伊藤新道・黒部川源流域 登山道整備ボランティア(双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳)

モンちゃん
その他7人 - GPS
- 40:32
- 距離
- 61.4km
- 登り
- 4,190m
- 下り
- 4,205m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:48
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:22
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 10:39
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:16
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 9:37
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
新穂高温泉から弓折岳、双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳までのコースは東北の山々と比較すると良く完備されており、安全に登山ができるように整備されている。 しかし、当日の双六岳の山頂の気温は10度前後であり、風速約5m/秒であり体感温度は約5度前後であり、東北の山より寒く、驚いた。(当日の東京の気温は約35度) 更に風速が10m/秒を越え雨、霧に当たれば体感温度が氷点下となり、当日の服装では低体温症の恐れがあった。 参考:体感温度 ウィンドチル(wind chill) 平地で風速1m/秒につき気温が1度下がる感覚になり、気温が0度でも10m/秒の風のもとでは、体感温度はマイナス10度、ということになります。 更に山では気温は標高:100メートル毎に0.6℃下がります。 山での服装の選択は命に関わる問題です。山の遭難事故の原因の多くは防寒着を持っていなかったため低体温症で動けなくなったことが多く、準備不足です、山では最悪の状況を考えて入るべきで、服装選びは基本中の基本。 引用: https://windy2023.com/2023/03/11/windy-com-%E3%80%80%E3%80%80%E7%99%BB%E5%B1%B1%E6%B4%BB%E7%94%A8%E7%B7%A8/#toc3 |
| その他周辺情報 | ライダーハウス ともしび 素泊まり 2000円 |
写真
感想
宮城労山設立50周年記念登山及び東日本大震災復興支援後の登山活動の一環として企画した『黒部川源流域・伊藤新道登山道整備支援活動』のメンバーとして参加。
現場まで二日、帰り一日で三日を費やす登山道整備支援活動であったが天候にも恵まれて計画どうりの支援をすることができ、且つ 登る途中での北アルプスの山々の景色、花を見ることができ最高の山登りを満喫できた!!
第一目(7月21日)新穂高温泉⇒鏡平山荘迄
20團バーのリックには閉口したが順調に鏡平山荘に到着、初めて見る槍ヶ岳にGood!
第二日(7月22日)鏡平山荘⇒三俣山荘迄
快晴、双六岳付近の花畑で稚児車、衣笠草、岩鏡等が咲き乱れていたが山頂は体感温度5度前後と非常に寒かった。
第三日(7月23日) 三俣山荘
快晴、午前:伊藤新道 整備 草刈り機による刈払い作業等を実施。
午後:鷲羽岳 登山
第四日(7月24日) 三俣山荘
午前:大雨
午後:合羽着用での黒部川源流域 道路整備 草刈り機による刈払い作業等
第五日(7月25日) 三俣山荘⇒新穂高温泉
雨の中を黙々と下山。
まとめ:
伊藤新道 整備中に事故2件、救援が2件発生、救援ヘリによる救助を目の前で目撃し、山の怖さを再認識した。
『山をなめるなよ! おばさん、おじさん、お嬢ちゃん、お兄ちゃん』である。
事故内容は下記に記載。
====================================
7月23日、伊藤新道の刈払い作業中に応援に駈けつれてくれた三俣山荘の女主人に遭難の連絡が立て続けて3件、スマホに入り、三俣山荘にいるスタッフにスマホで対応を指示した後に急いで三俣山荘に戻っていった。
その後、10分程で上空に飛ぶヘリコプターの音が2回ほど聞こえた。
後で分かったことであるが水晶岳で事故2件発生、 女性2人パーティーの1人滑落軽症、
単独登山者コース間違いで滑落死亡。
三俣蓮華岳では体調不良による救援要請であった。
更に翌日、7月24日、大雨で三俣山荘に待機していた時に2階の食堂で顔色が青ざめた体調不良の女性がおり、三俣山荘のスタッフが食事の種類を変えて対応していた。
しかし、その後、危険な状態に陥ったが幸いにも、運よく霧が晴れた中を飛んで来てくれた救急ヘリに三俣山荘のスタッフが女性を点滴しながら無事、ヘリの救援隊に引き渡し、5分もたたないうちにヘリは夕焼けの上空に飛んで行った。
*伊藤新道の詳細については下記のサイトを参照、願いします。
サイト名:『伊藤新道を歩く』
https://mitsumatasanso.com/itoshindo/
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