天狗岳
- GPS
- 09:09
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 904m
- 下り
- 898m
コースタイム
- 山行
- 2:49
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:49
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 7:24
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
さて、今回の目的はテント泊山行。
とはいえ、一昨年の秋にいきなり涸沢へテント泊装備で行きコテンパンにやられた為、まずは徐々に慣らしていこう企画。
唐沢鉱泉から黒百合ヒュッテまで、コースタイム2時間程を3時間位かけて歩いた。
テント泊装備、重い。そして暑い…。
今日は着いたらダラダラできる、とにかく到着してテントさえ立てれば…、そう思いながらひたすら歩いた。(大袈裟)
テン場に着くと、既にたくさんのテントが並んでいた。あ、ギリギリ場所残ってた〜。ということで、荷物を置いてヒュッテで受付をしたら設営開始。ギリギリ、設営完了のタイミングで雨が降り出した。ふぅ〜危なかったぁ。
一先ず、テント内で楽な格好に着替えてゴロゴロする。雨の音が心地良い、小学校の頃の夏休みを思い出す。雨の音を聴きながらの昼寝は、今でも心地良いなぁ…。
ガサガサ、ゴゴゴ!という音に静寂は破られた。「もう、ここに張っちゃおう!」という声。え?なんか、声大きいし、人数多いみたいだし、やめてほしい〜。願いは虚しく、大声でドタバタとテントを張る気配。雨の中、お疲れ様です(>人<;)。
どうやら隣はどこぞの山岳会のテントのようで、名前が書いてある。それなら、まぁ、マナーもきちんとしてるだろう。寝る時間には静かになるでしょ…。
19:00前にガイドさんが心配してきてくれたので、精一杯の抵抗として「今、耳栓出しましたぁ!」と言ってみた。笑笑、小心者。
前向きに捉えていたのに、1:30頃にガサガサやりながら普通の声で話してる。嘘でしょ?
耳栓でも防げないキンキン声と、よく響くお爺ちゃんの声、泣きそう〜。
良いか?テントはね、ただの布、しかも薄い。試着室の中と外みたいなもの。全て筒抜け。
カレーを作って食べた事とか、残ったご飯は翌朝の雑炊にする事とか、一人お米2.5合?(多くね?)とか、結局朝も雑炊が多くて困っていた事なんかが、ダダ漏れですよ。
翌朝も4:00過ぎから元気におしゃべりしているテントメンバーに起こされ、甘食をミルクティーで押し込む。
雨はすっかりあがり、空は青い。良い日だ、風はとても強いが、ちょうど良いかな。
アタックザックで東天狗→西天狗と歩く。残雪期にきた時は東天狗だけでギブアップしていたが、想像以上に近いじゃないか。
さあ、天狗の奥庭から帰るぞ。ここ、残雪期はすごく怖かった。岩だらけで、そこを踏み外さないように神経質になりながら歩いた。
かなり緊張していたが、夏はきちんと登山道がある!なんと!びっくり!印象が全く違った。
それでも気をつけながら歩いて、無事に黒百合ヒュッテまで戻った。
さぁ、ここからが本番。テント泊装備を背負って唐沢鉱泉まで下りるのだ。
登りでは、ストックの先が滑ったりとヒヤヒヤする場所が何度もあった。重い荷物を背負って転ぶのは怖い。慎重に、慎重に。
途中で渋温泉方面のルートをとり、唐沢鉱泉の裏から出るコースを歩いた。
たぶん、一番怖そうなルートを避ける形になったと思う。
季節柄、アブがたくさんで参った。虫除けスプレーをふんだんに振り掛けても、来るものは来る。噛まれはしなかったが、とても煩わしかった。
唐沢鉱泉が見えると、あぁ、これでアブから解放される、お風呂に入れる〜という嬉しさが込み上げてきた。
唐沢鉱泉のお風呂は気持ちよかった。そして、下山後のスイーツも美味しかった。桃のジェラート、季節のフレーバーがとても美味しい、そんな楽しい思い出で締めくくりを迎えたのだ。
さて、秋のテント泊山行に向けて、もう少しトレーニングするぞ!
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