記録ID: 7172220
全員に公開
沢登り
八幡平・岩手山・秋田駒
南白沢 2024 乳頭山へフルルート
2024年08月24日(土) [日帰り]
岩手県
秋田県
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 11:28
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,101m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:13
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 11:27
距離 14.1km
登り 1,103m
下り 1,101m
●南白沢は美しく変化の富んだ沢。諏訪木秀夫著「いわての沢」に掲載されている。
もともと好きだけど、もっと好きになった。ドロドロになる所が無い。(私は夏油がホームなのだが、上部で細い沢なので稜線へのツメがドロドロになる。最近倒木も多く荒れていて、ツメが修行レベルに変わってしまった)。
●綺麗だし滝も多いし、今年は倒木もなく沢の中がクリーニングされていて歩くのが楽しかった。堰堤アプローチも踏み跡ありで簡単。ただ最後の2つは手強いのでチェーンスパイク必要。
●体脂肪が少ない人はF5ゴルジュ内で濡れてビレイ中や待ち時間に低体温になるので、カッパ2枚で防寒するのが吉。
●今回メンバーは全てラバー。クライミングやロープの扱いを心得ている安心できる仲間達で構成されている。
もともと好きだけど、もっと好きになった。ドロドロになる所が無い。(私は夏油がホームなのだが、上部で細い沢なので稜線へのツメがドロドロになる。最近倒木も多く荒れていて、ツメが修行レベルに変わってしまった)。
●綺麗だし滝も多いし、今年は倒木もなく沢の中がクリーニングされていて歩くのが楽しかった。堰堤アプローチも踏み跡ありで簡単。ただ最後の2つは手強いのでチェーンスパイク必要。
●体脂肪が少ない人はF5ゴルジュ内で濡れてビレイ中や待ち時間に低体温になるので、カッパ2枚で防寒するのが吉。
●今回メンバーは全てラバー。クライミングやロープの扱いを心得ている安心できる仲間達で構成されている。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
滝ノ上駐車場の休憩室はトイレが修理され快適に使用できた。 ●ルートが複数。メンバー構成で選べる。 ‘頭山にツメるフルルート(長い)車1台でOK ∪蘊促原湿原に出て(アップダウンが激しく痩せ尾根があるが、乳頭山ルートより短い)車2台必要(千ヶ倉登山口駐車場に1台デポ) E賃綢970mの二俣を左に入り千沼ヶ原湿原に出る(車2台必要:千ヶ倉登山口駐車場に1台デポ)とか。古い記録はそちらがメインっぽい。 でも、田代沢を左に入るのは「藪漕ぎがある」といいう記録もあり、私自身はやったことが無いのでお勧めしない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【アプローチは気長に】 ●アプローチ時に堰堤越えが7つ。ただ踏み跡も顕著で堰堤越えは楽だった。最後の堰堤が右岸が崩れていてチェーンスパイクを履いた。下山時も使用するのでチェンスパ必須。 けっこう気長に1時間半ほど歩かないとゴルジュ帯には入れない。沢内が綺麗になっているので地層を鑑賞したりおしゃべりしたり休憩したり、沢歩きを楽しみながら通過。もくもくと歩けば1時間程度(若者達)。 【滝攻略】 ●F1(830m) F1のほうがF5より難しいという意見も。左岸をトラバース気味→リッジを登ればOK。回り込むと支点を取れる立木がある。 ●F2(850m)はシャワー ●F3(870m)あまり覚えていないeasy ●F4(910m)左岸リッジがぬめって一番大変だった。草付きをエイやって越えなくちゃなんない。 ●F5(930m)ラバーがバチ効き。滝頭に足を突っ込むと足場あるから抜けれる。上の立ち木で支点を取れる。リスもある。 ※F5を抜けると巨石帯があり、大きな岩を乗り越えていかなくてはならないので注意。 ●F6(1100m)は左岸から上がるけれど岩が脆いので落石注意。 ●F7(1150m)白いルンゼを行く。 【上部ルーファイがキモ】 ●F7までツメルルートを取るなら、 1200m三ツ又は「真ん中」 1220m二又は「左」に行くと楽(右に行くとタイヘンらしい)。目にかかる笹はあるし中腰で歩くことになるけど藪漕ぎ不要の沢型となる。 |
その他周辺情報 | 滝観荘 ゆこたんの湯 |
写真
装備
個人装備 |
ラバーの沢靴
チェーンスパイク
いつもの沢装備
|
---|---|
共同装備 |
30m1本
50m1本
|
感想
去年大きな沢に入っていたので視点に余裕ができた。客観的に小さく感じた。水が少ないこともあり、完全に把握できた。
私は明るい歩き沢より、こうゆうゴルジュで暗く滝の多い沢が好きだ。
今回改めて調べてみると、田代沢からは左に入っていたりと色々ルートがある。私自身3回目だが、いづれもF7まで登り「1200m三ツ俣を真ん中・1220mを右(藪漕ぎなしルート)」でやってきているので、田代沢を左にツメ、千沼が原湿原に出るのをいつかやってみたいと思う。
千沼ケ原湿原も美しく、秋の夕暮れは池塘に宇宙が映っているように幻想的となる。そこから見た岩手山はいつもと違うシルエットで、非日常感たっぷり。。。
南白沢は濡れる沢なので秋向きではないと思うけれど、ネオプレインとか着れば大丈夫だし、日帰り沢だからチャレンジし易そう。
私の中では「南白沢に行けてから尿前本沢」というのが安全な沢のステップアップ・プログラムだと思うので、これからも南白沢にメンバーを連れていきたいと思っている。
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