熊野古道 小辺路（高野山〜三浦峠〜熊野本宮大社）

2015年09月10日(木) ~ 2015年09月11日(金)

• GPS: 24:17
• 距離: 65.9km
• 登り: 4,071m
• 下り: 4,830m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:41
• 休憩: 1:27
• 合計: 11:08

距離 35.7km 登り 2,642m 下り 2,399m

8:06 千手院橋
8:22 大滝口女人堂跡
8:49 薄峠
9:29 9:43 大滝集落
10:08 高野龍神スカイライン合流
10:28 水ヶ峰分岐
11:03 11:15 林道タイノ原線東屋
11:39 平辻
12:10 12:19 大股登山口
12:55 13:18 萱小屋
13:54 桧峠
14:15 伯母子岳分岐
14:30 14:43 伯母子峠
15:14 上西家跡
15:45 水ヶ元茶屋跡
16:31 待平屋敷跡
16:51 三田谷バス停
17:02 三浦口バス停
17:03 17:14 船渡橋
17:40 吉村家跡
18:21 18:26 三十丁の水
19:14 三浦峠

2日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 1:15
• 合計: 10:15

距離 30.1km 登り 1,450m 下り 2,431m

6:16 三浦峠
6:28 古矢倉跡
6:44 出店跡
7:22 7:35 矢倉観音堂
8:03 西中バス停
9:45 昴の郷
10:38 11:06 果無登山口
12:14 12:21 観音堂
12:54 13:06 果無峠
13:57 三十丁石
14:15 七色分岐
14:57 八木尾バス停
15:18 15:33 道の駅ほんぐう
15:51 三軒茶屋跡
16:31 熊野本宮大社

天候

1日目：雨 時々曇り
2日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

最寄駅--(JR)--新今宮駅--(南海)--極楽橋駅--(南海ケーブル)--高野山駅--(南海りんかんバス)--千手院橋バス停

南海りんかんバス
　※高野山駅から千手院橋バス停までの所要時間は約12分でした
　　↓
http://www.rinkan.co.jp/koyasan/
　※最寄駅始発だと8時に千手院橋バス停着が最速でした

コース状況／危険箇所等

コースは下記の資料を参考にしました
　　�〇海鳩銘�社『熊野古道を歩く旅』
　　��奈良県十津川村『世界遺産熊野参詣道登山マップ 熊野参詣道小辺路』
　　　　�△魯ぅ鵐拭璽優奪箸�ら印刷し持参しました
　　　　　　↓
　　　　　　http://www.vill.totsukawa.lg.jp/static/koheti_map.htm　
　　　　細かい区間距離やコースタイムも載っていますが
　　　　コースタイムは『山と高原地図』なんかと比べると
　　　　かなり渋めの気がします

その他周辺情報

●雨を気にせず（屋根があって）テント泊できそうな場所
　・林道タイノ原線の東屋
　・萱小屋跡（無人小屋）
　・伯母子峠（無人小屋）
　・三浦峠（東屋）

●熊野本宮大社に到着後、熊野本宮観光協会に無理をお願いして宿を
　探していただきました
　　※観光協会の営業時間は17時までです

写真

9/10 5:04

久しぶりのテント泊装備
詰め込んで計測したら18kgになっていました

※帰宅後に反省してみると使わなかったのは菓子パン2個だけでした

9/10 7:36

7:36
南海電車を極楽橋駅で乗り換え

9/10 7:36

7:36
そのままケーブルへ
ぎりぎりトイレに行けるくらいの乗り継ぎ時間です

9/10 8:10

8:10
ここから数枚、カメラの撮影モードがおかしな事に（汗）

千手院橋バス停周辺はまだ閑散としています

9/10 8:22

8:22
ろくろ峠

9/10 8:49

8:49
薄峠

9/10 9:09

9:09
巨大キノコ

9/10 9:14

9:14
御殿川（おどがわ）を渡ります

9/10 9:14

9:14
底から激流が見えて少し怖い

9/10 9:28

9:28
大滝集落
小辺路はこの先のトイレから左に登る

9/10 9:30

9:30
間違えて、そのまま真っすぐ進むと『葵の井戸』なる水場がありました

9/10 9:32

9:32
井戸から戻ってトイレと民家の間の坂を登ります

9/10 9:32

9:32
すぐ先に東屋がありました
ここで少し休憩

9/10 9:33

9:33
まだまだ先は長い…

9/10 10:08

10:08
高野龍神スカイラインと合流します

9/10 10:27

10:27
水ヶ峰分岐
ここから左の山道へ

9/10 10:34

10:34
小雨の中を歩きます

9/10 10:37

10:37
DANGER

9/10 10:39

10:39
水ヶ峯

9/10 10:48

10:48
林道タイノ原線と合流

9/10 11:03

11:03
林道タイノ原線の東屋

9/10 11:39

11:39
平辻
右に下りて大股へ

9/10 12:10

12:10
大股バス停とトイレと自販機

9/10 12:20

12:20
伯母子岳を目指します

9/10 12:55

12:55
萱小屋跡の無人小屋
雨が激しくなってきました

9/10 13:15

13:15
中で少し休憩させていただきました

9/10 13:54

13:54
桧峠

9/10 14:30

14:30
伯母子岳山頂には寄らず峠の小屋へ

9/10 14:31

14:31
伯母子峠小屋の内部

9/10 14:32

14:32
十津川村 三田谷方面に下ります

9/10 15:14

15:14
上西家跡

9/10 15:45

15:45
水ヶ元茶屋跡

9/10 16:31

16:31
待平屋敷跡

9/10 16:49

16:49
伯母子岳登山口

9/10 16:49

16:49
三田谷橋を渡ります

9/10 16:49

16:49
近くに自販機もあるようです（寄っていません）

9/10 17:02

17:02
三浦口バス停

9/10 17:03

17:03
舟渡橋

9/10 17:04

17:04
舟渡橋すぐ横に「三浦の湧水」
ここで給水し、日没に備えてヘッドランプも装着しました

9/10 17:16

17:16
舟渡橋を渡りきったところにある道標
この日の目的地である三浦峠まで3時間…日没まで残り1時間なので、この場にテントを広げて寝ようかとも考えましたが進む事にしました

9/10 17:25

17:25
石畳

9/10 17:39

17:39
怖そうな木

9/10 17:40

17:40
吉村家跡

9/10 18:21

18:21
日が暮れてしまいました
看板の「むりをしない」が心に響きます（笑）

9/10 18:21

18:21
三十丁の水を給水

9/10 19:15

19:15
この日の予定、三浦峠に到着
1日目は37.2kmでした

9/11 5:52

5:52（翌朝）
夜中は風が激しく鳴っていましたがグッスリ寝られました
この日の出発は6:16

9/11 6:28

6:28
古矢倉跡

9/11 6:44

6:44
出店跡

9/11 7:23

7:23
矢倉観音堂

9/11 8:03

8:03
ビールの自販機発見！
我慢しました

9/11 8:03

8:03
西中バス停

9/11 8:03

8:03
西中バス停の時刻表
ここから「昴の郷」（十津川温泉）までは車道歩きのためバスを利用するのもアリみたいです

9/11 8:49

8:49
重里バス停付近にある喫茶店
この横に自販機があったので少し休憩

9/11 8:55

8:55
ファイトイッパツ！！
（自販機にて160円）

9/11 9:08

9:08
前日の雨から一転、快晴です

9/11 9:45

9:45
昴の郷

9/11 9:51

9:51
果無集落へ向かう柳本橋

9/11 9:53

9:53
揺れます
足元の板も頼りない気がして、なかなか怖い

9/11 9:59

9:59
果無峠登山口

9/11 10:12

10:12
The熊野古道！って感じの道です

9/11 10:19

10:19
果無集落に向かう途中のベンチから

9/11 10:38

10:38
果無集落
大きな鯉がいました

9/11 10:38

10:38
にほんの里100選らしいです

9/11 10:40

10:40
世界遺産碑と果無集落

9/11 10:44

10:44
ここから道端にお地蔵さんがいっぱい
西国三十三観音です
こちらは第30番観音

9/11 11:30

11:30
天水田
山口茶屋の住人が雨水だけを頼りに、この山の中で稲作したらしいです

9/11 11:40

11:40
山口茶屋跡

9/11 12:20

12:20
観音堂

9/11 12:21

12:21
第20番観音

9/11 12:56

12:56
そんなこんなで果無峠まで登りきりました
伯母子峠、三浦峠と越えてきて、この果無峠で大きな登りは終了です
結構、足腰にきてます（笑）

9/11 13:57

13:57
三十丁石あたりから本宮町を望む

9/11 13:57

13:57
三十丁石

9/11 14:21

14:21
出た！！！
小さいヤツには何匹か遭遇しましたが…
疲れのため恐怖心も薄れてきました（笑）

9/11 14:57

14:57
国道168号線
八木尾バス停です

9/11 15:04

15:04
道の駅で冷たいコーラを飲むのが当面の目標

9/11 15:04

15:04
足裏のマメが痛み、思うように速度が上がりません

9/11 15:17

15:17
今夜の宿も気になります
『道の駅ほんぐう』で観光案内所でもあればと思いましたが見当たりませんでした
コーラを飲んで先を急ぎます

9/11 15:51

15:51
三軒茶屋跡の関所
このあたりになると観光地の雰囲気です

9/11 16:28

16:28
そんなこんなで裏鳥居から熊野本宮大社へ

9/11 16:30

16:30
黒い八咫ポスト

9/11 16:31

16:31
ゴ〜〜〜ル♪♪♪

9/11 16:33

16:33
2日目は29.8kmでした

9/11 16:44

16:44
とりあえず正面の鳥居まで下りてから、今夜の宿を探すため熊野本宮観光協会に行きます

9/11 17:16

観光協会は17時まででしたがスタッフの方々に親切に対応していただき、どうにか寝場所を確保していただきました
大鳥居を見ながら宿まで歩きます

9/11 17:26

今夜のお宿は古民家一軒貸し切り
外見はやや荒れた感じですが中は隅々まで手が入っており快適に過ごせました♪

9/11 17:32

玄関には下駄と番傘

9/11 18:08

シャワーでスッキリした後、カッコつけて庭でコーヒー（笑）

9/11 19:23

20時頃には寝てしまいました

9/12 7:14

翌朝、8:20発のバスで帰る予定ですが早めに宿を出て大鳥居を見に行きました
ザックはバス停に放置

9/12 7:27

この日も快晴
早起きしてよかった♪

9/12 7:32

ド〜ン！

9/12 7:34

熊野本宮大社 旧社地 大斎原

9/12 7:45

もう一度、大鳥居をふり返ります

9/12 7:56

もう一度、熊野本宮大社にも寄って

9/12 8:20

8:20発の紀伊田辺駅へのバスに乗り込みます
ちなみに大和八木駅行のバスは道が通行止めのため直通運行をしていないので注意です
http://www.hongu.jp/access/douro-bus/

9/12 10:48

紀伊田辺駅からは贅沢に「特急くろしお」で帰りましたとさ

そんなこんなで(^0^)v

撮影機器：

EX-H50 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

テント一式 シュラフ ランタン コンロ ガスカートリッジ コッヘル サンダル ヘッドランプ 〃 予備電池 雨具 スパッツ 防寒着 替え衣類 手袋 時計 ガイド地図 ナイフ ライター 携帯電話 〃 充電器 カメラ ミニ三脚 健康保険証 眼鏡 コンタクトレンズ 食糧 飲料 非常食

感想

Thomas

感想は写真のコメントをご参照ください（＾0＾）v

コメント

fuararunpu

世界遺産
二日連続30ｋお疲れさん
全部目を通して世界遺産を楽しめましたよ。

＞4・5・6
重力レンズ現象ですね

＞7
シロオニタケ

Thomas

fuararunpuさん、いつもコメントありがとうございます♪
このコース、トレランの方なら一日での完走も出来るようです
隊長殿、いかがですか？

京のスター

トーマスさん、こんにちは。
熊野古道小辺路やりましたね 。

私も今年計画してたんですが、ちょっと無理そうです 。

来年は頑張って歩いてみます。

レコ参考にしますね

Thomas

HIDEさん、コメントありがとうございます♪
久しぶりにテントを背負って歩いたら肩こりが

じゃあ来年まで楽しみに待っています

うみさま

小辺路師匠
4月前半にて１泊２日踏破（民宿泊）で、アドバイスを！

特に２日目の行程で、本宮大社16：45発のバスに乗車、紀伊田辺から くろしおで帰阪の流れでアドバイスを

Thomas

先輩へ、おそれ多くてアドバイスなど出来ませんが・・・
当時の画像と手元に残してある記録を見返しながら、思いつくまま箇条書きにて
失礼いたします。

⦿出発前に作成したスケジュール(写真98に添付しました)と実際のコースタイム
　を比較すると
　１日目は伯母子峠以降
　２日目は果無集落以降
　で極端に歩速が落ち、休憩が増えました。
　原因は足裏全面の肉刺のため。
　※スケジュール表の時間はインターネットでダウンロードしたガイドブック(写
　真99に添付しました)を単純に85%換算して目標としただけです。
⦿自身で残している反省書(写真100,101に添付しました)を見ると「総上昇量」
　「総下降量」が平均で2,300mを超えます。
　これは『平地歩き』より、『山登り』に近い感覚だと思います。
　特に三浦峠への登りは(初日のクライマックスって事もあり)苦しかった覚えが
　あります。
⦿ザックに2.5リットルの水を入れたプラティパスを常備して歩きましたが、三浦
　峠でテント泊した時にしか手を付けた記憶がないので飲み物には困らなかった
　と思います。
⦿食糧は２日分を担いで歩いたと思います。途中で買い足した記憶はありません。
⦿民宿泊なら「政所さん」になるのでしょうか？
　それなら余裕を持って早立ちすれば、時間的にはゆとりのゴールになると
　思います。
⦿自身が小辺路を歩く前によく見ていたのが↓このページです。
　　https://medium.com/@Jean_Btype/1-50532780918a
　ご存じかも知れませんが、ご参考までに。

そんなこんなで
電車の乗り遅れ、足裏のケア不足、歩行中の飲酒さえなければ先輩の脚なら計画
通りに特急くろしおを満喫できるはずです。
最悪、民宿をスルーして夜通し歩けば翌朝にはとうちゃこ！
そのくらいのドデカイ気持ちでも大丈夫ではないでしょうか
まったく参考にならない乱文スミマセン
検討をお祈りするとともに、報告を楽しみにしております

うみさま

痒い背中に届いたアドバイスサンクスです
98･100･101 すんごくサンクスです
昨年春なら【行けるっしょ 】ってな感じでした＞初心者のイキってる状態
が、盆に人生初の捻挫・・・
足の筋力も下がって脂肪は増加・・・上半身の筋力も増加・・・
で・・・

>最悪、民宿をスルーして夜通し歩けば翌朝にはとうちゃこ！

これ 新しいアドバイスで

追伸
＞電車の乗り遅れ、足裏のケア不足、歩行中の飲酒さえなければ

盗聴器しかけられてる〜

うみさま

足裏全面の肉刺？
草津→桑名てくてくで経験しましたが、全面肉刺があってのあの踏破時間なら素晴らしいかと

小辺路＝（大雲取越＋小雲取越）×２って感じなんでしょうかねぇ

あと登山届のボックスってどの辺りにありました？

Thomas

Re: 足裏全面の肉刺？
前回の亀岡街道まで肉刺対策は意識したことがなく、30kmを越えると数ヶ所、50kmを越えると全面が常でした
長距離＝根性
そんな感じだけで歩いておりました
ただ、亀岡街道はみなさんの書かれている靴下の履き替えを実践し、結果的に肉刺ゼロでした

大雲小雲は未踏のため雰囲気がわかりません

また、登山届ボックスも自身が無届入山者のため確認しておりません


役立たずで申し訳ございません…。