飯豊山1Day(御沢から往復)試練続きの百名山84座目
- GPS
- 10:22
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,142m
- 下り
- 2,142m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 10:24
天候 | 曇り→小雨→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車中泊の場合でもテント泊と同じく1,200円の使用料がかかります。前日19時到着時、真っ暗でしたが管理人さんがわざわざ車のところまで集金に来られました。 https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/31436.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇登山口〜地蔵山下分岐 急登が続く。下りは特に注意が必要。水場の水量は豊富でした。 〇地蔵山下分岐〜三国小屋 ここが核心部かもしれない。三国小屋直下の岩稜帯では滑落に注意!前日もここで事故がありヘリ救助されたそう。当方も下山時雨で岩が濡れ、ものすごく滑りとても怖かったです。 〇三国小屋〜山頂 岩場や段差の高いアップダウン上り下りが続く。風衝地では風速10メートル以上の風が吹いていた。悪天時は濃霧による道迷いにも注意が必要。 |
その他周辺情報 | 〇いいでの湯(日帰り入浴)500円 http://www.sobanosato.jp/spa/ |
写真
感想
平ヶ岳登山後、そのまま飯豊山御沢登山口へ移動し車中泊。御沢野営場の駐車場は車中泊の場合もテント泊と同じように1,200円かかるようで(すいません、知りませんでした)、到着時わざわざ管理人さんが集金に来られました。またその日、2件のヘリ救助案件があったそうでこんなの異常事態だとおっしゃっていました。
左足に不安を抱えている自分…絶対に人様に迷惑をかけないようにいつも以上に慎重に冷静に!その思いが強かったのか、疲れているにも関わらず全然眠れませんでした。
翌朝、体調はすこぶる悪く、足の状態も動いてみないとわからない感じ。途中撤退も視野に出発しました。
この日も湿度が高く、出だしからとても暑い!いつもの自分のリズムではありませんが、何とか地蔵山分岐まで到着し、いざ三国小屋へ。予想以上の岩稜帯で前日事故があったと聞いて納得できました。またこの辺から腹痛に襲われ、三国小屋到着後すぐにトイレに駆け込みました。普段山ではほとんどトイレには行かない私なのでこれもある意味試練です。
そこから山頂までは大きなアップダウンがいくつも続きます。途中からはガスに覆われ、先が見えなくなり、アップダウンを繰り返すうちにいよいよ左足に激痛が走りだします。そんな中でも何とか飯豊山山頂に到着。強風が吹く山頂には長居できず、また午後から雨予報になったので、即下山。切合小屋辺りから霧雨が降り出し、三国小屋辺りからは小雨に。急な岩稜帯の下山はとても滑りやすくて怖かったです。
そして地蔵山分岐からの下山。下山続きで左足の激痛はいよいよMAXになりますが、転倒にだけ注意しながら強行下山しました。ちょうどその頃、登山道右側の沢筋にヘリがホバリングし始め、「こちらは福島県防災ヘリです…」と要救助者に向けたアナウンスが。2日連続のヘリ出動となったようで、あとで野営場の管理人さんに聞くと、沢登りのパーティーだったようです。下山中の私もより緊張感が増しました。
その後、だましだましで何とか下山。野営場の管理人さんがわざわざ車のところまで来てくださって今日のヘリ救助のことなどお話ししてくださいました。
いろんな試練があった飯豊山。無事下山できて本当によかったです。
そして平ヶ岳翌日に飯豊山を計画したのはちょっと無理があったと反省しました。それとこの後西吾妻山に登る予定でしたが今回見送ることにしました。
山は逃げない!
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