【修行】空木岳とソースかつ丼と私(´・ω・`)【百名山】
- GPS
- 13:36
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,355m
- 下り
- 3,149m
コースタイム
- 山行
- 10:44
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 13:33
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
しらび平駅 千畳敷駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
各ポイント毎に標識あり 通過する場所の地名さえ押さえていれば迷うことはない |
その他周辺情報 | 夜9時を過ぎるとどこも開いていない |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
今回は久しぶりに田名山さんとの日帰り登山です。
田名山さんって誰やねん(笑)
とりあえず田名山さんが2件のプランを提示してきました。
実は私が個人的に前々から行ってみたくて登山計画を作っていた千畳敷~空木岳のコースを迷わず選択!
私の登山計画は1泊2日だったんですけどね(´・ω・`)
事前情報によるとコースタイムは13時間、距離は18km、1300mの上り、3100mの下りらしいです。
コースタイム通りで始発のバスに乗って休憩無しで20時ゴールか~
下りなら普段標準タイムより速いしなんとかなるやろ(´・ω・`)
安易にそう考えていた時期がありました(笑)
そして迎えた当日の朝!
朝の5時ごろから菅の台バスセンターのバス乗り場に行列が出来始めたのでとりあえず並ぶことにしました。
この日は平日にもかかわらず気がつくと後ろにものすごい行列が出来ていました。
始発のバスより5分(笑)も出発時間の早い臨時のバスに乗り込むことができました。
しかしロープウェイは通常運転(´・ω・`)
始発のロープウェイに乗りこみ予定通り無事千畳敷駅に到着しました。
青空の下の千畳敷カールと眼下に広がる雲海を見た時、本日の勝利を確信しました。
絶景を見てウッキウキのまま軽量化を済ませて本日の登山開始です。
まずは千畳敷から極楽平まで登っていきます。
(:.;゜;Д;゜;.:)ハァハァ
し、しんどい・・・
しんどいのは最初だけでここを乗り越えると極楽稜線歩きが待っているはず(インターネット調べ)
そして極楽平に到着しました。
東側と西側にそれぞれ広がる雲海!
東側には富士山!西側には御嶽山!を確認!
極楽平から少し進むと島田娘に到着!
島田娘ってなんやねん!
って思いながら景色を堪能しました(笑)
ちなみに島田娘とは中央アルプスの雪解け時に山肌に現れる模様らしいです。
知らんけど(´・ω・`)
景色を東西に分けるこれから進む予定の稜線!
稜線の先には本日の目的地である空木岳!
っていうか空木岳遠くね(´・ω・`)?
稜線の左右に広がる雲海!
本当に素晴らしい景色です!
来てよかった。
というわけで歩を進めていきます。
ゆるい傾斜、360度の絶景!
気持ちいい風!
そして所々に現れる岩場!
なんて楽しい登山なんだ!
そう思ってた時代もありました(笑)
連続するアップダウンは徐々に我々の体力を削っていきました。
楽しかったのは檜尾岳ぐらいまでかなあ?
この辺りからガスが出てきて視界が悪くなっていきます。
檜尾岳山頂から檜尾小屋を目視で確認することも出来ませんでした。
視界が悪くなってくると楽しさよりも辛さが勝ってきます。
特に熊沢岳!お前山頂どこやねん!
複数ある標識に苛立ちながら進みました(笑)
いっそのこと日帰りやめて木曽殿山荘に泊まろうかという考えまで出はじめてきていました。
途中、ライチョウの集団に出会ったのですがライチョウもハトも変わらんやんけ!とネガティヴシンキング(笑)
そしてなんとか木曽殿山荘に到着しました。
ここで冷たいコーラを・・・
ここでこの登山で1番ショッキングな出来事が発生!
なんと!木曽殿山荘ではコーラが売ってないんです!
誰か!オレに冷たいコーラを・・・
木曽殿山荘さんにお願いです。
コーラ置いてください!
お願いします!
時刻すでに13時、とりあえず遅めの昼食タイムです。
目の前に鎮座する空木岳!
疲労困憊状態であれを見るとここで泊まろうって思うよなあ~(笑)
予約してないけど泊まれるかなあ?
そんなことばかり考えていました。
昼食を終え、完全にお疲れモードの私に田名山さんが「ここで止まっててもしゃあない!少しずつでも前に進もう!」と声をかけてくれたのでここで一念発起!
本日のラスボス空木岳に挑むことにしました。
最後の登りは結構急で険しい岩場も多い場所でした。
基本的に岩山が好きな私にとっては楽しい場所でした。
もっと楽しむためにもっと体力をつけようとも思いました。
そして、空木岳山頂に到着!
やったー!
この達成感!
だから登山はやめられません。
写真を撮りしばらく景色を眺めたあと、眼下に見える駒峰ヒュッテに移動しました。
ここで念願のコーラにありつけました。
ありがとう!駒峰ヒュッテ(笑)
コーラを飲んで復活!
とまではいきませんでしたが少し元気が出ました。
あとは下るだけです!
しかし、本当の地獄はここからでした。
疲労困憊すでに疲れ切った足は、色んなところが痛いし、踏ん張れない、足が上がらない、変なところに力が入ると攣りそうという状態でした。
距離10km標高差2500mはなかなか大変でした。
普段なら何も考えずに歩いていけるような場所でも岩や木に捕まりながら慎重に越えていきました。
傾斜もゆるく歩きやすい道も多かったんですがとにかく長い!
途中、何度も残りの距離や標高を確認しましたが全然減りません。
辺りも真っ暗になり不安は募る一方です。
そして空木岳登山口(林道終点)に到着しました。
登山口=登山終了
というイメージですがここからスキー場を抜けるまでが1番しんどかったです。
そしてなんとか菅の台バスセンターに到着しました!
お疲れ様でした。
しかし、ここからが本当の地獄でした。
何回地獄出てくんねん(笑)
時刻は夜の9時!
登山後のお楽しみであるお風呂が開いてません(´;ω;`)
さらに駒ヶ根といえばソースかつ丼!
有名な明治亭をはじめどこも開いてません(´;ω;`)
仕方なく高速のサービスエリアで食べることにしました。
そして・・・
売り切れだと(; ・`ω・´)
仕方なく泣きながら山賊カレーを食べて帰りました。
地獄の登山は登山後のお楽しみも奪っていくのね(笑)
おしまい(^ω^)
今回は私の中で最も辛い登山となりましたが、終わってしまえば楽しい思い出!最も楽しい登山でもありました。
このコースに誘ってくれた田名山さんにお礼が言いたいです。
ありがとう!
そして今度は楽な山にしような(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する