快晴の剱岳と立山縦走4日間
- GPS
- 71:02
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,377m
- 下り
- 2,384m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 4:49
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 6:47
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:03
天候 | 9/20(日) 快晴 9/21(月) 晴れのち曇 9/22(火) 快晴 9/23(水) 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山駅周辺は無料の駐車場がいくつがありますが、シルバーウィークで駐車場は満車に近い状態でした。橋の所から公園に入った駐車場に何とか停められました。 立山駅までは徒歩800mの距離 ●立山駅からケーブルカーと高原バスで室堂へ 往復料金 【4310円】 乗車券は5日間有効 乗車券は早朝から販売開始なので早く乗りたい人は早めに並びましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●室堂ターミナルで登山届を提出 ◆室堂〜ミクリガ池〜雷鳥沢キャンプ場 登山道はキレイに整備されており何の問題もない ただし風向きによって地獄谷からガスが流れてくるので注意 今回、通過時にガスで何度もむせてしまう場面があった濡れタオルを口に当てると多少対処できる。 ◆雷鳥坂〜別山乗越(剱御前小舎) 特に問題はないが、個人的に今回一番きつかった ◆別山乗越〜剱沢キャンプ場 緩やかな坂を40分ほど下ればキャンプ場にたどり着く 特に問題はない 別山乗越から他に剱御前や剣山荘へ行くルートとの分岐でもある ◆剱沢キャンプ場〜剱沢小屋〜剣山荘 今回は早朝だったのでヘッデンを点けての出発となった、剱沢小屋の脇を少し下り大きな岩が積み重なってるので注意して進もう、30分弱で剣山荘に着く ◆剣山荘〜一服剱〜前剱 いよいよ本格的な登山道へ 前剱まではクサリが何箇所かあるが特に問題ない ◆前剱〜剱岳山頂 【前剱の門】:鉄製の橋を渡り、水平方向へクサリがあるが足場は意外ととフラットなので注意し て進めば問題ない 【平蔵の頭】:登りと下りで専用ルートがある、鉄のポールがある足と手の運びが重要、渋滞している場合は前の人がクサリの支点を通過するまで待ったほうが安全。 【カニのたてバイ】:約20m垂直に近い岩場だがクサリを頼りにしなくても意外と楽に登れます、落石に注意、たてバイを登ると水平にクサリがあり、そこを進みきれば終わりとなる。 【カニの横ばい】:まず4〜5mほど下ると横ばいの始まり、横ばいは最初の一歩が肝、足の置き場が見えないので一歩踏む出すのに勇気が居る、クサリを握り、左足を出したくなるがここは左足ではなく右足を出す、そうすると次の一歩が踏み出しやすくなる。これさえ乗り切ればあとはすんなり進める。クサリをしっかり握り水平移動すればOK 横バイを過ぎると長いハシゴが待ち受ける、ここも最初の一歩さえ注意すれば特に問題ないと思われる。 ◆剱沢キャンプ場〜別山〜富士ノ折立〜雄山〜室堂ターミナル 登山道は明瞭で特に問題なし、雄山から一ノ越まではガレ場なので石を落とさないように注意。 ●水場状況 室堂:水量豊富、冷たくて美味い 雷鳥沢キャンプ場:野営場管理所にあり、塩素処理済み 剱沢キャンプ場:野営場管理所前の水場は塩素処理済み、他の水場は生水なので飲む場合は煮沸したほうが安全 ●テント場 雷鳥沢キャンプ場:料金500円 剱沢キャンプ場:500円 |
その他周辺情報 | ●日帰り入浴 グリーンパーク吉峰 料金610円 入浴時間 午前10時〜午後9時(最終受付8時30分) 詳しくはこちら https://www.yoshimine.or.jp/ |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
食料4日分
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
フライパン
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 反省点、ロールペーパーが残りわずかだった サングラスを忘れてしまった。 |
感想
登山をやり始めてずっと憧れだった【岩と雪の殿堂 剱岳】についに登ってきました。
二年前に初めて見た剱岳はそれはもう圧巻でこんなの絶対登れる訳ないと思いました。
それからいろんな山に登り、順調に登山スキルは上がったと思います、そこでそろそろ剱岳にも挑戦できる力が整ったと思い、いざ挑戦と思い立った所でした。
噂のカニの縦バイ横バイは行く前は不安でしょうがなかったけど、実際に体験して見ると、案外登りやすくて拍子抜けと言った感じでした。それでも難易度的には槍ヶ岳の比ではなく危険ヶ所も多く、さすが剱岳、すんなりは登らせないなと感じました。
それでも特に躓く事もなく無事に剱岳登頂を果たすことが出来て良かったです。
天気も良く山頂からの眺めはそれはもう最高の眺望で大満足の景色を見ることが出来ました。
2日間、剱沢キャンプ場をベースにしての剱岳登頂でしたが、テント場は剱岳が目の前に見える抜群の眺めで大変快適なテン場でした。一つだけ不満はテントを張った場所の地面が斜めで寝ているとずるずると滑り落ちていってしまうことでしたが、他に張れるスペースもなくこれは仕方なかった所ですね。
3日目は立山三山縦走して来ました、二年前は室堂から雄山と大汝山をピストンだけでしたので今回は全山縦走してやると決めてました。天気はドピーカンで遠方まで見渡せました、ただ北アルプスの山の位置関係がわからず、あのピークがこれだ!と理解できないのが残念でした。稜線歩きはとても快適でどこまでも歩いていけそうな気がしました。
室堂まで下り、そのまま下山しても良かったのですが、どうしても雷鳥沢キャンプ場に泊まってみたくて帰るのは止めて雷鳥沢でもう一泊することにした、雷鳥沢のテン場は立山が目の前に見えるとても良いロケーションにあり、平坦で整地されていてとても快適なテン場です。近くにある雷鳥沢ヒュッテとロッジ立山連峰の日帰り温泉も使えるので登山の汗を流すことが出来ます。
深夜、外を様子を伺ってみると満天の星空が広がっていました。テントに中から長いこと星空観賞と撮影を楽しむことになりました。早朝には気温が下がりテントは霜で真っ白になっていました。撤収作業の時、手が悴んでひと労することになりました^^;
本当は8月に来る予定だった剱岳と立山ですが、4日間とも天気が良く、こんな日に連休が当たる奇跡的なシルバーウィークとなったことは結果的に良い結果になりました。
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