記録ID: 7086519
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ハイキング
中国山地西部
広島県最高峰 恐羅漢山(1346.2)に登る(台所原経由)
2024年07月27日(土) [日帰り]
kariogaryu
その他2人
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
恐羅漢山(1346.)に登る 日時:2024.07.27(土) 天気:曇り コース: (上り)牛小屋高原大駐車場〜夏焼峠〜台所原分岐〜古い林道跡〜台所原(〜キレンゲショウマ群生地へ往復,早すぎてまだ咲いておらず,最盛期は8月中旬頃)〜恐羅漢山 (下り)恐羅漢山〜立山分岐〜スキー場〜牛小屋高原大駐車場 メンバー:とある会の7月例会(男性のみ3名) とある会の7月例会。メンバーは同じ顔ぶれの高齢の3名のみ。いつもながら自分が足を引っ張るのだが、今回は台所原から恐羅漢山までの上り,とくに後半部分の上りが思っていた以上にきつくバテ状態を繰り返し今まで以上に迷惑をかけてしまい今後の山行に自信を失ってしまった。 改めて今回のコースを振り返ってみると出発点の牛小屋高原の大駐車場から夏焼峠までは部分的には短い急登があるものの、右手下に恐羅漢山にしては珍しい狭い湿原が現れると5分足らずで夏焼峠(峠をわずかばかり直進すると砥石郷山の登山口)。 この峠から左(西)に折れて10数分上ると右手に1131.7mのピークが現れる(ピークに達する踏み跡はない)。その後、緩い鞍部をいくつか越し少しばかり上ると古い林道への分岐。 これをそのまま直進すると恐羅漢山に向かうが、台所原(キレンゲショウマの群生地入口)へは右に折れて斜面を下る。結構、急ではあるが途中「台所原40分」の標識に出くわす。恐羅漢山への分岐より10分余り下ると古くて狭いかつての林道跡に出た。ほぼ平坦な古い林道跡を草木を分けながら45分ばかり歩くと聖湖(ひじりこ)からの幅の広い林道と合流(手前に明るい広場あり)。ここで左(南西)の折れて狭い山道を台所原に向かって緩やかに登る(分岐の案内標識には5分とあるが、間違いで10分近くかかる。この標識を見るたびごとに訂正すべきだと思うが)。 分岐(あるいは合流点)から山の中の狭い道を10分近く上ると最低鞍部の台所原に達した。ところがここからキレンゲショウマの群生地である亀井谷への踏み跡がさっぱり見つからない。たしかこの最低鞍部から恐羅漢山方面に少しばかり上がった地点から笹藪の中に入ったような気がした(踏み跡はわずかながら残っていたが)。今回は3人が手分けして踏み跡を探しまくったが、それらしき踏み跡は見つからず。(単独では入らないこと、踏み跡が見つからず下手をすると急斜を滑落して身動きが出来なくなり遭難死することもある。実際1年くらい前、単独で入って遭難し命を失った登山者もいる)。 今回は3人で手分けして踏み跡を探しまくり、やっとの思いでかろうじて見つかったが、一人の場合は危険そのもので絶対に控えるべきではないだろうか。なんとか亀井谷まで降りることが出来たが、キレンゲショウマはまだ咲いていなかった。 亀井谷から縦走路までは始めのうちは梯子やロープを使いながら上がったが、これらがなくなると笹の中の藪漕ぎが始まる。踏み跡は相変わらず見つからなかったが、下りと違って高い所を狙って登ったので何とか縦走路まで出くわすことが出来た。そのうちキレンゲショウマが咲き始めると踏み跡も整備されるのではないかと思われるが、ともあれ現在一人で出かけるのはまさに自殺行為である。 やっとの思いでどうにか一般登山道に出ることが出来た。その後は恐羅漢山の山頂を目指して登る。始めのうちは緩くてきつくもなかったが、だんだん登るうちにきつくなる。目の前には視野を閉ざすような大きなピークが迫ってくる。もう少しと思いながら登るが登っても登っても目の前の樹林帯の中の大きなピークに近づかない。30分ごとに休み時間を設けるものの体がついて行かない。以前、登ったことのある登山道だがこれほどまで苦しんだことはなかった。結局、亀井谷への下降路であった台所原から恐羅漢山山頂手前のスキー場からの登山道に合流したのは1時間近くかかったが、休憩時間はあわせて15分も とっていた。合流点からわずか2分ばかりで恐羅漢の頂上に到達(16:36)。我々以外、登山者のいない山頂に10分ばかり滞在して下山開始(16:45)。1分ばかりで登ってきた道と出会い、さらに5分ばかり下るとスキー場への分岐に出くわした。この分岐から右に折れて樹林帯の中の登山道を下る。始めは歩きにくいが25分余りでスキー場の最上部に出、眼下にはスキー場のみならず出発点の牛小屋高原の大駐車も俯瞰できた。その後、スキー場の左手脇を下って出発点に戻った。 (参考タイム) (上り) 牛小屋高原大駐車場(0.35)夏焼峠(0.21)古い林道への下降点(分岐)(0.45)中ノ甲林道との合流点(林道終点)(0.10)台所原(0.55)恐羅漢山山頂手前の合流点(0.02)恐羅漢山山頂 計3時間(ただし台所原から亀井谷への往復は含まず,含めると往復30分はかかる?) (下り) 恐羅漢山(0.01)台所原分岐(0.05)スキー場への分岐(0.25)スキー場最上部(0.12)リフト最上部(0.15)牛小屋高原大駐車場 計約1時間 |
装備
備考 | 台所原からキレンゲショウマの群生地(最盛期は8月中旬前後)である 亀井谷までは背より高いブッシュをかき分けながら下るが、踏み跡不明で 現在地が読めない。ルートが整備されていなかったら単独では入らないこと(実際、昨年単独で入り遭難している)。 |
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