武奈ヶ岳 ガリバー青少年旅行村から
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 866m
- 下り
- 852m
コースタイム
天候 | 朝方小雨のち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://www.gullivervillage.jp/access/ 自家用車の場合、登山口からすこし下の登山者用駐車場に駐車して協力金400円必要です(多分1台400円)。 自分は施設で行われる催事に関連したキャンプ場利用者でもあったので普通に登山口近くの駐車場に停めました(というか早朝だとフリーパス状態です)。 ちなみに入村料は一人400円です。 持ち込みテントサイトの利用は1サイト1張り1泊2000円です。 その他の施設利用料は下記です。 http://www.gullivervillage.jp/hotel/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山者カードと登山届のボックスがあります。 登山口〜魚止滝〜障子滝〜大擂鉢 しばらくは遊歩道です。魚止滝、障子滝、屏風ヶ滝あたりににどくろマーク(死亡事故多発)のある看板がでてくるところから山道になります。道なりに行くと魚止滝方面の分岐がありますので右折して向かいます(初心者向きではない旨の警告看板が何度も出来てきます)。 沢に降り立つと渡渉です。その後に魚止滝があります。 魚止滝を過ぎてからは鎖場、へつりのロープ設置個所、黄色いアンカー打ち込み個所、新旧2本の鎖がぶら下がっている鎖場、と順番にこなして障子滝を眺める個所に到着です。 へつりの鎖場をこなした後、水面近くに降り岩か倒木(自分は倒木利用)を利用して向こう岸(右岸)に渡り、ロープを掴んで岩をよじ登ります(ロープの左にぶら下がっている鎖は使用不能と思います)。 ロープと黄色いアンカーの助けで岩を登り、梯子を登れば障子滝の核心部は終了しますがその後に急登があり、登りきれば本道に合流します(下り禁止の看板があるところ)。合流点は2011年に崩れた崩壊地点の近くなので通せんぼロープをまたいでそのまま本道を行きます。 しばらく行ったら大擂鉢に到着します。渡渉して左岸に渡ります(渡渉しない場合は屏風滝、貴船滝方面です)。 大擂鉢〜七編返し滝連絡路分岐〜七編返し滝〜八雲が原 大擂鉢渡渉後にしばらく登るとオウギ谷に出るのでしばらく沢を遡るように歩き進行方向右(左岸)の高巻道に出ます。しばらく行くと対岸に渡渉です。渡渉後に少し登ると七編返し滝連絡路分岐があるので左折して向かいます。トラバースするようにして谷へ降りたつと沢沿いの道になります。 ヤマレコでよく報告されている腐りかけた木の橋はレスキューポイント八淵の滝4の表示がある標識のある個所です。直進する踏み跡がありますがそこで右に向きを変えて橋を見つけます。その後にこれもよく報告されている壊れて使用不能な木のハシゴがあります。 道はやがて沢を離れ樹林帯の急登になります(途中、トラロープの設置されている尾根道と谷を源頭へ登るような道の二通りがある個所あり)。登り切れば八雲ヶ原に出ます。 八雲ヶ原〜レスキューポイント比良3〜パノラマコース分岐〜コヤマノ分岐〜武奈ヶ岳 八雲ヶ原に出たら右折します。正面に池が見えます。近道をしたい場合は池の少し手前で右に折れる道へ行きます。 旧スキー場のゲレンデを直登しますが恐らくゲレンデトップだった個所がレスキューポイント比良3でそこから山道に突入です。そこからは普通に行けば(標識従っていけば)武奈ヶ岳山頂に至りま 武奈ヶ岳〜コヤマノ分岐〜イブルキのコバ〜広谷〜大擂鉢〜登山口 下山はオーソドックスなコースです。迷いやすそうなポイントのみ列挙します。 ・イブルキのコバへ至る直前は沢になっていますが左岸ー右岸ー左岸の順です(踏み跡のないところは自然に歩きやすいところを降りているとそうなります)。 ・広谷へ降りる所も沢沿いを自然に降ります。 ・広谷から先は一旦だらだらと登った後、降りになります。長い区間標識がなかったりしますので登山道を降りているのか自然の沢上地形を降りているのかわからなくなったりするかもです。注意していないと見落とす左折地点があります(直進する踏み跡があって紛らわしい)。 ・往路の時にも書きましたが大擂鉢に至る直前のオウギ谷は自然に沢を降る形なので判りにくいかもです。 |
その他周辺情報 | ガリバーハウス内にコインシャワー(100円で4分お湯が出ます)があります。 |
写真
装備
備考 | 感想編でも触れますが行動食をジップロック袋に入れ、ポケットに突っこんでいたら落として回収不能になりました。気をつけようと思います。 鎖や金属製のハシゴが濡れている場合、素手だと怖いと思いました。手袋はゴムのいぼいぼがついた軍手を愛用していますがこれも役不足の感じがしますので研究の余地がありそうです。 |
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感想
毎年、夏の終わりにガリバー青少年旅行村で開催される某キャンプに参加しております。せっかくなので山歩きを絡めるようにしています。
2011年は大擂鉢まで散歩。
2012年は武奈ヶ岳目指して深夜に出発するもオウギ谷の渡渉個所を見落として直進して道迷い、おまけに腹痛の体調不良で撤退。
2013年は悪天候で断念。
2014年にオーソドックスなコースでようやく武奈ヶ岳へ届く。
今年は是非とも八淵の滝コースを攻略しようと思っていましたが、結果的には小擂鉢、屏風ヶ滝、貴船滝、の区間をパスしました。以下、印象に残ったことや記録しておきたいことなどです。
・全般的なことですが「地味にコースが判りにくい」という感じがあります。この山へ向かう時は「きょろきょろする」のがコツかなあ、と思いました。
・魚止滝へ向かう最初の渡渉個所で少し迷いました。
・障子滝の水面近くへ降りようとする鎖使用時に、ポケットに入れておいた行動食を水面に落として流してしまいました。これは「今日の危険コースはここまでにしておきなさい」というサインと解釈して屏風ヶ滝、貴船滝を迂回することにしました。障子滝の危険個所をクリアした時点でヘロヘロになっていたので現実的な判断でもあったと思います。
・今回自分が歩いたコースで最初の2つの滝を省けばオーソドックスな往復に比べて変化があってしかもそれほど危険ではない面白いコースになると思いました。
・翌日朝、某キャンプ参加者5名を大擂鉢に案内しました。単独行派の自分は普段こういうことはしないのですが気が付いたらどういうわけか気軽に引き受けていました。
大擂鉢到着時になんとなく気付き、復路で明らかになったのですが5名の中に自分をはるかに凌ぐ登山経験者がおられたのでうまく案内できたのだと思います(初心者の方の荷物を引き受けたりしてサポートしていただきました)。
往復で1時間半かかりました。他の人を案内する場合で大擂鉢でゆっくりしたい場合はもう少し時間の余裕を見るべきかもしれません。
・来年、条件が良ければ行きそびれたコースへ行きたいと思います。
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