政次郎尾根から塔ノ岳（今年2度目の尊仏山荘泊）

2015年09月12日(土) ~ 2015年09月13日(日)

• GPS: 25:21
• 距離: 18.5km
• 登り: 2,295m
• 下り: 2,249m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:35
• 休憩: 1:00
• 合計: 7:35

距離 11.5km 登り 2,164m 下り 935m

8:40 大倉
9:15 竜神の泉
9:55 新茅山荘
10:05 作治小屋
10:15 10:25 戸沢山荘
12:25 政次郎ノ頭
12:35 12:40 書策新道分岐
12:45 13:30 書策小屋跡地
15:10 書策新道分岐
15:30 新大日茶屋
15:45 木ノ又小屋
15:45 木ノ又大日
16:15 塔ノ岳

2日目

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:30
• 合計: 3:30

距離 7.0km 登り 126m 下り 1,328m

6:30 塔ノ岳
6:50 6:55 金冷シ
7:05 花立
7:20 7:35 花立山荘
8:00 天神尾根分岐
8:15 8:20 堀山の家
8:35 堀山
8:45 駒止茶屋
9:10 9:15 見晴茶屋
9:20 雑事場ノ平
9:35 観音茶屋
9:55 大倉山の家
10:00 大倉

天候

12日、13日ともに雲広がる。雨無し、塔ノ岳山頂をのぞき強風無し

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き帰りとも新宿-渋沢（小田急）を利用
※行きは8/12早朝の地震の影響で、緊急停止・徐行運転等により1時間遅れ

丹沢・大山フリーパス利用1,530円
http://www.odakyu.jp/train/couponpass/tanzawa/

コース状況／危険箇所等

政次郎尾根：急登続きですが、特に危険な場所無し。杉林多く、展望もない。
書策新道：廃道。ルート不明瞭、危険なトラバース地帯有り。
　　　　　滑落・道迷いの恐れがありますので、バリエーションルート等歩き慣れてない方は、絶対にオススメしません。
大倉尾根：花立周辺にがれ場あるも特に問題なし。
　　　　　見晴し茶屋からの下はヒル対策か草が刈られた箇所もあり、
　　　　　ヒルは発見できず。
　　　　　観音茶屋手前〜見晴し茶屋は休憩無しで通り過ぎた方が良いそうです。
　　　　　念のため塩持参を。

写真

9/12 8:58

まずは戸川林道〜政次郎尾根でみつけたキノコ3つ。おわん型値の赤いキノコ

9/12 9:35

こちらは良く見るキノコ

9/12 12:10

直径15cmほどのタマゴダケ。少し欠けてたけど立派。

9/12 12:24

表尾根稜線下のブナ林。ガスってました。

9/12 12:35

稜線に咲いてた大きなフジアザミ

9/12 13:41

書策新道の霧

9/12 13:56

白竜の滝。この後、書策新道を下りましたが、悪路の為、表尾根稜線へ引き返しました。

9/12 17:45

尊仏山荘泊。塔ノ岳からの富士山と夕日

9/12 17:47

山頂の石仏とともに

9/12 18:05

尊仏山荘と言えばカレー。おかわりは半分にしました。

9/12 18:29

食後にもう1枚夕焼けを撮りに行く

9/12 18:35

東側には大山の奥に横浜方面の夜景が広がってました。翌朝のご来光はガスっており拝めませんでした。

9/13 5:38

2日目。朝飯後、コーヒーのんで下山しましす。天気はガスが立ち込め展望無し。

9/13 6:22

ヤマハハコ

9/13 6:42

大倉尾根のブナ林を下ります。

9/13 6:51

金冷しでは朝日も一瞬出たけど、すぐ雲の中へ。

9/13 6:54

シロヨメナ？ノコンギクかな？

9/13 7:02

小さなウスユキソウ

9/13 7:02

自生のホトトギス、初めて見ました。園芸用に比べて背は低いです。

9/13 7:09

大倉尾根のフジアザミ

9/13 7:12

紅葉はもう少し先

9/13 7:41

大倉尾根の稜線東側にはガスが立ち込めてました。

9/13 7:44

羽の先に白い三角形があるのでミドリヒョウモンのメスでしょうか？

9/13 7:44

アップで。アザミの蜜を吸ってます。

9/13 7:55

ヤマホトトギス。大倉尾根には沢山咲いてました。

9/13 8:04

マルバダケブキは終盤

9/13 8:19

堀山の家の張り紙。チャンプ、5000回登頂おめでとうございます。

9/13 8:41

シロバナイナモリソウ

9/13 9:16

コフウロと迷いましたが、葉の切れ込みが浅かったのでゲンノショウコにしときます。

9/13 9:23

生まれたばかりのタマゴダケ。ヒル危険エリアだったので、ささっと撮って離れました。

9/13 9:50

ヤブラン

9/13 9:52

大倉少し手前に咲いてたシュウカイドウ。お疲れさまでした。

撮影機器：

E-M5 OLYMPUS IMAGING CORP.

E-PL5 OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

vvaren3

ー月ぶりの山登りは丹沢にしました。
早朝の地震の影響で渋沢には約一時間遅れの到着となりました。

今回は戸沢の政次郎尾根を登り、書策新道を下るルートにしました。
政次郎尾根は杉林の急登なだけで特に危険な場所はありませんでした。
しかし書策新道は危険なトラバースや道不明瞭な箇所が多く私のレベルでは
下れる道ではありませんでした。
これ以上、下ると道迷いや滑落の恐れがあると判断し、体力には問題なかったので
また稜線へ戻りました。
持参したのは国土地理院の1/25000地図と2010版山と高原地図。
2010年度版は破線ルートでしたが、後で調べると廃道となってました。
早速新しい地図に更新したいと思います。

16時過ぎには塔ノ岳へ到着。
まだ体力もありギリギリ下れる時間でしたが、6月に見れなかった夕焼け、
朝日を見たく今年2度目の尊仏山荘泊。
ご来光や星空は残念ながら見れませんでしたが、夕焼け見れたので良しとします。

翌朝はガスで展望無し。
大倉尾根の晩夏の花を見ながら、下山しました。
マルバダケブキやヤマホトトギスが目立ちました。
変わったところではシロバナイナモリソウなども。

今回の山行はいろいろと反省点はありましたので、地図の更新、トラブル時の
判断力等、今後の山行に役立てたいと思います。

コメント

skywatcher

ルート変更の判断、的確です
gutti_sikiさん、お疲れ様でした。

写真で見ると、書策新道はガスってあまり見通しが良くなかった様ですね。
登山道も判りにくい所もあったので、引き返しが正解でしたね。

夕焼けの様子は、すごく綺麗ですよ。
無事の下山、何よりです。

追伸
登山開始の頃、戸川林道の竜神の泉付近で追越ししましたね。
稜線でお会いした時に、そんな感じがしていました。

vvaren3

Re: ルート変更の判断、的確です
skywatcherさん、コメントありがとうございます。
引き返す勇気に結構パワー使いました
おかげで塔の夕焼け見れて良かったです

skywatcherさんとは丹沢や八ヶ岳など良く行くルート被ってそうなので、
またどこかでお会い出来そうですね

minoki

お疲れ様です
久し振りの山行ですね。
もう、丹沢のヒルの時期は終わったのかな。
政次郎尾根、塔ノ岳2回目にして登り、死にそうになりました
二度と登らないと思いましたよ(笑）。

ヒルが出ないなら、そろそろ丹沢に行こうかなぁ

vvaren3

Re: お疲れ様です
minokiさん、コメントありがとうございます
いつもヤマレコ楽しく拝見させてもらってます。

政次郎尾根は、杉林の樹林帯ばかりの急登でしたね。
でも５月頃には林床にスミレが咲くかもです。
お隣の烏尾尾根も似た感じの道でしたが、スミレが沢山咲いてました

尊仏山荘のご主人の話では見晴し茶屋から上には、ヒルはほとんどいないみたいです。
またヒル危険エリアの山道脇の草も刈られてたので、ささっと通り抜ければ心配する事ないかも？
そういえば尊仏山荘のご主人は鹿児島出身の方ですよ