甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳〜北沢峠基点1泊2日
- GPS
- 40:00
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 2,251m
- 下り
- 2,220m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 8:25
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:10
天候 | 曇り(山頂付近は小雨時々曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金曜日のAM4:00に仙流荘駐車場着で駐車スペースは3〜4割程の埋まり具合。 (駐車場は350台駐車可能、無料) 仙流荘よりバスで北沢峠へ。 バス代:仙流荘→北沢峠 \1340(荷物代込み) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届ポストは仙流荘バス停留所付近にあります。 甲斐駒ケ岳:8合目付近から直登コースと巻き道コースに分かれます。 直登コースは三点支持で慎重に登れば大丈夫かと。 程よい緊張感で岩登りを楽しめるコースです。 ※下りでの直登コースはおすすめできないです。 仙丈ケ岳:山頂付近は砂礫のため滑りやすいので注意してください。 |
その他周辺情報 | 登山後のお風呂:みはらしの湯 \600 10:00〜21:30 道の駅 南アルプスむら長谷:人気のミニクロワッサン、甘みたっぷりでおいしかった です。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
【1日目〜甲斐駒ケ岳】
少しでも混雑を避けようとお盆休みをずらしての山登り。
テント場泊で甲斐駒・仙丈を登りました。
今回、テントを担ぐのは北沢峠バス停からテント場までの10分足らず。
〜なんたる楽ちん♪
普段はパッキングの軽量化に頭を悩ますけど、
今回はビールに缶詰と躊躇なくザックに入れちゃいます・・・重っ(^_^;)
仙流荘AM6時発のバスに乗り、長衛小屋のテント場にAM7時過ぎに到着。
テント場は広々としていて土地もほぼ平、いい感じだ。
平日でもなかなかの賑わいです。
好立地を発見し素早く土地確保。
「我が家」を設営した後、いよいよ甲斐駒登山開始ですヽ(^。^)ノ
お天気はいまひとつで、雨こそ降ってないけど目的の山達は雲の中。
あぁ、顔を出してくれないかなぁ。
仙水峠手前のガレ場まではなだらかな登り、登山道はキノコの宝庫でした。
ベニテングダケまみれ♪
最近「ベニテングダケの話(山と渓谷社)」という本を読んで、
今までなにげに見ていたけど、今回はじっくり観察しようと心に決めていた。
しゃがみこんでのガン見・・・。
見れば見るほど肉厚で美味しそう(基本食べてはいけません)
ふかふかと肉厚のきのこを見るとパンケーキを思い出してやたら食べたくなる。
そんなこんなで、出だしから寄り道しまくります。
あたりはガスが立ち込めていて展望ゼロ。
キノコ・草花観察を楽みつつ、ひたすら登る。
駒津峰を過ぎたあたりから心拍がやたら上がり、頭がクラクラしてきた。
高山病の気配が・・・うっ。
何度も休憩しもって深呼吸するも、再び登り始めると心臓はバクバク。
動悸、息切れ、めまい・・・こんな時「救心」は効くのかなぁと
バカなことを考えてしまう。
体調はあまり改善しないが、8合目で予定通り急登コースへ。
無心で足場を模索しながらの岩登り。
しんどいけど、息は切れるけど・・・岩登りが楽し過ぎる♪
天気がよければ景色がひらけて高度感がプラスされ
ちょっと怖いかもしれない。
急登コースを経てやっと山頂に到着!
時間も遅かったので山頂は人もまばら。
そして、展望はゼロです。
う〜む残念(-_-;)
小雨で気温も低かったので手早く昼食を食べて、下山開始。
〜さよなら甲斐駒、また来るよ。(;_;)/~~~
摩利支天に寄ろうと向かうも、途中の分岐でどちらに
行っても踏み跡がなくなる。
ガスも濃く15m先が見えない状態だったので、摩利支天行きは
断念して巻き道コースに戻る。
六方石付近で、山頂を私より先に出発した単独行の方が下りてこられた。
聞けば、摩利支天で道が不明瞭になり後から来た5人グループの方と協力して
道を探すも見つからず、随分迷って危うく遭難しかけたとおっしゃってた。
ガスが濃い時は注意が必要なようです。
双児山から北沢峠までの道は単調なつづら折りが続く。
つまらない。(-_-)
キノコ観察と称して寄り道をしながら、北沢峠に無事下山。
テント場の「我が家」の庭で休憩していると、お隣の
お宅(テント)のご夫婦が本日仙丈ケ岳に登られたらしく、
お話を聞かせてもらう。
仙丈もガスっていて展望ゼロだった様子。
しかし、ガスった時のお楽しみである「ライチョウ」に
遭遇したと喜んでおられた。
楽しそうに話される様子にこちらも笑みがこぼれる。
ライチョウにも会いたいけど、明日は晴れてほしいなぁ〜。
【1日目〜仙丈ケ岳】
AM4時頃から行動し始める人の気配で目覚めるも、
寝袋でダラダラまどろむ。
5時出発を予定していたのに、結局5時40分出発に
なってしまった・・・だらだらしすぎちゃっなぁ。
今日も天気はいまひとつ。
しかし、尾根筋はひんやりした風が吹きぬけて心地よい。
大滝ノ頭を過ぎたあたりから展望が開けてきて
甲斐駒ケ岳が姿を現したー!
猛々しい山容にひととき見惚れてしまう。
なんたる、男前な山\(◎o◎)/。
今度は快晴の甲斐駒ケ岳に登るぞ〜!と闘士がみなぎります。
森林限界を超え、尾根筋をたくさんの登山者が登っていくのが見える。
登山道は渋滞こそしないけれど、たくさんの人が行き交います。
人気の山なのですね。
本日は動悸やめまいもなく足取り軽やか!
2日目で高度順応できたのかもしれない。
砂礫の登山道を慎重に登り山頂到着。
もちろん展望はありません(T_T)
なだらかな山頂への道は快晴なら感動も
ひとしおだっただろうなぁ。あぁ・・・なんたる。
しかし「アルプスの女王」仙丈ケ岳はお花の山。
天候が悪ければお花で楽しもう!!
下山は馬ノ背ヒュッテから薮沢重幸新道へ。
沢沿いの登山道は秋の気配を感じさせつつ、お花畑でした♪
高度を下げると青空が広がっており、とても気持ちがよい。
どなたかのコメントで薮沢はなだらかな道だから登りに
選んだという感想を読んだ気がする。
しかし私的には結構な勾配があるような気がしました。
あっ、でも花々がしんどい登りを癒してくれると思います。
大平山荘に到着してそこから北沢峠に登り返します。
この最後の登り返しはなかなか足に堪えました。
13時のバスに間に合いそうなので、
休憩もそこそこにテントを撤収。
〜またね、南アルプス。
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