遥かなる黒岩山 大清水〜夫婦淵温泉

2015年08月28日(金) ~ 2015年08月29日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 32.8km
• 登り: 1,766m
• 下り: 1,832m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:49
• 休憩: 1:33
• 合計: 12:22

3:56 大清水
5:03 5:12 小淵沢田代入口
5:58 0:00 小淵沢田代登山口
7:06 0:00 奥鬼怒・小淵沢田代・大清水 分岐
8:22 0:00 赤安清水分岐
10:56 0:00 黒岩山分岐
11:22 12:08 黒岩山
13:22 13:54 小松原湿原水場
15:31 0:00 鬼怒沼山分岐
15:39 15:45 鬼怒沼山
16:18 宿泊地

2日目

• 山行: 3:52
• 休憩: 1:15
• 合計: 5:07

6:55 宿泊地
7:13 0:00 鬼怒沼南端ベンチ
8:29 0:00 オロオソロシの滝展望台
9:10 10:25 日光澤温泉
12:02 女夫渕温泉

8/27(前夜)
21:20 自宅発
23:13 川越着
23:30 高速バス乗車

8/28(1日目)
3:50 大清水 高速バス下車
3:56 登山開始
5:03 小淵沢方面分岐〜朝食〜5:12
5:58 登山道入口
7:06 鬼怒沼方面分岐
8:22 赤安清水分岐
9:18 休憩〜朝食2〜9:35
10:56 黒岩山分岐
11:22 黒岩山山頂〜昼寝〜12:08
12:32 黒岩山分岐
13:22 小松湿原水場〜昼食〜13:54
15:31 鬼怒沼山分岐
15:39 鬼怒沼山山頂〜15:45
15:50 鬼怒沼山分岐
16:18 鬼怒沼巡視小屋
41405

8/29(2日目)
6:55 登山開始
7:13 鬼怒沼湿原南端ベンチ
8:29 オロオソロシの滝展望台
8:52 湯沢峠方面分岐
9:10 日光澤温泉〜10:25
12:02 夫婦淵温泉跡駐車場
12:45 鬼怒川温泉駅行きバス乗車
14:23 鬼怒川温泉駅着
14:46 鬼怒川温泉駅発
16:07 新栃木駅発
16:51 南栗橋駅発
17:18 春日部発
17:31 七光台着
17:45 駐車場着

天候

28日 ほぼ曇り
29日 ほぼ雨 夜中から朝方まではかなり強い雨でした(T_T)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

関越交通
23:30川越発 - 翌3:50大清水着 3400円

日光市営バス
夫婦淵温泉跡地 - 鬼怒川温泉駅 1540円 約1h30m

その他周辺情報

日光澤温泉 日帰り500円 混浴露天のみ
http://www.nikkozawa.com/

写真

8/27 23:23

本日は夜行バスで登山口へ。
川越駅23:30発3400円。

8/28 4:05

数年ぶりに尾瀬に訪れました。

8/28 4:08

朝4時はまだまだ真っ暗！
大清水登山口を、最初から右へ折れます。
尾瀬スルーです！

8/28 4:24

害獣柵をくぐりながら真っ暗な砂利道をひたすら歩く。

8/28 5:03

分岐点に道案内は一切ありませんが、ここは左に折れます。

8/28 5:57

小淵沢登山口の柱は朽ち果てています。
山道に突入!

8/28 6:02

序盤が急登続きです。
ガレ場もあればドロドロの坂道もあります。

8/28 6:42

サラサラな小川にて顔を洗いリフレッシュ♪

8/28 7:03

まあ予報通りの白い朝です。

8/28 7:06

急登後のゆるい坂道を歩き続けて分岐点に到着。
左に行けば小淵沢湿原ですが、スルー。

8/28 7:13

チラチラ太陽が覗き始めました。

8/28 7:19

パーン！と突然広がる笹原！

8/28 7:21

案内板と施工完了の碑的な物があります。

8/28 7:30

大きな鉄塔がいくつかありますが、そのアンバランス感が逆に良い。

8/28 8:22

赤安清水の分岐点です。
どこまで下るのかわからなかったため寄らず。

8/28 8:48

ホント少しだけですが、南側の展望が開けているところあり。

8/28 9:07

倒木がかなり厄介でした。

8/28 9:15

時期的な理由か山域的な理由か、花はほとんど見かけず、キノコがやたらとありました!

8/28 9:19

連キノコ。

8/28 9:40

赤いキノコ。

8/28 9:40

苔と小キノコ。

8/28 9:44

白いキノコ。

8/28 9:58

群生キノコ。

8/28 9:22

植物改造エキス2を使ったかのようなイスで休憩です♪

8/28 10:56

やっとこ黒岩山の分岐点には到着。
ここから先は一応破線ルートです。

8/28 11:13

最後の方、藪漕ぎすごー！！

8/28 12:03

歩けば必ずたどり着くのだ!

8/28 12:09

360度のホワイトキャンバス♪
素敵な絶景を描いてきました♪

8/28 12:03

黒岩山の山頂には白い石が沢山。

8/28 12:40

道中、見かけたのはこの花だけ？だったような？

8/28 13:21

小松湿原の水場に到着！
長かった〜〜!

8/28 13:21

道からすぐ水場なのがとても嬉しい♪

8/28 13:26

キンキンに冷えてて美味しい水でした!
夜と翌日の分を充填し、出発。

8/28 14:04

水場から鬼怒沼山の間も倒木が凄いです。
コースタイム変わってきます!

8/28 14:45

初めて視界に入ってきた鬼怒沼山。

8/28 14:52

鬼怒沼山周辺はきれいに刈払いされていました。
関係者の皆様ありがとうございます!

8/28 15:51

ようやく鬼怒沼山山頂への分岐まで来ました!

8/28 15:40

あっという間の山頂。せまーー！

8/28 16:20

下ること30分、いきなり開けます!

8/28 16:20

物見山は結局行けず終い。残念なり。

8/28 16:22

鬼怒沼避難小屋に到着〜♪

8/28 16:26

初めての避難小屋貸し切り。
嬉しさ半分寂しさ半分ってとこですかね。

8/28 19:09

お湯を注ぐのみですが、たくさん食べます!
と思ったらお腹いっぱいになってしまい、リゾットは翌朝に。

8/28 19:11

久しぶりの寝袋。
おやすみなさーい♪

8/29 6:26

ど、ど、土砂降り〜＼(^o^)／

8/29 7:00

雨の湿原も、考えてみればなかなか来る機会がないので、いい経験と捉えましょう♪

8/29 7:08

木道と池塘のコラボは絵になります!

8/29 7:09

多少木々も生えているので楽しめました。

8/29 7:12

あっという間にまた樹林帯に入っていきます。

8/29 7:54

涸れた沢を下ります。

8/29 8:11

なかなかの高度感を味わう箇所も。

8/29 8:30

オロオソロシの滝も真っ白。
音だけは凄いんです!

8/29 8:51

吊橋から見る急流。
沢沿いに歩くようになったら目的地は近い。

8/29 9:01

建物が見えました!

8/29 9:04

根名草山への分岐は建物の目の前。

8/29 9:10

日光澤温泉に到着〜＼(^o^)／

8/29 9:11

完全貸し切りのお風呂を堪能します。

8/29 9:19

利用出来るのは露天の混浴二箇所。
白い湯はいい香りがしました♪

8/29 10:25

温泉の目の前が、大規模な工事中です。

8/29 10:27

雨の中お疲れ様!
おかげで登山者は安心して楽しめます。

8/29 10:27

法面(のりめん)工事というのか。

8/29 12:00

おかげで登山者はエライ苦労させられましたww
左から右へ、本来は黄色い点線を。
今回はその下の白い車道を歩く羽目に…

8/29 12:02

でもバスにはしっかり間に合いました♪

8/29 12:11

面白い施設、セルフ軽食♪

8/29 12:11

お湯から冷蔵庫から、レンジでチンまでいろいろ揃ってます。
カップ蕎麦とコーラを頂きました♪

8/29 14:23

バスにて鬼怒川温泉駅へ。

8/29 14:24

鉄道むすめの「鬼怒川みやびちゃん」だそうです♪
あちこちにいました。

8/29 14:40

短い時間ですが足湯でほっこり。

撮影機器：

NIKON 1 J1 NIKON CORPORATION

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

noster-o

今回の登山は、夜行バス利用のため、あまりにも悪天候でなければ決行を考えていました。
絶景を楽しむ内容でもなかったので、メインの初日がもってくれただけよかったです。

久しぶりの尾瀬は真っ暗も真っ暗！
同じバスに乗っていた方々からは、もう少し明るくなるまでここで待とう的な会話も聞こえてきたほどです。
しかし自分はカツカツスケジュールなのでスタート！

なんというかまあ、沼田街道を進まない登山者には何一つ情報をくれないんですね（笑）
尾瀬沼方面への案内板はたくさんありますが、小淵沢登山口への案内板はゼロ。
分岐点にすら何も書いてありませんでした。

登山口に着き、急登スタートではあるものの次第に傾斜は緩やかに。
そこまで苦労をせずとも分岐点までたどり着けました。
以前ここを下った時は、もっともっと永遠のような長い距離だった感覚だったのにな〜

赤安の清水では、どこまで下ればよいのかわからなく、枯れていることも多いらしく、
何しろまだ水分は十分に持っているために立ち寄りせず。
赤安山はてっきり登山道上にあるものと思っていたのに、実はちょこっと巻いていたので踏めず。

黒岩山の分岐まで来ました。
30分見ておけば登頂できると思います。
前半は特に問題なく進めますが、後半の急登に入ってからの固い藪が嫌でした(+_+)
岩場が出てきたらゴールです♪

絶景も見られず、地味な樹林帯登山ですが、やっとここの遠い黒岩山に來ることが出来た達成感で十分です♪

その後もずっと小刻みなアップダウンを続けながら、鬼怒沼山は楽っと登頂。
水場で昼食休憩をのんびりととりました。

ずーーーーーっと樹林帯を歩いてきたためか、突然開けた鬼怒沼にはびっくり！
そして目の前にある物見山へ行こうか行くまいか迷いました。
しかし今は眠気がひどいのでパス！
どうせ明日は雨でやめちゃうだろうな〜と考えながら避難小屋で夜を迎えます。

夜中に屋根を叩く水の音で目が覚めました！
豪雨です(T_T)予報通りと言えばそれまでなので、また深い眠りへ。

起きた時も強い雨が降っていたので物見山は中止。
時間を調整し日光澤温泉へ向かいました。

軽い硫黄臭のする心地よい露天風呂、雨に打たれながらここでもバスの時間調整。

バスは3時間に1本。次は12:45発。
ここからバス乗り場まで1時間45分。
コースタイムより気持ち早い足ながら、2時間かかると仮定して、
更に15分の猶予を考えて10:30に出発しました。

ここからが今回の山行の真骨頂ww
歩いているうちにいきなり道端の看板に「バス停まで2時間半」の文字！！
頭の中が「？？？？？？？？？？？？？？？」となった事は言うまでもありません。

どうやら、本当は左の登山道に入らなければならないところを直進してしまい、
思いっきり車道を歩いてきてしまっていたのです。

ミスの要素を羅列します。

・要因その1 地図を見なかった。
土砂降りだった事と、どうせあとは迷わないだろうとの思い込みです。

・要因その2 人の話を鵜呑みにしてしまった。
どうせあとは迷わないだろうと思いつつも心配だったので、工事現場のおっさん、
しかも別のところで2人に道を聞いたところ「このまままっすぐだよ」との回答。
そうです、この二人は工事の車でまっすぐ来ているので、左折する登山道など存在も知らないのです。

・要因その3 案内板が外されていた？
八丁の湯送迎バスの運ちゃんに聞いたのですが、工事に伴い一時的に登山道入り口の看板が外されている？わかりにくい場所に移されている？そうです。

11:00の時点で「残り2時間半」の看板だったものですから、それはもう大焦りです！
今までの登山人生の中でもピークと言っていいほどの速さで歩き続けました！
しばらくすると向かいから八丁の湯送迎バスが来たので、おおよその時間を確認し、
なんとか間に合いそうだと判明。

予定通り間に合う時間にバス停に到着し、最後の最後でぐったりとしてしまいました。

地図はきちんと見ましょう！！

コメント

satomi-

しっとり山歩き
お疲れ様でした！
確かに、出発地は同じでもかぶりませんね！
藪漕ぎ倒木等々すげー、の、ホワイトキャンバスに絶景を私も描きます・・・。
雨の中の山歩きからの温泉でほっこり、セルフ軽食??
今回も面白いレコですね。次のレコでは青空を祈っております。

fe_el

いい♪
マニアックないいルートですねー^^
夫婦淵から奥鬼怒沼までは行ったことがあるのですが、それから先の尾瀬方面は行きたくても戻れなくなるので・・・と思っていたら公共の交通機関を使う手がありましたね！さすが♪

雨予報でも負けず、ぷぷぷ(≧∇≦)
奥鬼怒沼非難小屋、窓がなくて怖い・・と思っていたけどこのレコ見たら行きたくなりました。

日光澤温泉もいいなー♪泉質が違うのも嬉しいし、あのレトロ感たっぷりの建物が好きです。柴犬ちゃんたちいませんでしたか？(●＾▽＾●)
途中で温泉があると贅沢な気分になれますよね。

おつかれさまでした。

noster-o

＞satomo-さん
レコを見たときは驚いたよ〜〜！！
真っ先に時間を確認しました。もしかして同じバスに！？
乗ってたのに気付かずスルー！？！？と焦りましたがバスは別だったようで。

スタート地点からはみ出し者の様にずれていってしまったので、
同じ尾瀬でもまるで違った山域ですね（＾−＾）

今回の藪漕ぎはそこまででもなかったですが、倒木はちと勘弁！って感じです！
くぐるのはキツイ！

腹ペコペコでバス停にたどり着いたので(まあ食料は余ってましたが)、
せっかくのセルフ軽食を堪能しました♪嬉しい設備ですよね♪

noster-o

＞FEELさん
FEELさんの「いい♪」は、脳内でちょっとヘンな方向で再生されていますｗｗｗ

マニアックでいいでしょｗ
なんか、ある時期公共交通機関での縦走調べに目覚めた時があって(なんだそれｗ)、
大清水着が3:50と素晴らしいものを発見した時にぼんやりと描いていたコースです。
黒岩&鬼怒沼にあてがって利用しました。
夫婦淵からだとどうしても長い距離をピストンになっちゃうんでね〜、
なんとかならないか試行錯誤した結果です♪

避難小屋の暗さは噂どおりでしたｗ
ドアを閉めると、光が入ってくる面積の狭いこと狭いことｗ真っ暗闇！
寝袋に入ってから出るまで、かなりの雨音に精神的にズタボロになりましたが、
なんとか生きて生還しました〜。

日光澤後に汗をかきたくないがために、超！余裕をもって出たのですが、
道を間違えて大汗かきました…。