ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 708074
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳〜北沢峠基点1泊2日

2015年08月21日(金) ~ 2015年08月22日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
40:00
距離
16.1km
登り
2,251m
下り
2,220m

コースタイム

1日目
山行
7:36
休憩
0:49
合計
8:25
9:02
0:00
82
10:24
0:00
30
10:54
0:00
56
8合目付近
11:50
12:30
20
甲斐駒ケ岳山頂
12:50
0:00
88
摩利支天分岐(道迷いで退却)
14:18
0:00
42
駒津峰
15:00
15:09
61
双児山
16:10
0:00
15
北沢峠
16:25
長衛小屋テント場
2日目
山行
5:38
休憩
0:32
合計
6:10
5:40
70
長衛小屋テント場
6:50
7:03
40
大滝ノ頭(5合目)
7:43
0:00
58
小仙丈ケ岳
8:41
8:55
38
仙丈ケ岳山頂
9:33
0:00
11
丹溪新道との分岐
9:44
0:00
97
馬ノ背ヒュッテ
11:21
11:26
11
大平山荘
11:37
0:00
13
北沢峠
11:50
長衛小屋テント場
天候 曇り(山頂付近は小雨時々曇り)
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊那ICより仙流荘Pへ。
金曜日のAM4:00に仙流荘駐車場着で駐車スペースは3〜4割程の埋まり具合。
(駐車場は350台駐車可能、無料)
仙流荘よりバスで北沢峠へ。
バス代:仙流荘→北沢峠 \1340(荷物代込み)
コース状況/
危険箇所等
登山届ポストは仙流荘バス停留所付近にあります。
甲斐駒ケ岳:8合目付近から直登コースと巻き道コースに分かれます。
      直登コースは三点支持で慎重に登れば大丈夫かと。
      程よい緊張感で岩登りを楽しめるコースです。
      ※下りでの直登コースはおすすめできないです。
仙丈ケ岳:山頂付近は砂礫のため滑りやすいので注意してください。
その他周辺情報 登山後のお風呂:みはらしの湯 \600 10:00〜21:30
道の駅 南アルプスむら長谷:人気のミニクロワッサン、甘みたっぷりでおいしかった
              です。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
1日目〜甲斐駒ケ岳へ
長衛小屋前の登山口
1日目〜甲斐駒ケ岳へ
長衛小屋前の登山口
パンケーキみたいなベニテングダケ。ケーキカットされてますね。
1
パンケーキみたいなベニテングダケ。ケーキカットされてますね。
しばらく緩やかな道が続く
しばらく緩やかな道が続く
仙水峠手前は積み重なる岩の麓歩き。
1
仙水峠手前は積み重なる岩の麓歩き。
仙水峠到着
駒津峰までの道
行く手はガスに包まれてます。う〜ん残念。
行く手はガスに包まれてます。う〜ん残念。
ミヤマコゴメグサ
1
ミヤマコゴメグサ
トウヤクリンドウ
1
トウヤクリンドウ
直登コースと巻き道コースの分岐。直登コースへ〜
1
直登コースと巻き道コースの分岐。直登コースへ〜
男性のグループが楽々と登っていく。楽しいコースだけど、ちょっとビビる私。
(実は高所恐怖症)
1
男性のグループが楽々と登っていく。楽しいコースだけど、ちょっとビビる私。
(実は高所恐怖症)
甲斐駒ケ岳山頂!
ガッスガスです^_^;
1
甲斐駒ケ岳山頂!
ガッスガスです^_^;
摩利支天への分岐。
途中で道が不明瞭になり撤退。
摩利支天への分岐。
途中で道が不明瞭になり撤退。
振り返り、甲斐駒を見上げる。ちょっと顔を見せてくれたね。
1
振り返り、甲斐駒を見上げる。ちょっと顔を見せてくれたね。
微妙なバランスで突き出てますね〜
微妙なバランスで突き出てますね〜
ヤマハハコ〜ころころしたかわいいヤツです
ヤマハハコ〜ころころしたかわいいヤツです
双児山を過ぎ北沢峠まではつづら折れの道。道は単調だけど、きのこの宝庫です。
双児山を過ぎ北沢峠まではつづら折れの道。道は単調だけど、きのこの宝庫です。
おしゃれな帽子です♪
おしゃれな帽子です♪
そしてまたもや、ベニテングダケ!インパクトあるなぁ
1
そしてまたもや、ベニテングダケ!インパクトあるなぁ
ふんだんにプリーツをあしらってます♪
ふんだんにプリーツをあしらってます♪
長衛小屋テント場に到着。平日なのに賑わってます。
長衛小屋テント場に到着。平日なのに賑わってます。
2日目〜仙丈ケ岳へ
長衛小屋テント場から大滝ノ頭までの道。尾根筋で吹きわたる風が心地よい道です。
2日目〜仙丈ケ岳へ
長衛小屋テント場から大滝ノ頭までの道。尾根筋で吹きわたる風が心地よい道です。
大滝ノ頭を少し登ったあたりで
甲斐駒ケ岳が姿を現しました!
1
大滝ノ頭を少し登ったあたりで
甲斐駒ケ岳が姿を現しました!
森林限界に入り仙丈ケ岳を見上げる。本日もガスが濃く立ち込める。う〜ん残念。
森林限界に入り仙丈ケ岳を見上げる。本日もガスが濃く立ち込める。う〜ん残念。
振り返るとなんとなく甲斐駒・鋸岳のシルエットが
振り返るとなんとなく甲斐駒・鋸岳のシルエットが
仙丈ケ岳山頂!
そして本日もガッスガス^_^;
1
仙丈ケ岳山頂!
そして本日もガッスガス^_^;
咲き終わってもなお風情あるチングルマの果穂。
咲き終わってもなお風情あるチングルマの果穂。
水滴の花びらをまとってます。きれい・・・♪
水滴の花びらをまとってます。きれい・・・♪
丹渓新道との分岐。薮沢・北沢方面へ
丹渓新道との分岐。薮沢・北沢方面へ
馬ノ背ヒュッテ付近はマルバダケブキが群生。
馬ノ背ヒュッテ付近はマルバダケブキが群生。
ウサウサギク。
トリカブト〜妖艶な藍色です♪
トリカブト〜妖艶な藍色です♪
バイケソウ
薮沢重幸新道・大平山荘方面へ
薮沢重幸新道・大平山荘方面へ
薮沢重幸新道は沢沿いの気持ちよい道です。
薮沢重幸新道は沢沿いの気持ちよい道です。
高度を下げると夏の青空が。



1
高度を下げると夏の青空が。



シナノオトギリ。
1
シナノオトギリ。
薮沢大滝。
なかなか見事な滝でした!
薮沢大滝。
なかなか見事な滝でした!
花畑の沢沿い下り♪
花畑の沢沿い下り♪
海を渡る蝶「アサギマダラ」がお花畑に舞ってます。
1
海を渡る蝶「アサギマダラ」がお花畑に舞ってます。
大平山荘に到着。ここから北沢峠に登り返す。
大平山荘に到着。ここから北沢峠に登り返す。
我が家に到着。
ただいま戻りました。
そして素早く撤収。
1
我が家に到着。
ただいま戻りました。
そして素早く撤収。

感想

【1日目〜甲斐駒ケ岳】
少しでも混雑を避けようとお盆休みをずらしての山登り。
テント場泊で甲斐駒・仙丈を登りました。

今回、テントを担ぐのは北沢峠バス停からテント場までの10分足らず。
〜なんたる楽ちん♪
普段はパッキングの軽量化に頭を悩ますけど、
今回はビールに缶詰と躊躇なくザックに入れちゃいます・・・重っ(^_^;)

仙流荘AM6時発のバスに乗り、長衛小屋のテント場にAM7時過ぎに到着。
テント場は広々としていて土地もほぼ平、いい感じだ。
平日でもなかなかの賑わいです。
好立地を発見し素早く土地確保。
「我が家」を設営した後、いよいよ甲斐駒登山開始ですヽ(^。^)ノ

お天気はいまひとつで、雨こそ降ってないけど目的の山達は雲の中。
あぁ、顔を出してくれないかなぁ。
仙水峠手前のガレ場まではなだらかな登り、登山道はキノコの宝庫でした。
ベニテングダケまみれ♪
最近「ベニテングダケの話(山と渓谷社)」という本を読んで、
今までなにげに見ていたけど、今回はじっくり観察しようと心に決めていた。
しゃがみこんでのガン見・・・。
見れば見るほど肉厚で美味しそう(基本食べてはいけません)
ふかふかと肉厚のきのこを見るとパンケーキを思い出してやたら食べたくなる。
そんなこんなで、出だしから寄り道しまくります。
あたりはガスが立ち込めていて展望ゼロ。
キノコ・草花観察を楽みつつ、ひたすら登る。

駒津峰を過ぎたあたりから心拍がやたら上がり、頭がクラクラしてきた。
高山病の気配が・・・うっ。
何度も休憩しもって深呼吸するも、再び登り始めると心臓はバクバク。
動悸、息切れ、めまい・・・こんな時「救心」は効くのかなぁと
バカなことを考えてしまう。

体調はあまり改善しないが、8合目で予定通り急登コースへ。
無心で足場を模索しながらの岩登り。
しんどいけど、息は切れるけど・・・岩登りが楽し過ぎる♪
天気がよければ景色がひらけて高度感がプラスされ
ちょっと怖いかもしれない。

急登コースを経てやっと山頂に到着!
時間も遅かったので山頂は人もまばら。
そして、展望はゼロです。
う〜む残念(-_-;)

小雨で気温も低かったので手早く昼食を食べて、下山開始。
〜さよなら甲斐駒、また来るよ。(;_;)/~~~

摩利支天に寄ろうと向かうも、途中の分岐でどちらに
行っても踏み跡がなくなる。
ガスも濃く15m先が見えない状態だったので、摩利支天行きは
断念して巻き道コースに戻る。
六方石付近で、山頂を私より先に出発した単独行の方が下りてこられた。
聞けば、摩利支天で道が不明瞭になり後から来た5人グループの方と協力して
道を探すも見つからず、随分迷って危うく遭難しかけたとおっしゃってた。
ガスが濃い時は注意が必要なようです。

双児山から北沢峠までの道は単調なつづら折りが続く。
つまらない。(-_-)
キノコ観察と称して寄り道をしながら、北沢峠に無事下山。

テント場の「我が家」の庭で休憩していると、お隣の
お宅(テント)のご夫婦が本日仙丈ケ岳に登られたらしく、
お話を聞かせてもらう。
仙丈もガスっていて展望ゼロだった様子。
しかし、ガスった時のお楽しみである「ライチョウ」に
遭遇したと喜んでおられた。
楽しそうに話される様子にこちらも笑みがこぼれる。
ライチョウにも会いたいけど、明日は晴れてほしいなぁ〜。

【1日目〜仙丈ケ岳】
AM4時頃から行動し始める人の気配で目覚めるも、
寝袋でダラダラまどろむ。
5時出発を予定していたのに、結局5時40分出発に
なってしまった・・・だらだらしすぎちゃっなぁ。

今日も天気はいまひとつ。
しかし、尾根筋はひんやりした風が吹きぬけて心地よい。
大滝ノ頭を過ぎたあたりから展望が開けてきて
甲斐駒ケ岳が姿を現したー!
猛々しい山容にひととき見惚れてしまう。
なんたる、男前な山\(◎o◎)/。
今度は快晴の甲斐駒ケ岳に登るぞ〜!と闘士がみなぎります。

森林限界を超え、尾根筋をたくさんの登山者が登っていくのが見える。
登山道は渋滞こそしないけれど、たくさんの人が行き交います。
人気の山なのですね。

本日は動悸やめまいもなく足取り軽やか!
2日目で高度順応できたのかもしれない。
砂礫の登山道を慎重に登り山頂到着。
もちろん展望はありません(T_T)
なだらかな山頂への道は快晴なら感動も
ひとしおだっただろうなぁ。あぁ・・・なんたる。

しかし「アルプスの女王」仙丈ケ岳はお花の山。
天候が悪ければお花で楽しもう!!
下山は馬ノ背ヒュッテから薮沢重幸新道へ。
沢沿いの登山道は秋の気配を感じさせつつ、お花畑でした♪
高度を下げると青空が広がっており、とても気持ちがよい。

どなたかのコメントで薮沢はなだらかな道だから登りに
選んだという感想を読んだ気がする。
しかし私的には結構な勾配があるような気がしました。
あっ、でも花々がしんどい登りを癒してくれると思います。

大平山荘に到着してそこから北沢峠に登り返します。
この最後の登り返しはなかなか足に堪えました。

13時のバスに間に合いそうなので、
休憩もそこそこにテントを撤収。

〜またね、南アルプス。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:328人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら