【白山三山＋釈迦岳縦走周回】第2回加トフェスツアー

2024年07月27日(土) ~ 2024年07月28日(日)

• GPS: 35:41
• 距離: 32.7km
• 登り: 3,017m
• 下り: 3,029m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:35
• 休憩: 3:30
• 合計: 13:05

距離 13.9km 登り 1,859m 下り 632m

4:46 スタート地点
5:16 猿壁登山口
6:31 6:39 水飲場（別山市ノ瀬道）
7:30 7:40 白山展望所
9:13 9:32 チブリ尾根避難小屋
11:16 12:01 御舎利山
12:13 12:28 別山
12:46 12:47 御舎利山
14:11 天池
14:23 14:26 油坂ノ頭
15:15 赤谷渡渉点
15:34 南竜ヶ馬場野営場
15:43 16:51 南竜山荘
17:02 17:43 南竜ヶ馬場野営場
17:51 南竜山荘

2日目

• 山行: 10:34
• 休憩: 2:13
• 合計: 12:47

距離 18.5km 登り 1,149m 下り 2,396m

3:40 南竜ヶ馬場野営場
4:32 4:48 アルプス展望台
5:24 5:26 平瀬道・展望歩道分岐
5:43 6:32 白山室堂
6:35 室堂平北分岐
7:05 7:06 白山
7:25 7:26 室堂平北分岐
7:39 7:41 白山室堂
7:46 室堂平北分岐
8:17 8:18 山頂池めぐりコース分岐
8:20 お池めぐり分岐
8:25 大汝峰南・中宮道分岐
8:39 8:44 大汝峰
8:45 大汝小屋
8:54 大汝峰北の巻道分岐
9:22 御手水鉢
9:40 七倉の辻
12:10 白山釈迦岳
12:22 12:55 釈迦岳前峰
14:06 14:25 水飲場（釈迦新道）
15:18 15:22 釈迦岳登山口
16:27 ゴール地点

自分のGPSログが途切れてしまったために、同行したメンバーのログを登録してあります。そのため、写真の撮影場所がログの通過時間とずれています。

天候

1日目 晴れのちくもり、2日目 くもりのち小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

市ノ瀬登山口駐車場。ハイシーズンの週末は、4時半には駐車場が満車になり、少し離れた駐車場や路駐になる。

コース状況／危険箇所等

水場（◎蛇口、○沢水、△渇水・水質注意な沢水）　1日目…◎市ノ瀬、△チブリ尾根下の水場（沢水）、△チブリ尾根最終水場（沢水）、○南竜赤谷（沢水）、◎南竜ヶ馬場。2日目…◎南竜ヶ馬場、◎室堂、△湯の谷乗越（沢水）、△釈迦岳〜湯の谷登山口間の水飲場（沢水）。トイレ　1日目…市ノ瀬、チブリ尾根避難小屋、南竜。2日目…南竜、室堂、市ノ瀬

その他周辺情報

市ノ瀬登山口の永井旅館の日帰り湯は休館日注意、日帰り入浴時間11時〜14時半、18時半〜20時
白峰温泉総湯

写真

7/27 4:44

4時45分スタート。市ノ瀬駐車場は四時半にもう最奥部でした

7/27 4:46

関東から来たゲストの女子三人、下山後加ト山部に入部されました

7/27 4:53

作業堂脇にソバナの青い花

7/27 4:54

なんと、アケボノソウが咲いていました。かなり早咲きです

7/27 5:16

歩き始めて30分で猿壁登山口。ここから山道に入ります

7/27 5:39

ブナの美しい森

7/27 6:09

ジャコウソウ。いい香りは全くしません

7/27 7:13

タマガワホトトギス

7/27 7:21

湿度の高いブナの森に朝日がさす

7/27 7:29

白山が展望できる覗に到着

7/27 7:27

なんと、加ト山部メンバーから、冷え冷えのフルーツのふるまいがありました

7/27 7:30

けん玉大会勃発

7/27 7:35

ここで1回目の集合写真

7/27 7:38

足の速いAチームが先発

7/27 7:52

歩いていたら足もとにコイチョウランを発見

7/27 7:53

アカモノの実、完熟するとボケたリンゴみたいな風味になりますが、キャンディーの小梅ちゃんのような爽やかな風味でした

7/27 8:33

シモツケソウ

7/27 8:34

ツルニンジンのつぼみ

7/27 8:40

稜線に上がって眺望が開けます

7/27 8:43

コメツツジ

7/27 8:44

鈴なりのハクサンシャジン

7/27 8:45

右手には赤兎山、左奥に日本百名山の荒島岳が見えます

7/27 8:45

7/27 8:46

7/27 9:01

山頂付近のガスが切れ、いまから登っていく御舎利山と別山が見えました

7/27 9:08

チブリ尾根避難小屋に到着

7/27 9:15

メンバーから樫田堂の酒まんじゅうが振る舞っていただきました

7/27 9:18

タカネマツムシソウ

7/27 9:19

休憩になるとけん玉レッスン

7/27 9:22

子供の頃あそんだコツを取り戻してきました

7/27 9:40

ゴゼンタチバナ

7/27 9:59

キヌガサソウは緑色になってきてます

7/27 10:42

ミヤマダイモンジソウ

7/27 11:04

青黒い松ぼっくりはオオシラビソ

7/27 11:10

森林限界に達すると片切れした大屏風の連なりが目に入ってくる

7/27 11:12

チブリ尾根を登る人

7/27 11:15

御舎利山山頂直下の直登ビクトリーロード

7/27 11:17

御舎利山山頂

7/27 11:16

御舎利山山頂でAチームが待っていてくれました

7/27 11:27

Bチームがそろう間、Aチームは別山へ進みます

7/27 11:35

別山への稜線

7/27 12:04

別山山頂から別山平と三ノ峰

7/27 12:04

別山平の御手洗池

7/27 12:21

別山山頂でもけん玉レッスン

7/27 12:24

登頂メンバーで集合写真

7/27 12:27

別山神社

7/27 12:29

白川村平瀬の白水湖

7/27 12:31

ウサギギクは白山ではめずらしい、ヨツバシオガマ

7/27 12:32

チングルマ

7/27 12:33

ニッコウキスゲ咲く稜線道

7/27 12:33

一昨年の大当たり年とは比べるべきでもありませんが、チラホラと咲いています

7/27 12:34

カライトソウ

7/27 12:41

ミヤマリンドウ

7/27 12:41

ホソバノキソチドリかな？

7/27 12:41

エゾシオガマ

7/27 12:45

チングルマとイワカガミ、ハクサンイチゲのお花畑

7/27 12:46

チングルマとイワカガミ

7/27 12:46

チングルマのお花撮り

7/27 12:47

ハクサンイチゲ

7/27 12:50

ニッコウキスゲのジグザグ

7/27 12:50

このあたりはキスゲの密度が濃いめでした

7/27 12:53

大屏風の背をあるく

7/27 12:54

色の濃いシモツケソウ

7/27 12:54

お花畑の連続に笑みがこぼれる

7/27 12:55

7/27 12:55

キスゲロードを行く

7/27 12:56

ニッコウキスゲとイブキトラノオ

7/27 13:07

カラマツソウ

7/27 13:13

大屏風の背をずっとトラバースしていく

7/27 13:14

アカモノがまだ咲いてた

7/27 13:15

ミヤマキンポウゲ

7/27 13:15

ハクサンイチゲ
残雪が遅くまで残っていたエリアはお花のタイムマシンのようです

7/27 13:20

クロユリ登場

7/27 13:23

切り立った稜線を行く

7/27 13:25

ミヤマコゴメグサ

7/27 13:49

バイケイソウはでっかくて存在感ある

7/27 13:54

タカネアオヤギソウ

7/27 13:56

7/27 13:56

お花の撮影タイム
こういう時間をとれる山のグループが自分にはあう

7/27 14:01

7/27 14:02

天池

7/27 14:02

天池の畔にはハクサンコザクラが咲いていました

7/27 14:18

ハクサンフウロの季節がやってきましたね

7/27 14:19

ニッコウキスゲと雪渓と

7/27 14:20

絶景を行く

7/27 14:23

K会長、カメラ見つけたらバッチリカメラ目線おくってくれて優しい

7/27 14:23

さきに着いた油坂ノ頭から到着をみまもっていました

7/27 14:24

油坂の頭にて

7/27 14:25

クガイソウとシモツケソウ

7/27 14:33

モミジカラマツ

7/27 14:34

油坂にて、ガスの中から現れる巡礼者の列のよう

7/27 14:54

オニシモツケ

7/27 14:55

赤谷の徒渉

7/27 15:03

ゾロゾロとA,B,C混成チーム

7/27 15:04

やったー、やっと水場に着いた

7/27 15:05

水を汲んでがぶ飲みしたり

7/27 15:06

頭を浸けてクールダウン

7/27 15:08

ミヤマキンポウゲ

7/27 15:24

赤谷から最後の登り返しを終えると、平和そのものの南竜庭園

7/27 15:32

ハイジの小屋のような南竜山荘

7/27 16:09

白山頂上登拝ビールで乾杯〜

7/27 16:50

テン場のケビンへ

7/27 16:56

テン場の入口斜面がピンク色に染まってる

7/27 16:56

これこれ、期待してたんだよね〜。ハクサンコザクラの群生

7/27 16:57

チングルマも

7/27 16:59

ハクサンフウロ

7/27 17:48

南竜ヶ馬場のテント場、白山山中の唯一のテン泊指定地です

7/27 17:45

テン場はハクサンフウロのお花畑でした

7/27 17:48

いちばん奥の新しいケビンに泊まりました。手前は造成しなおしてケビンの改築のようです

7/27 17:54

ひとつ隣のケビンにお泊まりのTさん登場

7/27 18:24

南竜庭園と雲海

7/27 18:26

日本海が黄金色に輝いている

7/27 18:42

高層雲がいい仕事しています

7/27 18:49

関東チームのメンバーからお裾分け。本格的〜

7/27 18:58

そろそろ日没

7/27 19:00

雲海があかね色に染まる

7/27 19:01

油坂の頭にアーベントロート

7/27 19:16

残照

7/27 19:47

ケビンの中に入って小宴会〜でもけん玉レッスン

7/27 19:19

わたしの持ち込みおつまみはご当地ビーバー

7/27 20:36

トイレに外に出てみると満天の星空

7/28 3:44

2日目は3時半すぎにスタート、展望歩道でアルプス展望台をめざす

7/28 4:37

ガスガスでしたが、近場の山並みと空が赤らんだのは見えました

7/28 4:48

ご来光10分前ですが、しばらく眺望はきくので先へ進みます

7/28 4:56

ボーボーチングルマ

7/28 5:12

白っぽいイワギキョウ

7/28 5:28

クロユリ登場

7/28 5:32

平瀬道分岐から室堂までの間の雪渓あとに見事なクロユリの群生地がありました

7/28 5:33

幻想的な風景

7/28 5:37

アオノツガザクラ

7/28 6:32

ガスガスな白山室堂。しばし部内会議し、初白山の関東メンバー+わたし+kさんはザックをデポして空荷で御前峰登頂することにして、他のメンバーは室堂で待機

7/28 6:35

クルマユリの群生地は最終盤

7/28 6:42

クロクモソウ

7/28 6:43

僧侶が彫られている青石。室堂と別山はガスの中

7/28 6:48

コケモモ

7/28 7:03

室堂から約30分で奥宮到着、みなさん思い思いにお参り

7/28 7:05

関東の3名は初登頂

7/28 7:47

水矢尻雪渓にキレイな状態のハクサンコザクラが咲いていました

7/28 8:12

万年雪の残る千蛇が池

7/28 8:14

7/28 8:16

ミヤマキンバイの小群生

7/28 8:25

イワギキョウとイワツメクサ

7/28 8:43

関東メンバーと私+Yさん、Kさんは大汝峰登頂、ほかのメンバーは巻き道で

7/28 8:49

シナノオトギリ

7/28 9:06

大汝峰分岐の少し先のハイマツ林で待機していたメンバーと合流。関東メンバーは宿泊地の岩間山荘の夕食の時間もあるのでYさんとここから先行するためお別れ。私たちより1時間早く下山したようです

7/28 9:08

ハイマツの大海原の絶景なのですが、ガスガスで眺望がきかないのが残念。

7/28 9:17

御手水鉢

7/28 9:19

御手水鉢のすぐ近くにある加賀室の石積み

7/28 9:30

ハクサンイチゲ

7/28 10:16

グンナイフウロの群落は、もうほぼ咲き終わっていましたがまだ残っていました

7/28 10:21

タカネマツムシソウとタカネナデシコ

7/28 10:23

ハクサンフウロのお花畑

7/28 10:24

7/28 10:24

ミヤマウスユキソウ

7/28 10:25

7/28 10:27

クガイソウとオニシモツケ

7/28 10:27

ミソガワソウ

7/28 10:30

ハクサンイチゲ

7/28 10:37

ハクサンフウロ

7/28 10:40

クロトウヒレン

7/28 10:45

ハクサンサイコ

7/28 10:47

タテヤマウツボグサとタカネマツムシソウ

7/28 10:47

もうウメバチソウが咲き出した

7/28 10:49

チョウジギク

7/28 10:56

カンチコウゾリナの大群生

7/28 10:58

ノウゴウイチゴが斜面いっぱいになっていました

7/28 11:00

ハクサンシャジン

7/28 11:03

ニッコウキスゲの斜面

7/28 11:03

ことしのキスゲはチラホラこんなものですね

7/28 11:04

7/28 11:19

ヤマハハコの目玉おやじ

7/28 11:21

湯の谷乗越の水場はこんな感じ、渇水期は枯れるかも

7/28 11:28

ヤマホタルブクロが一輪

7/28 11:44

ハクサンチドリは形だけ残ってました

7/28 11:50

山頂直下の池の横のトラバースは2〜3mの区間崩落しているので要注意

7/28 12:05

登山道は釈迦岳を巻いて通過しているので笹藪をこいで山頂へ
ここは登山道をつけて欲しいところ。山頂標識も去年まであったのはなくなったらしい

7/28 12:31

前峰まで進んでランチタイム

7/28 12:50

Bチームで記念写真、前にニコニコで撮ったら変な顔だったので真面目な顔したらしかめっ面になってしまった(^^ゞ

7/28 12:56

シナノオトギリ

7/28 13:54

ブナ林へ突入、ここから下の雰囲気は別山チブリ尾根と似ています

7/28 13:57

水飲場の怪獣、水はまだ涸れていませんでした

7/28 14:47

倒木をくぐった先は車道

7/28 14:51

とりあえず一反車道に着地

7/28 15:13

ノリウツギ

7/28 15:46

車道を30分ほど歩いたら再びショートカットの登山道へ、終盤に熊ハギされた杉の木があります

7/28 15:50

ようやく白山公園線に着地、お疲れさまでした

7/28 16:01

吊り橋を渡って市ノ瀬登山口の駐車場へ

7/28 16:26

最終ランナー登場

7/28 16:26

華麗なるゴール

7/28 18:13

白峰温泉総湯で2日間の汗を流して白峰のゆーたでご苦労さん会

7/28 18:42

白峰のワル子

撮影機器：

OM-1 OM Digital Solutions

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ インナーシーツ

感想

tom32

インスタつながりのYさんの写真展を訪れた際に入会した加ト山部、入部早々に企画された第2回加トフェスに参加してきました。今回は加ト山部メンバーのほか、関東からのゲスト女子メンバーも加わり大所帯です。A・Bチーム（途中からCチームが分離）にわかれて歩きました。
日帰りでは力試しの記録として見たことがあった、白山3山+釈迦新道の大周回。真夏に歩くにはなかなか手応えのあるロングコースでした。
1日目は穏やかな天候の中、暑い暑い樹林帯のチブリ尾根で御舎利山経由別山へ。稜線に上がると気持ちのいいそよ風が吹いていました。別山からはニッコウキスゲやハクサンイチゲが咲く大屏風の大絶景をあるき、油坂ノ頭から赤谷へ下り、沢水でクールダウン。南竜ヶ馬場ではテン場横のケビン1棟借り。夜は小宴会で懇親、星も出て天の川も見えました。
2日目はガスの中、未明に出発して展望歩道でアルプス展望台。ガスのなか空が明らんだのを見届けて室堂へ。室堂手前では待望のクロユリの群落に会えました。関東三人組は御前峰登頂したいということで、5人だけ室堂にザックをデポして空荷で御前峰へ。まあ、ガスガスでした。大汝峰を経由して白山三山を踏み、北部の七倉ノ辻へ。釈迦新道へ進むと百花繚乱のお花畑でした。釈迦岳もなんとかやぶ漕ぎしてピークをふみ、長ーい下り+作業道歩きをへて市ノ瀬へ帰還しました。