めったに撮らない花の写真を撮りました
でも、チビな私には無理そうな個所がありそう
雨に逢ったのは残念だったけど、暑いとき向きのいいコースですね。
11年前の20代・・・
ふ〜〜ん。。。
そっか、9年前は・・・
山中のコースは狭く、倒木や木の枝でザックが引っかかったりして、結構大変
デカイ二人はかがんで通過するのに苦労したから、ちっこい方が有利かもよ
歩幅は大きい方が渡渉しやすいけど・・・。
渓流がすぐ横にある避難小屋は、水に困ることなく快適やで
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