笙ヶ岳でお花見山行♪

2024年07月15日(月) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 11.5km
• 登り: 906m
• 下り: 904m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:36
• 休憩: 0:41
• 合計: 6:17

7:46 吹浦口登山口
8:20 8:21 見晴台
8:39 清水大神
8:50 とよ
9:10 河原宿
10:04 10:35 笙ヶ岳
11:14 御浜・鳥海湖分岐
11:33 鳥海湖分岐
11:58 12:06 御田ヶ原分岐
12:19 御田ヶ原
12:33 12:34 御浜小屋
12:58 河原宿
13:12 とよ
13:21 清水大神
13:33 見晴台
14:03 吹浦口登山口

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

太平登山口には20台程度駐められる駐車スペースがあります。登山届記入ポストあります。ただしトイレは無いので少し離れた場所にある太平山荘か鉾立口のものを利用のこと。

コース状況／危険箇所等

危険な場所はとくにありません。
ただし、雪渓の状態によっては鳥海湖へ続く道が通行止めになる場合があるようです。

その他周辺情報

下山後に「にかほ市温泉保養センターはまなす」で立ち寄り湯しました。大きな施設ですが源泉かけ流しの温泉です。休憩所を利用しなければ一人400円という料金も魅力。

写真

二度目の太平口からスタート！
ツ「行ってきま！」

見晴らし台を過ぎると景色は一気に別世界。

以前来た時は大きな雪田がいくつもあったのだが…

ツ「花、咲いてる〜」

河原宿にも一欠片の雪も無い。

本日は鳥海山へは向かわず、ここから別の道へ。
初めて通る道はどんなだろうか。

笙ヶ岳と御浜方面への分岐点。
一面のニッコウキスゲは圧巻だった。

咲き乱れるニッコウキスゲを愛でつつ、まずは笙ヶ岳へ。

ツ「大・満・足！」
茶「嬉しそうだな」

笙ヶ岳への道は湿原を擁した稜線散歩。青空だったら最高に気持ちいいだろうな。

茶「笙ヶ岳、登ったどー」
完全に山形に位置しているのだが、なぜか秋田の分県登山ガイドにも記載がある。大人の事情ってやつか？

笙ヶ岳山頂を極めたら再び鳥海湖方面へ戻る。

鳥海山はガスに隠れてあまり姿を見せてくれない。たまにチラ見せする程度。雨から逃げてきたのだから御の字。

雄大な景色だなぁ。

山頂を目指さなくても十分楽しめるコースだった。

御浜・鳥海湖分岐は鳥海湖方面へ。
つまり右折だ。

複雑な地形を見せる火口壁をトラバースしていく。

ほんの僅かだが道を塞ぐように雪渓が横たわっていた。

意外と斜度があって緊張した。
落ちたら死なないまでも痛い思いをしそうだ。

木道の先に水を満々とたたえる鳥海湖が見えてきた。

いつも御浜から見下ろしてばかりだった鳥海湖。ようやくその岸辺に立つことができた。

きれいな湖だが空が暗いので色がいまいち。鳥海ブルーは次に来る時までお預け。

鳥海湖分岐は左へ。

鳥海山へのメインルートまで20分の登り。

もうちょい天気が良ければ言うことなかったけど、まぁ御の字。
ツ「天気よかったら良かったでカンカン照りで死んでたかもよ？」
茶「せやな」

…ほんとに20分で登り切れるのか？

ビンズイがなにか獲物を捕らえたようだ。おかげでこちらの視線に気づかない。じっくり観察できた。

雪渓からの融水もぬるい。毎日暑い日が続いているからなぁ。

見覚えのある景色になってきた。

鳥海山へのメインルートに合流。

あとは帰るだけだ。

このあたりに来ると初めて鳥海山に登ったときのことを思い出す。暑さと食糧不足で死にそうになったのだった（笑

鳥海湖はガスの中…

御浜小屋は大勢の登山者で賑わっていた。

太平口へ。

笹原をかき分け…

河原宿へ戻る

ぐるっと一周してきました！

朝はガスで見えなかった海が見えた。

無事下山。
茶「お疲れさまでした！」
この後、ほどなく土砂降りの雨が。いいタイミングで下山できた。

感想

ちゃってぃ

本当は杁差岳に登った後、御神楽岳まで足を伸ばして東北百名山完登に王手をかけるつもりでした。しかし天気予報が急転。荒れる予報に切り替わったたため、梅雨前線から逃れるために北上。鳥海山登山に切り替えるつもりでした。
ところが杁差岳登山と、その後の長距離移動の疲労が重なりしっかりと寝坊。鳥海山山頂まで登る時間がなくなったため、付属峰である笙ヶ岳と鳥海湖付近を散策することにしました。
はじめは不本意だったのですが、このコースが思ったよりも良いコースで景色よし、花良しで大満足でした。こういうときでないと歩かないかなというコースなので、結果オーライ。雨こそ降らなかったものの、天気もいまいちだったので下手に山頂を目指すより良かったかもしれません。
それにしても鳥海山は懐が深い山ですね。山頂まで行かなくても周辺を逍遥するだけでも十分に見応えのある景色を堪能できます。新たな発見でした。