八幡平 葛根田川～大深沢継続

2024年08月03日(土) ~ 2024年08月05日(月)

• GPS: 24:59
• 距離: 30.6km
• 登り: 1,563m
• 下り: 1,518m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:37
• 休憩: 0:09
• 合計: 9:46

距離 13.0km 登り 596m 下り 93m

5:49 滝ノ上温泉登山口
9:38 9:38 大石沢出合
10:56 11:03 葛根田大滝
11:55 11:55 滝ノ又沢出合
15:33 15:36 大場谷地
15:38 八瀬森山荘

2日目

• 山行: 10:06
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:06

距離 6.8km 登り 600m 下り 258m

15:38 八瀬森山荘
5:17 5:17 大場谷地
15:21 宿泊地

3日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:35

距離 10.8km 登り 367m 下り 1,167m

5:03 宿泊地
5:04 5:06 大深山荘
5:12 5:12 大深山荘水場まで0.4km道標
5:32 5:32 大深岳分岐
5:42 5:44 大深岳
5:54 5:55 八瀬森分岐
6:54 7:05 小畚山
7:28 7:28 ニセ小畚
7:39 7:39 三ツ沼
8:10 8:47 三ツ石山
9:38 9:38 三ツ石山荘
9:40 9:40 三ツ石山荘水場
10:08 10:08 滝ノ上温泉分岐
10:30 10:31 滝ノ上コース水場
11:01 11:02 林道出会
11:39 11:39 滝ノ上温泉登山口
11:42 ゴール地点

天候

一日目 晴れ時々曇り
二日目 曇り時々晴れ、一時雨
三日目 曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

葛根田川に登攀的な難しさはありませんでしたが、入渓してからお函を過ぎる辺りまでは水量が多く、流されそうで渡渉が少し怖かったです。前日まであまり雨は降っていなかったらしいのにこの水量なので、降雨の翌日などの入渓は厳しいかもしれません。入渓日の何日か前までどの程度雨が降ったかを確認しておくことは必須ですね。
葛根田川から八瀬森山荘前の湿原への藪漕ぎは傾斜がキツくてしんどかったです。ただそれほど深い藪ではなく比較的短時間で湿原に抜けられました。
大深沢出合へ下る沢の入り口はヤマレコの足あとマークを辿ったのですぐに見つかりました。ほとんど藪漕ぎなしで顕著な沢筋へ進めます。
大深沢北ノ又沢は最初に現れる7m滝と次のナイアガラの滝でロープを出しましたが、特に難しくなく出しても出さなくてもいい感じ。その先も小滝が現れましたが、全て問題なく越えられます。
問題は大深山荘へ抜ける藪漕ぎです。北ノ又沢の最上部のごく小さな小川のような二股をどちらに進むか悩み、右の湿原側の沢に進んでしまったのが大失敗！湿原はまるで天国のような美しい光景だったのに、その先の熊笹の藪漕ぎは地獄でした。小川のような二俣は左に進んだ方が楽だったのでは無いかと推測されます。

その他周辺情報

駐車場からすぐの滝観荘を利用しました。源泉掛け流しの素晴らしい温泉でした。700円、営業時間午前10時から午後5時まで。

写真

8/3 5:39

滝ノ上園地休憩舎の駐車場に車を留めました。

8/3 6:00

地熱発電所。蒸気がすごく、うるさい。

8/3 6:43

堰堤の手前の河原から入渓

8/3 7:39

美しい川面を何度か渡渉しながら進みます。股下の渡渉は流されそうで怖いです。

8/3 7:42

8/3 7:56

8/3 8:19

お函手前の淵。左から簡単に越せます。

8/3 8:22

水の色が本当にきれい。

8/3 8:31

お函

8/3 8:33

8/3 9:09

8/3 9:17

8/3 9:21

8/3 9:49

8/3 10:50

葛根田大滝。手前の淵の右側から巻きます。あまり明瞭ではありませんが踏み跡があり滝の落ち口に出ます。

8/3 11:03

滝の落ち口

8/3 12:11

二俣、八瀬森山荘方面に進むには小滝のある左に進みます。

8/3 13:18

8/3 14:10

最後の大滝、左から巻きました。

8/3 15:30

ハ瀬森山荘前の湿原

8/3 15:41

八瀬森山荘、ここで一泊目。水場は2、3分の場所にありました。

8/4 5:30

大深沢出合へ下る沢の入り口

8/4 5:54

最上部からナメが続きます。

8/4 8:31

北ノ又沢入って最初の7m滝、シャワークライミングをしなくても左から比較的簡単に登れます。

8/4 9:07

ナイアガラ滝、真ん中左から比較的簡単に登れます。

8/4 9:29

ナイアガラ滝を越えるとナメが断続的に続きます。

8/4 10:25

ナイアガラ滝より上も滝がいくつか現れますが、特に問題なく越えられます。

8/4 11:32

ナメは上部まで断続的に続きます。

8/4 13:06

北ノ又沢を抜けた先の湿原

8/4 19:07

大深山荘、ここで二泊目。沢で濡れた体で利用するのが申し訳ないほどきれいな小屋でした。水場は5〜7分ほど離れた場所にありました。

8/5 6:55

小畚山

8/5 8:21

三ツ石山

8/5 8:42

ミツ石山の岩頭より八幡平方面。まるで緑の絨毯に吸い込まれそうです。

8/5 9:19

ミツ石山荘、湿原横のすてきな山小屋でした。

8/5 10:03

だんだん地熱発電所の音が聞こえてきます。

8/5 11:56

下山後に利用した滝観荘

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

感想

舎人kuroamekoaji

葛根田川は終始エメラルドグリーンの川面の中を進む素晴らしい川でした。また大深沢北ノ又沢はナメがこれでもかと断続的に続く予想外に楽しい沢でした。
充実した沢旅で達成感も文句なしでしたが、行程は長く、藪漕ぎは厳しく、自分たちには体力的に大変厳しいものがありました。若い人ならいざ知らず50代半ばが二泊で行くようなコースではありません。余裕を持って三泊で行程を組んだ方が良いでしょう。