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Yamareco

記録ID: 7168614
全員に公開
ハイキング
関東

奥久慈、大子アルプス、戻り水郡線で

2024年08月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:24
距離
9.9km
登り
785m
下り
772m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:48
休憩
0:35
合計
5:23
距離 9.9km 登り 785m 下り 772m
4:55
5:02
6
5:08
14
5:22
4
5:37
5:38
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5:41
3
5:44
6
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7
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9
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3
6:37
4
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15
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8
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9
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3
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6
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7
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11
8:42
8:51
36
9:27
ゴール地点
天候 薄ぐもりのち晴れ、下山後暫くして激しい雷雨になったようです。
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
袋田滝本 町営第一無料駐車場に駐車して歩きました。下山後は水郡線下野宮駅から袋田駅まで鉄道を使い、袋田駅から駐車場まであるきました。

水郡線の下野宮ー常陸大子間は極端に本数が少ないのでダイヤを調べます。たとえば平日は8時台のつぎは15時台です!今日は11時台があることを事前に調べておきました。

なお、奥久慈は雷雨の素であるために、雨の影響で水郡線が止まることが少なくありません。止まってしまうと打つ手がないので夏場の水郡線はリスクが高いことを頭の片隅に入れておきます。
コース状況/
危険箇所等
常陸の国ロングトレール(旧称県北ロングトレイル)としてリニューアルしてから格段に歩きやすくなりましたが、大小30近くのピークを越えていく、アップダウンの激しいサディスティックなコースです。

基本的には踏み跡を追えばいいのですが、ところどころ亜レットと惑うとことも少なくありません。黄色のテープはロングトレイルのコースの印ですので、それに沿って歩くことが一番安全です。ピンクテープはバリエーションルートの場合もあります。

日の出前に移動する場合ヘッドライト便りになりますが、ヘッドライトを使った場合、足元の突起や崩落箇所が見えづらいので、易しいところでも慎重に歩きます。

12峰と11峰の間、ちょうど大生瀬トンネルの上あたりに草むらがあるのですが、完全に薮化しており、軽い藪こぎ(押し返されることはない程度。20mくらい)が必要です。目の前の森の中に再度入るように直進します。

最近夕立続き(奥久慈は雷雲の素です)で、地面が湿っており滑りやすくなっています。特に木の根とコケの生えた杉の倒木は恐ろしく滑るので足を置くときはもちろん、手を掛けるときにも気をつけます。

暑い季節は飲料水が大量に必要です。筆者は今回3Lくらい飲みました。

アブやブユが群れています。皮膚の露出を避け、虫除け(スプレー、クリーム)処理を念入りに済ませて歩きます。頭からかぶる防虫ネットは重宝しました。
月は出ていて晴天のようだが、ガスガスの中、ヘッドライト頼りで生瀬富士登山道を峠まで来た。峠にある馬頭観音に無事を祈願した。このしょっぱなの登りがしょっぱい。ぬかるんでいるときにはまるで進まず涙が出てくる。
2024年08月24日 04:45撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 4:45
月は出ていて晴天のようだが、ガスガスの中、ヘッドライト頼りで生瀬富士登山道を峠まで来た。峠にある馬頭観音に無事を祈願した。このしょっぱなの登りがしょっぱい。ぬかるんでいるときにはまるで進まず涙が出てくる。
21峰手前の送電線の鉄塔を通過した時点でもまだ薄暗い。とはいうものの、歩いている感覚ではこのあたりはもうヘッドライト無しでも進むいことができた。21峰を過ぎると気持ちのいいほどの急下降に迎えられた。
2024年08月24日 04:54撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 4:54
21峰手前の送電線の鉄塔を通過した時点でもまだ薄暗い。とはいうものの、歩いている感覚ではこのあたりはもうヘッドライト無しでも進むいことができた。21峰を過ぎると気持ちのいいほどの急下降に迎えられた。
19峰の手前(20峰との間)筆者がゴリラ岩と勝手に呼んでいる大岩を巻く。
2024年08月24日 05:19撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 5:19
19峰の手前(20峰との間)筆者がゴリラ岩と勝手に呼んでいる大岩を巻く。
18峰相当の三角点「赤坂」。今回の縦走はアカサカだの、カマタだの、東京に来たような気分にさせられる。そういえば東京は実は坂の街である。
2024年08月24日 05:26撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 5:26
18峰相当の三角点「赤坂」。今回の縦走はアカサカだの、カマタだの、東京に来たような気分にさせられる。そういえば東京は実は坂の街である。
17峰手前にある眺望点(一本松ピークか?)。曇りがちで眺望はなし。
2024年08月24日 05:32撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 5:32
17峰手前にある眺望点(一本松ピークか?)。曇りがちで眺望はなし。
大生瀬トンネル上部の草原は完全薮化しており、軽い薮漕ぎを強いられた。通ったことがなければ、不安になるだろう。昨年盛金富士を南部からやったときの藪こぎのようだ。
2024年08月24日 06:30撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 6:30
大生瀬トンネル上部の草原は完全薮化しており、軽い薮漕ぎを強いられた。通ったことがなければ、不安になるだろう。昨年盛金富士を南部からやったときの藪こぎのようだ。
旧道を横断し、5峰を過ぎたところで、筆者が勝手に命のベンチと呼んでいるベンチで人心地付いた。ここから4峰相当の三角点「釜田」を目指すが、そこまでには疲れた心をへし折るニセピークがどっさりあるのだ。
2024年08月24日 07:48撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 7:48
旧道を横断し、5峰を過ぎたところで、筆者が勝手に命のベンチと呼んでいるベンチで人心地付いた。ここから4峰相当の三角点「釜田」を目指すが、そこまでには疲れた心をへし折るニセピークがどっさりあるのだ。
大小5つほどのニセピークを根気よく越えて三等三角点「釜田」に到着した。ここからは急降下が中心になる。
2024年08月24日 08:03撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:03
大小5つほどのニセピークを根気よく越えて三等三角点「釜田」に到着した。ここからは急降下が中心になる。
2峰、1峰の壁。
2024年08月24日 08:26撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:26
2峰、1峰の壁。
おそらく1峰からの大子方面の眺望。後半は久慈川の水音を聞きながら縦走した。
2024年08月24日 08:28撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:28
おそらく1峰からの大子方面の眺望。後半は久慈川の水音を聞きながら縦走した。
美しい田んぼ。まもなく稲刈りだろう。じつは水郡線の中からはすでに稲刈りを済ませてはざがけ(稲の天日干し)していた田んぼもあった。
2024年08月24日 08:28撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:28
美しい田んぼ。まもなく稲刈りだろう。じつは水郡線の中からはすでに稲刈りを済ませてはざがけ(稲の天日干し)していた田んぼもあった。
実は筆者はここが1峰だと思っていたのだが、地図によるとそうではないらしい。
2024年08月24日 08:34撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:34
実は筆者はここが1峰だと思っていたのだが、地図によるとそうではないらしい。
ここのほうが大子方面の眺望は良い。この眺望点を過ぎると、道はハイキング程度に優しくなり、階段を下りて縦走は終了する。
2024年08月24日 08:35撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:35
ここのほうが大子方面の眺望は良い。この眺望点を過ぎると、道はハイキング程度に優しくなり、階段を下りて縦走は終了する。
庚申塚に無事を感謝して手を合わせた。縦走路入り口にあるカウンターは979人目だった。
2024年08月24日 08:41撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:41
庚申塚に無事を感謝して手を合わせた。縦走路入り口にあるカウンターは979人目だった。
月待ちの滝。湧き水を飲んで元気を回復した。ペットボトルに汲んだ湧き水は(縁起物らしいので)持ち帰って奥久慈茶を入れていただいた。
2024年08月24日 08:47撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:47
月待ちの滝。湧き水を飲んで元気を回復した。ペットボトルに汲んだ湧き水は(縁起物らしいので)持ち帰って奥久慈茶を入れていただいた。
久慈川は鮎釣りシーズン。ちょうどキャッチしたところ(写真では見えないけど)。
2024年08月24日 08:58撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 8:58
久慈川は鮎釣りシーズン。ちょうどキャッチしたところ(写真では見えないけど)。
車道沿いにおいしそうなナスを見つけた。もちろんとるのは写真だけ。
2024年08月24日 09:07撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 9:07
車道沿いにおいしそうなナスを見つけた。もちろんとるのは写真だけ。
このエリアの久慈川は岩の具合が複雑な表情を作っている。長瀞のようというか、長瀞よりも面白いかもしれない。
2024年08月24日 09:11撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 9:11
このエリアの久慈川は岩の具合が複雑な表情を作っている。長瀞のようというか、長瀞よりも面白いかもしれない。
下野宮に到着した。なぜか駅前にトヨタのソアラが置いてあった。以前から置いてあったのだが、整備されてきれいになっていた。
2024年08月24日 09:27撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 9:27
下野宮に到着した。なぜか駅前にトヨタのソアラが置いてあった。以前から置いてあったのだが、整備されてきれいになっていた。
駅で着ているものを全部取り替えて、汽車を待つ。ローカル線の駅でぼんやり汽車を待つこのひとときは心地よいが、いかんせん暑く、また虫が多かった。
2024年08月24日 11:02撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 11:02
駅で着ているものを全部取り替えて、汽車を待つ。ローカル線の駅でぼんやり汽車を待つこのひとときは心地よいが、いかんせん暑く、また虫が多かった。
筆者の乗る汽車が無事やってきた。
2024年08月24日 11:13撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 11:13
筆者の乗る汽車が無事やってきた。
袋田駅から駐車場まで炎天下の中ひと歩き。袋田小学校のレトロな校舎。
2024年08月24日 11:49撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 11:49
袋田駅から駐車場まで炎天下の中ひと歩き。袋田小学校のレトロな校舎。
右から月居山、山王山、滝のぞき、立神山、生瀬富士とパノラマを楽しめる。建物が写りこむので写真は省略したが、118号を横断する箇所では、男体山と長福山の迫力ある山容を眺望することができた。
2024年08月24日 11:59撮影 by  SH-M17, SHARP
8/24 11:59
右から月居山、山王山、滝のぞき、立神山、生瀬富士とパノラマを楽しめる。建物が写りこむので写真は省略したが、118号を横断する箇所では、男体山と長福山の迫力ある山容を眺望することができた。
撮影機器:

装備

備考 ヘッドライト、スマホGPS、キャップ、防虫素ネット、日焼け止め(防虫クリームとして)、虫除けスプレー、ゴム引き軍手(商品名「タフレッド」)、サングラス(虫が目に飛び込むことを防ぐのにも役立ち増す)、雨具、水、行動食、サンダル(着替え用)、着替え一式

感想

午後から雨の予報だったので、もしかして降られるかと心配しながらの早朝登山であった。夜明け前は今にも降りそうな生暖かい空気であったが、歩いてみると天気は尻上がりに好転していった。しかし、雨雲レーダーを見ると、午後から豪雨だったらしい。間一髪だったか。

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体力レベル
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