小常木谷〜岩岳沢
- GPS
- 09:09
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,559m
- 下り
- 1,552m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
共同装備 |
30m
|
---|
感想
奥多摩の登攀系の沢では難しいとされる小常木谷にいってきた。
渋滞や車のトラブルなどで大分遅いスタート。時間かかる沢なので急ぐ。岩岳沢から早めに抜けるプラン。
核心の置草履の悪場までは結構歩く。小滝やカマなどあるがちょっと長く感じた。
まずは兆子滝。まっすぐに落ちる中々すごい滝だ。ガイドは左ルンゼ巻きだが、登れるようなのでアタック。ヌメりがすごいがスタンスはあり、残置も1つあり。カムは2か所くらい取れる。上部の突破がヌメりでフリクション得られずアングルハーケン1枚打ってA0突破。水流の方のガバ掴めないと厳しい。中々プレッシャー掛かる突破となった。
不動滝は右のルンゼ巻き。テラスから滝方向へ上がるが、細かい上に高度感あり落ちたらタダでは済まない高さ。ロープ出して登った。
核心の4m+14m。マッシーさん取り付くが、途中テンション掛けてた中間アンカーのスリング1本千切れ少々ズリ落ち結構メンタルダメージ。自分アタックとなったが被っており中々痺れる登攀になった。フレークの支点とかもろくなってそろそろ落ちるんでは?(次はココ突破したくない) ずっと水流オブザベしてたが、こちらの方がいけそうな雰囲気あった。(後で調べたら水流突破のレコもあった)
ネジレ滝は下段行けると思って左から取り付いたが、結構な高さのところで思い切ったムーブ必要。断念して巻いた。巻きは垂直に近いモンキークライムでワンミス厳禁
これで置草履の悪場終了。悪場の名の通り大変で相当時間を費やしてしまいほぼヘッデン残業確定。
岩岳沢からあがっていくが、この沢も一筋縄では行かない。地形図よりV字がきつく感じられCSも出てくる。そして何より斜度が強い。写真は暗くて撮ってないが、極めつけは1260m付近のドンづまりの絶壁。最初は行けるわけないと思い巻きを考えたが、近づくといけそうな気もして取り付いたが渋かった。ランニング5個くらい取って小さく左から巻いた。曇っていて深いゴルジュなので、とにかく暗くてメンタルにくる詰め上げとなった。岩岳沢はただの脱渓沢と考えると危険です。
下山はかなり踏まれた尾根なのでヘッデンでも危ない箇所はほぼなし。疲れた体には長い下りだったが無事終了。
奥多摩のゴルジュ沢は、今年海沢川もいったのでこれでだいぶ遡行できた。あとは火打石谷かな?
動画は「いずれ」アップしますw
久しぶりの沢登りで小常木谷へ。
登れる滝も多く充実した山行でした。
ありがとうございました.
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する