岩手山 幅広い年齢層に愛される岩手県民が誇るソウルマウンテン

2024年09月24日(火) [日帰り]

• GPS: 06:01
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,423m
• 下り: 1,424m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:53

6:46 スタート地点
6:50 6:50 岩手山馬返し登山口
6:59 6:59 改め所跡への分岐
7:09 7:10 0.5合目
7:23 7:23 一合目
7:29 7:30 豆腐岩
7:38 7:38 二合目
7:44 7:44 馬返しコース二.五合目
7:47 7:47 旧道二合五勺
7:55 8:02 旧道三合目
8:14 8:14 旧道四合目
8:33 8:38 旧道五合目
8:53 8:54 旧道六合目
9:13 9:13 七合目
9:20 9:26 八合目避難小屋
9:32 9:32 八合五勺の石碑
9:36 9:36 不動平避難小屋
9:44 9:45 岩手山火口丘南斜面のY字路
10:02 10:02 焼走り分岐
10:06 10:24 岩手山
10:42 10:43 岩手山火口丘南斜面のY字路
10:47 10:48 御花畑コースへの分岐
11:10 11:11 八合目避難小屋
11:16 11:16 七合目
11:26 11:27 旧道六合目
11:38 11:38 旧道五合目
11:40 11:41 駒鳥清水
11:50 11:50 旧道四合目
11:59 12:00 旧道三合目
12:06 12:06 旧道二合五勺
12:10 12:10 二合目
12:14 12:14 豆腐岩
12:26 12:27 0.5合目
12:34 12:34 改め所跡への分岐
12:43 12:45 岩手山馬返し登山口
12:47 ゴール地点

天候

快晴のち雲が出てくるものの晴れ基調。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

6時30分過ぎの到着で、第一駐車場で6割ぐらい埋まっていた。
最終的にも、第一駐車場の収容数に収まっているぐらいの車の台数。

コース状況／危険箇所等

主に旧道を使って登り降りしたが、危険箇所は無いものの急坂は有る。ザレている場所では、小石と一緒にズルッといかないように注意する必要がある。粘土質の土の上も、下りで滑ってしまうおそれがある。

その他周辺情報

ホテルパシフィック盛岡
盛岡市中心部のビジネスホテル。平置きの駐車場が30台弱と広く、それを上回る場合でも近所の提携駐車場に停めることができる。宿泊料金＋駐車場料金というシステム。標準的な部屋は狭いものの、その分料金がリーズナブルになる。繁華街にも近く、便利な場所にある。このホテルから、毎日、岩手山・早池峰山などにマイカーで通うスタイルとした。

写真

9/24 6:45

駐車場から見上げる朝の岩手山外輪山

9/24 6:46

第一駐車場の様子
だいたい6割方埋まっている感じ。下山後に確認しましたが、皆さん第一駐車場に停められたみたいです。

9/24 6:46

駐車場脇の登山口

9/24 6:47

駐車場そばのトイレ

9/24 6:49

こんこんと湧き出る鬼又清水
飲んで冷たく、靴も洗えます。コップとたわしが備えてあります。

9/24 6:50

本当の登山口。登山届けの箱が有ります。
登山道に入るとガラッと雰囲気が変わります。

9/24 7:05

登り始めの様子

9/24 7:10

0.5合目広場。
なかなか合目が進まない。

9/24 7:14

白い綺麗なお花

9/24 7:23

1合目広場。ベンチも有ります。
山頂まで4.2キロ。

9/24 7:23

ここまで、1.5キロ歩きました。

9/24 7:27

ずっと続く木の階段

9/24 7:29

豆腐岩
こういった説明看板が随所にあって、非常に熱心に整備されているのが分かります。

9/24 7:34

紅葉の走り

9/24 7:37

雲海に浮かぶ早池峰山

9/24 7:43

2.5合目。旧道と新道の分岐があります。旧道を登ります。

9/24 7:48

急坂

9/24 7:49

溶岩が流れて固まった所が、登山道になっています。

9/24 8:13

岩岩だらけの登り。4合目付近、1250メートル辺り。

9/24 8:15

左上の月に向かって登ります。
見えている所が稜線ではありません。まだまだ序の口です。

9/24 8:34

ようやく5合目。結構歩いたのにまだ5合目とは…

9/24 8:48

ザレた赤い土の上をジグザグに登ります。6合目辺り。

9/24 8:54

結構な斜度ですよね。

9/24 8:59

赤い実その1

9/24 9:12

残り2.1キロから、また樹林帯に入ります。

9/24 9:13

7合目ですね。

9/24 9:13

岩手山の外輪山がよく見えてきました。

9/24 9:15

写真撮影に好適な岩場

9/24 9:19

赤い実その2

9/24 9:21

八合目避難小屋。
小屋前にはたくさんのベンチがあって、多くの方が休憩しています。
売店のおじさんが、外に品物を並べて座っているのが分かります。

9/24 9:20

避難小屋に付随するトイレ。協力金は100円です。とても綺麗でした。

9/24 9:25

御成清水。
じゃんじゃん出ています。ここまで水を3キロ担いできましたが、速攻で2キロ近く捨てました。この時期にこの勢いの水量ですから、凍らない限り水は補給できることを計算に入れられると思います。板が朝の冷え込みでシャーベット状に白くなっていますが、流れ続けていれば凍らないと思います。

9/24 9:35

不動平避難小屋と鬼ヶ城方向

9/24 9:37

不動平は三叉路です。岩手山山頂は右に向かいます。左は鬼ヶ城の稜線歩き方向。

9/24 9:37

鬼が住んでいそうな大岩ですね。

9/24 9:37

奇岩を擁する山。奥にかけて縦走路です。

9/24 9:38

岩手山山頂への道

9/24 9:45

ジグザグに登って行きます。

9/24 9:50

外輪山の稜線に着きました♪

9/24 9:51

外輪山から見た岩手山山頂方向

9/24 9:51

岩手山山頂アップ。人が見えます。

9/24 9:52

左回りで山頂に向かいます。この辺りから強風にさらされます。

9/24 9:56

だんだんと真っ直ぐに。

9/24 10:03

山頂まで最後の登り

9/24 10:18

岩手山山頂標識、2038メートル。

9/24 10:11

三角点

9/24 10:07

岩手山山頂から見る早池峰山

9/24 10:14

岩手山山頂から見る右は鳥海山、左は月山方向。小さくて月山が分かりにくい。

9/24 10:07

鳥海山アップ
格好良い山です。

9/24 10:06

岩手山山頂から見る森吉山。日本二百名山。花の百名山。

9/24 10:14

右は森吉山と左下は御苗代湖

9/24 10:15

真ん中の平な山々は八幡平

9/24 10:14

岩手山山頂から見る岩木山

9/24 10:17

パノラマ写真。左から早池峰山、真ん中は鳥海山、右の三角な山は森吉山、八幡平、岩木山。

9/24 10:08

火口跡と外輪山

9/24 10:19

外輪山を左回りで巡ります。

9/24 10:28

東側の外輪山から見た岩手山山頂。随分赤いですね。

9/24 10:34

自衛隊の岩手山演習場。射撃演習の音が響き渡ります。最初、花火か、はたまた噴火かと思ったズシンと重い音。

9/24 10:39

荒涼とした景色

9/24 10:40

外輪山から下山開始です。

9/24 11:04

避難小屋の前で休憩をとりました。風も無く、穏やかな幸せなひととき。

9/24 11:11

避難小屋を後にして下山します。水が豊富で、行きも帰りもがぶ飲みしました。

9/24 11:37

旧道の急坂

9/24 12:04

溶岩跡は、足が引っかけ易いです。

9/24 12:42

登山口付近にあった看板。
どんな文章にするか、なかなか難しいものですね。注意って言われても…

9/24 12:49

第一駐車場から見上げる下山後の岩手山外輪山

9/24 13:18

別角度から見上げる岩手山。この方向からだと、山頂が右上に見えています。

9/24 13:27

また別の角度から見上げる岩手山

9/24 13:48

八幡平から岩手山を望む。
長い稜線を持つ、いつもとは違った印象の山容。

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max Apple

感想

hirocroc

岩手山の登山日は、快晴に恵まれました。平日にも関わらず、様々な年代層の方々が登っていましたが、ほかの山とは異なり特に20代と見受けられる方が多かったのが強く印象に残りました。大変人気の山だと思います。快晴になるのを待ちわびて、平日でも都合をなんとかつけて登ってきたくなりますものね。

岩手県の真ん中で、盛岡市からもよく見える岩手山。岩手県民のソウルマウンテンと言えるのではないでしょうか。新幹線や東北本線で盛岡駅付近を通過する時は、私であっても思わず見上げて探してしまいます。

岩手山は、見上げる方向によって様々に形を変えます。盛岡市側からの形が有名ですが、八幡平から見た形は、写真を載せておきましたが長大な稜線を持っています。ということは、いろいろな登山ルートを擁しているとも言え、何度も楽しめる山ですね。NHKの百名山の番組でも、鬼ヶ城や花畑を取り上げていたと思います。

登り易い良い山だと思います。危険箇所も無く、特に見事なのは八合目避難小屋です。水が豊富で、ベンチがたくさん有り、日向ぼっこをしながら食事や休憩をできる天国のような場所だと思いました。ずっと居たくなるような素晴らしい場所です。

岩手山山頂は、大展望が得られます。特に、早池峰山、鳥海山、森吉山、八幡平、岩木山の眺望が見事です。山頂の周りの外輪山と火口跡も荒涼とした景色で迫力があります。山体膨張の兆しがあるものの噴火警戒レベルが1のままでしたので登ることができましたが、7月頃から警戒レベル2に引き上げられるおそれがありましたので、戦々恐々としていました。このまま、収まってくれることを願います。