北アルプス縦走 ��薬師岳〜��黒部五郎岳〜��鷲羽岳〜�或緇蹴戞銑嘘泪�岳(In 折立 Out 新穂高)

2024年08月02日(金) ~ 2024年08月05日(月)

• GPS: 38:14
• 距離: 63.3km
• 登り: 5,339m
• 下り: 5,597m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:17
• 休憩: 1:55
• 合計: 8:12

距離 14.2km 登り 1,724m 下り 753m

7:12 スタート地点
7:14 十三重之塔 慰霊碑
7:58 7:59 太郎坂
8:23 8:24 青淵
8:35 積雪深計測ポール
8:56 ベンチ
9:27 9:35 五光岩ベンチ
9:50 9:51 太郎兵衛平
10:21 11:25 太郎平小屋
11:37 11:38 薬師峠
12:08 12:09 薬師平
12:42 薬師岳山荘
13:13 薬師岳避難小屋跡
13:32 13:49 薬師岳
13:58 薬師岳避難小屋跡
14:03 14:23 薬師岳山荘
14:46 14:47 薬師平
15:08 薬師峠
15:24 太郎平小屋

2日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:17

距離 15.2km 登り 1,297m 下り 1,081m

5:53 太郎平小屋
6:01 6:02 太郎山
7:07 神岡新道分岐
7:15 7:23 北ノ俣岳
7:46 7:47 赤木岳
7:54 7:58 赤木岳南峰
8:24 8:33 中俣乗越
10:11 10:17 黒部五郎の肩
10:25 10:28 黒部五郎岳
10:42 10:51 黒部五郎の肩
12:15 12:53 黒部五郎小舎
14:12 三俣蓮華岳巻道分岐
15:10 三俣山荘

3日目

• 山行: 8:01
• 休憩: 2:11
• 合計: 10:12

距離 13.8km 登り 1,275m 下り 1,272m

2:50 三俣山荘
3:52 3:55 鷲羽岳
4:30 5:01 ワリモ岳
5:13 ワリモ北分岐
5:43 5:44 水晶小屋
6:17 6:28 水晶岳
6:53 7:15 水晶小屋
7:40 7:41 ワリモ北分岐
7:48 岩苔乗越
7:53 ワリモ水場
8:48 8:49 黒部川水源地標
9:17 10:13 三俣山荘
10:51 10:52 三俣峠
11:05 11:08 三俣蓮華岳
11:33 丸山
12:01 12:02 中道分岐
12:39 双六岳中道分岐
12:50 双六岳巻道分岐
13:02 双六小屋

4日目

• 山行: 9:57
• 休憩: 2:00
• 合計: 11:57

距離 20.0km 登り 1,040m 下り 2,486m

23:59 双六小屋
23:59 双六池
0:32 くろゆりベンチ
0:45 0:46 花見平
1:02 1:03 弓折乗越
1:08 弓折岳
1:25 大ノマ乗越
2:04 大ノマ岳
2:18 2:20 大ノマ岳の肩
2:57 秩父平
3:20 3:26 秩父平下降点
4:10 4:11 抜戸岳分岐
4:14 4:15 笠新道抜戸岳分岐
4:49 抜戸岩
5:09 笠ヶ岳テント場
5:24 5:47 笠ヶ岳山荘
5:58 6:17 笠ヶ岳
6:26 6:44 笠ヶ岳山荘
6:50 笠ヶ岳テント場
7:04 抜戸岩
7:40 笠新道分岐
7:46 7:47 笠新道抜戸岳分岐
8:32 8:44 杓子平
9:33 9:40 天然クーラー(岩間)
9:56 10:02 天然クーラー(木の根)
10:25 10:26 ブリキベンチ
11:24 11:41 笠新道登山口
11:51 中崎橋
12:06 12:07 お助け風穴
12:21 12:24 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:29 ゴール地点

天候

8/2(金)：快晴
8/3(土)：快晴
8/4(日)：晴のち雲
8/5(月)：曇のち晴

アクセス

利用交通機関：

バス

往路：毎日あるぺん号 (新宿⇒折立)
復路：同 (新穂高温泉⇒新宿)

コース状況／危険箇所等

ノーマルコースなので、全体的にコース状況は良好
※「笠新道」は岩の連続。雨の場合、下りは要注意

その他周辺情報

「ホテル穂高」にて日帰り温泉利用

写真

8/1 22:57

いよいよ出発！
でも、他のバスより1サイズ小さくて横四列はキツそう、、、

8/2 7:11

さぁ登山開始！
(予想通りあまり眠れなかったですが、笑)

8/2 9:22

樹林帯を抜けると、今日登頂予定の薬師岳が！

8/2 9:50

本当に快晴です

8/2 11:13

太郎平小屋の名物「太郎ラーメン」と薬師岳

8/2 11:42

薬師岳は水が豊富ですね〜

8/2 12:09

道中から見える北アルプスの山々

8/2 12:22

お花は不勉強で名前が分からずです、、、

8/2 12:24

8/2 12:25

8/2 13:34

薬師岳山頂より��

8/2 13:36

薬師岳山頂より��

8/2 13:48

百名山13座目！

8/2 14:00

薬師岳から見下ろす薬師岳山荘

8/2 14:24

薬師岳山荘から見上げる薬師岳

8/2 15:04

8/2 16:15

薬師岳と乾杯！

8/2 17:01

太郎平小屋の夕食。美味しかったです

8/2 18:30

8/2 18:41

太郎山からのサンセット
太郎平小屋から少し登るのでほぼだれも居なくてとても静かな場所でした

8/2 18:52

夕日に染まる薬師岳

8/2 18:55

3日目に登頂予定の水晶岳と鷲羽岳

8/2 18:55

2日目に登頂予定の黒部五郎岳

8/2 18:56

本当に素晴らしいサンセット！！！

8/3 5:49

お世話になりました

8/3 6:01

今日も太陽がまぶしい！

8/3 6:52

右から最終日に登頂予定の笠ヶ岳と今日目指す黒部五郎岳

8/3 7:12

ライチョウ！
左下の方にいるのですが、トリックアートみたいですね、笑

8/3 7:17

道中の北ノ俣岳山頂にて
一眼レフをお持ちの方に撮っていただきましたが、腕が違います！

8/3 7:28

いよいよ黒部五郎岳が迫ってきました〜

8/3 9:04

この時間帯は暑さでバテバテでした

8/3 10:01

あと少し！

8/3 10:24

百名山14座目！

8/3 10:28

上から見下ろす黒部五郎岳のカール

8/3 11:20

下から見上げる黒部五郎岳のカール

8/3 11:52

8/3 12:22

いつもの定番

8/3 12:29

今日はカレーにしてみました

8/3 14:18

8/3 14:19

8/3 14:41

ようやく目的地の三俣山荘が見えてきた！

8/3 14:41

雪渓を横断するのは事前情報で抑えていました

8/3 14:46

チェーンスパイクも持っていましたが、たまたま渡り終えた方に夏靴でも全然大丈夫と伺ったので、今日はナシで

8/3 15:10

本日はこちらにお世話になります

8/3 17:41

名物のジビエシチュー。美味でした

8/3 17:58

ここまで来ると槍ヶ岳が近いです

8/3 18:23

docomoの電波を求めて※小屋から少し歩きテント場の一番上へ
※家族への定期連絡のため
たまたまですが、鷲羽岳と水晶岳が良く見えました〜

8/4 3:51

百名山15座目！

8/4 3:54

鷲羽岳はご来光待ちの方で一杯でした

8/4 4:06

ということで、お隣のワリモ岳山頂へ

8/4 4:33

誰も居なくて静かな朝食(お弁当)

8/4 4:33

しかし、笠ヶ岳(右の傘のような山)は遠い。。。
本当に明日行けるのかな、、、

8/4 5:36

8/4 5:51

いよいよ水晶岳へ

8/4 5:59

山頂までは険しい・・・

8/4 6:20

百名山16座目！

8/4 6:21

絶景ですね〜

8/4 6:22

8/4 6:58

水晶小屋で一服

8/4 7:22

山頂近くなので、景色も絶景です

8/4 7:22

さぁ、戻ろう

8/4 7:41

帰りは黒部源流域から

8/4 7:46

8/4 7:51

ライチョウ親子のお出迎え！

8/4 8:02

8/4 8:03

8/4 8:09

登山道も所々小川です、笑

8/4 8:10

8/4 8:16

8/4 8:16

8/4 8:24

8/4 8:29

きっと珍しい鳥かと、、、？

8/4 8:38

8/4 8:41

8/4 8:47

8/4 8:48

8/4 8:51

8/4 8:55

8/4 10:13

三俣山荘へ戻ってきました。お世話になりました

8/4 11:13

8/4 12:52

三俣山荘からは三俣蓮華岳を通り双六山荘へ
※稜線は雲が多く風もあったので、双六岳はパスし中道コースへ

8/4 13:54

今回は山菜うどん

8/4 17:34

双六小屋の夕食はいままで一番かも！

8/4 23:58

さぁ、出発
笠ヶ岳に着くのはAM6:00くらいかな、、、遠い

8/5 2:41

基本的に真っ暗なので、写真を撮ることもなかったのですがヘッドライトにキラキラ光っていました

8/5 5:00

今回三回目のライチョウ！

8/5 5:08

後で気づいたのですが、こちらは笠新道を登ってきた方向けですね、笑

8/5 5:11

8/5 5:12

8/5 5:32

笠ヶ岳山荘からのダイヤモンド槍ヶ岳！

8/5 5:59

百名山17座目！

8/5 6:00

達成感に満ちています、苦笑
※この後、地獄の笠新道下りがあるのもつゆ知らず、、、

8/5 6:18

山頂は雲が多かったのですが、一瞬晴れた隙にパチリ
今回登ってきた山々に感動〜

8/5 6:27

8/5 6:30

朝食は笠ヶ岳山荘にて双六小屋のお弁当

8/5 6:50

さぁ帰ろう！

8/5 7:28

今回最後の登りかな〜

8/5 8:48

まだ元気だった時間帯に撮影

8/5 9:25

8/5 9:38

8/5 11:28

笠新道の杓子平から約4時間の下りが終了！
右に天然水が見えると思いますが、下山後0.75ℓを一気飲みして、ついでに顔を洗いました、笑

8/5 13:49

お疲れさまでした！
帰りは大型バスで3列シート。快適でした〜

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

感想

Hakuei

　今回は北アルプスの薬師岳〜黒部五郎岳〜鷲羽岳〜水晶岳〜笠ヶ岳の縦走へ！前回の南アルプスとは一味違った大自然の美しさや生命の営みに感動した4日間でした。
　初日は快晴に恵まれ快適な登山でした。寝不足の割には初日ということもあり、足元も軽快！これまで写真や映像でしか観た事がない北アルプスの山々の迫力に圧倒されました。その中でも太郎山からのサンセットと（写真はないですが）山小屋から観た満天の星空は印象的です。流れ星って結構沢山流れているんだなぁ、と初めて知りました！
　二日目も昨日に続き快晴！しかし、この日は稜線歩きが多く、太陽直下の日差しがキツすぎで途中からバテバテでした。。。それでも、今回の北アルプス縦走の一番のお目当てだった黒部五郎岳とそのカールは本当に見事でした。深田久弥さんが絶賛した理由がほんの少しだけ分かったような気がします。
　三日目は前日の反省を踏まえて、またお昼から雨予報ということもあり3時に出発。鷲羽岳と水晶岳の間にあるワリモ岳で朝食＆サンライズでした。ここは誰も居なくて、本当に静寂。昨日の太郎山もそうですが、自分にはこういうマイナーな場所の方が合っているかも、と改めて思った次第です。さぁ、三俣山荘への帰りは黒部源流域へ。元々予定していないルートだったのですが、昨日、山荘で出会った方から「激推し」との情報を得て進路変更。これが大正解でした！！！いきなりライチョウ親子のお出迎え(先方の鳴き声で気付いたのは初めて)から始まり、終始、黒部源流の水流音や小鳥のさえずりに耳を傾けながら一人旅。様々な種類のお花に目を奪われて「ここは天空の楽園か？」と錯覚するほど素晴らしいエリアでした。今回の山行だけでなく、これまでの私の全山行経験(と言っても1年未満ですが、笑)の中で間違いなく断トツ一番の体験でした！！！
　最終日は0時に出発し笠ヶ岳へ。計画時はその日の天候と最終日の体調次第で、と臨機応変にしていたのですが、どちらも問題なさそうなので、低リスクと判断し決行。この工程に備えて、十分な予備電池はもちろん、ヘッドライトの予備も用意していたので準備万端、気休めに熊鈴も着けて出発〜。当然、涼しいのは良いことですが、樹林帯ではヘッドライト目掛けて飛んでくる虫と格闘し、またある時は水滴を多く含んだハイマツと戯れ、そして視界が開けた場所（登山道が複数ある箇所）や逆に視界が悪い場所では、正しい登山道を探すのに神経を使うという感じでした。そんなこんなで約4時間経過しついに笠新道分岐近くで、前からヘッドライトが！ソロ好きの自分でも少し安堵した瞬間でした。その後数名の登山者とすれ違いつつ、笠ヶ岳山荘を経てついに山頂へ到着！山頂は雲が多かったですが、待つこと15分、一瞬視界が開け、これまで踏破してきた山々が見えたときは感無量でした！あとは最後の難関の笠新道。急登で有名ということで警戒はしていたのですが、下りなので案外大丈夫かも♪と高を括っていましたが、これが大間違い。当然鋭角な下り斜面で道は狭く、感覚的に約8割は岩道なので、足の踏み場がかなりピンポイント。神経は使うし、暑いしの何重苦で体力がすり減っていきました。おまけに水分も心もとなくなり、スマホのバッテリー残量も・・・（なので、この後は写真も少なく)得意の下りでここまで疲弊したのは初めてでした。昨日の黒部源流域が天国なら、こちらは地獄。最後は無心で下って遂に笠新道登山口へ！湧き出ている天然水が最高にうまかったのは言うまでもありません、笑
　今回も無事故ということで山の神様へ。また、いつも通り快く送り出してくれる家族に感謝です！また、今回は沢山のハイカーの皆さんと交流しました。時には貴重な情報を教えて頂き、またある時には登山道(特に笠新道の下山中)にご支援頂き、本当に助かりました。この場を借りて御礼を申し上げます。
　ありがとうございました！