谷川岳縦走 西黒尾根~谷川岳~蓬峠テン泊~土樽駅
- GPS
- 27:21
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,872m
- 下り
- 1,953m
コースタイム
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:36
天候 | 9/12(土) 晴れ時々くもり 夕方よりくもり 深夜雨のちくもり 18時気温18度ほど 9/13(日) 早朝 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
国道291号で土合橋付近の白毛門登山口駐車場へ 無料駐車場は100台は駐車可能かな。 ●土合駅に下山後の車の回収 土樽駅より土合駅まで電車利用 料金240円 約3時間おきに電車が来るみたいです。なお正確な時刻は時刻表を確認してください」。 新潟方面から土合駅に来た場合は地上のホームに着くので、土合駅の長い階段は登らなくていい。 東京方面からは地下ホームに着くので長い階段を頑張って登りましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
谷川岳ロープウェイ土合口から車道を歩くと登山指導センターがありここで登山届を提出 ●西黒尾根〜谷川岳山頂 日本三大急登と言われる西黒尾根、標高差約1200m ラクダのこぶまでは急登ですがまだましな方、そこから先がクサリが複数ある急な岩場が続く。 青い岩(蛇紋石)が非常に滑りやすく、足をかけたときは注意が必要。 ●谷川岳山頂〜一ノ倉岳〜茂倉岳 濡れると滑りやすい岩場が続く、アップダウンはそれほどない ●茂倉岳〜武能岳 一面の笹原をコルまで380mほど下る、そこから武能岳まで170m登る 登山道自体は歩きやすいがアップダウンがきつい所である ●武能岳〜蓬峠(蓬ヒュッテ) 気持ちの良い笹原の稜線歩きができる、アップダウンもなくたおやかな稜線 ●蓬峠〜蓬新道〜土樽駅 つづら折れの登山道を下っていく、途中数回渡渉あり、一ヶ所増水時には注意が必要かもしれません。沢沿いの登山道、岩が多く滑りやすいので注意。 林道まででれば、あとは舗装された道路を土樽駅まで歩く ◆水場状況 蓬峠(蓬ヒュッテ)の水場 土樽方面へ10分ほど下ると水場があります。 水量潤沢 ◆テント場状況(蓬ヒュッテ) 料金500円 テント場代という名目で簡易トイレが一つ貰えます。 草地で快適 携帯電話の電波も入ります(au) |
その他周辺情報 | 谷川温泉 湯テルメ谷川 入浴料(2時間) 550円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
晩ご飯
行動食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
フライパン
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
タイラップバンド
常備薬
ロールペーパー
携帯
タオル
ストック
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
水2リットル
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感想
当初の予定では東北最高峰の燧ケ岳に登る予定でしたが、週の半ばの豪雨災害で道路状況が悪く、鬼怒川の上流部の鬼怒川温泉あたりも土砂崩れなどの被害があり登山口までたどり着けるか微妙だったので、燧ケ岳に登るのを断念することになってしまった。
急遽、別の場所を考えたが時間が足りなかったので一度訪れたことがある谷川岳に行くことに決めた。
仕事が終わってから準備をして移動して、白毛門登山口駐車場に着いたのは3時になってしまった。ちょうど一年前に谷川岳馬蹄形縦走(反時計回り)をやったので今回は逆周りのコースで登ってみることにした。
5時半に駐車場を出発、登山指導センターで登山届けを提出30分ほどで西黒尾根登山口に辿りついた。去年馬蹄形を周ったとは言ったが西黒尾根は下りないで天神尾根を下り最後はロープウェイを使ってしまったので正確には馬蹄形を完成していないんだが、そこはひとまず置いておこう・・・
まず西黒尾根ですよ、日本三大急登のひとつの西黒尾根、登山口から標高差1200m、標高差だけ見るとたいしたことないように思いますが、実際に登ってみた感想は―――
うわさ通りの急登でした!
最初は軽快に登れていたが、ラクダの背あたりから岩場になりクサリも何本もある厳しい登りに変わった。それが長いこと続くと体力も奪われ頂上に着く頃にはヘトヘトになってしまいました。さすが日本三大急登と言うだけあります、恐れ入りました。
谷川岳山頂はロープウェイを使い天神尾根からの登山者で一気に人が増え、相変わらずの人の多さです。今年はガスってなく山頂からの素晴しい眺めを堪能することが出来ました。万太郎山へ続く稜線は素晴しいの一言に尽きます、いずれ歩いてみたい稜線と心に決めた。
山頂をすぎると登山者は一気に減り、静かな歩きとなった。
西黒尾根もきつかったのですが、その後の茂倉岳から武能岳まで380mコルまで下りそこから180mの登り、この登り返しが予想以上に体力を奪われてしまいました。
武能岳から蓬峠までは笹原の気持ちの良い稜線歩きで、去年はガスで辺りは何も見えなかった所でしたが、晴れているとこんなにも気持ちの良い歩きができる所だったのね。
途中で富山から来たというお兄さんと会った。どこに向かうのか聞いたら自分と同じで清水峠でテン泊して朝日岳を登り白毛門へ下りると言う。清水峠でまた会いましょうと挨拶をして彼は先に進んでいった。これが彼を見た最後の姿であった・・・
というのも自分が蓬峠で力尽きて清水峠までたどり着けそうになく蓬峠でテン泊することなってしまった。富山から来た赤い新バルトロ75ザックの彼、たどり着けなくてごめんなさい、一緒にテント泊して馬蹄形やり遂げたかったです。
蓬峠でテン泊すると決めて、まずは蓬ヒュッテでテントの受け付けを済ませる、テント場代と言う名目の簡易トイレを一枚貰いテント場へ向かった。
蓬峠のテン場は草地で中々快適な所でした。テントは10張りと言ったところでしょうか、奥のほうのテン場は水がたまってしまい張れそうにありませんでした。
この日は自分も入れて4張りでしたのでいい場所に張る事が出来た。
次は水の確保へ水場へ向かう、土樽方面へ10分ほど下ると沢水が勢いよく流れる水場がある、中々の美味しさだが、何度も汲むのは苦労なので一度で済ませた方が良いだろう。
テントに戻り、夕方まで本を読んでのんびり過ごした。まだ早めの時間だったが腹が減ってしまい、早めに晩御飯にすることにした。ステーキとすき焼きという山で食うには豪勢な晩飯で腹は満腹、ガスで夕焼けも見れそうになかったので早々に寝てしまいました。
深夜、雨音で目が覚めた、予報で雨が降るかもと言っていたが予報どおりだったな。雨音を聞きながらまた眠りに落ちていった。
翌朝、雲は少し出ているが晴れの天気、予報では気圧の谷が向かってきているのでこれから天気は下り坂。この天気も持って朝までだろうと予想して、清水峠から朝日岳を周る馬蹄形縦走は諦めることに決めた。
テントを撤収して6時30分出発、蓬新道を下り土樽駅へ下りるルートで下山することにした。
蓬新道は小さな沢を何度も渡渉するコースだった、平坦な沢沿いの登山道まで降りてくると登山道は岩が転がる歩きづらい道に変わる、岩が滑りやすいので注意して歩く。
林道まで来ればほぼ終わったようなもの、蓬峠から土樽駅まで約2時間30分でした。
車に戻るため土樽駅から土合駅まで電車を利用、一区間240円です。
せっかく土合駅に来たので噂の地下ホームから地上までの長い階段トンネルを見学に行ってみた。長い・・・そして暗い・・・なんというか不気味ですね。さすがに下まで降りる気力はなく上から見学だけで済ませることにしました。
帰りは前回も立ち寄った谷川温泉 湯テルメ谷川で汗を流してから帰路につきました。
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