伊藤新道(新穂高out)
- GPS
- 22:10
- 距離
- 44.7km
- 登り
- 2,713m
- 下り
- 2,729m
コースタイム
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:42
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:09
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 10:13
天候 | Day1: 快晴 Day2:曇り~雨 Day3:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
松本駅→信濃大町 電車 信濃大町→登山口 タクシー |
その他周辺情報 | 荒神の湯 |
写真
感想
憧れの伊藤新道、5名パーティー(T野さん、S澤さん、Kさん、Tさん)で企画。
Day0-1
T野さんは金曜日のうちに新穂高ロープウェイ駐車場に向かい、駐車場を確保。Tさんと私は金曜夜に車で近くまで入り、荒神の湯駐車場で車中泊、翌朝T野さんを迎えに行く。T野さん、Tさん、私は松本駅前の駐車場に車を駐車し、電車で向かうKさん、S澤さんと合流。信濃大町駅から予約していたタクシーで七倉登山口へ。ここからはタクシーを乗り換えて高瀬ダムを目指す。天気は快晴、9月とはいえ夏日である。
高瀬ダムから湯俣まではほぼ平坦な道を3時間。おしゃべりをしながら軽快に進んだ。湯俣山荘で伊藤新道入山の手続きを済ませ、小屋の方から注意事項の説明を受ける。9月に入り水量がずいぶん減ったらしく、ガンダム岩や桟道は巻かなくても渡渉できるとのことだった。晴嵐荘は我々パーティーで1部屋を用意していただき、快適。我々以外にも伊藤新道目当ての登山客が多く、名古屋のガイドツアー(ガイド2名、参加者10名)という大パーティーもおり、ガイドツアーが催行されていることに驚き。夜の噴湯丘カレーは美味しく、翌日のアドベンチャーに向け早めの就寝。
Day2
伊藤新道当日。朝2時にザーっと雨の音がする。撤退も危ぶまれたが。その後小康状態となったため予定どおり5時前に出発。前日の湯俣山荘での案内の通り水は少ない。高巻く箇所はなく、数十回の渡渉を繰り返し進む。細く険しい峡谷の雰囲気は独特で、時折硫黄のにおいと煙が立ちあがる様は秘境感この上ない。午後から雨予報であったため、午前中のうちに脱渓できるようペースを気にしながら進んだ。
9時頃には第五吊り橋を超え脱渓し、急登ゾーンに差し掛かる。ここからは自分の得意分野なのでメンバーにペースを合わせてゆっくりと進んだ。登山道に整備はされているもののトラバースの崩落などがあり、なかなか気が抜けない。赤沢を超えたところで沢靴から登山靴に履き替えると、本格的に雨が降り始めた。
T野さんのペースが上がらず、雨でどんどん身体が冷えてきた。他メンバーは身体の冷えは気にならなかった様子だが、私は冷えによる体調不良に不安を感じたため、一人だけ先に小屋を目指すこととさせてもらった。結果、13時前に三俣山荘へ到着、急いで着替えてストーブの前で身体を温めていると、他メンバーは30分後に到着した。外はバケツをひっくり返したような大雨。小屋で暖まり疲れを癒した。前日晴嵐荘に宿泊していた12名ツアーの1名が負傷し小屋へ到着。翌日のニュースを見ると下山困難でヘリで救助されたようだった。
Day3
この日もメンバーとは別行動をさせてもらった。巻き道を使って最短ルートで下りたいというメンバーだったため、私は鷲羽岳を往復し、三俣蓮華と双六も山頂を踏んで大満喫ルートを選んだ。天気はよく眺望は最高!雷鳥さんファミリーにも遭遇。他メンバーとはワサビ平で合流し、下山。小池新道は以前来た時にも思ったが、魅力が少なくあまり楽しくない・・・(個人的感想)
伊藤新道、水が少なかった影響が大きいのだろうが、沢登としては滝登りもないし巻きもなくひたすらの渡渉(腰より下がほとんど)。景色は素晴らしかったが登山活動としてはそんなにエキサイティングには感じなかった。一度行けばいいかな。。。
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