五井山 登山八ヶ口 その4 清田・石山神社登山口 改2.4版
- GPS
- 02:17
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 418m
- 下り
- 404m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道23号線バイパス工事のため、ここへきて登山口の状態が全く変わってしまいました。最近の駐車可能状況は下にある「五井山登山八ヶ口」のページでできるだけ紹介するようにしていますのでそのリンクを辿ってご参照下さい。 ■2021/08/25現在の重要なお知らせ。 この記録の帰路の行程で利用している三河大天満宮参道階段は、現在中ほどの位置で複数の太い倒木が横たわってしまっています。通行にかなり困ります。雑草が伸び、木も横からはみ出しています。草や木は私ができる範囲で整備しては来ましたが、倒木が厄介で、この夏はギブアップです。どうしてもなら通れないことはありませんが、少しの危険も伴いますので避けた方が得策と思います。 ■登山口は蒲郡市清田町・石山神社。 アクセスは自動車を前提とします。細い路地を入らねばならず、あらかじめ地図で確認したいものですが、南北に走るオレンジロードを来て東へ曲がる方法が分かりやすいです。蒲郡インターより南の部分のオレンジロードです。国道23号線バイパスの蒲郡インターチェンジ出口信号(上大内東)から南へ600mほどの場所に信号付きの横断歩道があります。そのすぐ南を東へ曲がり、細い道を進みます。と、正面が石山神社で、山になっています。道は右へ逸れ、神社正面になります。石段を見て通り越し、すぐに左へ曲がり、神社の森の東の部分に沿って登ります。250mほど走るとその辺は神社の裏手で、その辺りが駐車場所となります。 ■大駐車場が使用不可に。 従来石山神社の裏手の高台に大きな駐車場があり、そこへ40〜50台駐車可とうたってきましたが、今はそこへ上がって行く道を含めて山が削られ、大駐車場はなくなってしまいました。また、大駐車場のほかに十字路の脇の空きスペースに車を止めることができましたが、そここそ全く地形が変わってしまっていて元の面影はありません。 今後も工事の進捗によって状況は変わると思われます。その時に応じて判断いたしましょう。 石山神社には瀟洒なトイレがあります。出発前に使わせていただくことができます。使わせていただくときは敬いをもち、施設を汚さないようマナーを守りましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
------------ 五井山 登山八ヶ口 ----------------------- 五井山は蒲郡市と豊川市(長沢町、御津町金野)の境にまたがり、標高454.2m、頂上から三河湾を見下ろす眺望絶佳の山です。またがる地区それぞれの麓から登る8箇所の登山口があります。 \凝墜重仍蓋 ▲レンジロード登山口 清田・旧県道登山口 だ凝帖石山神社登山口 ジ洌罅θ幡宮登山口 μ善院登山口 Ч餾籠重仍蓋 長沢谷登山口 五井山に登ろうとする方の一助として、8箇所すべての詳細な登山情報をヤマレコの山行記録として記事にしています。 また、その山行記録へのリンクと、五井山に関する他の情報が掲載されたページがポータルとして開設してありますのでご覧下さい。 http://www2.gol.com/users/tad/goisan/goisan.htm --------------------------------------------------------- 五井山 登山八ヶ口 その4 清田・石山神社登山口 1.0版 2015/9/19 第1回目山行 改2.0版 2015/10/8 第2回目山行:帰路三河大天満宮参道階段を降りる。 改2.1版 2016/07/1 三河大天満宮参道階段のアジサイの写真を追加 改2.2版 2017/8/24 国道23号線バイパス工事の写真他を追加 改2.3版 2018/10/20 国道23号線バイパス工事で登山口の状況一変 改2.4版 2021/08/24 バイパス工事の進展。天満宮階段の状況悪化 【往路】 登山口 - 山道登り口 - 鉄塔保全道分岐点 - 下の林道交わり - 上の林道交わり - 三河大天満宮奥之院 - 三河湾スカイライン(立体交差) - 西尾根取り付き - [尾根道] - 五井・八幡宮登山口合流点 - [尾根道] - 西尾根出入り口 - [林道] - 頂上 【復路】三河大天満宮奥之院から参道階段を降りる。 頂上 --- 三河大天満宮奥之院 - [参道階段] - 階段下 - [林道] - 上の林道交わり --- 登山口 ■五井山西尾根を綴る快適な尾根歩き 五井山には北尾根があってその延長が鉢地を経て桑谷、さらに遠望峰山へ連なる山脈となっています。もう一つ、それにも増して立派な西尾根があります。西尾根は蒲郡市の清田地区からスクラッチに立ち上がり、次第に高度を増して山頂に達しています。 この登山口はその西尾根を満喫する登山道です。西尾根はなだらかに上がっていますので尾根道はほぼ登り/平坦の繰り返し。気持ちよく鼻歌気分で山道を楽しめます。 ■コース前半は岩の露出多く慎重な足運びを。道案内は豊富。 登山口は蒲郡市清田町。地区の総神様石山神社を拠点とする登山口です。神社正面からだと駐車スペースも貧弱で余分な距離を費やしますので、大きい駐車場のある神社裏手一帯が登山口となります。 コースは林道が絡んでやや複雑なものの、道案内が随所に設置されており、それを確認しながら行けば問題はありません。ただし、コースの前半、スカイラインの上の稜線に上がってしまうまでの山道が岩の露出箇所が多く、滑りやすい所もあり、慎重な足運びが望まれます。滑った場合、場所によって急斜面へ転落の可能性があり、また岩場では転倒して骨折の危険性もあります。家族連れや足腰の弱った人には心配なコースです。 ■三河湾スカイラインをトンネルでくぐる。 登山口に車を置き出発。舗装道で、主に右側に民家が連なっています。すぐに分岐点があり、左へ行きます。おっと、生活道路としてはすごい急坂。ハーハーゼーゼー、途中一回は休まないと持たない。民家の人が笑っても。 登り切って突き当たったあと、左に行く訳ですが、このあたり道案内が充実していますのでその指示に従って下さい。右に回り込んで右にミカン園を見て左に登山道が始まります。ちょっと登って中電鉄塔周りで最近樹木の伐採が大規模に行なわれてメチャ明るくなりました。 さらに行って途中鉄塔保全道への分かれ道があります。登りは問題ないですが、下りではそちらへ紛れ込まないよう注意して下さい。この道は暫らく続いていて他の鉄塔へ行ったりできるのですが、最終的に道は消えていて下手すると迷ってしまいます。登山者には用なし道です。 下の林道交わりと上の林道交わりではいずれも左へずれて林道を横切ります。どちらも登り口にある林道の延長です。上の林道交わりから西尾根上の尾根道が始まります。この辺ずっと、道には岩が露出しています。怪我をしないよう、ゆっくりと慎重に歩を進めましょう。 スカイラインにぶつかる手前、三河大天満宮奥之院への案内があり、右に分かれ道がありますが社殿はすぐそこで、樹木の間から見えています。あと、スカイラインに沿ってちょっと歩いた後、トンネルでくぐります。 ■スカイラインから西尾根へ出て、尾根道を山頂へ 西尾根上の継続的トラッキングはスカイラインの切り通しで途切らされている形となっています。トンネルを出てから西尾根へ再度取り付くまで、無理して高度を上げる必要が出てしまっています。目の前まっすぐに伸びている道は非常に急な道です。泥土が露出、すぐにズルッと来そうで神経を使うこと大。でも、取り掛かってすぐ右へ行く道が分かれています。この道は右へ大きく巻いて尾根のもっと低い箇所へ取り付くようできていますので傾斜が緩やかです。そちらを通ることをお勧めします。逆に行くので知らないでしまう人が多いのではないかと思います。 あとは快適な尾根歩き。でも結構長く、フーフー、楽には頂上まで行かせてもらえないな、との思いを持つのは私だけでしょうか。以前このコースで出会った人も同意していました。途中「御岳眺望」があり、五井・八幡宮登山口合流点を過ごし、「西五井山」という場所も経て最後、西尾根出入り口にて林道へ出ます。そこは右へ。その場所の右にパラグライダー発着場があり、さらに進み通信塔跡地の金網を回り込んで山頂へ出ます。 ■帰路:三河大天満宮奥之院の階段を下る。 スカイラインのすぐ下に三河大天満宮の奥之院があります。里宮はどこでしょう。天満宮というと、天神様ですよね。天神様や天満宮というと、蒲郡には西の方に2箇所ほどありますがこことは関係はありません。ただし、社殿には祀っている人の一人であろう名前が出ていて、蒲郡の人のようです。どこかにひっそりと? この奥之院には参道があり、ずっと下の林道の脇に立派な石柱があって、そこから長い階段で社殿まで登って来ることができるようになっています。この階段がまた非常に急で、滅多にないぐらい。そこで、信者の方が設置されたのでしょう、太い信頼できるロープがずっと張り渡してあって、それを伝われば安全に登り下りできるようになっています。 帰路はこの奥之院を訪ね、階段を下って林道を歩き往路に合流する、という別のコースを取りました。三河湾スカイラインまで下山してトンネルをくぐり再び山道へ入ってすぐ、奥の院へ行く岐路があります。そこを入って神社の正面に行き、階段を下ります。踊り場があったあと、急な階段が始まります。ロープを伝わって安全に降りて下さい。階段には段の崩れかかった箇所もありますので注意して下さい。 第1回目の山行時からこの帰路を計画をしていたのですが、階段を下がろうとしたらあまりにも雑草がひどく、通行不能と判断して撤回しました。その後八幡宮登山口の撮影でここを下から登ったとき、悪いのは最上部だけと分かりましたので、ついでに私が鎌で伐採をし、他の部分もざっと整備し通行ができるようにしました。しかし、まだまだ雑草は多いです。 今回石山神社登山口の第2回目の山行をして最初の予定を貫きました。 涼しくなり次第に気付いてきたのは、西尾根は寒いということです。特に上の林道交わりから三河大天満宮奥之院までの稜線です。複数回通って感じるのは、この間はまず風の通り道だということ。今回の帰路はそこを通りません。参道は北風は当たらず暖かです。冬場はどうぞ。 下がり切った後は林道を右に取って下さい。暫らく歩くと「上の林道交わり」がやって来ます。そこを左に曲がれば往路と同じコースを逆にたどって登山口へ帰り着きます。 【西尾根究極ルート】 石山神社登山口は西尾根をたどりますが、「上の林道交わり」からということで、途中から尾根へ参入する形です。他方、清田町のオレンジロードの近辺にはこの尾根の大元の立ち上がり点があります。 西尾根を尽くす登山口がないか、と調べたところ、ありました! ルートは登山道と言っては語弊があります。所々消えかかった踏み跡というのが正確な言い方です。取り付いてしまえば尾根伝いなので踏破はできます。人の所有する山の道を勝手に案内してもいけないかもしれませんが、どうせ放ってあるし、どの登山道も同様です。 ロケーションとルートは写真を掲載していますのでご覧下さい。写真撮影地点を結ぶ線がルートです。登山口にあたる場所には巨木がそびえる広い駐車スペースがあります。ミカン園の入口を入り20m程過ぎ、杉の木の所を左へ曲がった正面が山です。山に入ってすぐ左と右に踏み跡が分かれますが、左にまっすぐに行くのが肝心です。 倒木がありますが何とか越えて進んで下さい。その直後右上斜めに踏み跡を登り、小さい谷場を越えてから正面が斜面になっていますので、右上方向へ登ります。行く手に西尾根筋が透けて見えます。尾根は最後頑張って小コブを持ち上げて終わっています。小コブの真正面は土木資材置き場で入れず、崖になっています。ルートは小コブのてっぺんには出ずに少し背後の首筋に出るようになっています。踏み跡ははっきりしませんが、尾根へ出ればOKです。 尾根へ出てからは徐々に高度を上げ、左側がミカン園の廃園で段になっている場面が続きます。一箇所やや左へシフトする場所があります。再度小コブがあって右側を巻いて通ります。だんだん道ははっきりしてきて、最後石山神社から延びている林道へ突き当たって出ます。ここを左へ。僅か歩くと林道長沢蒲郡線に合流します。その僅か上で再び右へ石山林道へ入ります。すぐに道案内があり、石山神社登山道に合流します。 |
その他周辺情報 | トイレはアクセスの欄に書いている通り石山神社にあります。登山道の途中にはありません。 なお、五井山の頂上付近にいて、ご婦人方でどうしてもという事態があれば、国坂峠登山口へ少し下った所にある仲仙寺奥之院へ行って下さい。整備されていてトイレがあり、蛇口もあり、ありがたいです。お参りするのも忘れずに。 ■立ち寄りスポット オレンジロード沿いには蒲郡オレンジパークがあります。また、蒲郡インター出口信号上にはえびせん工房一色屋があります。トンネルを越えて国道一号線との交差点には蒲サちくわの直売所があり、ここにもエビせんべいなどを売っています。これらみな国道一号線方面へ帰るときは都合のよい場所にあります。 |
写真
感想
■第1回目の感想 2015/9/19
前回五井山山頂にてキヤノンEOS20Dが故障して撮影ができなくなりました。調べたらレンズの故障。今は電子メカなのでこういうことがある。ないと広角撮影ができず困るので、今回の山行前にざっと調べて、結局同じレンズを買いました。元通り直りました。早速今回のレポート。空気が澄んだ日でいろいろな景色があって、活躍してくました。17〜85mmズームは山でもちょうどいい画角をカバーしてくれます。
■2回目の感想 2015/10/8 だいぶ涼しくなりました。
■改2.1版 2016/07/1 三河大天満宮参道階段脇のアジサイの写真を追加。
■改2.2版 2017/8/24 バイパス工事が登山口の所まで来ています。
三河大天満宮奥之院の参道階段を少しきれいにしました。今は全く放っておかれています。私がここで紹介している以上、何とか通れるようにしておきたいという気持ちがあります。「上の林道交わり」からスカイラインに上がる部分、メインのルートは岩の露出した難所です。ルートを変えてこの階段を通ればいつの間にか達しているという感じ、スムーズに行けます。
■改2.3版 2018/10/20 国道23号線バイパス工事で登山口の状況一変。
とうとう工事がここまで来ました。駐車可能状況が一変しました。ただし、登山道は従来通りです。
........とはいうものの、この稿を最初にアップした時と比べるとあちらこちら登山道に変化はあります。特に本年襲った複数の強力台風。このコースも数か所で倒木で邪魔されている箇所があります。まあ、皆が通れば徐々にまた良くなってくるのでは。
■改2.4版 2021/08/24 バイパス工事進展。三河大天満宮参道階段の倒木等による状態悪化のお知らせ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
今日下山で利用しました。
尾根を外さなければ下りれましたが、
ところどころにあるピンクリボンに救われました
コメントありがとうございます。
西尾根究極ルートは1年ぐらい私も通っていないのですが、通れましたね。台風が2つ来たので、荒れていたのではないかと思います。
またこの近くの山を訪れて下さい。
こんにちは。窓から毎日五井さんが見える、蒲郡北部小学校付近に住んでいますが、地元住民だからこそ歩いて登ったことが無かったのです。登ろうと思い立ち調べているとsubchas8 さんのだ凝帖石山神社登山口の記録にたどり着きました。急斜面に建つ同級生の家の前を通過して登山口に着き、看板に沿って無事山頂に立てました。
帰りは、天満宮の急階段を降りて下山出来ました。
記録には情報が多く、大変わかりやすかったです。ありがとうございました。
2018年4月28日
メッセージありがとうございます。お役に立ててうれしいです。
そうですね、地元の人だからこそ、逆に五井山に登っていなかったりしますね。どこから登るのか知らない人が多いと思います。
また機会があればいろいろな場所から登って下さい。
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