ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 71585
全員に公開
ハイキング
中国山地西部

安芸冠山(明善川から登り、寺床から犬戻し峡へ下る)

2010年06月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:45
距離
9.3km
登り
804m
下り
801m

コースタイム

11:00犬戻峡の東屋-犬戻し峡遊歩道経由-11:45林道終点から明善川の出合いから右を詰める-13:43登山道合流-13:56松ノ木分岐-14:30冠山-15:00松ノ木分岐-15:17登山道から外れる(寺床)-16:45犬戻峡の東屋
天候 ほとんど雨
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
バリエーションルートの一つとして、寂地林道終点に流れる明善川を詰めて松ノ木登山道の途中を目指しました。
明善川は、林道終点から入り最初の出合いを左に進むと寂地山と後冠山との鞍部の西大沼ケ原に詰め上げている川ですが、今回はその出合いから右の沢を詰めて1124ピークそばの鞍部を目指し、そこから主尾根の登山道に向けて登りました。このルートの沢には滝らしきものはなく、西大沼ケ原に詰める左沢よりかなり歩きやすい印象でした(途中から直ぐに明善本流から外れていますが…)。

オオヤマレンゲは6月20日よりたくさん咲いていましたが、生憎のお天気で残念でした。

下山路は松ノ木登山道の寺床より、常国に下山する登山道を利用しました。
昔はしっかりとした道があったそうですが、今は所々なんとなく残っている程度です。(1082ピークまではわりとしっかりマーキングが残っています。そこからもどうかな!?という場所には目印のテープがありました。)
今回は読図練習を兼ねて途中までそれを下り、途中から犬戻し峡の林道(寂地林道)のヘアピンカーブ目指して下ってみました。もう少しで林道に出るという所で使われていない雨量観測所みたいなものがありました。
このルートも踏み跡はあったりなかったりで、目印もあったりなかったりですが、地図と磁石で確認しながらゆっくりと下れば迷うこともないと思います。
寂地林道終点にある案内板
2010年07月07日 12:12撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
7/7 12:12
寂地林道終点にある案内板
林道終点から明善川に入る・・・
2010年07月07日 13:02撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
7/7 13:02
林道終点から明善川に入る・・・
出合いを右に進み、沢を詰めると1124mピークそばの鞍部に出ます。
2010年07月07日 13:35撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
7/7 13:35
出合いを右に進み、沢を詰めると1124mピークそばの鞍部に出ます。
時折霧が・・・
2010年06月27日 11:32撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
6/27 11:32
時折霧が・・・
鞍部からは主尾根にある松ノ木の登山道目指して直登しました。
2010年07月07日 14:04撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
7/7 14:04
鞍部からは主尾根にある松ノ木の登山道目指して直登しました。
主尾根にある登山道に出ました。ここの何重にも巻かれたテープは、降下地点の目印にあるのかもしれません。
2010年07月07日 14:11撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
7/7 14:11
主尾根にある登山道に出ました。ここの何重にも巻かれたテープは、降下地点の目印にあるのかもしれません。
冠山山頂
2010年06月27日 10:43撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
6/27 10:43
冠山山頂
雨に濡れるオオヤマレンゲ
2010年06月27日 10:52撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
6/27 10:52
雨に濡れるオオヤマレンゲ
下向きに咲くオオヤマレンゲの花は、虫の避難場所に最適かもしれません。
2010年06月27日 10:56撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
6/27 10:56
下向きに咲くオオヤマレンゲの花は、虫の避難場所に最適かもしれません。
松ノ木登山道にあるこの標識あたりが寺床になります。ここから常国に下りる踏み跡に入りました。
2010年06月20日 14:53撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
6/20 14:53
松ノ木登山道にあるこの標識あたりが寺床になります。ここから常国に下りる踏み跡に入りました。
昔の破線跡には時々目印のテープや、踏み跡らしきものもありますが、途中のピークまではこの境界線表示が頼りになります。
2010年07月07日 15:14撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
7/7 15:14
昔の破線跡には時々目印のテープや、踏み跡らしきものもありますが、途中のピークまではこの境界線表示が頼りになります。
この杭はなんだ・・・?
この杭もアテになります。
2010年07月07日 15:24撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
7/7 15:24
この杭はなんだ・・・?
この杭もアテになります。
この赤い杭を見つけると“ホッ”としました。
結構頼りになります。
2010年07月07日 15:49撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
7/7 15:49
この赤い杭を見つけると“ホッ”としました。
結構頼りになります。
雨にうたれるバイク…。
犬戻し峡遊歩道前にあるここの東屋は着替えから休憩までバイクの私には重宝してます。
2010年07月07日 16:46撮影 by  FinePix Z37, FUJIFILM
1
7/7 16:46
雨にうたれるバイク…。
犬戻し峡遊歩道前にあるここの東屋は着替えから休憩までバイクの私には重宝してます。
撮影機器:

感想

下山時、雨脚が弱まった時に、斜め後方のあらぬ方向からバザバザッ!と笹藪を掻き分けるような音が聞こえてきました。その距離約30mぐらいで、だれかいるのか!?と思った私は音のする方向に大きな声で
「こんにちは!」
「こんにちは!」
「誰かいますか!」
と声を掛けました。
すると笹の音がとまり、あたりは静まりかえるばかりで何の応答もありませんでした。
ここは深入りしない方が懸命だと思い、大袈裟に鈴を鳴らしたりペットボトルを叩いたりしながらそのまま尾根を下っていきました。いったいあれは何だったんだろう・・・。やっぱりクマかなんかだったのでしょうか?

ちなみに十方山の那須コースを歩いていて笹原を掻き分ける音がした時には鹿でした。姿が見えない音の方の笹原に向かって声を掛けると音が止まり、向きを変えて笹の少ない急斜面を駆け上がって行く時に姿をチラッと確認、あんなに速く登れるんだと驚きました。鹿の時は笹原を掻き分けるバサバサ音が速くて、明らかに人じゃないのは直ぐわかりましたが、今回はそれよりもペースが遅く、人のように感じました。ほんとに何だったのでしょうか?

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1474人

コメント

復活して欲しいコースです。
以前のshyrirerさんの記録にあったと思い
そのとき同じ様なこコメントしてるかもしれませんが
寺床〜寂地林道は2・5万図には載ってますが
先日松ノ木峠尾根から見た際も「とても入れる様子では
なかったので」勇気に感服です でも
復活してくれれば寂地峡からの周回コースや
吉和冠にも行けるコースになるのですが・・・
2010/8/20 17:14
ほんとに復活してほしいです。
ほんとに復活してほしいルートですね。この寺床〜常国ルートは、西中国山地を縦横無尽に歩き回っている“山歩きの履歴”さんが歩いているのをみて、一度歩いてみようと思っていました。
本当は尾根の見通しのよい秋〜春に歩きたかったのですが、一度林道のもっと上部の方に下山したことがあったので歩いてみました。
標高が下がってくるとブナ林から潅木が多くなってきて、歩きにくいなと思っていると踏み跡らしきものが少し横にあったりして、昔はホントに道があったんだなあ…、と思いながら下山しました。
一度雪の時でもこのルートで登ってみたいですね。雪道の松ノ木峠を越えるのが怖いので多分無理っぽいですけど…。
2010/8/24 21:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら