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Yamareco

記録ID: 713845
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

苗場山 雪と濃霧でルートロス! 小赤沢温泉ルート 下山後は、秘湯★切明温泉

2013年06月16日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
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tonitta その他2人
GPS
--:--
距離
10.7km
登り
919m
下り
904m

コースタイム

日帰り
山行
5:18
休憩
0:30
合計
5:48
8:40
9:10
120
11:10
ゴール地点
天候 曇り、山頂は晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道405「上ノ原」地区から林道を東に上っていきます。
途中、平太郎尾根を経由するルートの登山口を右に見て通過します。
林道終点に駐車場とトイレがあります。
コース状況/
危険箇所等
この時期、コース上は雪渓も多くあります。
また、九合目を過ぎた辺りで夏道は
東向き→南向きに方向を変えます。
雪で夏道が隠れている場合は迷います。
僕らも迷いました。今回は、ガスが切れたタイミングを見計らって
高台に上がり、夏道(木道)を見つけて復帰することができました。
グネグネの林道を上がってくると
トイレもある広い駐車場に出ます
2013年06月16日 05:12撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 5:12
グネグネの林道を上がってくると
トイレもある広い駐車場に出ます
05:22 三合目から
登山開始です。
2013年06月16日 05:22撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 5:22
05:22 三合目から
登山開始です。
まっしろで
上のほうが見えない…。
2013年06月16日 05:31撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 5:31
まっしろで
上のほうが見えない…。
しっとりとした樹林帯。
まだ梅雨 真っ盛りです。
2013年06月16日 05:39撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 5:39
しっとりとした樹林帯。
まだ梅雨 真っ盛りです。
雪が出てき始めました。
2013年06月16日 05:54撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 5:54
雪が出てき始めました。
雪が解けた後の夏山は
倒木がいっぱいです。
2013年06月16日 06:00撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 6:00
雪が解けた後の夏山は
倒木がいっぱいです。
小さな雪渓
トラバース。
2013年06月16日 06:20撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 6:20
小さな雪渓
トラバース。
「シラネアオイ」
初めて見ました!
2013年06月16日 06:27撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 6:27
「シラネアオイ」
初めて見ました!
岩場も越えて。
2013年06月16日 20:41撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 20:41
岩場も越えて。
この谷には
ロープが張ってありました。
特に確保しているわけではないw
2013年06月16日 06:53撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 6:53
この谷には
ロープが張ってありました。
特に確保しているわけではないw
ここもルート上です。
30°くらいはあるでしょうか。
2013年06月16日 07:01撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 7:01
ここもルート上です。
30°くらいはあるでしょうか。
苗場山の頂上台地に
出てきました。
ここからは木道が続きます。
2013年06月16日 07:09撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 7:09
苗場山の頂上台地に
出てきました。
ここからは木道が続きます。
が、雪に隠れることも
しばしば。
2013年06月16日 07:12撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 7:12
が、雪に隠れることも
しばしば。
07:13 「和山分岐」です。
ここまでは迷うことも
ありませんでした…。
2013年06月16日 07:13撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 7:13
07:13 「和山分岐」です。
ここまでは迷うことも
ありませんでした…。
この時点で、すでに
ルートロスしています。夏道は
右に下りながら曲がっていたのに
斜面を直登してしまったのです。
2013年06月16日 07:27撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 7:27
この時点で、すでに
ルートロスしています。夏道は
右に下りながら曲がっていたのに
斜面を直登してしまったのです。
30分以上彷徨って、
やっと夏道を発見!
高い所に登ったのと、
たまたまガスが切れたのが
ラッキーでした。
2013年06月16日 07:48撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 7:48
30分以上彷徨って、
やっと夏道を発見!
高い所に登ったのと、
たまたまガスが切れたのが
ラッキーでした。
これだけ視界が開ければ
もう迷うことはありません!
2013年06月16日 08:31撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 8:31
これだけ視界が開ければ
もう迷うことはありません!
08:40 苗場山 山頂。
「鯨の背のような」苗場山。
背の端っこに行かなければ
際立った展望はありません。
2013年06月16日 08:40撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 8:40
08:40 苗場山 山頂。
「鯨の背のような」苗場山。
背の端っこに行かなければ
際立った展望はありません。
「苗場山頂ヒュッテ」
ここでバッジを購入し、
昼食タイムw
2013年06月16日 08:46撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 8:46
「苗場山頂ヒュッテ」
ここでバッジを購入し、
昼食タイムw
池塘の点在する
さわやかな登山道。
下ります。
2013年06月16日 09:18撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 9:18
池塘の点在する
さわやかな登山道。
下ります。
ここもルート上です。
行きは下り、帰りは登り。
これで雪に覆われていて
霧が深かったら、
迷うのも無理はない!
…ですよネ?
2013年06月16日 09:32撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 9:32
ここもルート上です。
行きは下り、帰りは登り。
これで雪に覆われていて
霧が深かったら、
迷うのも無理はない!
…ですよネ?
帰りの九合目付近。
霧が晴れた時、
右の顕著なピークが
目印になってくれました。
2013年06月16日 09:34撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 9:34
帰りの九合目付近。
霧が晴れた時、
右の顕著なピークが
目印になってくれました。
梅雨の晴れ間。
池塘に移る青空が美しい。
2013年06月16日 09:35撮影 by  DMC-GF2, Panasonic
6/16 9:35
梅雨の晴れ間。
池塘に移る青空が美しい。
下山後、近くにある
「切明温泉 雄川閣」で
日帰り入浴。ここの売りは
露天風呂ではありません。
2013年06月16日 11:58撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 11:58
下山後、近くにある
「切明温泉 雄川閣」で
日帰り入浴。ここの売りは
露天風呂ではありません。
なんと!宿の下を流れる
天然の河原を掘ると、
温泉が湧き出てくるのです!
でも、自分たちで掘るのは
とても大変と分かったので
すでに出来上がっている
湯船に浸かります。
2013年06月16日 11:59撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 11:59
なんと!宿の下を流れる
天然の河原を掘ると、
温泉が湧き出てくるのです!
でも、自分たちで掘るのは
とても大変と分かったので
すでに出来上がっている
湯船に浸かります。
大岩の向こうは ただの川。
苗場山からの雪解け水が
流れています。
手前は温泉。でも気を付けないと
高温の源泉に
足が触れてしまいます(笑)
2013年06月16日 20:42撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 20:42
大岩の向こうは ただの川。
苗場山からの雪解け水が
流れています。
手前は温泉。でも気を付けないと
高温の源泉に
足が触れてしまいます(笑)
温泉ばんざーい♪
あ、海パン履いてます。
2013年06月16日 20:42撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 20:42
温泉ばんざーい♪
あ、海パン履いてます。
結局使わなかった
スコップを担いで
「雄川閣」に戻ります。
橋の向こうが「雄川閣」
2013年06月16日 12:33撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/16 12:33
結局使わなかった
スコップを担いで
「雄川閣」に戻ります。
橋の向こうが「雄川閣」

感想

↓途中、小さな雪渓から岩場を登る。↓




↓ 冷たい川で冷えた体を温泉で温める友人w↓




↓よせばいいのに、同じことをやってみたいw↓





梅雨の晴れ間(?)を狙って登りました。
前日まで天気予報とにらめっこをし、
「これなら行ける!」と、登ったことがない苗場山を選びました。

最短ルートである「小赤沢温泉ルート」の三合目まで車で入り
さっと登って さっと下る つもりで登り始めました。

倒木をまたいだりしながら登っていくと、雪渓がいくつか出てきました。
大きくても幅10mくらいで、ロープもあったため
転倒などすることもなく無事に渡りきりました。

問題はその後。
雪が50cm〜100cmほど積もっていたと思いますが、
霧も濃く完全に夏道(ピンクテープ)を見失いました。
(後から地図を見直してみると、夏道はそこで地形を無視するかのように
 下りながら南に曲がっていました)
その時は、別の単独男性が上から下ってきたこともあり
ルートはそちらで間違いないと思い込み
僕らも真っ直ぐに登っていきました。

しかしルートが見えない。
霧の中3人バラバラになって探すのは危険です。
撤退の選択も心をよぎりましたが、
ガスが切れたのを見て、ハイマツを漕ぎながら
高い所に上がりました。

すると、はるか南に木道を見つけることができたのです。
見つけた木道まで、藪を漕ぎながら一直線に下り、
そこから木道に沿ってルートを戻り友人たちと合流しました。
雪が木道を覆っていなくてよかった。

そこから先の道は、一部は雪に隠れていましたが
迷うことなく山頂にたどり着くことができました。

山頂で写真を撮って小屋でバッジを買って
ベンチでご飯を食べて…。
下る頃には、苗場山の台地で青空を見上げていました。

標高を下げるごとに、登山道は再び霧の中に…。
無事下山した僕らは、岐阜を出発する前から計画していた
切明温泉の「湯本 雄川閣」にレッツゴー(笑)

この宿にはちゃんとした内湯もありますが、
内湯から川を渡って反対岸の河原に向かいます。
この河原は、スコップで掘ると
なんと温泉が湧き出てくるという「天然素掘り温泉」なのです!

スコップは雄川閣の玄関で無料レンタル。
3人で3本のスコップを持って河原に向かいましたが、
河原は大きな石がゴロゴロしていて
深く掘るのは大変な作業でした。
まぁ、自分たちで掘らなくても、
すでに出来上がっている湯船がいくつかあります。

持ってきた海パンを履いて湯船につかります。
すぐ横を温泉の水面と同じ高さで川が流れていきます。
温泉でのぼせて 川にダイブして 冷えた体を温泉で温めて…
なんとも贅沢な温泉です。
自分の中で、「温泉経験値が上がったな」と感じました(笑)

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