金剛山（カトラ谷〜水ヶ阪尾根 大汗に勝る24℃の快適さも虻の一刺しで・・・） ��24023

2024年08月07日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.1km
• 登り: 587m
• 下り: 587m

コースタイム

9:41 金剛登山口豊田駐車場出発 ー(10分)ー 9:58 黒栂谷道ゲート 10:00 ー(22分)ー 10:25 黒栂谷道・カトラ谷分岐 10:27 ー(83分)ー 12:16 国見城跡 12:36 ー(16分)ー 12:57 千早本道八合目 12:59 ー(18分)ー 13:55 千早本道・水ヶ阪尾根分岐 13:58 ー(31分)ー 14:00 タカハタ谷出口 14:01 ー(11分)ー 金剛登山口豊田駐車場帰着 14:14

歩行時間：3時間11分（9:41〜14:14）
歩行距離：6．2��
登高速度：＋248m/h　−365m/h
累積標高：＋567m　　 −543m
消費エネルギー：1277kcal

天候

晴時々曇り
風：0〜2m/s、時々3〜4m/s
気温：出発時・28℃、山頂・24℃(12:40頃)、下山時・28℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：泉北 8:50 発　金剛登山口豊田駐車場 9:37 着
復路：金剛登山口豊田駐車場 14:30 発　泉北 15:16 着

駐車場：
　さわやかトイレがある豊田駐車場に駐車しました(20台、＠600円)。
千早本道入口脇まつまさ駐車場(50台)ほか、金剛登山口バス停周辺に駐車場は多数あります。

コース状況／危険箇所等

道の状況：
　登りルートのカトラ谷三ノ滝左岸の一部を除き危険個所はありませんが、岩場・ガレ・梯子・丸太階段・木の根などの急登・急坂は各所にあるので躓きやスリップには注意が必要です。カトラ谷を下山路とする場合は難易度が数段アップするので、慎重な歩行が求められます。水ヶ阪尾根の下りは問題個所もなく歩き易い尾根道ですが、分岐が数個所あるので進路の確認が必須です。

登山ポスト：なし

その他周辺情報

温泉・飲食店・宿泊施設等：
　金剛登山口バス停回りを主に数店舗があります。

写真

知人の車に便乗してきましたが、ここから出発するのは記憶にないほど久し振りです。

花期終盤のキツネノカミソリ・・・、

知人がその名にビックリしたヘクソカヅラ・・・、

毒草マルミノヤマゴボウ・・・、

名前不詳のピンクの花・・・、

房生りのフサフジウツギなどを見ているうちにカトラ谷入口に到着しました。

Mrs.Greenが初歩きルートなので、カトラ谷一ノ滝前で記念撮影してから遡行を開始します。

筆者のすぐ後ろを歩いてもらい、安全に目配りします。

花期を終えたギンバイソウがスポットライトを浴びているようです。

カトラ谷三ノ滝左岸の危険ゾーンに入ってきました。

梯子は老朽化が進み上部半分は消滅してしまいました。

ゆっくり慎重に登る様を見守っています。

咲き残っていると思っていたイワタバコは花期最終盤になっていました。

お花畑からの急登に大汗を掻いて登り切り・・・、

人出がやや少ない・・・、

国見城跡で山頂ライブカメラ前に立ちました。

金剛桜の足元では種子化した多数のギボウシに混じってシシウドが一輪咲いていました。

晴天ですが大阪市街の眺望はゼロです。

24℃とはいえ下界の暑さに比べると天国です。

危険ゾーンには立ち入らず千早本道の新道(自衛隊道)を下ると・・・、

涼しげな色合いのアジサイが出迎えてくれました。

八合目で千早本道に合流した直後に羽音もなく近付いた虻に右肘を刺され、7合目手前ではヤマカガシに足止めを余儀なくされてトホホな気分です。

Mrs.Greenが初歩きとなる水ヶ阪尾根(ささやきの小径)入口前で・・・。

キャラメルがかかったスィーツを思わせるキノコに出合いましたが撮るだけにします。

水ヶ阪尾根を下ると右からタカハタ谷の流れが・・・。

秋海棠が花芽を付け始めています。

感想

fukuchi36

　本日(8/7)は二十四節気の立秋で暦の上では秋の始まりであるが、体温を上回る猛暑日の連続にウンザリするこの頃である。相方の山女子会仲間のMrs.Greenは金剛山では千早本道以外を殆ど歩いたことがないそうで、カトラ谷を案内して欲しいとのリクエストを受けた。彼女の車に便乗するので、駐車地に下り易く且つ彼女が初歩きのルートを主眼に水ヶ阪尾根(ささやきの小径)を下山路に選択して行程を組んだ。カトラ谷に咲き残っていると思っていたイワタバコは花期最終盤で花には恵まれなかったが、お花畑から山頂へ向けた急登で掻いた大汗も山頂でしばらく憩ううちに涼しさを覚えるようになり、初歩きの水ヶ阪尾根も話を弾ませながら下り終えることができた。Mrs.Greenを安全にガイドすることができ、初歩きルートを堪能してもらえたのは幸いであったが、下山中に羽音も立てずに近付いた虻に右肘を一刺しされた筆者には少し残念な気分の山行となった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　fukuchi36